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23話:パイズリからのイラマチオ

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 駅から一〇分ほど歩いて、街道沿いに出ると、ラブホテルが林立エリアだった。
 高校からも自宅からも数駅いった繁華街――
 
 日曜日、ふたりは軽く昼食をとると、即ラブホテルに向かった。

「ラブホテルってこんなになってるんだ」
 
 悠真は部屋の中に入ると中を見回す。
 大きな液晶テレビがあり、小さな冷蔵庫。
 そして、当然大きなベッドが部屋の中央に鎮座している。
 テーブルと椅子が申し訳無さそうに置いてあった。

(本当にセックスをするためだけの部屋だ――)

 悠真はドキドキと鳴る胸の鼓動を感じる。
 もうセックスは初めてではないのに、ラブホテルで先生とセックスすると思うだけで股間が硬くなっていた。

「ふふ、初めて来たのかしら?」
 
「は、初めてですよ!」

「そうね。私が童貞もらっちゃたんだもんね」

 と、妖艶に微笑む響。  

「お部屋の明かりはこれで調整できるのよ」
 
 響はベッドの枕方向にあるパネルを操作した。
 明かりが薄暗くなり、妖しい雰囲気をかもし出す。
 薄明かりが、響の美貌を際立てるかのようであった。
 悠真の鼓動が一層大きくなる。

(絶対に満足してもらってボクの恋人に……) 

 美しい女教師は、すっと悠真に身を寄せる。
 細く白い腕を悠真の肩に乗せ、頭を抱えた。そして、引き寄せる。

「キスしましょう――」

 響は悠真の頭を抱え、唇を重ねてきた。
「あうッ」と、悠真が短く声を上げるが、その超えはすぐに湿った音にかき消された。
 くちゅぅ、ちゅぱ、ちゅぱ、じゅりゅぅ――

(あああ、先生、い、息がぁ……)

 呼吸が出来ないほどの激しい口付けで、悠真は喘ぐ。
 唇の隙間から「はふぁぁ」息吐いて吸った。
 悠真の唾液をすすり、響の舌が口腔内を這い回る。舌がからみつき、粘膜がこすれる。
 
(あふぁ、硬い…… もう硬くなっているのね。若いわ)

 響は悠真の股間に手をのばし、勃起をまさぐるのであった。
 たおやかな指が形をなぞるかのように、ズボンの上から剛直を愛撫する。
 若いオスの硬さが、響には好ましかった。

 唇を貪りあいながら、体を密着させる。
 悠真は、響の胸を触ってくる。恐る恐るだった。

(ブラの上からだと、やっぱり硬いんだな――)

 と、服の上から胸を軽く揉んだ。ブラの硬さを感じる。

 ちゅぱっと唇が離れる。お互いの唾液の混ざり合った銀糸がツーッと伸びて、ぷっつと消失する。

「ふふ、おっぱいが好きなのね。悠真君は――」

「うん……」

 言葉に出されると、ちょっと恥ずかしく赤面しつつ悠真は首肯する。

「ふふ、一緒にシャワーを浴びる?」

 悠真はカクカクと頷いたのだった。

        ◇◇◇◇◇◇

 バスルームの中は、シャンプーやボディソープの匂いがした。
 浴槽にお湯を貯める音と、シャワーの音――
 響は、髪をアップにまとめていた。
 長い髪が濡れてしまうと乾かすのに時間がかかるからだった。

「ふふ、隠さなくていいじゃない。今更」

 悠真はいきり立った股間の物を手で隠していた。
 思春期の少年としては、情欲を露とすることが、なにか気恥ずかしいものであった。

「うん……」

 悠真はゆっくりと手をどける。
 そこには、若々しい剛直が、ビンッと勃っていた。
 
「ふふ、素敵。恋人になれるかどうか、今は分らないけど、このおちんちんは好き」

 先生はそう言うとシャワーをペニスにかける。

「あぅぅッ」

 水流の刺激が粘膜に達し、少年は声を上げてしまった。
 ピンクの粘膜はまだ少年の経験が浅いことを証明している。
 たまらず、悠真はペニスを触ろうとする。 

「だめ、触らないで。今、それは私の物なのよ」

 響は妖艶に言うと、ボディーソープを手につけ、少年の怒張をヌルヌルと洗い、愛撫するのだった。

「あああ、先生ぇぇ、気持ちいいよぉぉ――」

 白い指が亀頭先端をクリクリし、裏筋を這う。
 陰嚢まで丁寧に洗っていく。
 ヌルヌルとしたボディソープのぬめりが、痺れるような快感を起こす。

「おっぱいの好きな、悠真君は、これも好きよね」

 おちんちんを摩りながら、響はしゃがみこんだ。
 悠真のおちんちんを胸の間に挟む。

「あふぁぁぁ、先生のおっぱい、柔らかくて、温かくてぇ……」

「ふふ、そう。こおすると、どうかしら?」

 ヌチュっと淫らな音を立て、ソープで滑った乳房にペニスが挟まれる。
 そしてクリクリとペニスを刺激する。
 
「くふぅ…… ああ、いいわ、凄く興奮してきちゃう」

「ああ、先生ぇ」

 手でおっぱいを挟みこみ、押しつぶされた変形したおっぱいが、悠真のおちんちんを挟んでいた。
 たまらない、柔らかさと弾力――
 そして、ぬめりとひんやりした感触が伝わってくる。

「ああ、熱い…… 悠真君のおちんちん、凄く熱くなってる」
「ボクも、あああ、先生の…… んあッ」

 響は乳首をペニス当て、乳首快感の痺れを感じていた。
 悠真の耳朶に、響の「あああん」という喘ぎ声が届く。
 再び、深く挟み込み、双丘から飛び出た先端に舌を這わすのであった。

「あああ、先っちょをぉぉ、ああ、そんなにクリクリするとぉぉ」

 悠真が背中を痙攣させるかのように震える。
 たまらず、響の頭に手を当て、握ってしまう。

(もっと、もっと深く――)

 少年は腰を突き出し、更なる刺激を求める。
 頭を固定された響は、少年の強引な動きに、驚くとともに、股間を熱くしていた。

(ああ、いいわ。好き―― 強引なのも好きなの……)

 響はそのまま、少年のペニスを加え、イラマチオに身を任せるのであった。 
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