45 / 50
44話:オチンチンにアイスピックが刺さる教室
しおりを挟む
「ボクとお姉さまの愛を邪魔するのですか?」
ふわりと、フルチンのまま、男の背中方向に着地したシコルノガスキー。
首だけを背の方に向け、いい放った。
いい感じで、白濁液が出そうなところで、不純物が混じったのだ。
そのとき、男は自分の手の中にアイスピックがないことに気づいていた。
(どこに? 弾かれた?)
気取られない様に、間合いを空け、周囲を探す。それらしいモノはなかった。
「不純なものを、ボクの――」
いつものシコルノガスキーからは考えられない様な凍てつく様な声音だった。
己の五本の指――
お姉さまの肉――
お姉さまの肌――
お姉さまの唇――
そして、お姉さまが孕んでくれる大事なところ――
それ以外は許せない。
シコルノガスキ-のアサガオの蕾に触れていいのはそれだけだ。
白濁液発射器官として、彼の大切なモノ。
その中に、不純な刺激を与える物があってはいけなかった。
それは、異世界において、フル勃起全裸で、常に過ごしてきた者の矜持だったかもしれない。
それは、異世界において、常にオナニオーを止めない男の意地であったかもしれない。
それを他人がどう思おうが、シコルノガスキーにとってはどうでもいいことだ。
ただ、この行為は許されざることだった。
「てめぇ、学級委員長の…… あ……」
男は言いかけた言葉を、止めていた。
振り返ったシコルノガスキーの股間を見たからだった。
そこには、さっきまで自分が握っていた、アイスピックが突き刺さっていたのだ。
まるで、ソーセージをバーベキューの串に刺したように、横から完全に貫いていたのだった。
その状態で、シコルノガスキーはパンパンにフル勃起しているのだ。
あり得ない――
そのようなモノが突き刺さった状態で、人間はエレクチオンすることが可能なのか?
可能である。目の前にいるのだ。
しかしである――
その問いの答えが目の前に出現しているとしても、問わずにはいられない。
(こんなことは、あり得ない。馬鹿な……)
アイスピックを持っていた男の顔色が変わった。一気に血の気の引いた顔色となった。
「てめぇ、人間かよ……」
やっとのことで、のどの奥から、絞り出すような声を出していた。
「エルフです。この世界ではエルフなのですよ。ボクは」
シコルノガスキーが答えた。
全裸、フル勃起でだ。
しかも、アイスピックをオチンチンに横刺しにされ、平然としているのだった。
すっと、その男に歩み寄る。
全身に今までにない禍々しい気をまとっていた。
射精を寸止めされた怒り――
姉に捧げるべき、白濁液の噴出を遮られた憤怒――
そのようなものが、力となり、気となっていたのかもしれない。
それは対峙する男の言葉を止めさせるに十分な迫力を持っていた。
「まて、抜け! まずは、その武器をそこから抜くんだ」
「僕の大切な姉を孕ませるための器官をこうしてしまった罪は重い」
バーベーキューの肉のようになってしまったシコルノガスキーのアサガオの蕾器官が震える。
その光景を、クラスの全員がただ見つめていた。
うかつには近寄れない空気がそこにあった。
空気が固形化し、そのまま硬質のガラスになったかのような空間が教室に出現していた。
その中心にはシコルノガスキーがいた。
ミーナコロシチャルは、今までにない迫力をもった弟をみやって、美麗の唇を開いた。
「ぬぅ…… シコルノガスキーの身体を貫きやがったぜ」
「ミーナ様、ゲドゥ学園に合格しただけあって、あの男もそこそこやりますね」
シコルノガスキーの身体は、いつもミーナコロシチャルに粉砕されるので、弱いイメージがある。
しかし、違う。固いのだ。カチカチ、パンパンである。
エレクチオンしている間は不死身であり、その肉体は超高密度の流体骨格となっている。
生半な攻撃で貫けるものではなかった。
つまり、フル勃起中の、シコルノガスキーに傷を負わせるだけでも、超一級の戦士であるといえた。
このクラスの中にはそのような者がいるということだ。
アイスピックをぶち込んだ、その奴だけということはないであろう。
それだけの手練れを集めたクラスなのだ。このゲドゥ学園の新入生は。
「負けだ…… 俺の負けでいい。オチンチンをそんなにされて、まだ勃起している奴に勝てる気がしねぇ」
「そうかい」
男は降伏を認めた。真っ当な判断だと言えた。
シコルノガスキーは、アイスピックを抜こうとする。
しかし、結構固く突き刺さり、抜けないのだった。
しかも、グリグリ動かすたびに、海綿体を内部から刺激するので気持ちよかったのである。
それは未知の快感であった。
不死身のシコルノガスキーであるからこそ、感じることのできる快感だ。
「あああああ、これはぁぁぁ! この感覚はぁぁぁ! お姉さまぁぁぁ!」
静まっていた射精感覚が急に盛り返す。
ぶしゃぁぁぁぁぁああああ!!!!
激しい音とともに、シコルノガスキーは射精していた。
突き刺さったアイスピックの両方の穴の箇所からも、激しく白濁液を噴き出していた。
更に、通常砲門からも濃厚な一撃が出てきた。
十文字に発射された、シコルノガスキーの白濁液は、クラスメートの数人を流血せさ、教室の壁をぶち抜き、ヌルヌルにする。
そして、先っちょの砲口からの一撃は、己の姉である、ミーナコロシチャルに一直線に飛んで行った。
シコルノガスキーは腰が蕩けるような快感の中で、己がオチンチンに突き立ったアイスピックを握っていた。
オチンチンの角度調整――
それが、手軽にできるのである。
クイクイっとシコルノガスキーはオチンチンの仰角を滑らかに変更していく。
それは、元からその器官がそうであったかのような違和感のない光景になっていた。
そして、アイスピックで貫かれるという今までにない感覚は、生涯最高の速度で、白濁液を発射していた。
「むおぉぉぉぉ!!」
ミーナコロシチャルが吼えた。
そして、拳を突きだす。
プランク空間が零点振動の中で揺らぎ、空間がひずむ。ピッグスバの素粒子が励起し膨大な真空エネルギーをその場に生成していく。ひとつの膜宇宙が裂けるほどのエネルギー量だった。
速度という概念を超えた速度で、撃ちだされるミーナコロシチャル拳。
美麗な指が堕ちたたまれた、兇悪際間ない最終兵器だった。
パーン――
乾いた音がして、その拳が止まった。
手ぬぐい。布――
なにかそういったもので、拳が止められていた。
「教室で暴力はいけないねぇ。先生が教えないとだめかなぁ~ 体にねッ?」
「てめぇ、いつの間に……」
ミーナコロシチャルの拳を止めた男。
それは、このクラスの担任。
エルフへの凌辱に異常な執着を見せる男。
担任のジオウであった。
「職員室呼び出しかなぁ~」
彼は、片手でエルフ奴隷のおっぱいを揉みながら、そう言ったのであった。
ふわりと、フルチンのまま、男の背中方向に着地したシコルノガスキー。
首だけを背の方に向け、いい放った。
いい感じで、白濁液が出そうなところで、不純物が混じったのだ。
そのとき、男は自分の手の中にアイスピックがないことに気づいていた。
(どこに? 弾かれた?)
気取られない様に、間合いを空け、周囲を探す。それらしいモノはなかった。
「不純なものを、ボクの――」
いつものシコルノガスキーからは考えられない様な凍てつく様な声音だった。
己の五本の指――
お姉さまの肉――
お姉さまの肌――
お姉さまの唇――
そして、お姉さまが孕んでくれる大事なところ――
それ以外は許せない。
シコルノガスキ-のアサガオの蕾に触れていいのはそれだけだ。
白濁液発射器官として、彼の大切なモノ。
その中に、不純な刺激を与える物があってはいけなかった。
それは、異世界において、フル勃起全裸で、常に過ごしてきた者の矜持だったかもしれない。
それは、異世界において、常にオナニオーを止めない男の意地であったかもしれない。
それを他人がどう思おうが、シコルノガスキーにとってはどうでもいいことだ。
ただ、この行為は許されざることだった。
「てめぇ、学級委員長の…… あ……」
男は言いかけた言葉を、止めていた。
振り返ったシコルノガスキーの股間を見たからだった。
そこには、さっきまで自分が握っていた、アイスピックが突き刺さっていたのだ。
まるで、ソーセージをバーベキューの串に刺したように、横から完全に貫いていたのだった。
その状態で、シコルノガスキーはパンパンにフル勃起しているのだ。
あり得ない――
そのようなモノが突き刺さった状態で、人間はエレクチオンすることが可能なのか?
可能である。目の前にいるのだ。
しかしである――
その問いの答えが目の前に出現しているとしても、問わずにはいられない。
(こんなことは、あり得ない。馬鹿な……)
アイスピックを持っていた男の顔色が変わった。一気に血の気の引いた顔色となった。
「てめぇ、人間かよ……」
やっとのことで、のどの奥から、絞り出すような声を出していた。
「エルフです。この世界ではエルフなのですよ。ボクは」
シコルノガスキーが答えた。
全裸、フル勃起でだ。
しかも、アイスピックをオチンチンに横刺しにされ、平然としているのだった。
すっと、その男に歩み寄る。
全身に今までにない禍々しい気をまとっていた。
射精を寸止めされた怒り――
姉に捧げるべき、白濁液の噴出を遮られた憤怒――
そのようなものが、力となり、気となっていたのかもしれない。
それは対峙する男の言葉を止めさせるに十分な迫力を持っていた。
「まて、抜け! まずは、その武器をそこから抜くんだ」
「僕の大切な姉を孕ませるための器官をこうしてしまった罪は重い」
バーベーキューの肉のようになってしまったシコルノガスキーのアサガオの蕾器官が震える。
その光景を、クラスの全員がただ見つめていた。
うかつには近寄れない空気がそこにあった。
空気が固形化し、そのまま硬質のガラスになったかのような空間が教室に出現していた。
その中心にはシコルノガスキーがいた。
ミーナコロシチャルは、今までにない迫力をもった弟をみやって、美麗の唇を開いた。
「ぬぅ…… シコルノガスキーの身体を貫きやがったぜ」
「ミーナ様、ゲドゥ学園に合格しただけあって、あの男もそこそこやりますね」
シコルノガスキーの身体は、いつもミーナコロシチャルに粉砕されるので、弱いイメージがある。
しかし、違う。固いのだ。カチカチ、パンパンである。
エレクチオンしている間は不死身であり、その肉体は超高密度の流体骨格となっている。
生半な攻撃で貫けるものではなかった。
つまり、フル勃起中の、シコルノガスキーに傷を負わせるだけでも、超一級の戦士であるといえた。
このクラスの中にはそのような者がいるということだ。
アイスピックをぶち込んだ、その奴だけということはないであろう。
それだけの手練れを集めたクラスなのだ。このゲドゥ学園の新入生は。
「負けだ…… 俺の負けでいい。オチンチンをそんなにされて、まだ勃起している奴に勝てる気がしねぇ」
「そうかい」
男は降伏を認めた。真っ当な判断だと言えた。
シコルノガスキーは、アイスピックを抜こうとする。
しかし、結構固く突き刺さり、抜けないのだった。
しかも、グリグリ動かすたびに、海綿体を内部から刺激するので気持ちよかったのである。
それは未知の快感であった。
不死身のシコルノガスキーであるからこそ、感じることのできる快感だ。
「あああああ、これはぁぁぁ! この感覚はぁぁぁ! お姉さまぁぁぁ!」
静まっていた射精感覚が急に盛り返す。
ぶしゃぁぁぁぁぁああああ!!!!
激しい音とともに、シコルノガスキーは射精していた。
突き刺さったアイスピックの両方の穴の箇所からも、激しく白濁液を噴き出していた。
更に、通常砲門からも濃厚な一撃が出てきた。
十文字に発射された、シコルノガスキーの白濁液は、クラスメートの数人を流血せさ、教室の壁をぶち抜き、ヌルヌルにする。
そして、先っちょの砲口からの一撃は、己の姉である、ミーナコロシチャルに一直線に飛んで行った。
シコルノガスキーは腰が蕩けるような快感の中で、己がオチンチンに突き立ったアイスピックを握っていた。
オチンチンの角度調整――
それが、手軽にできるのである。
クイクイっとシコルノガスキーはオチンチンの仰角を滑らかに変更していく。
それは、元からその器官がそうであったかのような違和感のない光景になっていた。
そして、アイスピックで貫かれるという今までにない感覚は、生涯最高の速度で、白濁液を発射していた。
「むおぉぉぉぉ!!」
ミーナコロシチャルが吼えた。
そして、拳を突きだす。
プランク空間が零点振動の中で揺らぎ、空間がひずむ。ピッグスバの素粒子が励起し膨大な真空エネルギーをその場に生成していく。ひとつの膜宇宙が裂けるほどのエネルギー量だった。
速度という概念を超えた速度で、撃ちだされるミーナコロシチャル拳。
美麗な指が堕ちたたまれた、兇悪際間ない最終兵器だった。
パーン――
乾いた音がして、その拳が止まった。
手ぬぐい。布――
なにかそういったもので、拳が止められていた。
「教室で暴力はいけないねぇ。先生が教えないとだめかなぁ~ 体にねッ?」
「てめぇ、いつの間に……」
ミーナコロシチャルの拳を止めた男。
それは、このクラスの担任。
エルフへの凌辱に異常な執着を見せる男。
担任のジオウであった。
「職員室呼び出しかなぁ~」
彼は、片手でエルフ奴隷のおっぱいを揉みながら、そう言ったのであった。
0
お気に入りに追加
201
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる