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第三章 許婚
-part46-腹黒
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私。ほったらかしにされた?
誰もいない部屋で一人で唖然としていた。
* * * *
帰宅後。教室で祐翔に言い寄られ襲われかけたと、晴人に伝えた。
想像では私の身を心配してくれた後、祐翔を責め立て二度と会わなくなる、だった。
が、現実は全然違うものになってしまった。
話を聞き終えると、晴人は慌てて家を飛び出した。
・・・もしかして、祐翔を問い詰めに?ってそんな訳ないか。
自分に都合がいい事を考えてみるが、違うだろうと自分自身で否定する。
* * * *
なんで、私を選んでくれないのだろう。
晴人の事を想って、化粧や男に好かれる性格。他の人より何倍も努力した。
婚約を結ぶのだって、どれほど大変だった事か。
なのに、晴人は私を選ばなかった。
私は、負けたのだ。
「なんでなのよ!!!!!」
部屋に誰もいないというのに声を荒げて言う。
「・・・二度と晴人に顔が合わせれないようにしてやる!!」
誰もいない部屋で一人で唖然としていた。
* * * *
帰宅後。教室で祐翔に言い寄られ襲われかけたと、晴人に伝えた。
想像では私の身を心配してくれた後、祐翔を責め立て二度と会わなくなる、だった。
が、現実は全然違うものになってしまった。
話を聞き終えると、晴人は慌てて家を飛び出した。
・・・もしかして、祐翔を問い詰めに?ってそんな訳ないか。
自分に都合がいい事を考えてみるが、違うだろうと自分自身で否定する。
* * * *
なんで、私を選んでくれないのだろう。
晴人の事を想って、化粧や男に好かれる性格。他の人より何倍も努力した。
婚約を結ぶのだって、どれほど大変だった事か。
なのに、晴人は私を選ばなかった。
私は、負けたのだ。
「なんでなのよ!!!!!」
部屋に誰もいないというのに声を荒げて言う。
「・・・二度と晴人に顔が合わせれないようにしてやる!!」
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