俺の彼女がグレた。「だから、俺はお前の彼女でも女でもねぇから!」

ステルススター

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第二章 恋のライバル

-part22-デートは三人でするものではない

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 「席順。おかしくない?」

 思わず、ツッコミを入れてしまった。
 昼食を食べて、映画館に来た。
 
 「どうしたんだよ。祐翔」

 「いや、何でお前も付いてきてるんだよ!」

 「やっぱり、迷惑だったか?」

 「そんなことないです」

 芽里さん。あんた、俺の彼女だよな。なんで晴人の味方をするんだよ。
 それに、映画を見る為に席に座ったが、席順は俺→晴人→芽里さん。俺と芽里さんの間に晴人がいる。
 これはデートのはずだ。ただでさえ、晴人が一緒に来るのはおかしいのにその上。

 「私、この映画の公開を楽しみにしていたんです」

 「そうなんだ」
 
 芽里さんは楽しそうに晴人に話しかけている。
 この状況、おかしいだろ。
 おかしいとは、思いつつも映画が始まり、それ以上、俺は何も言わなかった。
 そして、映画が終わり、本当なら夕食に行く予定だったが、その予定をなしにして、家に帰る事にした。
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