ロシアに売るなら
その一、ラッコの毛皮
帝政ロシアがシベリア開拓をしている理由です。非常に断熱性が良く水にも強い高級品でした。
その二、銅
この当時の日本は世界一の銅産出国です。清とオランダに割り振りもありますが、江戸時代にない技術でテコ入れすれば増産も可能です。
頑張ってください住友さん！
その三、漆器や螺鈿細工
日本ブームがフランスで発生しヨーロッパに広がりつつある時です。特に漆器はマリーアントワネットも収集していたほどです。
その四、食用油
寒いため体の保温に大量のカロリーを消費します。そのためロシアでは食用油を飲む習慣があったそうです。（現在はマヨネーズで代用）

ロシアから買いたいもの
その一、鉄鉱石
ロシア本土でもとれますが1800年初頭にはフィンランドも入るため生産量がはね上がります。
その二、馬
寒冷地で大型なため力も強い馬がおります。奇しくも貿易の窓口となりそうな町は最強と謳われたコサック騎兵の街です。
その他大麦や燕麦など寒冷地の作物もあります。

資料漁ってたら色々出てきたので……
>現代から苗を持ちこんでも多分、種もみが得られないのではないかと思うのです。

道総研農試の育成品種（水稲）
https://www.hro.or.jp/list/agricultural/center/chizai/ichiran/nousirice.html

Ｆ１が主流になったのは昭和40年を境にしてらしいです。
https://nijinotanetori.jimdo.com/種のことを知ろう/
＞昭和40年を境にこの交配種が主流となりました。

「イシカリ」は種籾が収穫できる固定種のようです。
https://www.hro.or.jp/list/agricultural/center/kankoubutsu/syuhou/25/25_3.htm

＞選抜固定
http://www.naro.affrc.go.jp/tarc/rice_faq/variety/025093.html

北海道は水稲農林11号の誕生によって稚内までが稲作可能地域になったようです。
この水稲農林11号は1937年04月認定なのでＦ１種ではなく固定種でしょう。
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/4010000011

話は飛びますが、北の方の甘味料というと甜菜糖が真っ先に思い浮かびますけど、これは精製にかなり手間がかかります。
代わりとなればメープルシロップですが、これはサトウカエデじゃなくても、カエデ科の樹木なら基本的にどの種でもメープルシロップが採取できるので北海道でも生産が可能。
実際、青森県ではイタヤカエデからメープルシロップを製造してたりします。

歴史のタイムテーブルどおりだと1793年にラスクマンが遣日使節として日本人の大黒屋光太夫（彼は漂流していたところを助けてもらって帰国）を伴って根室にやって来ます。ここまで田沼政治が踏襲されていればすんなりロシアとの通商は可能だったかもしれません。
ただ、その後のロシアの動きをみると軍備が弱いとなると侵攻してくるでしょうから（文化露冦や対馬占拠等）防御要塞と軍港も用意しないといけません。

しかし、開拓と平行してこれらを取りかかるのは幕府だけでは無理です。なので江戸幕府の軍事政権としての機能「お手伝い普請」を行っては如何でしょうか？
折しもオランダによる「ロシア脅威論」がありますからら、それに乗るかたちで田沼意次も土岐航に提示された資料を基に松前や東北諸藩、水上戦力を持っている小田原藩に動員をかけて防御要塞と軍港を一気に建設しその後奉行職を設置し「厄介」や「御徒」、「千人同心」を中心に送り込めばとりあえず戦力のでっち上げができると思います。
幕府の出費も最小限です。難点はこれから訪れる飢饉ですが航が貸し付けに成功していれば減債に応じれば良いかと。

遊女でステマをやるとは流石です源内さん。
でも此れでは女性に弱い感じがします、大名の奥方とか大奥とかの女性に売る場合は歌舞伎役者の方が適任なのかもですね。

読み始めました(^^)
ガラ"ゲー"ってのはわざとなんですか?
それから、17話でスマホで時間確認してるんですが機種変したんですかね

江戸時代で売る商材として香辛料・調味料なんかはどうなんでしょう?
現代で購入し持ち込むときの価格・重量に対する江戸での販売価格がライターや腕時計に優るかどうかは怪しい所ですが
業務用スーパーとかで大量に買い込んで富裕層向けに売りさばく・・・とか?

　何故か、どんどん田沼親子が脇役になっていく気がする。

源内なら現代に連れて行けば気の利いた商売を思い付き江戸物産の換金をスムーズにしそうです。
田沼意次に限らず過去の人間を現代に連れて行けば不法入国でしょっ引かれるの可能性が有る。現代の国民管理の事を源内が聞けば息が詰まりそうだと現代行きを諦めそう。
カメラ・オブスキュラは既にあるわけですから、源内がそこから発想を得た事にしてカメラを作ってもらう。ライター、時計を持った遊女の写真をばら撒くとか夢が膨らみます。

今、一番更新が楽しみな作品です。大変でしょうが、ジャンジャン書きまくって下さいね。

源内本当に天才だったんやな？

人出の調達は、継続的なものでなければ簡単ですよ。
飢饉が起きた時に、飯を食わせてやるからって言って連れて来ればいい。まあ、人買いですね。
継続的にやろうとすると、農業生産性の向上→農産物価格低下→流出先産業との賃金格差発生、という流れが必要です。ただそうなっても、人の移動に制限があったり、流出先産業自体がないと、農村に人が留まってしまう（最低限食べてはいけるから）ので、注意が必要です。江戸時代だと人の移動に制限があるので、幕領から人を募らないと、勝手には移動してこないでしょうね。

今回の会議で航の「ブレーン」としての働きはとても良かったと思いますが、「政商」を目指すなら田沼意次にもう少しおねだりしないともったいないです。
具体的には「田沼意次と交遊関係」を持っていると公の場で発言してよいか？という確認
学者としての航の実績として田沼意次の孫の家庭教師を要望です。
でないと自分が何かしたいときに必ず源内を伴わないと面会の申し入れすらできなくなります。学業（長崎留学）はあっても実績がないので三井や住友、鴻池の当主どころか番頭さんに会うのも一苦労だと思います。

蔦屋さん出てくるんですね・江戸時代最高のプロデューサーに航さんもプロデュースしていただきましょう。

ディーゼル発電機持ち込んで、なんで燃料が軽油でなくてガソリンなんですか？

蝦夷地開拓で資金も必要ですけど、何より人手を何処から調達するか？
そこも問題となって来そうな所ですね。　
明治初期のように産業構造を変えて人手が余る⇒食うに困った人手を開拓に振り向け屯田兵にするとか必要になりそうですね。

海外の脅威を理解しているのは田沼だけで、他の人に説明してもどこまで理解して貰えるか。松前に未来品種の米を作らせ、蝦夷地でも米が作れると証明して蝦夷開拓を推奨が無難な気がします。
次回、源内の販促が火を噴く、彼がどう未知の道具を捌くのか楽しみです。

やれ竜骨がないから脆弱だとか、風上には進めないとかの俗説がはびこる江戸時代の和船ですが、なかなかどうして、田沼時代頃にはずいぶんと性能が向上しているし、新機軸も取り入れられた船が造られていることが分かる本をご紹介します。

安達裕之『異様の船-洋式船導入と鎖国体制』
http://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b162872.html

北辺防備用重装甲弁才船とかも出てきます。

面白いな、これ。
登録しておきました。
ひとつだけ忠告を。
原子力だけは持ち込むなよ？原子力に頼らないエネルギーをお願いします。

アイヌ経由でロシアと交易は既に有ったりするんですよね。
鎖国と言っても意外と穴だらけだったりしますから……。
そこのパイプを太くしたら結構何とかなりそうですね。

私も土岐航と同じく、近現代史の知識は豊富なのに江戸時代は基礎知識しかないため、基本主人公と同じ気持ちで読むことができて大変楽しませていただいてます。現代の協力者田辺京子との関係が今後どうなっていくか、どんなアイデアが出てくるかも楽しみです。

個人的に田辺京子は主人公とは違い好きなので、主人公が嫌がるのは目に見えてますが出番が今後もあるといいなと思います。

ポルトガルとペルシャもありました。すいません。
品種改良は無役で内職で生計を立てている後家人達を抜擢しては？
彼らの内職と同業への対抗のため朝顔やツツジ、金魚等の品種改良が進んだわけですし、育成から教えなくていいので簡単に取りかかれそうです。難点は品種改良が金になると話題になるのが文化年間からでしょうか。

駒込の植木職人達も品種改良のノウハウは持っていますから彼らも買いだと思います。

源内先生いいなぁ。キャラ描写が素晴らしい。べらんめいな江戸弁の口調がはまってます。

未来知識、産物の江戸時代での価値を考えれば果てが見えない黄金の山。価値を理解出来る人間なら自分の元に繋いでおきたいでしょう。作中の様子だと既に田沼親子と源内で主人公(未来知識)の取り合いが水面下で始まっている。
飢饉対策ですぐ出来るとなると、松平定信の囲米、七分積金とか使えそうな政策をパクっ…参考にするですが、その場合は意次は有効性を認めつつも他に無いか聞いて採用に難色を示しそう。

「ガンガンいこうぜ」はこの先ヨーロッパの基本スタンスですからオランダも例外でないんですけどね(笑)
ただ、オランダは日蘭貿易の利益で世界の「海洋帝国」を維持しているので日本にそっぽ向かれると国事態が瓦解するため無体ができないという事情があります。

この時代のロシアはたしかエカチェリーナ帝のもと南下政策を国是にすえ勝手にポーランドでこの指とまれを実施バリバリ分割してるはずです。そりゃ脅威ですよ！

頑張ってください田沼さん！ここで海禁政策の軛を突破できれば家康時代お付き合いのあったイギリスやスペイン、インドにベトナムやタイ、メキシコとのお付き合いも夢ではありません。

欲しがるなー、パソコンw

誤字では？
ギヤマンに移っているは→ギヤマンに映っている

科学文明が平賀源内という怪物を育てるような気もしますね。

凄く面白くて、続きを早く読みたくなります。まるでキャラクターが生きているみたいですよね。

あと西暦年では江戸は1779年でいいのですか？
1786年から戻ったのなら7年過去ではないでしょうか。
10年と書いてある場所がいくつかありました。