妻子持ち、JKの彼女が出来ました。

ステルススター

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第一章 誘惑

41話

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 「どれにしようかなぁ~」

 週末の土曜日。
 私は来週のデートの為の服を買いに、少し大きめのデパートに来ていた。
 
 「・・・・ちょっと、派手すぎるかなぁ。でも、地味すぎるのも駄目だし」
 
 どんな服装が卓也さんをさせることが出来るのかを頭を悩ませる事、既に服屋さんに一時間以上滞在していた。
 ここまで、必死になるのは仕方ない。
 だって、来週のデートは、卓也さんと約束の三回目になる。つまり、デートの最後に卓也さんとの繋がりを担っている、あの写真を消さないといけない。

 なんとしても、来週のデートで・・・。

 意思を固めつつ、やっとの思いで服を決めて、次は下着売り場へ向かう。
   *    *    *    *
 本当に偶然である。
 あの時。行為をしている最中に見た少女が俺が働いている店に来たのだ。
 休みの日に、探し出そうと思っていたが、かなりの好都合。
 更に、今日は開店から働いていた為、もう少しで退勤時間。
 俺は退勤時間になり次第、少女の後を追いかけた。 
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