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第一章 誘惑

96話

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 「・・・はぁ。分かったそれで本当に最後だからな」
 
 俺は大きなため息をついて、晩御飯を食べると事を承諾した。
 それに対して、喜ぶ緩奈と、ありえないと言わんばかりの表情になる娘。
 
 「ありえないんだけど。父さん。正気?もしかして。助けに来たの余計だった?」
 
 ありえない言われた。
 娘がそう思うのも無理がないだろうと思う。

 「そんなことない。助けに来てくれて助かった」

 「じゃあ、なんで。まだ、緩奈さんと一緒に居ようとするのよ」
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