科学チートで江戸大改革! 俺は田沼意次のブレーンで現代と江戸を行ったり来たり
■■アルファポリス 第3回歴史・時代小説大賞 読者賞受賞■■
天明六年(1786年)五月一五日――
失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。
その願いが「大元帥明王」に届く。
結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。
俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。
その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。
しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。
21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。
いや近代の歴史を変えるのである。
2017/9/19
プロ編集者の評価を自分なりに消化して、主人公の説得力強化を狙いました。
時代選定が「地味」は、これからの展開でカバーするとしてですね。
冒頭で主人公が選ばれるのが唐突なので、その辺りつながるような話を0話プロローグで追加しました。
失敗の場合、消して元に戻します。
天明六年(1786年)五月一五日――
失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。
その願いが「大元帥明王」に届く。
結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。
俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。
その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。
しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。
21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。
いや近代の歴史を変えるのである。
2017/9/19
プロ編集者の評価を自分なりに消化して、主人公の説得力強化を狙いました。
時代選定が「地味」は、これからの展開でカバーするとしてですね。
冒頭で主人公が選ばれるのが唐突なので、その辺りつながるような話を0話プロローグで追加しました。
失敗の場合、消して元に戻します。
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18世紀最高の頭脳集団を、弟子か!w
感想ありがとうございます。弟子です。230年のアドバンテージと、一応、塾講師だったという設定があるのです。その点では優秀なのです。まだ、全然そう見えませんけど。
田沼意次が家政を疎かにしたという話ですが、多分自身の飛び地になっている領地についてではないかと思われます。
田沼意次時代の相良藩は5万7千石とけして小さい大名家ではありません。ただ、トントン拍子に出世したため纏まった領地は相良本領(静岡県牧之原市)の1万石しかなく他は東は神奈川から西は京都と東海道沿いに点在しています。(神奈川県だと厚木や足柄、寒川等)
田沼さんは相良本領については相良城の築城と城下町の整備。目玉産業としての養蚕業と瓦焼き産業の育成。それを輸出するための田沼街道と相良港の整備とかなり精力的にまた計画的に領地経営をしています。(他の老中と違い一から整備にあたっており、急に大名になったため家臣不足もあり忙しいはずです。)
(牧之原茶は明治時代に勝海舟が旧幕臣の受け皿として育成します。なので江戸時代にやっても面白いかもしれません。)
ただ、それは5万7千石の内の1万石の話で残りの4万石7千石は手がつけられなかったようです。その事ではないでしょうか?
感想ありがとうございます。まあ、あの最後ですからね…… 広い意味での「ごめんねみんな」ってのがあったのかもしれないです。もう一度、その辺り後で読んでみます。
3000円の顕微鏡って、玩具みたいなの…と密林で検索したら。なかなかどうして立派な物が。
小中学生が使う分には、十分ですね。自分が子供の頃に買ってもらってたら、狂喜していただろうな。
感想ありがとうございます。最初は双眼を考えていたのですが、倍率高いのはめちゃ高いんですよね。
顕微鏡は大好きでしたね。私も。
今後、江戸の近代化で堅苦しい話なってしまったり、元カノの件でギスギスしたとしても、田辺京子のキャラがアクセントとして生きると思います。また、田辺京子のキャラは人によっては不快感を感じると思うので商業目的で本にする・万人受けするモノを書きたい場合は削る必要があると思いますが、そのような気遣いなく【自由に書いていい】と思います。
他の中七七三作品が間接的に出てくることがあるのもいいですね。「あ~あれね」って楽しませていただいてます。
感想ありがとうございます。ワタシはいつもでフリーダムですから。
でも、田辺京子のモデルというか元ネタになったキャラは、爆発的にヒットしたラノベの某キャラなんですけどね。
あれを、理系から文系にして、さらに下品にしてみました。さて、誰でしょう。
ヒットした作品のキャラをベースにキャラづくりする方法論は大塚英志氏の入門書にあったものです。
〉馬体の割りにパワフルだったと記述
馬体の割りにパワフルであったのは間違いないと思います。また、日本の馬はある程度の山道でも登れたり(サラブレッドはできません)、泳ぎが得意だったりと独自性も持っているので単純に欧州の馬に劣っている訳でもないのは事実です。重種、軽種の違いはもちろんあります。
ただ、馬体が小さいため体力が欧州の馬に比べて低いのだけはどうにもならないです。(騎士甲冑を着た騎士を乗せるため大型に品種改良)
また、日本の在来種は木曽馬や道産子馬のような馬体の小さいポニーサイズしかいないと勘違いをされている方は多いのですが、彼らは小型馬と呼ばれる品種でその小さな馬体(軍用には向かない)と特技で政府と軍部の魔の手から住民達が盾となり逃れる事ができた品種です。
南部馬や三春駒、甲斐駒等の中型以上の馬体を誇った江戸時代以前からの名馬の品種は軍部によって徴発され、日清から始まる外征戦争、品種改良、馬体不適合種の去勢管理等で絶滅させられてしまいました。
日本の発展の陰には彼らの活躍があります。そんな彼らは江戸時代でも名馬として藩や幕府に引っ張りだこです。ちょっと馬車馬に転用は難しいと思われます。
品種改良ですが戦国時代なら伊達政宗や島津貴久がペルシャ馬を松前家がモンゴル馬との品種改良を試みています。また、八代将軍の吉宗も献上されたペルシャ馬「春砂」と命名。南部藩に依頼し南部馬との品種改良を試みていたそうです。
感想ありがとうございます。馬車の件はワタシも軽く調べてみました。軍事的な要因と、それを導入することで、海上輸送や籠、馬子とか失業者が出て、社会が大きく変わってしまうことがいかんということもあったようです。
基本的に、現状維持社会ですからね。
まぁどよめくよな?知らないわけだしW
感想ありがとうございます。そうですね!
蘭学者への講義は想像したら凄まじい光景ですよね。
歴史に名をはせる人物が子供の用に目を輝かせて現代からの教材をガン見する熱気が目に浮かびます。
寝る間を惜しんで頑張りそうな人物ばっかりだし(汗
しかし。今後の歴史に名をはせる人物たちへ教えるのだから、間違った事を教えようものならそれが広まって行く訳で責任重大所の話じゃ無い訳ですよね。
まさに今が正念場って感じですか、頑張れワタル~。
感想ありがとうございます。主人公アゲアゲでいけという荒木飛呂彦氏の本に書いてあったように、これからはなるべく上げ上げでいきます。
京子の言動がいいかげんウザイ。度を越しすぎ。
現実的にこんな言動する女はいないと思うよ。
感想ありがとうございます。ヒロインのエロビッチは私の好みです。理想です。すいません。現実に居ないからこそ書いています。いたらいいなぁの願望なのです。でも、親しい男には下ネタガンガンかます、女は結構いますよ。ここまではいませんけどね。
江戸時代に鉛筆が定着しなかったのは単に和紙との相性が悪かっただけな気がします。実体験として和紙に鉛筆で書いた結果、かなり見難く書き難かった覚えが有ります。洋紙は短い繊維を敷き詰めるので長い繊維が絡まって出来る和紙と比べ水に弱く変色し易い欠点が有りますが、紙が密になり鉛筆が乗り易く生産性も高いです。安価な再生紙、ちょっとしたメモ帳、子供の練習用紙、仮名草子や浮世絵とか安物の印刷物の用紙としての需要は期待できそうです。
外国語の話ですが、航先生がオランダは落ち目だから覚えても意味が薄いと講義で話し、それが蘭学者からオランダ商人に広まったら、オランダ商人、幕府はどう反応するか。
印旛沼干拓は未来知識による検証をやらせた結果、坂東太郎が凄過ぎ手に負えないので廃案にしたとの話を意次から後日伝えられる事になるかも。
前の塩の話ですが、信長の料理の話が頭にあり、体を温める為にも塩分が必要で食材の保存法が乾燥させ塩で〆る、熱を通す、発酵させる位の時代だとどうなるのかふと気になりました。
感想ありがとうございます。オランダの完全否定ではなく、そこ1本にヨーロッパ情報を頼っているのはアカンのではないか的な感じです。幕府はどうなるかなぁ。
江戸の料理が基本的に塩っ気が多く、それで大量の飯を喰らうのはどうやらそうみたいでした。庶民の場合は特に。
玄白達に、講演すんだ
感想ありがとうございます。しますよ。
蘭学者が大安とか…って書いてますけど、日本の科学者や技術者って結構こうゆうのは現代でも大事にしますよ。
ほら、つい最近でも日本で製造第一号のF-35のロールアウトでもお祓いしてたでしょ(笑)
この時代の事ってあんまり『話』にならないんですよね。
日本の発展には重要な時期なんですが…やっぱり『悪徳田沼』のイメージのせいなんでしょうか?
遅くなりましたが、頑張って下さい。
感想ありがとうございます。そうかもしれませんね。これは主人公の愚痴です。
私の世代ですと「悪徳田沼」のイメージはないのです。1980年代くらいから、旧来のイメージは薄まっているのではないかと思います。
このイメージが浸透したのは、膨大な量の松平定信の著作が一因といわれているようです。
大正時代辺りから再評価が開始されていましたが、学術レベルにとどまっていたようです。
『豊かさの誕生』参考になっているようでよかったです。ただ社会制度まで変えようと思うと、話が大きくなりすぎて大変ですよね…。これからも楽しみにしてます。
感想ありがとうございます。おかげさまで果てが見えぬほど話が大きくなりましたww 本当に面白かったですよ。
「豊かさの誕生」は内政ファンタジーでも使えると思うんですが、そんなの関係ないから「ファンタジー」だろとなったらぐうの音もでませんけどね。
主人公は「蘭学者としてはオランダ語が苦手」なら「蘭学者の皮を被った……」とすれば、という事ですね
ところでタイムマシンベルトコンベアですけど、あれって主人公が触れてないと結局アウトだったりしませんか?
(「履いている靴は地面と接しても消滅しないけど、靴単体が地面に触れたら消滅する」とか)
感想ありがとうございます。その辺りは後で設定を整理するかもです。
馬車や戦車(チャリオット)が日本に普及しなかった理由はこれらが原因と言われています。
その一、現代でも国土の7割を占める山林
その二、馬の馬体が小さいため引く力が弱く、体力に劣る
その三、河川が急流なため架橋できていないところが多い
その四、河川数が多く沼や沢、淵など路面が悪いところが多い
その五、日本人が家畜の去勢を嫌がるため車を引く事に適性がある家畜の頭数が少ない
等々です。
そういう意味では日本の陸運を変えるなら航と同じスタイルの方が確実かと思います。幸い江戸時代に自転車は存在しましたのでそれの改良型と言い張れます。
世界初の自転車「陸船奔車」です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%A3%BD%E9%99%B8%E8%88%9F%E8%BB%8A
こちらは陸船奔車のきっかけになった陸船車です。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E8%88%B9%E8%BB%8A
ただ、こちらの陸船車吉宗に献上されているので無断で売り出したら幕府からお咎めがあるかもしれません。
感想ありがとうございます。参考にさせていただきます。馬は身体の割にパワフルだったという記述も歴史群像なんかではみたんですけどね。まあ、地形的な問題はそうだと思います。そもそも、沖積平野に住み始めたのは最近ですので。
新製陸舟車は見世物のレベルで終わっているようですね。
でも、この技術は流用できるかもしれませんね。
土岐先生の指導で蘭学者達がリーダーとなり近代化の目途は経ったとして、その後日本に待ち受けるであろう植民地の分捕り合戦。
其処を静観するのか、または史実のように参加するのか、はたまた全く別の道を行くのか凄く気になります。
帝国の利権が対立し戦い始めたのがWWⅠ~Ⅱ、その後疲弊した宗主国からの植民地の独立を経て現代の世界情勢に移行していく訳ですが、この過程を経ずして現代の世界に成熟出来る物なのか……。
何せこの時代は白人から見れば、『有色人種=猿と同等 故に支配してあげている』の様な雰囲気ですから。
感想ありがとうございます。日本は中々攻略の難しい地理条件を持ってはいると思うのです。
オロシヤが一番おっかないのです。大陸とどうかかわっていくかが、日本の分かれ道かなと思います。
此れ後輩ちゃんも江戸時代に物理方式を無視して来てしまう展開が有りそうで怖いですねえ、そう神様に頼み込んだり将又脅してきそうな感じがしてならない
そう田辺京子はこう言った「先輩への愛の力が有れば時空や物理法則すら曲げられる」と言う展開に成りそうです
感想ありがとうございます。物語のバランスが崩れるので、それはないです。江戸の方でもヒロインを出すかもです。
江戸時代で、背が高すぎてモテない女の人とかだそうかなとか。
玄米は糠の脂質が劣化しやすく異臭・有毒化することから少量ずつ精米するような農村ではよくても分業で大量に処理する都市だと扱いづらい点
何より火の通りが悪くて燃料費が嵩むことから薪供給の容易な農村ではよくても都市だと相対的高価格な燃料により高くつく点
単なる食味やステータスだけではなく経済構造が立ち塞がる問題
オランダが落ち目なのは間違いなくてもまだ喜望峰とマラッカ抑えた上にアジアでインドネシアという確かな地歩があって他国に替え難い問題
感想ありがとうございます。燃料の問題は確かにあるかもしれません。食の問題だけでではなく、これは考えます。
オランダを完全に切り捨てる訳ではないですけど、一択ではない的、英語というヨーロッパ系言語の中で最も規則性がデタラメな言葉をですね。
「なんでONEとかいて「おね」ではないのですか!」的な川柳があったのを思い出したりしました。
当時の治水は意図的に洪水が起こりやすい場所を作りそこに洪水を起こさせる事で他の流水域を守るというものです。(遊水池と言います)
印旛沼は利根川の遊水池として機能していたのでここを開拓するという計画自体、初めから転けていたと思われます。
なので印旛沼は諦めた方が無難だと思います。
もし干拓を行うなら一応実積がある手賀沼のみとし、資本と人材をそこに集中。堤防は石堤では史実では洪水に負けてしまうため三和土や古代コンクリートで作成すればもしかしたらいけるかも?!いけるといいな~。(願)
三和土なら既にありますし、古代コンクリートも火山灰は浅間山の噴火で掃いて捨てるほどありますから意外とつくれるかもしれません。また、強度を出すための骨組みは竹筋でいけます。
航が鉛筆が広がらなかった理由を不思議に思っていましたが、多分理由は紙の質の差だと個人的に思っています。和紙は筆を使う事を前提にしていますから、半紙に鉛筆で字を書くとすぐに穴があくし、破けます。これではかえって不便です。
感想ありがとうございます。利根川と江戸湾(東京湾)をむすべる運河が欲しいというのが本音なのかもしれませんし。実際干拓で増えるのは10万石ですしね。暴風雨が来るのが分かってますしね。どするかなぁ。
製紙業は以前、別の小説で結構調べてはいたのですが、もう忘れてますなあww
色々ありがとうございます。
すいません。連投です。
>蕎麦汁をたっぷりつけて喰いたいというネタが落語にあるので、しょっぱいモノがいいのでしょうけど。どのくらい現代人との間に差があるのか?
以前、別荘の管理人に聞いた話――
鉄工所で働いている鍛冶師などは自分の手元に塩の塊を置いていて適宜舐めて、汗で体内から流出する塩分を補給しているんだそうですが、彼らは塩の塊を舐めていて、塩に甘みを感じるんだとか。
塩は体内で分解されて胃酸の原料となることなどから、発汗によって失われる塩分が多すぎるとそういう味覚になってしまうようです。
>街道交通網、海運交通網はかなり整備されていたかなとは思うのです。
去年、箱根の旧街道の石畳を歩いた限りでは、ランダムに石が浮き上がって異常に凹凸して歩き難かったのでどんなものかなと思ったんですが、
明治になってからは幹線としてのメンテナンスはされていない可能性はかなり高いと思うので、自分としては「どうなんだろう」と今のところは判断がつかない状態です。
感想ありがとういございます。江戸の飯の点では、当時高級取といえた船の船頭が、一升飯を食うという絵をみたのですよ。おかずは大人2人で煮魚を分け合ってましたが、そうとうにしょっぱいと思うのです。
しかし、私の母親の時代も戦争で食糧難を経験しており、白い米だけでいくらでも食えたという話をリアルに聞いているので、どうなのか…… このあたりは面白けりゃいいかなと思ったりもします。
>こんなに情報集まるなら、主人公にマジで作中で小説書かせたくなりますな。
主人公が平成日本でする金稼ぎはネット小説の執筆でいける気がしてきました。
アルファポリスに投稿した小説が書籍化とか。
あとこれは小説への感想というよりも歴史評になりますが、封建制の廃止で人材的多様性が多少なりとも損なわれたように感じます。
少なくとも外交に対する嗅覚といったものは幕藩体制下で育った者の方が優れていたようにも思えて。
江戸人が明治を作った、みたいな話です。
ちなみに1871年に成立したドイツ帝国の国家予算は領邦諸国全ての承認を得られないと成立しないという国体で、これを廃止できたのはナチス政権になってからと記憶しています。
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>世界的にも希な軽質油で、精製せずにそのままで自動車が動くほどだった。
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製鉄技術次第ですがレールが製造できれば鉱山トロッコとか馬車鉄道とかできそう。
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https://gigazine.net/news/20070314_wood_coaster/
松前家や東北諸大名を親田沼派にする方法として令制国の分割というのもありなんじゃないだろうかなと。
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あとは大名家や旗本御家人の子女を12年間学ばせる全寮制の学園を江戸郊外に造って、大名家子女は学園を卒業しないと家督相続順位が認められないけど子供の学園在学期間内は大名の参勤交代は免除で、その代わりに高額な授業料を納入させるという風に学園悪役令嬢物にありがちなアレは実行可能なのかどうかとか。
感想ありがとうございます。あまりにメタすぎて、分けわからなくなりそうなのですけどね。主人公に小説書かせるのは。色々情報ありがとうございます。江戸自体に馬車が発達しなかった理由が何かあったような記憶にあるのですけどね。陸路もまあ、なんとかしたいのですが、結局幕藩体制の諸々がヤバいです。
油田ですかぁ…‥ 上総掘りでなんとかなるのかなぁ。
航の紹介の中に「医術」、「土木建築学」、「天文学」がなかったのは源内の優しさでしょうか。突っ込まれたら答えに窮しそうですからね。
航先生の講演に楽しみにしております。
「印旛沼、手賀沼の開拓」はやめておいた方が良いかと思います。これは絶対に成功しません!「日本一の暴れ川、坂東太郎」こと利根川の治水を見直し大規模なダムとバイパス河川、水門を用意しはじめて取り掛かれるものです。でないと利根川が洪水になるたび開拓地は荒れ地に戻ってしまいます。航は金があればいけるかもと考えておりましたが昭和になって30年もかかった工事です、あまりに 見積りが甘いかと。(八ッ場ダム建設中止騒動で流水域の知人達が一斉に反対するくらい現代でも利根川は恐ろしい河川です)ついでに浅間山の噴火で火山灰が河川に流れ込み洪水が起こりやすくなるうえに流水域が変わるのも注意です。
ところで蝦夷調査隊に「蝦夷方言藻汐草」のようなアイヌ語辞典やロシア語辞典は持たせないのでしょうか?
感想ありがとうございます。これから主人公がどうするか。一応元塾講師という設定がやっとここでという感じですわ。
印旛沼手賀沼は確かに気象条件考えると厳しいですよね。
単純に社会構造を変化させるなら生産性の高い作物やそれを活かす為の科学技術を意次に頼んでばら撒き大量生産、大量消費型の社会にして変化せざる得ない状況に持ち込めば良い気がします。
現代の完成形の技術をばら撒くやり方だと誰も真似できない(使い捨てライターの燃料のブタンガスの精製、液化は時代的に不可能)物なので幾ら撒いても資金調達以上の意味は有りません。為政者側もコピー不能の社会を変える事が無い使えば終わる嗜好品に過ぎないので上納金次第で黙認出来そう…資金調達の商品に相応しいです。
感想ありがとうございます。豊かさを創り上げる土台。「個人の財産が保証されること」「努力すればある程度は報われること」「資本の蓄積があること」「教育水準が一定レベル以上であるとこと」色々あるかもしれません。
使い捨てライターはこの世界ではまだ、「粋」な貴重品ですんで、そのうち、充填機改造セットでもってきますか。
あとは、家事対策にボンベ式ガスコンロですが、リヤカーで100万都市の需要を支えるのは無理でしょうねw
現代だと生活排水が高度処理で綺麗になり過ぎ養殖業で海苔や魚が育たないとかの弊害が出ているとどこかで聞いた覚えが有ります。江戸前で魚が良く獲れたのは源内が問題にしていたゴミのお陰の面もあるのでは。
海苔の養殖と言えば20世紀に開発された人工採苗が使えそうです。玄白達の掴みを考えるなら海苔の養殖より目がどうやって像を映すかとか各臓器の働きの説明の方が食付きが良さそう。
感想ありがとうございます。実際に江戸の街ってどないだったの?ってのを色々調べて、そりゃ100万もいれば、衛生的に(現代視点で)汚い部分もあるだろと思ったのです。
18世紀の同レベルの外国都市に比べれば多分、上等な街であったと思うのです。外国人の多くが幕末時にそう言った記述を残していますので。
感想ありがとうございます。今回の感想とご指摘はかなり、私の想定と近いものもありますね。
今回の話に出ていますが、民衆の私有財産というか、民衆が働けば豊かになるんだよってイメージをもているのが、近代国家とのひとつん形かなと思ったりします。
今後もよろしくお願いします。
今回は「ネタバレあり」にさせていただきました。
「予言の書」は超ハイリスクになりそうな気がします。とりあえず、明治時代にあった「ハレー彗星パニック」や昭和のアメリカのラジオドラマで起こった「火星人襲来」のようにパニックはおこしそうな気がします。
ただ、「日本沈没」みたいにこれからあり得るSFみたいにとってもらえるといいんですが……。
予言書の狙いはパニックを利用した自助、共助の強化で公助が入るまでの時間を稼ぐなのだと思いますが……。
実際に広まった場合こんな懸念はあるかと思います。
その一、予言書を真に受けた住民が土地を放棄し避難を開始、社会秩序を崩壊させる民族大移動になる。
その二、飢饉に備えて食料を溜め込む住民と徴発し換金をしようとする藩とで武力衝突から巨大な一揆へと発展する。
その三、予言書を真に受けた商人たちによる史実以上の買い占め。そして史実以上の打ち壊しによる無政府状態の長期化。
その四、社会情勢の不安につけこんだ「航教」(自称高弟による運営で航はノータッチ)が発生。社会情勢の不安を幕府のせいにした過激な倒幕運動へ発展。
感想ありがとうございます。その点は、要注意なのですけどね。江戸が噴火するわけではないので、その点は何とkなるかなとか思うのですけど。
でも、こういった社会不安を起こして、幕藩体制を中央集権的な何か変えられないかとも考えたりします。
明治維新とは違った形の近代化がないものかなぁと。
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