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20話:最強エルフ、無法と暴力の支配する大地に立つ
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「どうやら、ボクたちは転移してしまったようです」
ミルフィーナが全く切迫感のない棒読の言葉を吐き出した。
真紅の髪をした美少女であるが、表情に乏しい。
「そうかよ」
銀色の髪をなびかせ、ミーナコロシチャルは言った。
彼女は美しい光に満ちた瞳で周囲を見やった。
赤茶けた大地がどこまで続いていた。
ところどころに申し訳程度の草が生えている以外は、命の気配がない。
遠くに疎林らしきものが点々と存在するが、寒々しい光景だった。
風が吹き抜けた。
銀色の長い髪が舞った。
甲高い風の音だけが、背骨を突き抜けるように響いていた。
茫漠とした荒野だった。
気がついたら、ミーナコロシチャルはこの地に立っていたのだ。
彼女の護衛メイドであるミルフィーナも一緒だ。
そしてこの世界で彼女の弟として誕生したシコルノガスキーもいた。
「お姉さま…… 母乳は? 僕の母乳は?」
全裸で荒野に佇む、シコルノガスキーがつぶやくように言った。
「どうも、儀式どころじゃねぇようだぜ」
「お姉さま……」
「転移しちゃったので、大変です」
「まあ、そいうこともあるだろうさ――」
ミーナコロシチャルは、最強喧嘩ヤクザからの転生者。
シコルノガスキーは、引きこもり童貞高校生からの転生者だった。
「僕たちが転移?」
風の中、フルチンを揺蕩わせ、シコルノガスキーが言った。
股間の朝顔の蕾のような器官がゆれた。
さすがに、もうエレクチオンしていなかったのである。
「シコルさんも私もミーナ様の『おっぱいBH(ブラックホール)』に吸い込まれました」
「おっぱいブラックホールだと?」
ミーナコロシチャルは、ミルフィーナを見つめて言った。
「そうです。ミーナ様の『おっぱい元気玉』が重力崩壊して、ブラックホール化しました。そして、吸い込まれて転移しました」
淡々としたミルフィーナの説明が始まった。
「魔力を帯びたミーナ様の母乳が決定論的なプランクスケールの空間に作用し、非ユークリッド空間に面における自由度に干渉したと仮定します。この際、ヒッグス場が多層次元界の境界面に対する重ね合わせを行ったのではないかと仮定します。素粒子レベルの始原の重ね合わせが、励起することで、ボクたちは転移してしまったのではないかと思うのです」
「言ってることの意味が分からねェぜ、ミルフィー」
「グレッグ・イーガンの小説みたいですな」
エルフの姉と姿は日本人そのものの弟がツッコミをいれた。
それは、一種の魔力暴走だった。
ミーナコロシチャルが「母乳噴出魔法」を起動。
その魔法は、ミルフィーナが構文を改造したものだった。
短期間で母乳1年分を蓄積できるようになっている。
簡単に言ってしまえば、噴き出した母乳が空間を捻じ曲げ、疑似ブラックホールを作ったとうことだった。
「で、ここはどこなんですか? 異世界ですか? 異世界から異世界に転移ですか? なんですかそれ? どーすんですか? あああ、お姉さま! 僕を、僕をなぐさめてください!」
現世で増田部瞬という名の引きこもり高校生だったシコルノガスキ-が絶叫した。
そしてミーナコロシチャルに向け跳んだ。
全裸でフルチンのままだ。朝顔の蕾はエレクチオンしていた。
「ドラグ・ブレス」
ミルフィーナが口から熱線を吐いた。
焦点温度50万度の熱線が、シコルノガスキーを捉える。放物線の頂点で。
一瞬にして、全身が炭化し、ぼろ屑のようになるシコルノガスキー。
「ボテッ」っと真っ黒焦げでその場に落下した。
「シコルさん、落ち着いてください。落ち着かないとドラグ・ブレスかまします」
「あ~ 死ぬかと思った」
炭化した体のまま、起き上がるシコルノガスキー。
炭化した組織がボロボロと剥がれ、新しい皮膚が出来あがる。
朝顔の蕾をガードする皮膚もしっかり再生されるのであった。
彼はエレクチオンしている間は不死身なのだ。
「で、ここはどこなんだい?」
清らかな風の流れのような声でミーナコロシチャルが言った。
「分かりません」
「フッ、分からねェかよ――」
エルフの美少女の声が荒野の風に乗って広がっていく。
ミーナコロシチャルは、空を見上げた。
陽はまだ高い。
「行くぜ」
ミーナコロシチャルは短くはっきりと言った。
「そうですね。とりあえず、人の居そうな場所にいきましょう」
「つーか、どこに行けば人に会えるんですか? お姉さま、ミルフィさん」
「さあな。ただ、ここに止まっていても何もありゃしねえぜ」
赤茶けた大地。砂塵が風の中に舞い。地割れがところどころに走っている。
この場所を人が通るとも思えなかった。
その思いは3人に共通していた。
彼等は荒野を歩きはじめたのだった。
◇◇◇◇◇◇
荒野を歩き続けて数時間が経過していた。
大地が平坦であるのが救いだった。
固く乾いた大地を踏みしめ、一歩一歩進むしかなかった。
陽は高く上り、気温も上昇していた。
「む、あれはなんだ?」
ミーナコロシチャルは、進行方向から右30度を見やって言った。
「砂煙…… なにかが移動しているのでしょうか?」
ミルフィーナもその方を見て言った。
「荷馬車ではないですか?」
全裸で荒野を歩き続けているシコルノガスキーが言った。
それは、シコルのスキーが言う通りだった。
数頭の馬に引かれた荷馬車だった。
近づくにつれそれが分かった。
「商隊(キャラバン)でしょうか?」
「何でも構わねェ。ここがどこか、確認できれば十分だ」
荷馬車を囲むようにして馬に乗った人間が20騎はあった。
向こうもこちらに気付いたのか、どんどん近づいてくる。
「お姉さま……」
全裸のシコルノガスキーが立ち止った。
「なんだい?」
「なんか、ファンタジー世界ではなく、核の炎に包まれたあとの生きのこった人類みたいな皆様なんですが……」
「ほう…… そうかよ」
接近してくる者たちは、全員でかかった。
馬だと思ったのは、よく分からない4本脚で歩行するトカゲのような動物だった。黒い鱗が硬質の光を放っている。
それに乗っている人間――
モヒカン刈りがほとんどだった。
さらに、筋肉で体がパンパンになっていた。
止めに、巨大な肩パットだった。
「ひゃっはーー!! こんなところに、エルフがいやがる! すげぇ上玉だぜぇ!」
どう見ても暴力と無法を愛するとしか思えない存在が叫んだ。
そして、ミーナコロシチャルたちを囲むようにして止まった。
「エルフの女―― 奴隷にすれば高く売れるぜ。ひゃはは―― あれ?」
男は笑ったまま、自分の上半身が宙を舞っているのに気付いた。
ミーナコロシチャルのパンチだった。
一撃でその男の身体を引きちぎっていたのだ。
真っ赤な血を吹き出し、回転しながらその上半身は地面に落ちた。
哄笑の表情を張りつけたまま絶命していた。
ぐちゃ――
モヒカン頭をミーナコロシチャルが踏みつぶした。
肉と血の塊となった。ヌルヌルとした血が流れ乾いた大地に染み込んでいく。
上半身を無くした下半身だけが、トカゲの上に鎮座していた。
「喧嘩なら、いつでも買ってやるぜ――」
凄まじく獰猛で美しい笑みをうかべながら、最強エルフは言い放った。
そこは、無法と暴力の支配する大地であった。
ミルフィーナが全く切迫感のない棒読の言葉を吐き出した。
真紅の髪をした美少女であるが、表情に乏しい。
「そうかよ」
銀色の髪をなびかせ、ミーナコロシチャルは言った。
彼女は美しい光に満ちた瞳で周囲を見やった。
赤茶けた大地がどこまで続いていた。
ところどころに申し訳程度の草が生えている以外は、命の気配がない。
遠くに疎林らしきものが点々と存在するが、寒々しい光景だった。
風が吹き抜けた。
銀色の長い髪が舞った。
甲高い風の音だけが、背骨を突き抜けるように響いていた。
茫漠とした荒野だった。
気がついたら、ミーナコロシチャルはこの地に立っていたのだ。
彼女の護衛メイドであるミルフィーナも一緒だ。
そしてこの世界で彼女の弟として誕生したシコルノガスキーもいた。
「お姉さま…… 母乳は? 僕の母乳は?」
全裸で荒野に佇む、シコルノガスキーがつぶやくように言った。
「どうも、儀式どころじゃねぇようだぜ」
「お姉さま……」
「転移しちゃったので、大変です」
「まあ、そいうこともあるだろうさ――」
ミーナコロシチャルは、最強喧嘩ヤクザからの転生者。
シコルノガスキーは、引きこもり童貞高校生からの転生者だった。
「僕たちが転移?」
風の中、フルチンを揺蕩わせ、シコルノガスキーが言った。
股間の朝顔の蕾のような器官がゆれた。
さすがに、もうエレクチオンしていなかったのである。
「シコルさんも私もミーナ様の『おっぱいBH(ブラックホール)』に吸い込まれました」
「おっぱいブラックホールだと?」
ミーナコロシチャルは、ミルフィーナを見つめて言った。
「そうです。ミーナ様の『おっぱい元気玉』が重力崩壊して、ブラックホール化しました。そして、吸い込まれて転移しました」
淡々としたミルフィーナの説明が始まった。
「魔力を帯びたミーナ様の母乳が決定論的なプランクスケールの空間に作用し、非ユークリッド空間に面における自由度に干渉したと仮定します。この際、ヒッグス場が多層次元界の境界面に対する重ね合わせを行ったのではないかと仮定します。素粒子レベルの始原の重ね合わせが、励起することで、ボクたちは転移してしまったのではないかと思うのです」
「言ってることの意味が分からねェぜ、ミルフィー」
「グレッグ・イーガンの小説みたいですな」
エルフの姉と姿は日本人そのものの弟がツッコミをいれた。
それは、一種の魔力暴走だった。
ミーナコロシチャルが「母乳噴出魔法」を起動。
その魔法は、ミルフィーナが構文を改造したものだった。
短期間で母乳1年分を蓄積できるようになっている。
簡単に言ってしまえば、噴き出した母乳が空間を捻じ曲げ、疑似ブラックホールを作ったとうことだった。
「で、ここはどこなんですか? 異世界ですか? 異世界から異世界に転移ですか? なんですかそれ? どーすんですか? あああ、お姉さま! 僕を、僕をなぐさめてください!」
現世で増田部瞬という名の引きこもり高校生だったシコルノガスキ-が絶叫した。
そしてミーナコロシチャルに向け跳んだ。
全裸でフルチンのままだ。朝顔の蕾はエレクチオンしていた。
「ドラグ・ブレス」
ミルフィーナが口から熱線を吐いた。
焦点温度50万度の熱線が、シコルノガスキーを捉える。放物線の頂点で。
一瞬にして、全身が炭化し、ぼろ屑のようになるシコルノガスキー。
「ボテッ」っと真っ黒焦げでその場に落下した。
「シコルさん、落ち着いてください。落ち着かないとドラグ・ブレスかまします」
「あ~ 死ぬかと思った」
炭化した体のまま、起き上がるシコルノガスキー。
炭化した組織がボロボロと剥がれ、新しい皮膚が出来あがる。
朝顔の蕾をガードする皮膚もしっかり再生されるのであった。
彼はエレクチオンしている間は不死身なのだ。
「で、ここはどこなんだい?」
清らかな風の流れのような声でミーナコロシチャルが言った。
「分かりません」
「フッ、分からねェかよ――」
エルフの美少女の声が荒野の風に乗って広がっていく。
ミーナコロシチャルは、空を見上げた。
陽はまだ高い。
「行くぜ」
ミーナコロシチャルは短くはっきりと言った。
「そうですね。とりあえず、人の居そうな場所にいきましょう」
「つーか、どこに行けば人に会えるんですか? お姉さま、ミルフィさん」
「さあな。ただ、ここに止まっていても何もありゃしねえぜ」
赤茶けた大地。砂塵が風の中に舞い。地割れがところどころに走っている。
この場所を人が通るとも思えなかった。
その思いは3人に共通していた。
彼等は荒野を歩きはじめたのだった。
◇◇◇◇◇◇
荒野を歩き続けて数時間が経過していた。
大地が平坦であるのが救いだった。
固く乾いた大地を踏みしめ、一歩一歩進むしかなかった。
陽は高く上り、気温も上昇していた。
「む、あれはなんだ?」
ミーナコロシチャルは、進行方向から右30度を見やって言った。
「砂煙…… なにかが移動しているのでしょうか?」
ミルフィーナもその方を見て言った。
「荷馬車ではないですか?」
全裸で荒野を歩き続けているシコルノガスキーが言った。
それは、シコルのスキーが言う通りだった。
数頭の馬に引かれた荷馬車だった。
近づくにつれそれが分かった。
「商隊(キャラバン)でしょうか?」
「何でも構わねェ。ここがどこか、確認できれば十分だ」
荷馬車を囲むようにして馬に乗った人間が20騎はあった。
向こうもこちらに気付いたのか、どんどん近づいてくる。
「お姉さま……」
全裸のシコルノガスキーが立ち止った。
「なんだい?」
「なんか、ファンタジー世界ではなく、核の炎に包まれたあとの生きのこった人類みたいな皆様なんですが……」
「ほう…… そうかよ」
接近してくる者たちは、全員でかかった。
馬だと思ったのは、よく分からない4本脚で歩行するトカゲのような動物だった。黒い鱗が硬質の光を放っている。
それに乗っている人間――
モヒカン刈りがほとんどだった。
さらに、筋肉で体がパンパンになっていた。
止めに、巨大な肩パットだった。
「ひゃっはーー!! こんなところに、エルフがいやがる! すげぇ上玉だぜぇ!」
どう見ても暴力と無法を愛するとしか思えない存在が叫んだ。
そして、ミーナコロシチャルたちを囲むようにして止まった。
「エルフの女―― 奴隷にすれば高く売れるぜ。ひゃはは―― あれ?」
男は笑ったまま、自分の上半身が宙を舞っているのに気付いた。
ミーナコロシチャルのパンチだった。
一撃でその男の身体を引きちぎっていたのだ。
真っ赤な血を吹き出し、回転しながらその上半身は地面に落ちた。
哄笑の表情を張りつけたまま絶命していた。
ぐちゃ――
モヒカン頭をミーナコロシチャルが踏みつぶした。
肉と血の塊となった。ヌルヌルとした血が流れ乾いた大地に染み込んでいく。
上半身を無くした下半身だけが、トカゲの上に鎮座していた。
「喧嘩なら、いつでも買ってやるぜ――」
凄まじく獰猛で美しい笑みをうかべながら、最強エルフは言い放った。
そこは、無法と暴力の支配する大地であった。
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