23 / 27
第23話 幸せを抱きしめて。 ♡ (王妃の視点)
しおりを挟む
「それは……まことか!?」
陛下の言葉に、頷いてみせる。
「まことでございますわ。今日、産婆にも確認いたしました。今、三月目だそうです」
まだ、膨らんでもいないお腹をさすってみせる。
「春になれば、ややが産まれますわ」
食欲がわかない、気分が悪い。月のものが遅れている。
夏の終わり、最初は慣れない異国での暮らしと暑さで、疲れが出たのだと思っていた。子は欲しかったけれど、なかなかデキなかったので、それらの症状をつわりだと思わなかったのだ。
「マリアローザ……」
寝台に腰かけたまま、陛下に抱き寄せられた。
「元気な子を産んでくれ」
「ええ、陛下」
顔を上げ、陛下を見つめてほほ笑めば、ついばむように口づけられた。
抱き寄せた腕が、そっとお腹に触れるように回される。
「女の子がいいな」
「えっ?」
「お前に似た、かわいらしい姫。かわいらしくって、利発な女の子がよい」
陛下の大きな温かい手が、お腹を包む。
その手に、そっと自分の手を重ねた。
「わたくしは、陛下によく似た男の子がいいわ。りりしくて、賢く優しい王子。アナタの跡継ぎとして、立派な自慢の息子が欲しいの」
知らない国に嫁ぎ、何も知らなかった私に愛を教え、受け入れてくれた陛下のような頼りがいのある男の子。そんな子なら、きっとこの先、陛下の跡を継いでも、この国を立派に治めてくれるに違いない。
この国の未来のためにも、王子が欲しい。
「そうか。じゃあ、最初はお前によく似た容姿の、賢い王子ってことにしておこうか」
性別なんてわからない。お腹に宿っていると言われてもピンとこないほど、まだ小さいというのに。
「そして、二番目の子は、お前に似たかわいい女の子だ。それならいいだろう。ああ、なんなら双子でもいいぞ。オレたちの願いをともに叶えるんだ」
「まあ……」
姫が欲しいというところは譲らないのね。思わず、クスクスと声を上げて笑ってしまう。
「笑ったな」
ニッと陛下も笑い、再び口づけられる。
「だが、惜しいな。とうぶんの間はおあずけか」
「あ……」
せっかく、最近はたくさん愛してもらえるようになったのに。子がデキてしまった以上、そういうことは慎んだほうがいいと、陛下は判断したようだけど。
「陛下……、その、夜のことですが……」
ちょっと自分から切り出すのは、少し恥ずかしい。
「優しく、深く繋がらなければ大丈夫だと……。その、産婆から聞いております」
負担のないように、深くは繋がれない。お腹が張ってきたり、痛み、出血があるようなら控えなければいけないが、そうでなければ、問題なく繋がれる。
日中、診察に訪れた産婆は、そう言っていた。それに、妊娠したからと相手にしなければ、男の方が欲求不満となって、浮気することもあるとも話していた。
陛下を他の女になんて盗られたくない。愛するのなら、わたくしだけを愛してほしい。
嫁いできたときは思いもしなかった、ワガママすぎる独占欲を隠しながら伝える。
「いいのか?」
「ええ。わたくしも、陛下に愛されたいです」
顔が熱い。まともに陛下の顔が見れなくて、彼の胸のあたりに視線を落とす。子がデキるようなことをしておいて、今さらとは思うけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「マリア……」
ゆっくりと寝台に倒され、口づけを交わしながら夜着を脱がされる。
耳からうなじ、首筋へと陛下の唇がたどっていく。その間にも、手は熱を帯び始めた花芽をいじり始める。
「あ、んんっ、陛下……。あまり、その……」
刺激しすぎると子宮が収縮する。
「ああ、すまない」
戸惑った陛下の手が離れる。
「今日は、わたくしが陛下を気持ちよくして差し上げますわ」
以前、オルガから聞いた、陰茎の愛し方。今までにもやったことはあるけれど、今日は、もっとやってさし上げたい。
寝台に座る陛下の脚の間に顔を近づけ、そそり立った陰茎に手を添える。
「うっ……」
軽く握っただけで、陛下の呻き声がこぼれた。
感じてるのだわ。
そのことに気をよくして、舌先で、尖端を舐める。尖端だけじゃない、その下のくびれ、ザラッとした筋、睾丸。そのすべてをツツッとなぞり上げる。
「マリア……、入れてくれないか」
上体を大きく反らし、手で身体を支えながら陛下がおっしゃった。
「ええ、たくさん愛しますわね」
唇をすぼめ、その愛おしい肉茎を口に入れる。口に入れてからも舌の動きは止めない。尖端を突き、くびれたところをグルグルと回すように舐めてあげる。
グッと奥まで入れてあげるけど、陛下のイチモツは大きすぎて、全部が口に収まらない。だから、根元の方は手でつかんで上下させる。
「う……あ、マリ、ア……」
指でその先にある睾丸を撫でると、口の中にある尖端がググッと硬く大きく膨らんだ気がした。
「マリアッ……、マリアッ!」
無意識なのだろう。腰がビクビクと震えはじめる。
感じていらっしゃるのだわ。
その反応がうれしくて、手と口の動きを速める。
もっと感じて。もっと気持ちよくなって。
「うぅ……、ダメだっ、マリアッ!」
グッと両肩をつかまれ、身を離される。
「このままでは、お前の口を汚してしまう」
ハアハアと荒い息のまま告げられた。じっと私を見る目は、情欲に潤んでいるというのに。穢すことを気にしてくださるなんて。
「では、他の所で愛させてくださいませ」
スルリと身をかわし、寝台から降りて膝をつく。目の前には、滾ったままの陛下の陰茎。
それを、胸の間に挟んで、上下にこすってみる。
「あ、なんて……ことを、マリアッ!」
再び訪れた快楽に、陛下が身体を震わせた。
赤黒い肉棒が、熱く硬くなっていくのを胸の皮膚から感じる。
「いけませんか?」
「いや、悪くない。最高だ……」
両手で胸を持ち上げ、グイグイと押しつける。胸を動かすたびに、谷間から見える尖端。それをチュッと口づける。
「う……あ、クッ!」
叫びと同時に、熱水のような精液が噴き出す。
ビュクビュクと噴き出したそれを、私の胸から肩、顔にネットリと浴びせられた。
「……すまない。ガマンが出来なかった」
すべてを吐き出してから、陛下が謝った。申し訳なさそうに敷布で優しく拭き取っていく。
「構いませんわ。それだけ、わたくしの身体で気持ちよくなったということでしょう?」
激しく交われない分、こうして別のことで感じてくださるのは、正直うれしい。
「風呂を用意させよう」
恥ずかしかったのか、陛下がツイッと私から目をそらして立ち上がる。
すぐに用意された湯船には、二人で入って、精液で汚れた身体を、陛下が優しく洗ってくださった。
「魔性の女に犯された気分だ」
ボソリと呟かれた、陛下の言葉。
陛下を私の虜にしている。そういう意味かしら。
だとしたら、女として最高の誉め言葉ね。
* * * *
翌朝、国王みずから、王妃が懐妊したことを国中に発表した。
長きにわたった戦争を、勝利という形で終結させた賢王の跡継ぎが出来たことに、国民は己のことのように喜んだ。王妃が嫁いできたことで、自分たちへの新たな課税がなくなったことも知っている。誰もが、二人の子が生まれるのを、春になるのを待ち遠しく思っていた。
……一部の人間を除いて。
陛下の言葉に、頷いてみせる。
「まことでございますわ。今日、産婆にも確認いたしました。今、三月目だそうです」
まだ、膨らんでもいないお腹をさすってみせる。
「春になれば、ややが産まれますわ」
食欲がわかない、気分が悪い。月のものが遅れている。
夏の終わり、最初は慣れない異国での暮らしと暑さで、疲れが出たのだと思っていた。子は欲しかったけれど、なかなかデキなかったので、それらの症状をつわりだと思わなかったのだ。
「マリアローザ……」
寝台に腰かけたまま、陛下に抱き寄せられた。
「元気な子を産んでくれ」
「ええ、陛下」
顔を上げ、陛下を見つめてほほ笑めば、ついばむように口づけられた。
抱き寄せた腕が、そっとお腹に触れるように回される。
「女の子がいいな」
「えっ?」
「お前に似た、かわいらしい姫。かわいらしくって、利発な女の子がよい」
陛下の大きな温かい手が、お腹を包む。
その手に、そっと自分の手を重ねた。
「わたくしは、陛下によく似た男の子がいいわ。りりしくて、賢く優しい王子。アナタの跡継ぎとして、立派な自慢の息子が欲しいの」
知らない国に嫁ぎ、何も知らなかった私に愛を教え、受け入れてくれた陛下のような頼りがいのある男の子。そんな子なら、きっとこの先、陛下の跡を継いでも、この国を立派に治めてくれるに違いない。
この国の未来のためにも、王子が欲しい。
「そうか。じゃあ、最初はお前によく似た容姿の、賢い王子ってことにしておこうか」
性別なんてわからない。お腹に宿っていると言われてもピンとこないほど、まだ小さいというのに。
「そして、二番目の子は、お前に似たかわいい女の子だ。それならいいだろう。ああ、なんなら双子でもいいぞ。オレたちの願いをともに叶えるんだ」
「まあ……」
姫が欲しいというところは譲らないのね。思わず、クスクスと声を上げて笑ってしまう。
「笑ったな」
ニッと陛下も笑い、再び口づけられる。
「だが、惜しいな。とうぶんの間はおあずけか」
「あ……」
せっかく、最近はたくさん愛してもらえるようになったのに。子がデキてしまった以上、そういうことは慎んだほうがいいと、陛下は判断したようだけど。
「陛下……、その、夜のことですが……」
ちょっと自分から切り出すのは、少し恥ずかしい。
「優しく、深く繋がらなければ大丈夫だと……。その、産婆から聞いております」
負担のないように、深くは繋がれない。お腹が張ってきたり、痛み、出血があるようなら控えなければいけないが、そうでなければ、問題なく繋がれる。
日中、診察に訪れた産婆は、そう言っていた。それに、妊娠したからと相手にしなければ、男の方が欲求不満となって、浮気することもあるとも話していた。
陛下を他の女になんて盗られたくない。愛するのなら、わたくしだけを愛してほしい。
嫁いできたときは思いもしなかった、ワガママすぎる独占欲を隠しながら伝える。
「いいのか?」
「ええ。わたくしも、陛下に愛されたいです」
顔が熱い。まともに陛下の顔が見れなくて、彼の胸のあたりに視線を落とす。子がデキるようなことをしておいて、今さらとは思うけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「マリア……」
ゆっくりと寝台に倒され、口づけを交わしながら夜着を脱がされる。
耳からうなじ、首筋へと陛下の唇がたどっていく。その間にも、手は熱を帯び始めた花芽をいじり始める。
「あ、んんっ、陛下……。あまり、その……」
刺激しすぎると子宮が収縮する。
「ああ、すまない」
戸惑った陛下の手が離れる。
「今日は、わたくしが陛下を気持ちよくして差し上げますわ」
以前、オルガから聞いた、陰茎の愛し方。今までにもやったことはあるけれど、今日は、もっとやってさし上げたい。
寝台に座る陛下の脚の間に顔を近づけ、そそり立った陰茎に手を添える。
「うっ……」
軽く握っただけで、陛下の呻き声がこぼれた。
感じてるのだわ。
そのことに気をよくして、舌先で、尖端を舐める。尖端だけじゃない、その下のくびれ、ザラッとした筋、睾丸。そのすべてをツツッとなぞり上げる。
「マリア……、入れてくれないか」
上体を大きく反らし、手で身体を支えながら陛下がおっしゃった。
「ええ、たくさん愛しますわね」
唇をすぼめ、その愛おしい肉茎を口に入れる。口に入れてからも舌の動きは止めない。尖端を突き、くびれたところをグルグルと回すように舐めてあげる。
グッと奥まで入れてあげるけど、陛下のイチモツは大きすぎて、全部が口に収まらない。だから、根元の方は手でつかんで上下させる。
「う……あ、マリ、ア……」
指でその先にある睾丸を撫でると、口の中にある尖端がググッと硬く大きく膨らんだ気がした。
「マリアッ……、マリアッ!」
無意識なのだろう。腰がビクビクと震えはじめる。
感じていらっしゃるのだわ。
その反応がうれしくて、手と口の動きを速める。
もっと感じて。もっと気持ちよくなって。
「うぅ……、ダメだっ、マリアッ!」
グッと両肩をつかまれ、身を離される。
「このままでは、お前の口を汚してしまう」
ハアハアと荒い息のまま告げられた。じっと私を見る目は、情欲に潤んでいるというのに。穢すことを気にしてくださるなんて。
「では、他の所で愛させてくださいませ」
スルリと身をかわし、寝台から降りて膝をつく。目の前には、滾ったままの陛下の陰茎。
それを、胸の間に挟んで、上下にこすってみる。
「あ、なんて……ことを、マリアッ!」
再び訪れた快楽に、陛下が身体を震わせた。
赤黒い肉棒が、熱く硬くなっていくのを胸の皮膚から感じる。
「いけませんか?」
「いや、悪くない。最高だ……」
両手で胸を持ち上げ、グイグイと押しつける。胸を動かすたびに、谷間から見える尖端。それをチュッと口づける。
「う……あ、クッ!」
叫びと同時に、熱水のような精液が噴き出す。
ビュクビュクと噴き出したそれを、私の胸から肩、顔にネットリと浴びせられた。
「……すまない。ガマンが出来なかった」
すべてを吐き出してから、陛下が謝った。申し訳なさそうに敷布で優しく拭き取っていく。
「構いませんわ。それだけ、わたくしの身体で気持ちよくなったということでしょう?」
激しく交われない分、こうして別のことで感じてくださるのは、正直うれしい。
「風呂を用意させよう」
恥ずかしかったのか、陛下がツイッと私から目をそらして立ち上がる。
すぐに用意された湯船には、二人で入って、精液で汚れた身体を、陛下が優しく洗ってくださった。
「魔性の女に犯された気分だ」
ボソリと呟かれた、陛下の言葉。
陛下を私の虜にしている。そういう意味かしら。
だとしたら、女として最高の誉め言葉ね。
* * * *
翌朝、国王みずから、王妃が懐妊したことを国中に発表した。
長きにわたった戦争を、勝利という形で終結させた賢王の跡継ぎが出来たことに、国民は己のことのように喜んだ。王妃が嫁いできたことで、自分たちへの新たな課税がなくなったことも知っている。誰もが、二人の子が生まれるのを、春になるのを待ち遠しく思っていた。
……一部の人間を除いて。
1
お気に入りに追加
515
あなたにおすすめの小説
寡黙な彼は欲望を我慢している
山吹花月
恋愛
近頃態度がそっけない彼。
夜の触れ合いも淡白になった。
彼の態度の変化に浮気を疑うが、原因は真逆だったことを打ち明けられる。
「お前が可愛すぎて、抑えられないんだ」
すれ違い破局危機からの仲直りいちゃ甘らぶえっち。
◇ムーンライトノベルズ様へも掲載しております。
愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。
星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。
グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。
それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。
しかし。ある日。
シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。
聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。
ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。
──……私は、ただの邪魔者だったの?
衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
いつかの空を見る日まで
たつみ
恋愛
皇命により皇太子の婚約者となったカサンドラ。皇太子は彼女に無関心だったが、彼女も皇太子には無関心。婚姻する気なんてさらさらなく、逃げることだけ考えている。忠実な従僕と逃げる準備を進めていたのだが、不用意にも、皇太子の彼女に対する好感度を上げてしまい、執着されるはめに。複雑な事情がある彼女に、逃亡中止は有り得ない。生きるも死ぬもどうでもいいが、皇宮にだけはいたくないと、従僕と2人、ついに逃亡を決行するのだが。
------------
復讐、逆転ものではありませんので、それをご期待のかたはご注意ください。
悲しい内容が苦手というかたは、特にご注意ください。
中世・近世の欧風な雰囲気ですが、それっぽいだけです。
どんな展開でも、どんと来いなかた向けかもしれません。
(うわあ…ぇう~…がはっ…ぇえぇ~…となるところもあります)
他サイトでも掲載しています。
結婚する気なんかなかったのに、隣国の皇子に求婚されて困ってます
星降る夜の獅子
恋愛
貴族の名門、アベリア学園に通う三年生、リラ・アリエス。
同級生たちは卒業後の社交パーティーや見合いに夢中だが、リラは領地の経営にしか興味が持てない様子だった。
親友のアビーとクリスティーヌに婚期を逃すよう幾度となく忠告されても、彼女は平然として笑って誤魔化すの。
そんなリラを心から慕うのは、学友であり、アベリア国皇子の第二皇子、ロイド・ヴィルゴ・アベリア。
ロイドは密かに成人式の宴の後、リラに求婚するつもりで準備をしていた。
しかし、その時、たまたま列席していたのは、類稀なる美貌を持つアクイラ国第一皇子、クライヴ・レオ・アクイラだった。
驚くべきことに、クライヴはロイドの目の前で、恋焦がれるリラをダンスに誘うのだ!
この信じがたい出来事に、ロイドは嫉妬に震え、取り乱す。一方、リラはクライヴの美貌に見惚れ、抗うことができない。
これは、異世界王宮で繰り広げられるドキドキのラブストーリー。
☆★☆ 重複投稿のお知らせ ☆★☆
『小説家になろう』さまでも同様のものを連載しております
https://ncode.syosetu.com/n6224in/
『カクヨム』さまでも同様のものを掲載しております
https://kakuyomu.jp/works/16818023213580314524
かつて私を愛した夫はもういない 偽装結婚のお飾り妻なので溺愛からは逃げ出したい
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
※また後日、後日談を掲載予定。
一代で財を築き上げた青年実業家の青年レオパルト。彼は社交性に富み、女性たちの憧れの的だった。
上流階級の出身であるダイアナは、かつて、そんな彼から情熱的に求められ、身分差を乗り越えて結婚することになった。
幸せになると信じたはずの結婚だったが、新婚数日で、レオパルトの不実が発覚する。
どうして良いのか分からなくなったダイアナは、レオパルトを避けるようになり、家庭内別居のような状態が数年続いていた。
夫から求められず、苦痛な毎日を過ごしていたダイアナ。宗教にすがりたくなった彼女は、ある時、神父を呼び寄せたのだが、それを勘違いしたレオパルトが激高する。辛くなったダイアナは家を出ることにして――。
明るく社交的な夫を持った、大人しい妻。
どうして彼は二年間、妻を求めなかったのか――?
勘違いですれ違っていた夫婦の誤解が解けて仲直りをした後、苦難を乗り越え、再度愛し合うようになるまでの物語。
※本編全23話の完結済の作品。アルファポリス様では、読みやすいように1話を3〜4分割にして投稿中。
※ムーンライト様にて、11/10~12/1に本編連載していた完結作品になります。現在、ムーンライト様では本編の雰囲気とは違い明るい後日談を投稿中です。
※R18に※。作者の他作品よりも本編はおとなしめ。
※ムーンライト33作品目にして、初めて、日間総合1位、週間総合1位をとることができた作品になります。
腹黒伯爵の甘く淫らな策謀
茂栖 もす
恋愛
私、アスティア・オースティンは夢を見た。
幼い頃過ごした男の子───レイディックと過ごした在りし日の甘い出来事を。
けれど夢から覚めた私の眼前には、見知らぬ男性が居て───そのまま私は、純潔を奪われてしまった。
それからすぐ、私はレイディックと再会する。
美しい青年に成長したレイディックは、もう病弱だった薄幸の少年ではなかった。
『アスティア、大丈夫、僕が全部上書きしてあげる』
そう言って強姦された私に、レイディックは手を伸ばす。甘く優しいその声は、まるで媚薬のようで、私は抗うことができず…………。
※R−18部分には、♪が付きます。
※他サイトにも重複投稿しています。
国王陛下は悪役令嬢の子宮で溺れる
一ノ瀬 彩音
恋愛
「俺様」なイケメン国王陛下。彼は自分の婚約者である悪役令嬢・エリザベッタを愛していた。
そんな時、謎の男から『エリザベッタを妊娠させる薬』を受け取る。
それを使って彼女を孕ませる事に成功したのだが──まさかの展開!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる