10 / 36
二、謎解きは蔵人とともに
(五)
しおりを挟む
「エンショクハンノウ?」
オレの言葉に、雅顕がオウム返し。
「そうですよ。あの気球に入っていた松ぼっくり。あれが青だの緑だのいろんな光を発したのは、炎色反応の結果です」
宴の松原で飛ばされていた人魂もどき、熱気球。
その作りはとても簡単、簡素。
行灯型に作られた木枠に紙を貼って、熱気球の形を作る。熱気球は温められた空気が上昇する原理を使って空に飛ばす。
なので長時間飛ばしたかったら、中に皿に置いた燃焼剤を入れて、底面だけ紙を貼らないでおく。そうすれば、燃焼する空気が無くなることなく、燃焼剤が燃え尽きるまで空を飛ぶことが出来る。
ってことで、そのからくりを説明。
翌朝早く、承香殿の東の廂、その先にある庭にて熱気球とその中身を再現。
松ぼっくりを持ってきてくれたのは忠高。次にあんなもんに出くわすなんてことは、ない……と思うけど、それでもまた気絶しないように仕組みを覚えておいた方がいい。
東の廂で実演するのは、ここが人気のない場所だからではなく、彩子の強い要望によって。宴の松原の件を雅顕が話したらしく、速攻で「見たい!!」とせがまれた。普通はさ、「人魂など恐ろしい」って倒れたりするもんじゃねえの? 彩子らしいっちゃあ彩子らしいけど。
そして気球を作ったのはオレ。
材料は、修理職大夫に掛け合って準備をさせた雅顕からのご提供。あくまで「準備させた」。「準備した」のではないのが、コイツの生まれの特権。(なんか悔しい)
承香殿の庭先で披露するのだからと、ちゃんと水も桶に汲んで用意した。とにかく用心、火の用心。火を使う実験には万全を期さなくては。
「これが燃えるの? 兄さま」
用意している間、彩子が手の中の松ぼっくりを凝視する。松ぼっくり自体は彩子にも珍しいものじゃないが、それがどう燃えるのかまでは知らないようだ。
「松ぼっくりは、いい薪代わりになるんだよ」
松脂が混じっていると、その分、火のつきが良くなる。そして、なるべく松かさの開いた、乾いてるやつを使う。
「オレのいた里では、ハマグリを焼くのにも使ってた。長く火で炙りたいハマグリにはこれが最適なんだ」
「ふぅん。そうなんだ」
あくまで実験なのだから、ハマグリを焼くときみたいに、一箇所に集めて置いたりしない。等間隔に並べて地面に置く。
「まあ、見てろよ」
松ぼっくりに火をつける。当然だけど、赤い炎が上がる。
「ここに、これをかけると――」
ボウッと炎が大きくなり――
「色が変わったわ!!」
彩子が身を乗り出す。御簾内からでは見えないからと廂まで出てきている。一応、扇で顔は隠しているけど。おーい。扇、忘れてるぞぉ。
「かけたのは銅の粉。他にも、ほら」
懐から出した、紙の包み。銅。塩。鉛。石灰。それぞれ緑、青、青、濃い赤と色が変わっていった。
「他にも色の変わる物はあるけど、今手に入るのはとりあえずこれだけ。松ぼっくりを使ったのは、おそらくこれの表面積が大きく、粉をたくさんまぶすことができるからだと思う」
松ぼっくりは長く燃え続けるだけではなく、その表面積が広いので、たくさん粉をまぶせる利点がある。そして、熱気球に乗せるにはとても軽く扱いやすい。
「粉をかけることで炎の色が変わる。これが〝炎色反応〟。あとは、熱された空気が天に昇りたがる性質を使って閉じ込めれば――」
作った気球の中に燃える松ぼっくりを入れる。
「浮かび上がった!!」
目を真ん丸にして、空を見上げる彩子。彩子だけじゃない。忠高も雅顕も、その熱気球の行方を見つめる。
「松ぼっくりが燃え尽きたら、自然と落ちてきますが。火勢が弱まったりしたら、それだけ飛ぶ力も減りますから、風に流されたりして人魂っぽく見えるでしょうね」
火勢が弱まるのを待ってるわけにはいかないので、ヨッと軽く飛んで熱気球を捕まえる。
これにて実証実験終了。
「なるほど」
雅顕が頷いた。
「ではあれは、人魂ではなく、これだったのだな」
「はい。誰が仕掛けたかまではわかりませんが」
肝試しに宴の松原に出かけたことを知ってるヤツが仕掛けたのか。にしても――。
「成海はこのような仕掛け、よく知っていたな」
「え? あ、えーっと。尾張の知恵です。尾張には、そういう知恵があるんです」
ウソです。
「それにしても誰が仕掛けたんでしょうねえ」
話を逸らす。
「中将どのが宴の松原に出かけるって、ご存知だったのはどなたなのですか?」
知っていたから、雅顕を驚かそうとして飛ばしたんだと思うんだけど。
「あの話を知っていたのは……そうだね、主上と、兵部卿の宮、権中納言、それと右近少将だよ」
「右近少将……さま?」
ってあの藤壷の女御の兄で、今関白さまのご嫡男?
他の参加者より、妙に引っかかった。
「それがどうかしたか?」
「いえ、なんでもありません」
フワッとした、第六感みたいな引っかかりだから説明がしにくい。
「それより、これで宴の松原に怨霊なんていないって証明できたじゃないですか。中将どのが〝勇ある者〟ってなったわけですし」
あのあと、ちゃっかり武徳殿の柱を削ぎ削ぎしてきた雅顕。〝勇ある者〟として、帝を始め、そこに居た公達から感嘆の声が上がったそうな。もちろん帝からはバッチリお褒めいただいたそう。
「ああ、成海のおかげで、かの女君とも上手くいきそうだ」
え? へ? 女君?
肝試し成功!! じゃなくって?
「彼女は、武士のように強い男が好ましいのだそうだよ」
それって、「あのような恐ろしい場に行かれて、その上怨霊を倒してくるなど、なんて勇ましく強いお方なのかしら。ス、テ、キ♡」みたいな展開になるってことか?
コイツ、帝が提案した肝試しに乗じて、ちゃっかり自分の恋を押し進めたってことか?
目を真ん丸にするオレと、顔色一つ変えない忠高を置いて、笑いながら悠然と去っていく雅顕。
――ってちょっと待て。
「兄さまのバカ!!」
「あいたっ!!」
スコーンッと飛んできた松ぼっくり。彩子が手にしていたやつ。それがオレのでこに直撃。
プンスカと怒って御簾の中に戻っていった彩子。
あーあ。
あれ、当分は口をきいてくれなさそうだなあ。
雅顕と藤壷の女房の仲が進展しそうなことが気に食わないんだろうけど。
そういうのは、オレじゃなくて雅顕に言ってくれ。
なんでオレが松ぼっくりをくらわなきゃいけないんだよ。
徹夜の肝試し。眠いの我慢して、わざわざ気球まで作ってナゾを解明してやったのに。スッゲー理不尽。こんなことなら、ナゾは謎のまま放置して、とっとと寝ればよかった。ファ~ア。あー、ねむ。
オレの言葉に、雅顕がオウム返し。
「そうですよ。あの気球に入っていた松ぼっくり。あれが青だの緑だのいろんな光を発したのは、炎色反応の結果です」
宴の松原で飛ばされていた人魂もどき、熱気球。
その作りはとても簡単、簡素。
行灯型に作られた木枠に紙を貼って、熱気球の形を作る。熱気球は温められた空気が上昇する原理を使って空に飛ばす。
なので長時間飛ばしたかったら、中に皿に置いた燃焼剤を入れて、底面だけ紙を貼らないでおく。そうすれば、燃焼する空気が無くなることなく、燃焼剤が燃え尽きるまで空を飛ぶことが出来る。
ってことで、そのからくりを説明。
翌朝早く、承香殿の東の廂、その先にある庭にて熱気球とその中身を再現。
松ぼっくりを持ってきてくれたのは忠高。次にあんなもんに出くわすなんてことは、ない……と思うけど、それでもまた気絶しないように仕組みを覚えておいた方がいい。
東の廂で実演するのは、ここが人気のない場所だからではなく、彩子の強い要望によって。宴の松原の件を雅顕が話したらしく、速攻で「見たい!!」とせがまれた。普通はさ、「人魂など恐ろしい」って倒れたりするもんじゃねえの? 彩子らしいっちゃあ彩子らしいけど。
そして気球を作ったのはオレ。
材料は、修理職大夫に掛け合って準備をさせた雅顕からのご提供。あくまで「準備させた」。「準備した」のではないのが、コイツの生まれの特権。(なんか悔しい)
承香殿の庭先で披露するのだからと、ちゃんと水も桶に汲んで用意した。とにかく用心、火の用心。火を使う実験には万全を期さなくては。
「これが燃えるの? 兄さま」
用意している間、彩子が手の中の松ぼっくりを凝視する。松ぼっくり自体は彩子にも珍しいものじゃないが、それがどう燃えるのかまでは知らないようだ。
「松ぼっくりは、いい薪代わりになるんだよ」
松脂が混じっていると、その分、火のつきが良くなる。そして、なるべく松かさの開いた、乾いてるやつを使う。
「オレのいた里では、ハマグリを焼くのにも使ってた。長く火で炙りたいハマグリにはこれが最適なんだ」
「ふぅん。そうなんだ」
あくまで実験なのだから、ハマグリを焼くときみたいに、一箇所に集めて置いたりしない。等間隔に並べて地面に置く。
「まあ、見てろよ」
松ぼっくりに火をつける。当然だけど、赤い炎が上がる。
「ここに、これをかけると――」
ボウッと炎が大きくなり――
「色が変わったわ!!」
彩子が身を乗り出す。御簾内からでは見えないからと廂まで出てきている。一応、扇で顔は隠しているけど。おーい。扇、忘れてるぞぉ。
「かけたのは銅の粉。他にも、ほら」
懐から出した、紙の包み。銅。塩。鉛。石灰。それぞれ緑、青、青、濃い赤と色が変わっていった。
「他にも色の変わる物はあるけど、今手に入るのはとりあえずこれだけ。松ぼっくりを使ったのは、おそらくこれの表面積が大きく、粉をたくさんまぶすことができるからだと思う」
松ぼっくりは長く燃え続けるだけではなく、その表面積が広いので、たくさん粉をまぶせる利点がある。そして、熱気球に乗せるにはとても軽く扱いやすい。
「粉をかけることで炎の色が変わる。これが〝炎色反応〟。あとは、熱された空気が天に昇りたがる性質を使って閉じ込めれば――」
作った気球の中に燃える松ぼっくりを入れる。
「浮かび上がった!!」
目を真ん丸にして、空を見上げる彩子。彩子だけじゃない。忠高も雅顕も、その熱気球の行方を見つめる。
「松ぼっくりが燃え尽きたら、自然と落ちてきますが。火勢が弱まったりしたら、それだけ飛ぶ力も減りますから、風に流されたりして人魂っぽく見えるでしょうね」
火勢が弱まるのを待ってるわけにはいかないので、ヨッと軽く飛んで熱気球を捕まえる。
これにて実証実験終了。
「なるほど」
雅顕が頷いた。
「ではあれは、人魂ではなく、これだったのだな」
「はい。誰が仕掛けたかまではわかりませんが」
肝試しに宴の松原に出かけたことを知ってるヤツが仕掛けたのか。にしても――。
「成海はこのような仕掛け、よく知っていたな」
「え? あ、えーっと。尾張の知恵です。尾張には、そういう知恵があるんです」
ウソです。
「それにしても誰が仕掛けたんでしょうねえ」
話を逸らす。
「中将どのが宴の松原に出かけるって、ご存知だったのはどなたなのですか?」
知っていたから、雅顕を驚かそうとして飛ばしたんだと思うんだけど。
「あの話を知っていたのは……そうだね、主上と、兵部卿の宮、権中納言、それと右近少将だよ」
「右近少将……さま?」
ってあの藤壷の女御の兄で、今関白さまのご嫡男?
他の参加者より、妙に引っかかった。
「それがどうかしたか?」
「いえ、なんでもありません」
フワッとした、第六感みたいな引っかかりだから説明がしにくい。
「それより、これで宴の松原に怨霊なんていないって証明できたじゃないですか。中将どのが〝勇ある者〟ってなったわけですし」
あのあと、ちゃっかり武徳殿の柱を削ぎ削ぎしてきた雅顕。〝勇ある者〟として、帝を始め、そこに居た公達から感嘆の声が上がったそうな。もちろん帝からはバッチリお褒めいただいたそう。
「ああ、成海のおかげで、かの女君とも上手くいきそうだ」
え? へ? 女君?
肝試し成功!! じゃなくって?
「彼女は、武士のように強い男が好ましいのだそうだよ」
それって、「あのような恐ろしい場に行かれて、その上怨霊を倒してくるなど、なんて勇ましく強いお方なのかしら。ス、テ、キ♡」みたいな展開になるってことか?
コイツ、帝が提案した肝試しに乗じて、ちゃっかり自分の恋を押し進めたってことか?
目を真ん丸にするオレと、顔色一つ変えない忠高を置いて、笑いながら悠然と去っていく雅顕。
――ってちょっと待て。
「兄さまのバカ!!」
「あいたっ!!」
スコーンッと飛んできた松ぼっくり。彩子が手にしていたやつ。それがオレのでこに直撃。
プンスカと怒って御簾の中に戻っていった彩子。
あーあ。
あれ、当分は口をきいてくれなさそうだなあ。
雅顕と藤壷の女房の仲が進展しそうなことが気に食わないんだろうけど。
そういうのは、オレじゃなくて雅顕に言ってくれ。
なんでオレが松ぼっくりをくらわなきゃいけないんだよ。
徹夜の肝試し。眠いの我慢して、わざわざ気球まで作ってナゾを解明してやったのに。スッゲー理不尽。こんなことなら、ナゾは謎のまま放置して、とっとと寝ればよかった。ファ~ア。あー、ねむ。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる