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18.花言葉
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「少し、召し上がりませんか?」
「ありがとうございます、マーサさん」
彼女が用意してくれたスープをやんわりと断る。
「いつまでもそんな調子では。お身体にさわりますよ」
「ええ。でも食欲がないの。ごめんなさい」
せっかくの食事。その気づかいを考えると本当に申し訳ないけど、食べ物が喉を通るとは思えなかった。
彼が飛び出して行って数日。
奥さまは追いかけるように都に行かれたけど、私の心は晴れなかった。
どれだけ事情を話したとしても、きっと彼は許してくれないだろう。
どういう事情であれ、騙したことに違いはなく、弄んだと思われても仕方のないことだ。
彼に嫌われるのも、もう二度と会えないのも。
生まれて初めての恋だった。
初めて男の人を好きになった。
そして、おそらく二度目はない。もうきっと誰も、彼のように身分差を乗り越えて愛してはくれないだろう。
「あら」
ガラガラと馬車の音が聞こえ、マーサさんが窓辺に近づく。
「奥さまがお帰りなのかしら」
急いで彼女が部屋から出ていく。
後に残るのは、冷めかけたスープと、夜着のままの私。
(奥さまがお帰りになったら、お暇をいただこう)
いつまでも恩にすがっていてはいけない。私のせいで、奥さまとキースさまが不仲になるのもよくない。
自分で新しい勤め先を捜そう。
そんなことを考えながらベッドから降りる。何も食べていない身体は少しふらつくけれど、立てないほどではなかった。
椅子にかけられてたショールを羽織る。今いるのは女性用の客間。奥さまにここにとどめ置かれたけど、ちゃんとお話しをするなら、着替えておいた方がいい。
私が手をかけるよりも早く、扉が開く。
「――――――っ!!」
一瞬の隙をつくように滑り込んできた人物が、後ろ手に扉をガチャリと閉めた。
「……キース……さま」
奥さまが帰って来たのではないの? どうして彼がここに?
驚きと戸惑いと。
喜びと慄きと。
そのすべてがない交ぜになって、言葉を失う。
「この間はすまなかった」
苦し気に、真剣な声が彼からこぼれる。
「いきなり怒ってしまって。きみの話も聞かずに一方的に……」
「いえ、悪いのは私のほうです。もっと早くに本当のことを話せばよかったのに」
そうすれば、彼を傷つけることもなかった。
「……きみのことは、すべて大伯母上とジョンソンから聞いた。子爵令嬢だったこと。大伯母上に押し切られて夜会に参加したこと。そして、きみの父上が我が家にとって大恩ある人だということも」
「キースさま」
「きみの父上が尽力してくれたおかげで、今の僕がある。そのことにどれだけ礼を言ってもきりがないが……」
言葉を区切られた。
真っすぐな瞳が私を捕らえる。
「今、言いたいのはそのことじゃない。――レイティア」
彼が、スッと私の前に膝をついた。
「レイティア・アシュリー。僕と結婚してくれないか」
「キースさまっ!」
「恩人の娘だからじゃない。令嬢だからでもない。メイドだからでもない。僕は、レイティア、きみという存在を、きみのすべてを愛しているんだ」
手を取られ、下から見上げられれば、それだけで目が熱く潤む。
望んでた言葉、望んでいた場面。
ずっとこんな風に言われたいと、求められたいと思っていた。
できれば彼に。あの雷の日に、優しく抱きしめてくれた彼に。
「は……い……」
声が震える。YESと答えるのが精一杯だった。
「レイティアッ!」
立ち上がった彼に腕を引かれ、抱き寄せられる。
「夢……みたいだ」
その存在を確かめるかのように、何度も抱きしめ直される。
「私も……です。こんな日が来ると思ってもみなかった」
彼に抱擁されるなど、夢でしか起こりえないと思っていた。
「レイティア」
間近に見えた彼の灰紫色の瞳に私が映る。
令嬢でもメイドでもない。ただのレイティア。
「僕は愚か者だな。愛しいきみがこんなに近くにいたのに気づかなかったなんて」
「キースさま」
「これからは、見失ったりしない。僕が愛してるのはきみだけだ。レイティア」
私を抱く腕に力がこもる。
その想いに応えようと、私も彼の背中に手を回す。
これから。
どんな困難が待ち受けていようと、彼がいてくれるのなら、何も怖くない。
* * * *
腕のなか、タップリと乳を飲んだ我が子が幸せそうに眠る。
栗色の柔らかい髪は、私譲り。つぶらな灰紫色の瞳は、彼譲り。
いいえ。奥さま譲りかしら。
女の子だった初子には、感謝もこめて「シャーロット」と名づけた。
シャーロットは奥さまの名前。
奥さまは、あれから少し持ち直されたものの、私たちの結婚を見届けてしばらく。安らかに天国へと旅立って行かれた。
「私の大切な末娘を頼んだわよ、キース」
イタズラっぽく笑って、そうおっしゃってくださった奥さま。今頃は天国で亡き旦那さまと仲睦まじくしていらっしゃるのかもしれない。後を追うように亡くなったジョンソンに、お茶を淹れてもらいながら。
「レイティア」
部屋に入ってきた夫の呼びかけに、シッと口に指をあててみせる。
私の腕のなか、眠ったばかりの娘に気づいたのか、彼はそっと、足音を立てずにこちらへ近づいてきた。
シャーロットを抱いたまま、彼と並んでソファーに腰かける。
肩に回された彼の手は大きく、温かい。
その手は以前と変わらないのに、とても力強く、私や家族を護ってくれている。なにがあっても揺らぐことのない、男の人になった。
護るものが出来ると、人は強くなるのだろうか。
彼のように、私のように。
コツンと彼の肩口に頭を寄せる。
フワリと漂う、ラベンダーの香り。彼は、ずっとラベンダーの香りを好んでくれていた。私の香りだと言って、肌身離さず持っていてくれる。
ラベンダーの花言葉は、献身的な愛。
彼の誠実な愛と、私の想いと。
その二つに包まれて眠る娘が、幸せそうにほほを緩めた。
「ありがとうございます、マーサさん」
彼女が用意してくれたスープをやんわりと断る。
「いつまでもそんな調子では。お身体にさわりますよ」
「ええ。でも食欲がないの。ごめんなさい」
せっかくの食事。その気づかいを考えると本当に申し訳ないけど、食べ物が喉を通るとは思えなかった。
彼が飛び出して行って数日。
奥さまは追いかけるように都に行かれたけど、私の心は晴れなかった。
どれだけ事情を話したとしても、きっと彼は許してくれないだろう。
どういう事情であれ、騙したことに違いはなく、弄んだと思われても仕方のないことだ。
彼に嫌われるのも、もう二度と会えないのも。
生まれて初めての恋だった。
初めて男の人を好きになった。
そして、おそらく二度目はない。もうきっと誰も、彼のように身分差を乗り越えて愛してはくれないだろう。
「あら」
ガラガラと馬車の音が聞こえ、マーサさんが窓辺に近づく。
「奥さまがお帰りなのかしら」
急いで彼女が部屋から出ていく。
後に残るのは、冷めかけたスープと、夜着のままの私。
(奥さまがお帰りになったら、お暇をいただこう)
いつまでも恩にすがっていてはいけない。私のせいで、奥さまとキースさまが不仲になるのもよくない。
自分で新しい勤め先を捜そう。
そんなことを考えながらベッドから降りる。何も食べていない身体は少しふらつくけれど、立てないほどではなかった。
椅子にかけられてたショールを羽織る。今いるのは女性用の客間。奥さまにここにとどめ置かれたけど、ちゃんとお話しをするなら、着替えておいた方がいい。
私が手をかけるよりも早く、扉が開く。
「――――――っ!!」
一瞬の隙をつくように滑り込んできた人物が、後ろ手に扉をガチャリと閉めた。
「……キース……さま」
奥さまが帰って来たのではないの? どうして彼がここに?
驚きと戸惑いと。
喜びと慄きと。
そのすべてがない交ぜになって、言葉を失う。
「この間はすまなかった」
苦し気に、真剣な声が彼からこぼれる。
「いきなり怒ってしまって。きみの話も聞かずに一方的に……」
「いえ、悪いのは私のほうです。もっと早くに本当のことを話せばよかったのに」
そうすれば、彼を傷つけることもなかった。
「……きみのことは、すべて大伯母上とジョンソンから聞いた。子爵令嬢だったこと。大伯母上に押し切られて夜会に参加したこと。そして、きみの父上が我が家にとって大恩ある人だということも」
「キースさま」
「きみの父上が尽力してくれたおかげで、今の僕がある。そのことにどれだけ礼を言ってもきりがないが……」
言葉を区切られた。
真っすぐな瞳が私を捕らえる。
「今、言いたいのはそのことじゃない。――レイティア」
彼が、スッと私の前に膝をついた。
「レイティア・アシュリー。僕と結婚してくれないか」
「キースさまっ!」
「恩人の娘だからじゃない。令嬢だからでもない。メイドだからでもない。僕は、レイティア、きみという存在を、きみのすべてを愛しているんだ」
手を取られ、下から見上げられれば、それだけで目が熱く潤む。
望んでた言葉、望んでいた場面。
ずっとこんな風に言われたいと、求められたいと思っていた。
できれば彼に。あの雷の日に、優しく抱きしめてくれた彼に。
「は……い……」
声が震える。YESと答えるのが精一杯だった。
「レイティアッ!」
立ち上がった彼に腕を引かれ、抱き寄せられる。
「夢……みたいだ」
その存在を確かめるかのように、何度も抱きしめ直される。
「私も……です。こんな日が来ると思ってもみなかった」
彼に抱擁されるなど、夢でしか起こりえないと思っていた。
「レイティア」
間近に見えた彼の灰紫色の瞳に私が映る。
令嬢でもメイドでもない。ただのレイティア。
「僕は愚か者だな。愛しいきみがこんなに近くにいたのに気づかなかったなんて」
「キースさま」
「これからは、見失ったりしない。僕が愛してるのはきみだけだ。レイティア」
私を抱く腕に力がこもる。
その想いに応えようと、私も彼の背中に手を回す。
これから。
どんな困難が待ち受けていようと、彼がいてくれるのなら、何も怖くない。
* * * *
腕のなか、タップリと乳を飲んだ我が子が幸せそうに眠る。
栗色の柔らかい髪は、私譲り。つぶらな灰紫色の瞳は、彼譲り。
いいえ。奥さま譲りかしら。
女の子だった初子には、感謝もこめて「シャーロット」と名づけた。
シャーロットは奥さまの名前。
奥さまは、あれから少し持ち直されたものの、私たちの結婚を見届けてしばらく。安らかに天国へと旅立って行かれた。
「私の大切な末娘を頼んだわよ、キース」
イタズラっぽく笑って、そうおっしゃってくださった奥さま。今頃は天国で亡き旦那さまと仲睦まじくしていらっしゃるのかもしれない。後を追うように亡くなったジョンソンに、お茶を淹れてもらいながら。
「レイティア」
部屋に入ってきた夫の呼びかけに、シッと口に指をあててみせる。
私の腕のなか、眠ったばかりの娘に気づいたのか、彼はそっと、足音を立てずにこちらへ近づいてきた。
シャーロットを抱いたまま、彼と並んでソファーに腰かける。
肩に回された彼の手は大きく、温かい。
その手は以前と変わらないのに、とても力強く、私や家族を護ってくれている。なにがあっても揺らぐことのない、男の人になった。
護るものが出来ると、人は強くなるのだろうか。
彼のように、私のように。
コツンと彼の肩口に頭を寄せる。
フワリと漂う、ラベンダーの香り。彼は、ずっとラベンダーの香りを好んでくれていた。私の香りだと言って、肌身離さず持っていてくれる。
ラベンダーの花言葉は、献身的な愛。
彼の誠実な愛と、私の想いと。
その二つに包まれて眠る娘が、幸せそうにほほを緩めた。
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