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本編(別視点)
サラ視点
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こんにちは。皆さん。
私の名前はサラと申します。
え?今までの犯人は私だって?
そうですね。私です。
隣国で噂を広め、噂を事実にする為事件と起こし、極限までルイスを貶めたのは私です。
貴族の中でアイリーンが非処女っていう噂を流し、彼女のお父様をオルコット子爵に彼女を送るように仕向けて、最後に娼婦の店に向かう途中で彼女が乗ってる馬車を崖から落としたのは私です。
____________________
え?なんでこんな事をするかって?
なんで酷い事をするかって?
だって彼らはシルヴィア様を傷つけたんだもの。
あの美しく心が綺麗なシルヴィア様。
彼女は幸せになるべきお方。
それなのに彼らは…
私は許せなかったのです^^
だから復讐しました。
____________________
なんでこんな事が出来るかって?
実は私、隣国にある帝国の皇女なんです。
まぁ王女って言っても5番目なんですけどね…
あまり期待されてない立場ですね。
まぁ私はとっては好都合!
だってシルヴィア様の元に居られるのですから!
だからお父様にお願いして、私は身分を隠して、シルヴィア様の侍女になりました。
幸せだったわ…
それはさておき…
私は一応第五皇女だ。
ちょっとだけだけど権力はある。
だからあの臆病チェリーボーイの場合。
人を雇って噂を広めた。
誰がこんな噂を信じるかって思うだろう…
だが、わざわざ危ないかもしれない橋を渡るだろうか?
皆、賭けないで降りるだろう…
でもこれじゃ足りない。
噂を信じないで、自分で見たのしか信じない人だって居る…
シルヴィア様のように…
だから噂は本当だとでっちあげなくてはならない…
だから私はあの宿屋を雇った。
どんな手を使っていいから、噂を真実にしろと…
幸い借金で困ってた宿屋なので、了承してくれた。
宿屋の娘の行動は想定外だったが…
噂がでっちあげた真実になった頃、私が色んな国に行く商業の人を雇った。
そして噂が事実だと広ませた…
商売は信頼の元で出来てるからね。
信頼出来ない奴は雇わない…
彼が出来る仕事が日雇いの仕事ぐらいだろう…
まぁ彼が極限まで落ちるのは時間の問題だろう…
次はあの自己中わがまま自称プリンセスの場合。
まず彼女が非処女っていう噂を流した。
貴族社会はまだ古い考え方を持ってる。
だから非処女だと貰い手が居なくなる…
まぁただの噂だけど、彼女の学園の行動を見て、みんな前々から疑ってたみたい。
この噂を聞いて納得した方が多いのかもしれないね…
あ、そーそ!
彼女のお母様、自称愛されクイーンの浮気証拠を送ったのは私。
だって彼女のお父様はいい意味で鈍感、悪い意味で馬鹿。
仕事ばっかで、家族の事をちゃんと見てなかったみたい…
まぁこれで彼女の味方が居なくなるって訳だ。
彼女とオルコット子爵との縁談を仕向けたのは私。
オルコット子爵はまぁ見た目はあれだが、ズル賢い。
彼は人形をコレクションしてて、嫌がる女の子を調教するのが大好きな人だ。
彼女にピッタリな場所じゃないか!
彼女は性格はあれだが、顔は悪くない。
お互い利があってる。
きっと現実を味わう…
だが、まだ足りない…
彼女があのチェリーボーイと浮気しようと思わなければ、こんな事は起きなかったのだ。
そう、シルヴィア様が悲しまなくて住んだのだ…
だから彼女がオルコット子爵に捨てられるのを待った。
まぁあんな環境に住んでたら、精神的に参って早く老けるだろう…
そしてやっとその日が来た。
私は彼女をあの自称クイーンと同じ娼婦の店に送るよう仕向けた。
まぁそんな甘くないけどね…
だから私は彼女の馬車を崖から落ちさせるようにした。
本当は私が御者になるもんじゃない…
だけど、彼女の最期が見たかったんだもん…
どんな反応するかゾクゾクするんだもん…
まぁ反省してるかは知らないけど、自分はお姫様じゃないって事ぐらいは分かっただろう…
____________________
なんでシルヴィア様を思って行動してるかって?
だって彼女は私の救世主なんだもん…
実は私、前世の記憶があるんだ。
私の家族は古い考え方を持ってて、いつも「勉強しろ」と言われ、お洒落も友達を出かける事すら出来ずにいた。
そのせいで学校でいじめられた。
親に言っても「弱い私が悪い」って言われ、何もしてくれない。
学校に行きたくないのに、学校に行けと家から追い出させるし、ズル休みして家に帰ったら怒鳴られるし…
逃げ出そうとしても、そんな環境に生まれた為臆病で親に従う事しか出来ない子になっていた。
進路も自由が無かった。
私の家は医者の家系だ。
お母さんは看護師で、お父さんは医者だ。
だから必然的に私が看護師になる様言われた。
私は必死に勉強して看護師になったが、職場でもいじめられた。
そんな辛い日々を過ごしてた時、私は天使と出会った。
それは前世のシルヴィア様だ。
彼女は生まれた時から持ち病で、病院の中で過ごしている。
私は彼女の担当になったのだ。
彼女の反応はいつも可愛らしくて癒されていた。
私が他の看護師にいじめられ悲しんでた時、彼女は心配して慰めてくれた。
小さい頃から誰も心配された事が無く、生きてきたので、私は嬉しかった。
1人の人として見てくれた感じがして…
私の方が年上なのに、情けないって思うのに、彼女の周りは居心地が良くいつの間に私の生きる希望になった。
私は私なりに恩返ししようと思い色んな小説を紹介した。
元々小説を読むのが趣味だった。
唯一許された一つの趣味である…
本当は私は小説家を目指したかった。
だけど、親はそんな事許してくれなかった。
まぁ諦めたよね…
それはさておき。
彼女は私が紹介した小説を気にってくれた。
そして彼女と小説の話をするのは日常に欠かせないひとときになっていった…
しかしある日、彼女の容態が悪化し、そのまま天国に旅立った…
私は悲しんだ。
私も生きる希望が無くなった事に悲しんだが…
1番は彼女の夢が叶えられなかった事だ。
自由に友達や恋人を作る夢を…
だから私は来世の彼女が今度こそ丈夫な体で、自由に生きれる世界に生きる事を願った。
私は生きる希望を失ったが、私は丈夫な体を持って生まれてきた。
私はもしかして恵まれてるのかもしれない。
だから私は彼女の分まで生きよう。
そう誓った。
数ヶ月後
同僚の看護師に仕事を押し付けられ、残業の帰り。
私は疲れと寝不足でちょっと足元がふらふらしてた。
必死に帰ろうと体を動かせるように頑張った。
その事を気に取られて、私はちゃんと前を見てなかったのだろう。
いつの間にか横断歩道が赤になってて、横からトラックが来てたのだ。
そして私はそのまま事故ったのだ。
私は倒れながら考えてた。
私は死ぬのかな…
もし来世があるなら彼女と同じ世界で生まれたい…
今度は私が彼女を幸せにするんだ…
そう思いながら私は目を閉じ、あの世へ行った。
そしてなんとシルヴィア様と同じ世界で生まれる事ができ、彼女と巡り逢い、今に至る。
正直、残酷過ぎって思うかもしれない。
でも私は許せない…
私はシルヴィア様の為ならなんだってする。
悪の手だって染まってみせる。
シルヴィア様の害になる物は私が徹底的に潰す。
私が地獄に堕ちても構わない。
だって私の生きる希望が幸せなら、私は幸せなのだから…
*サラは確かにやり過ぎですが、サラはサラなりに理由があったのだ…
*ダーク過ぎましたね笑笑
私の名前はサラと申します。
え?今までの犯人は私だって?
そうですね。私です。
隣国で噂を広め、噂を事実にする為事件と起こし、極限までルイスを貶めたのは私です。
貴族の中でアイリーンが非処女っていう噂を流し、彼女のお父様をオルコット子爵に彼女を送るように仕向けて、最後に娼婦の店に向かう途中で彼女が乗ってる馬車を崖から落としたのは私です。
____________________
え?なんでこんな事をするかって?
なんで酷い事をするかって?
だって彼らはシルヴィア様を傷つけたんだもの。
あの美しく心が綺麗なシルヴィア様。
彼女は幸せになるべきお方。
それなのに彼らは…
私は許せなかったのです^^
だから復讐しました。
____________________
なんでこんな事が出来るかって?
実は私、隣国にある帝国の皇女なんです。
まぁ王女って言っても5番目なんですけどね…
あまり期待されてない立場ですね。
まぁ私はとっては好都合!
だってシルヴィア様の元に居られるのですから!
だからお父様にお願いして、私は身分を隠して、シルヴィア様の侍女になりました。
幸せだったわ…
それはさておき…
私は一応第五皇女だ。
ちょっとだけだけど権力はある。
だからあの臆病チェリーボーイの場合。
人を雇って噂を広めた。
誰がこんな噂を信じるかって思うだろう…
だが、わざわざ危ないかもしれない橋を渡るだろうか?
皆、賭けないで降りるだろう…
でもこれじゃ足りない。
噂を信じないで、自分で見たのしか信じない人だって居る…
シルヴィア様のように…
だから噂は本当だとでっちあげなくてはならない…
だから私はあの宿屋を雇った。
どんな手を使っていいから、噂を真実にしろと…
幸い借金で困ってた宿屋なので、了承してくれた。
宿屋の娘の行動は想定外だったが…
噂がでっちあげた真実になった頃、私が色んな国に行く商業の人を雇った。
そして噂が事実だと広ませた…
商売は信頼の元で出来てるからね。
信頼出来ない奴は雇わない…
彼が出来る仕事が日雇いの仕事ぐらいだろう…
まぁ彼が極限まで落ちるのは時間の問題だろう…
次はあの自己中わがまま自称プリンセスの場合。
まず彼女が非処女っていう噂を流した。
貴族社会はまだ古い考え方を持ってる。
だから非処女だと貰い手が居なくなる…
まぁただの噂だけど、彼女の学園の行動を見て、みんな前々から疑ってたみたい。
この噂を聞いて納得した方が多いのかもしれないね…
あ、そーそ!
彼女のお母様、自称愛されクイーンの浮気証拠を送ったのは私。
だって彼女のお父様はいい意味で鈍感、悪い意味で馬鹿。
仕事ばっかで、家族の事をちゃんと見てなかったみたい…
まぁこれで彼女の味方が居なくなるって訳だ。
彼女とオルコット子爵との縁談を仕向けたのは私。
オルコット子爵はまぁ見た目はあれだが、ズル賢い。
彼は人形をコレクションしてて、嫌がる女の子を調教するのが大好きな人だ。
彼女にピッタリな場所じゃないか!
彼女は性格はあれだが、顔は悪くない。
お互い利があってる。
きっと現実を味わう…
だが、まだ足りない…
彼女があのチェリーボーイと浮気しようと思わなければ、こんな事は起きなかったのだ。
そう、シルヴィア様が悲しまなくて住んだのだ…
だから彼女がオルコット子爵に捨てられるのを待った。
まぁあんな環境に住んでたら、精神的に参って早く老けるだろう…
そしてやっとその日が来た。
私は彼女をあの自称クイーンと同じ娼婦の店に送るよう仕向けた。
まぁそんな甘くないけどね…
だから私は彼女の馬車を崖から落ちさせるようにした。
本当は私が御者になるもんじゃない…
だけど、彼女の最期が見たかったんだもん…
どんな反応するかゾクゾクするんだもん…
まぁ反省してるかは知らないけど、自分はお姫様じゃないって事ぐらいは分かっただろう…
____________________
なんでシルヴィア様を思って行動してるかって?
だって彼女は私の救世主なんだもん…
実は私、前世の記憶があるんだ。
私の家族は古い考え方を持ってて、いつも「勉強しろ」と言われ、お洒落も友達を出かける事すら出来ずにいた。
そのせいで学校でいじめられた。
親に言っても「弱い私が悪い」って言われ、何もしてくれない。
学校に行きたくないのに、学校に行けと家から追い出させるし、ズル休みして家に帰ったら怒鳴られるし…
逃げ出そうとしても、そんな環境に生まれた為臆病で親に従う事しか出来ない子になっていた。
進路も自由が無かった。
私の家は医者の家系だ。
お母さんは看護師で、お父さんは医者だ。
だから必然的に私が看護師になる様言われた。
私は必死に勉強して看護師になったが、職場でもいじめられた。
そんな辛い日々を過ごしてた時、私は天使と出会った。
それは前世のシルヴィア様だ。
彼女は生まれた時から持ち病で、病院の中で過ごしている。
私は彼女の担当になったのだ。
彼女の反応はいつも可愛らしくて癒されていた。
私が他の看護師にいじめられ悲しんでた時、彼女は心配して慰めてくれた。
小さい頃から誰も心配された事が無く、生きてきたので、私は嬉しかった。
1人の人として見てくれた感じがして…
私の方が年上なのに、情けないって思うのに、彼女の周りは居心地が良くいつの間に私の生きる希望になった。
私は私なりに恩返ししようと思い色んな小説を紹介した。
元々小説を読むのが趣味だった。
唯一許された一つの趣味である…
本当は私は小説家を目指したかった。
だけど、親はそんな事許してくれなかった。
まぁ諦めたよね…
それはさておき。
彼女は私が紹介した小説を気にってくれた。
そして彼女と小説の話をするのは日常に欠かせないひとときになっていった…
しかしある日、彼女の容態が悪化し、そのまま天国に旅立った…
私は悲しんだ。
私も生きる希望が無くなった事に悲しんだが…
1番は彼女の夢が叶えられなかった事だ。
自由に友達や恋人を作る夢を…
だから私は来世の彼女が今度こそ丈夫な体で、自由に生きれる世界に生きる事を願った。
私は生きる希望を失ったが、私は丈夫な体を持って生まれてきた。
私はもしかして恵まれてるのかもしれない。
だから私は彼女の分まで生きよう。
そう誓った。
数ヶ月後
同僚の看護師に仕事を押し付けられ、残業の帰り。
私は疲れと寝不足でちょっと足元がふらふらしてた。
必死に帰ろうと体を動かせるように頑張った。
その事を気に取られて、私はちゃんと前を見てなかったのだろう。
いつの間にか横断歩道が赤になってて、横からトラックが来てたのだ。
そして私はそのまま事故ったのだ。
私は倒れながら考えてた。
私は死ぬのかな…
もし来世があるなら彼女と同じ世界で生まれたい…
今度は私が彼女を幸せにするんだ…
そう思いながら私は目を閉じ、あの世へ行った。
そしてなんとシルヴィア様と同じ世界で生まれる事ができ、彼女と巡り逢い、今に至る。
正直、残酷過ぎって思うかもしれない。
でも私は許せない…
私はシルヴィア様の為ならなんだってする。
悪の手だって染まってみせる。
シルヴィア様の害になる物は私が徹底的に潰す。
私が地獄に堕ちても構わない。
だって私の生きる希望が幸せなら、私は幸せなのだから…
*サラは確かにやり過ぎですが、サラはサラなりに理由があったのだ…
*ダーク過ぎましたね笑笑
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