H+ERO=ヒーロー!

千音 兎輝

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18.ステータスウィンドウが見えるようになりますか?{クッキリ、ハッキリ見えるかも↑ 知らん}

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「いやー、うまかったな」
 夕飯を食べ、お腹も落ち着いた。
「そうねぇ、美那は料理の才能があるのねぇ」
 確かに。グラタンはどこかの高級レストランで出てきそうな感じのうまさだった。
「え? そう? ありがとう、嬉しい!」
 あれ? いつの間にかモモがいない。お花でも摘んでいるのかな?
「姉さん、持って来ました」
 慌てて戻ってきたモモは、なにやら怪しげな巻物を持っている。
「あ、これはですね、パラメーターの書です。一言で言えば、ステータスウィンドウを開けるようになるんです」
 おおお! ついに俺にもステータスウィンドウが!?
「ただ巻物に書いてあることを読むだけでいいわ。そうしたらステータスウインドウが開けるから」
「了解」 
 いやー、ワクワクするぜ。
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