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22話:無法の番外大陸アバシリン
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「これは、奴隷狩りです」
ミーナコロシチャルの後ろから声がした。
ミルフィーナの声だった。
「奴隷だと? たまらねぇな……」
竜に引かれていた幌のかかった荷車には子どもたちがいた。
鉄格子のような構造になっているその車の中だ。
ミルフィーナの見たところ10人以上の子どもがいた。
粗末な服を着ている者はまだマシだった。服の形をしているだけマシだ。
服がビリビリに破れ裸に近い子どもまでいた。
さすが、異世界ということだろう。
外道だった。
極道であっても、子ども相手にここまでのことはしない。
ミーナコロシチャルは拳を握りしめた。
「なんと! 奴隷! これが奴隷ですか!」
荒野で素っ裸のままのシコルノガスキーが叫ぶ。
なにやら「奴隷」が嬉しいらしい。
股間の朝顔の蕾が角度を増した。
そのまま、かぶりつくように鉄格子に顔を寄せた。
「獣人ですな! お姉さま! 獣人! ひゃはははは! 犬耳だぁぁ!」
全裸の狂獣が絶叫。鉄格子を握りしめた。
荷車の中の子どもたちがビクッと身を引きつらせる。
「はしゃぎすぎだぜ、シコルノガスキー」
重く静かなエルフの言葉。
「イエス・サー! お姉さま!」
ビシッとその場に直立不動となるシコルノガスキー。
朝顔の蕾だけがプルプルと震えている。
そんな弟を横目で確認し、ミーナコロシチャルは再び荷車の中に目をやった。
「お姉さんたちは、誰?」
犬のような耳をピクピクさせながら子どもが話しかけてきた。
鉄格子の向こう側からだ。
「通りすがりのエルフだよ」
思いのほか優しい声が自分の口から出ていた。
その事実に、ミーナコロシチャル自身が驚いた。
素手ゴロ最強の人間極道兵器と言われた存在であった。
血と蹂躙と殺戮の世界に生きていた彼だ。
まともに子どもと話したことなど無い。
血の匂いを纏った彼の姿を見ただけで、子どもはおろか大人ですら道を開けたのだ。
しかし、彼は、子どもが嫌いではなかった。
エルフの美少女に転生してもそれは変わらなかった。
「奴隷狩りたちは?」
犬耳の子どもが言った。どうやら男の子っぽい。
薄汚れた体をしていたが、キレイな目をした少年だった。
黒目がちの瞳がこっちを見つめていた。
「死んだよ――」
コロリと石を転がすような言葉だった。
「正確に言うならば、ミーナ様が皆殺しにしました」
「お姉さまは、最強ぉぉぉ!」
ミルフィーナとシコルノガスキーが声をそろえて言い放つ。
ミルフィーナのドラグ・ブレスで灰になった者もいたので、全部をミーナコロシチャルが殺したわけではない。
「え? やっつけたの?」
目を輝かしこちらを見つめる犬耳少年。
パタパタと尻尾を振っている。
「坊主たちは捕まったのかい?」
ミーナコロシチャルは質問に答えることなく、犬耳少年に訊いた。
「うん。奴ら…… 僕たちの村を襲って……」
「待ちな」
「え?」
説明しようとする少年の言葉をミーナコロシチャルが止める。
「檻の中で話すのもなんだな……」
彼女はそう言って、鉄格子を握った。
一瞬だった。乾いた音をたて、鋼の棒が引きちぎられた。
引きちぎった鉄格子の一部を無造作に捨てる。
それは大地に落ちて重い音を立てた。
ミーナコロシチャルのパワーの前では鉄格子など飴細工のようなものだった。
「凄い……」
犬耳少年が驚きの表情をする。
「出な」
子どもたちは、彼女の言葉に促されてゾロゾロと荷車から降りてきた。
「12人います」
ミルフィーナが言った。
年端もいかぬ子どもたちだった。見たところ怪我をしたり病気になっているような者はいないようだった。男の子、女の子半々くらいだ。
ただ、全員薄汚れていた。
「獣人は頑丈なので奴隷として高く売れます。女は趣味人の間で大人気です」
「だから、狩られるのかい?」
「そうですね」
顔に何の感情も表さず、ミルフィーナは言った。
元々無表情な美少女だ。
「よう、訊きたいことがあるんだがな」
ミーナコロシチャルは子どもたちに向き直った。
「はい。なんでしょうか」
「ここはどこだい?」
ミーナコロシチャルの質問にどう答えたらいいのか分からないという感じで戸惑う子どもたち。
「イヌディスから、竜車で1日くらい移動しています。僕たちも正確にはここがどこだか…… ただゲドゥポリスに向かっていたと思います」
少年はミーナコロシチャルの質問に対し真面目に答えた。
しかし、ミーナコロシチャルにはさっぱり分からない。
エルフに転生してまだ7年。この世界の地理については詳しくない。
「イヌディスにゲドゥポリス――」
全く意味不明な言葉だった。それをとりあえず口にする。
おそらく街か村の名であろうと見当をつけるだけだ。
「ゲドゥポリスは知ってます」
ミルフィーナが言った。
「ほう」
銀色の髪の毛を揺らし振り返る。
ミーナコロシチャルはミルフィーナの方を見た。
「無法の番外大陸『アバシリン』です」
「アバシリン――」
ミーナコロシチャルのピンクの唇が動く。
その言葉をゆっくりと口の中で溶かすように発していた。
「そこから、ボクたちの家までどれくらいあるですか? ミルフィさん」
シコルノガスキーが訊いた。
「うーん…… 結構遠いです」
指を顎にあて、考える風にして答える赤毛の美少女。
どうも正確な答えは出てきそうになかった。
「ゲドゥポリスってのは、結構デカイ街かい?」
ミーナコロシチャルは考えた。とにかくまずは話しの分かる人間の居る場所にいくしかない。
となれば、大きな街だ。
「待って下さい!」
声を上げたのは犬耳少年だった。
「どうしたんだい?」
「道に迷っているんですか?」
「まあ、そんなとこだな」
ミーナコロシチャルは、青い瞳で犬耳少年を見つめた。
少年は頬を赤くした下を向いた。
超絶的な美しさを誇る彼女の前で平然としていられるものは少ない。
「あの…… 僕たちのイヌディスに来てくれれば、分かる人がいると思うんです」
ミーナコロシチャルはその言葉を黙って聞いていた。
ふわりと優雅な動作で身を翻した。
長い銀色の髪が風の中を揺れる。
彼女は、竜車の先頭にトンっと飛び乗った。
荷車に繋がれている竜はブルブルと震え怯えていた。
「ふん、厄介なことだぜ――」
彼女は、口の端を釣り上げ言った。
その表情にはその言葉とは裏腹の思いが溢れ出ていた。
面白い――
胸の内に、そのような思いがあることに今、自分でも気づいた。
上等だった。
母乳ブラックホールによる転移――
番外大陸アバシリン――
奴隷狩り――
獣人の子どもたち――
(たまらねぇな)
エルフの美少女として異世界転生したこの身に対し、神が何かを試しているかのようであった。
「乗りな」
ミーナコロシチャルは竜車の上から獣人の子どもたちに言った。
「え?」
「それから、イヌディスってのがどこなのか教えてくれ」
ミーナコロシチャルたちは、イヌディスに向かった。
ミーナコロシチャルの後ろから声がした。
ミルフィーナの声だった。
「奴隷だと? たまらねぇな……」
竜に引かれていた幌のかかった荷車には子どもたちがいた。
鉄格子のような構造になっているその車の中だ。
ミルフィーナの見たところ10人以上の子どもがいた。
粗末な服を着ている者はまだマシだった。服の形をしているだけマシだ。
服がビリビリに破れ裸に近い子どもまでいた。
さすが、異世界ということだろう。
外道だった。
極道であっても、子ども相手にここまでのことはしない。
ミーナコロシチャルは拳を握りしめた。
「なんと! 奴隷! これが奴隷ですか!」
荒野で素っ裸のままのシコルノガスキーが叫ぶ。
なにやら「奴隷」が嬉しいらしい。
股間の朝顔の蕾が角度を増した。
そのまま、かぶりつくように鉄格子に顔を寄せた。
「獣人ですな! お姉さま! 獣人! ひゃはははは! 犬耳だぁぁ!」
全裸の狂獣が絶叫。鉄格子を握りしめた。
荷車の中の子どもたちがビクッと身を引きつらせる。
「はしゃぎすぎだぜ、シコルノガスキー」
重く静かなエルフの言葉。
「イエス・サー! お姉さま!」
ビシッとその場に直立不動となるシコルノガスキー。
朝顔の蕾だけがプルプルと震えている。
そんな弟を横目で確認し、ミーナコロシチャルは再び荷車の中に目をやった。
「お姉さんたちは、誰?」
犬のような耳をピクピクさせながら子どもが話しかけてきた。
鉄格子の向こう側からだ。
「通りすがりのエルフだよ」
思いのほか優しい声が自分の口から出ていた。
その事実に、ミーナコロシチャル自身が驚いた。
素手ゴロ最強の人間極道兵器と言われた存在であった。
血と蹂躙と殺戮の世界に生きていた彼だ。
まともに子どもと話したことなど無い。
血の匂いを纏った彼の姿を見ただけで、子どもはおろか大人ですら道を開けたのだ。
しかし、彼は、子どもが嫌いではなかった。
エルフの美少女に転生してもそれは変わらなかった。
「奴隷狩りたちは?」
犬耳の子どもが言った。どうやら男の子っぽい。
薄汚れた体をしていたが、キレイな目をした少年だった。
黒目がちの瞳がこっちを見つめていた。
「死んだよ――」
コロリと石を転がすような言葉だった。
「正確に言うならば、ミーナ様が皆殺しにしました」
「お姉さまは、最強ぉぉぉ!」
ミルフィーナとシコルノガスキーが声をそろえて言い放つ。
ミルフィーナのドラグ・ブレスで灰になった者もいたので、全部をミーナコロシチャルが殺したわけではない。
「え? やっつけたの?」
目を輝かしこちらを見つめる犬耳少年。
パタパタと尻尾を振っている。
「坊主たちは捕まったのかい?」
ミーナコロシチャルは質問に答えることなく、犬耳少年に訊いた。
「うん。奴ら…… 僕たちの村を襲って……」
「待ちな」
「え?」
説明しようとする少年の言葉をミーナコロシチャルが止める。
「檻の中で話すのもなんだな……」
彼女はそう言って、鉄格子を握った。
一瞬だった。乾いた音をたて、鋼の棒が引きちぎられた。
引きちぎった鉄格子の一部を無造作に捨てる。
それは大地に落ちて重い音を立てた。
ミーナコロシチャルのパワーの前では鉄格子など飴細工のようなものだった。
「凄い……」
犬耳少年が驚きの表情をする。
「出な」
子どもたちは、彼女の言葉に促されてゾロゾロと荷車から降りてきた。
「12人います」
ミルフィーナが言った。
年端もいかぬ子どもたちだった。見たところ怪我をしたり病気になっているような者はいないようだった。男の子、女の子半々くらいだ。
ただ、全員薄汚れていた。
「獣人は頑丈なので奴隷として高く売れます。女は趣味人の間で大人気です」
「だから、狩られるのかい?」
「そうですね」
顔に何の感情も表さず、ミルフィーナは言った。
元々無表情な美少女だ。
「よう、訊きたいことがあるんだがな」
ミーナコロシチャルは子どもたちに向き直った。
「はい。なんでしょうか」
「ここはどこだい?」
ミーナコロシチャルの質問にどう答えたらいいのか分からないという感じで戸惑う子どもたち。
「イヌディスから、竜車で1日くらい移動しています。僕たちも正確にはここがどこだか…… ただゲドゥポリスに向かっていたと思います」
少年はミーナコロシチャルの質問に対し真面目に答えた。
しかし、ミーナコロシチャルにはさっぱり分からない。
エルフに転生してまだ7年。この世界の地理については詳しくない。
「イヌディスにゲドゥポリス――」
全く意味不明な言葉だった。それをとりあえず口にする。
おそらく街か村の名であろうと見当をつけるだけだ。
「ゲドゥポリスは知ってます」
ミルフィーナが言った。
「ほう」
銀色の髪の毛を揺らし振り返る。
ミーナコロシチャルはミルフィーナの方を見た。
「無法の番外大陸『アバシリン』です」
「アバシリン――」
ミーナコロシチャルのピンクの唇が動く。
その言葉をゆっくりと口の中で溶かすように発していた。
「そこから、ボクたちの家までどれくらいあるですか? ミルフィさん」
シコルノガスキーが訊いた。
「うーん…… 結構遠いです」
指を顎にあて、考える風にして答える赤毛の美少女。
どうも正確な答えは出てきそうになかった。
「ゲドゥポリスってのは、結構デカイ街かい?」
ミーナコロシチャルは考えた。とにかくまずは話しの分かる人間の居る場所にいくしかない。
となれば、大きな街だ。
「待って下さい!」
声を上げたのは犬耳少年だった。
「どうしたんだい?」
「道に迷っているんですか?」
「まあ、そんなとこだな」
ミーナコロシチャルは、青い瞳で犬耳少年を見つめた。
少年は頬を赤くした下を向いた。
超絶的な美しさを誇る彼女の前で平然としていられるものは少ない。
「あの…… 僕たちのイヌディスに来てくれれば、分かる人がいると思うんです」
ミーナコロシチャルはその言葉を黙って聞いていた。
ふわりと優雅な動作で身を翻した。
長い銀色の髪が風の中を揺れる。
彼女は、竜車の先頭にトンっと飛び乗った。
荷車に繋がれている竜はブルブルと震え怯えていた。
「ふん、厄介なことだぜ――」
彼女は、口の端を釣り上げ言った。
その表情にはその言葉とは裏腹の思いが溢れ出ていた。
面白い――
胸の内に、そのような思いがあることに今、自分でも気づいた。
上等だった。
母乳ブラックホールによる転移――
番外大陸アバシリン――
奴隷狩り――
獣人の子どもたち――
(たまらねぇな)
エルフの美少女として異世界転生したこの身に対し、神が何かを試しているかのようであった。
「乗りな」
ミーナコロシチャルは竜車の上から獣人の子どもたちに言った。
「え?」
「それから、イヌディスってのがどこなのか教えてくれ」
ミーナコロシチャルたちは、イヌディスに向かった。
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