告白には嘘を添えて。

 「好きです、つき合ってください」

 お昼、十二時十七分。
 とある企業の社食。そこでいつものようにくり広げられる告白。
 告白するのは、成績優秀な営業課の男。告白を受けるのは、社員食堂の若い女性調理師。

 ――またか。
 ――まただ。
 ――またなのか。

 注文された料理を提供するたび、受け取るたびに行われる告白。
 食堂に集まった社員たちの耳目を集め行われた告白。その結果やいかに――?
24h.ポイント 7pt
11
小説 36,641 位 / 193,335件 恋愛 16,475 位 / 57,325件

あなたにおすすめの小説

女王様は完璧な姿で君臨する

りんくる
恋愛
高校二年のイチゴ大福好きな女の子の恋愛話です。

赴任先の俺様上司と私

ありま氷炎
恋愛
鈴木ユウコは快適な駐在員生活を送る…はずだったが、支社長の館林シンノスケはユウコが嫌いなタイプで…… べたな恋愛小説です。セクハラ発言多多なので注意。

【改訂版】12本のバラをあなたに

谷崎文音
恋愛
――夫婦ってなんだろう。結婚ってなんだろう。夫とは、妻とは、そして仕事とは。 仕事はできるが自分の気持ちに素直になれない女。のんびりしているように見えるが考えすぎる男。離婚した過去を引きずるこじらせ男女の切ない恋模様。 【登場人物紹介】 麻生 遼子(あそう りょうこ)32才 弁護士。過去に離婚を経験している。 別所 聡(べっしょ さとし)45才 コンサルタント会社社長。過去に離婚を経験している。 【あらすじ】 遼子(りょうこ)は企業内弁護士(インハウスローヤー)、企業の社員として雇用されている弁護士だ。 会社の社長である別所(べっしょ)にほのかな恋心を抱いているが、いま一歩踏み出せないままでいる。その別所も遼子を好きなことは自覚しているものの悶々とした毎日を過ごしていたが、遼子が会社を去る日まで一ヶ月を切ったことで焦りを感じ行動に移したが空振りもとい玉砕。そんな別所にしびれを切らした友人の粋な計らいで絶好のチャンスを与えられたものの遼子は愛の告白に応えてくれなかった。その後遼子の元夫が現れたことをきっかけに二人の関係は急速に進展していく。 別所と遼子、2人の恋を陰に日向に見守る若い恋人たちと熟年夫婦。それぞれの価値観が交差する人間模様。 【注意】 本作の著作権所有者は谷崎文音です。当方が著作権を有する作品の一部または全部を無断で複製・改変・転載・転用・賃貸・配布・配信・販売することを禁じます。 No reproduction or republication without written permission.

皇帝陛下は身ごもった寵姫を再愛する

真木
恋愛
燐砂宮が雪景色に覆われる頃、佳南は紫貴帝の御子を身ごもった。子の未来に不安を抱く佳南だったが、皇帝の溺愛は日に日に増して……。※「燐砂宮の秘めごと」のエピローグですが、単体でも読めます。

会社の後輩が諦めてくれません

碧井夢夏
恋愛
満員電車で助けた就活生が会社まで追いかけてきた。 彼女、赤堀結は恩返しをするために入社した鶴だと言った。 亀じゃなくて良かったな・・ と思ったのは、松味食品の営業部エース、茶谷吾郎。 結は吾郎が何度振っても諦めない。 むしろ、変に条件を出してくる。 誰に対しても失礼な男と、彼のことが大好きな彼女のラブコメディ。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

毎秒告白したい溺愛王子と、悪女になりたくないエイミーの激おこツッコミ劇場

ゆきぶた
恋愛
毎日毎日、同じように少しおバカな王太子殿下に告白されては、お断りをしているエイミーはそろそろ我慢の限界。 「君が好きだ!」 「お断りします!!」 だって、殿下には婚約者がいるじゃないですか!! このままだと、私は悪女と呼ばれるようになっちゃうわ!それだけはいやぁぁぁあぁ!! と思ったのに、何故か殿下は周りかの人たちから少しずつ凋落させて囲ってきていて……。 なんで周りは賛成モードなの〜〜〜〜!? 誰かこの状態にツッコミ入れて!!! 今日もエイミーはおバカな殿下に振り回されて、嫌われる方法を模索中! エイミーが殿下に絆される日はくるのか!? ー ー ー → 恋愛ハイテンションギャグ、ラブコメ。 頭空っぽにしてサクッと読んでください。 語彙力、文章力がないのだけは許してください。 小説家になろう、カクヨムでも投稿してます。

美男薄命、恋せよ乙女!?王家の秘薬と引き換えに、タヌキな殿下と結婚します!

柊 一葉
恋愛
美男子ほど、寿命が短い世界。 なぜか男子だけが、 容姿が美しいほどに儚く散ってしまう。 王国きっての武闘派一族に生まれたロレーヌは、 双子の弟・ジェントをどうにかして生かしたいと思っていた。 しかし、生ける宝石と称えられる美しい双子の二人。 ジェントは、医師の見立てだと二十歳まで生きられない。 十七歳になったある日、 ロレーヌは王家の秘薬であれば ジェントの命が救えるかもしれないと噂を耳にする。 「王太子殿下の妃に選ばれれば、 王家の秘薬を分けてもらえるのでは?」 運良く、始まった妃選び。 王太子妃の座を狙う娘は多いものの タヌキに似ていると噂の王子様は 健康長寿が取り柄の人。 王子様の目の前で 婚約申込書を叩きつけたロレーヌは 武闘派一族の娘の名に恥じないよう どストレートに交渉する。 そんな彼女を気に入ったタヌキな王子様と、 「あなたに恋をしてみせます!」と宣言したロレーヌのラブコメです。

処理中です...