イキなり淫魔(サキュバス)ハーレムライフ -サキュバスが支配する異世界へ-

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その52:シノルリ、Sリバース!

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「先生! 先生、シノルリ先生!」
 
 この物語の主人公たる間具合弥太郎まぐあいやたろうは、最愛のサキュバスであるシノルリを抱きかかえその名を呼ぶ。
 それも絶え間ない絶頂アクメ快感が神経系に重なり合い彼女の脳内をグズグズにしていた。
 性科学的にいうならば「マルチプル・オルガズム」で脳のシナプス回路がショートしてしまったような状態だ。
 それでもサキュバスの女王は「ああ♥、あ♥、あ♥、あはぁ♥~ やたりょぉぉ♥~ しゅきぃぃ♥~ おちんぽぉぉぉ♥~」と口にした。
 涼やかで怜悧とさえいえる眼差しは蕩けまくり、虚ろのままだった。

「先生、大変ですよ! メガネースオーパイ王国で!」

「や、やたりょぉぉぉぉ―― もっとぉぉ♥、中でピュッピュして欲しいのぉぉ♥ 弥太郎のオチンチンが子宮をキュッキュしゅるのぉぉ♥」

 弥太郎にお姫様抱っこされながらも、脳内ではいまだにファックをしているかのような錯覚にあるようだった。
 数時間にわたる弥太郎とのセックスにより、サキュバス穴はドロドロになっている。
 ふたりの体液が混ざり合い、今の聖なるアムリタを垂れ流しにしているような状態だった。
 その内部に入れば、Gスポの快感神経組織は、フル稼働状態で快感パルスを脳に送り続けている。
 更に、子宮は、内部を弥太郎の精液でタプタプにされた上、後ろの穴かから腕を突っ込まれ握られ、揺さぶられていたのだ。

 オチンチンを挿し込まれ、密着する外壁から子宮を握られるという荒業だ。
 高校生にして鬼畜・変態の領域を超えてしまった間具合弥太郎の容赦ないセックスなのだ。
 そして、それを嬉々として受け入れるサキュバスの女王。

 その生み出されたポルチオ快感は、シノルリの脳髄を揺さぶり「セックス・ドランカー」状態にしてしまうのだった。 
 そう簡単に正気を取り戻しそうにはないのではと、弥太郎は思う。

(うーん…… どうするか?)

 弥太郎は部屋の中を見た。
 周囲には彼の容赦なきファックで、ハメ殺される寸前までいったサキュバスたちが転がっていた。
 上と下の口から逆流してたれ流しのサキュバスばかりだった。

 いや、ひとり、そうではないサキュバスがいた。

「ラリルル、起きている。大丈夫?」

 彼女は弥太郎に子宮頚管を握られ、引きずり出されれたのだ。
 外に飛び出た子宮頚管を扱かれ、悶絶失神していた。
 彼女も、サキュバス穴から飛び出した子宮頸管から、マーライオンのようにサキュバス汁を噴き出していた。
 それも、他のサキュバスに比べれば、マシといえる状態だった。

(飛び出たのを治せば、目が覚めるかな?)

 弥太郎は、シノルリをお姫様抱っこしながら、足の指でラリリルの飛び出た子宮頸管をグッと押しこんだ。
 ズブズブと沈んで元に戻っていく。

「あ、あ、あ、あ、あ♥ バカたりょぉぉ、やりしゅぎなのよぉぉぉ~」

「ラリルル、なんか本国で不味いこと起きてるみたいだぞ」

「あはぁ……」

 オチンチンを突っ込まれず、過激な指マン(子宮を引きずり出すプレイ)でのアクメ失神からラリルルは回復した。
 ただ、まだろれつが回らず、目の焦点も合ってないが。

 彼女はメガネースオーパイ王国の女王・シノルリの妹だ。
 シノルリがアクメ絶頂失神から回復していない今は、彼女の判断に頼るしかない。

 褐色全裸の肢体をゆるゆると起きあがらせるラリリル。
 ホテルのベッドに辛うじて身を支えながら座った。

「いったい…… なにがあったんですの?」

 荒い呼吸で、白濁液にまみれた褐色のオッパイを上下させながらも彼女は言った。
 彼女の前にガスマスクを装着した、サキュバスの女官が歩を進めた。
 この部屋の中に満ちている、弥太郎の「黄金の精液」と「サキュバス汁」の混ざりあった豊潤な香りは、平凡なサキュバスにとってはアウシュビッツと同様だった。

「(フコー、フコー)内務大臣のペラフェロ閣下が拉致されました(フコー、フコー)」

 まるで暗黒面に墜ちた銀河帝国の偉い人みたいな呼吸音を漏らしながら報告するサキュバスの女官。
 高性能のガスマスクが無ければこの部屋には入れないのだ。王族や、それに近い上位の貴族階級のサキュバスでなければ耐えられるものではない。

「拉致? ペラフェロが? いったい」
「本国からの報告では、ローリンババァヌ王国の特殊工作員かと……」
「なんですって…… お姉さま!」

 ラリルルはベッドから立ち上がり、よろよろと弥太郎とシノルリの方に歩みだす。

「お姉さま! アクメ失神している場合ではありませんわ! お姉さま!」

 ビビビビビっと音を立て、妹の往復ビンタが、姉を襲う。
 長いガラス細工のような銀髪がビンタの勢いで左右に揺れる。

「あ、あ、あ、あああ、ハードらのぉぉぉ、お尻ぃぃ、後ろから貫いて、お尻をビビビビビって叩いて欲しいのぉぉぉ♥ 尻尾を千切れるくらい引っ張って欲しいのぉぉぉ♥」

 妹のビンタに、マゾ性癖丸出しの反応を示しながら、身をよじるシノルリ。

「違うよ! シノルリ先生、しっかりしてよ! ペラフェロ大臣が拉致されたみたいだ!」

 弥太郎が長身のシノルリをお姫様抱っこしながら揺さぶる。
 
「ああ、ああああ? あ? ペラフェロが…… え? あ? 拉致? え? えーー!!」

 全身を貫いて脳をグズグズにしたアクメ絶頂失神。極限のオルガズムの中で失神していた女王様の意識が帰還した。

「いったい、何が起きたのですか?」

 シノルリは優雅な所作で、ふわりと弥太郎の抱っこから降りるとそこに立った。
 褐色肌には、セックスの残滓が刻み込まれていたが、それもサキュバスの女王にとっては勲章のようなものだった。
 失神前のセックスに耽溺たんできする、発情した牝サキュバスの姿はそこには無かった。

 凛とした気高きオーラをまとった姿。
 一国の女王たる褐色で巨乳のサキュバスがそこに立っていたのであった。

        ◇◇◇◇◇◇

「日本国のとの会談に、俺がいなくていいのかな? 先生」

 弥太郎とシノルリ、そして宮内大臣のジトーメが本国に戻った。
 メガネースオーパイ王国の王都、その王城である。

「向こうがこちらと、対等に国交を結び、友好関係を築けるかどうか? その回答をこちらは待つだけです。ラリルルたちで大丈夫でしょう」

 メガネの奥の知的で涼やかな瞳を弥太郎に向け、シノルリは言った。
 すでに全裸では無く、サキュバス王族の正装ともいえる、黒ボンテージ姿に戻っている。
 エナメル光沢の黒と滑るような褐色肌はむしろ、全裸より煽情的せんじょうてきかもしれないが。

「うーん。シノルリ先生がそう言うなら別にいいけど」

(まあ、ラリルルはしっかりしているし、イーテリーナさんもいるから、大丈夫か……)

 弥太郎は暴走気味の姉よりも、むしろ妹のラリリルの方が日本との交渉にはいいかもしれないと思ったりした。

 ちなみに今、弥太郎は全裸でフルチンである。
 サキュバスの国ではオチンチンをもつ者は基本全裸なのである。
 弥太郎は、オチンポ奴隷ではないが、基本的には全裸で過ごしている。
 本人も今ではそれになれて、むしろ爽快感すら感じていた。

「ああん、もうぉ、どこのバカなのよ。もっと弥太郎のこれを入れてグチャグチャにして欲しかったのに」

「あああ、先生、先生、先っちょをクリクリしないでぇぇ」

「ふふ、先生のお指でそんなに感じちゃうのかしら? いけない生徒だわ」

 シノルリはそう言って、弥太郎のオチンチンの先っちょをクリクリするのだ。
 あっという間にフル勃起する弥太郎。

「とっても元気だわ――」

「先生、それどころじゃなくて…… ほら、まずは報告を……」

 シノルリのたおやかな指が繊細な動きで、弥太郎のオチンチンを手コキする。
 弥太郎の先っちょからは、すでにヌルヌルとした先走り汁が出ているのだった。
 その量も半端ではない。すでに市販ローション500ミリリットル以上の分泌をしていた。

「そうね、でも、中途半端で、止めたら弥太郎も辛いわね。報告は弥太郎を手コキしながら聞きます。ふふ、ああ、気持ちよさそうな顔…… 可愛いわ、弥太郎」

 そう言って激しく指を絡ませ、オチンチンを扱くシノルリ。
 普段のマゾ性癖から、ちょっとエスっぽい顔が出てきているのかもしれない。

「あああ、先生、ああ、激しいよぉぉぉ、先生の指が、オシッコの穴をクリクリしてぇぇ――」
「ふふ、弥太郎、ダメよ。報告の間は、黙っていなさい。ふふ、先生がお口を塞いじゃいましょうか?」

 シノルリは全裸の弥太郎を立ったまま手コキする。
 その背後からスルスルと黒く滑る光を放つモノが伸びてきた。
 尻尾だ。サキュバスの尻尾だった。
 それが弥太郎の口の中に捻じ込まれていく。

「ふふ、ああ、いいわぁ。たまには、こうやって弥太郎をいじめてみるもの、感じてしまう―― さあ、報告を」

 シノルリは、口に尻尾を捻じ込まれ涙目になっている弥太郎の乳首を空いている手でクリクリ始めた。
 手コキのピッチは速くなり、オチンチンは真っ赤にパンパンとなっていく。

(あああ、先生。いいよぉぉ、先生にいじめられながら、オチンチンをピュッピュしたい―― あ、あ、あ、ああああああ)

 弥太郎が激しく射精した。大量の精液が音速を突破する。
 空気を切り裂く衝撃波を残し、城内の壁に激突――
 そこに巨大な穴を穿ったのだった。

「ああはぁ、こんなのを中で出されたと思うと、子宮が痺れそう……」

 シノルリは手コキを止めない。なぜならば、弥太郎のオチンチンが硬いままだったからだ。
 だいたい、一回の射精で終わるわけがないのだ。彼はホモ・サピエンスの歴史の中で数人しかいないといわれる黄金の精液の持ち主なのだ。

 ボンデージ姿の褐色の女王と、それに手コキされる全裸の人間を見て、報告の役を担ったサキュバスは固まっていた。
 サキュバスの常識で考えても、あり得ない射精なのだ。
 オチンポ奴隷の中で鍛えられた「オチンポ兵器奴隷」という存在ですら、このような射精はしない。

「報告を早く」

 呆然としていたサキュバスの家臣にシノルリは毅然とした声で言った。
 手コキして、尻尾をグイグイと弥太郎の口の中に押し込みながらだ。

「はい。女王様―― 昨夜未明です。城に詰めていた内務大臣のペラフェロの寝所に工作員が侵入。大臣閣下を拉致したものと思われます」
「工作員? どこのモノですか? ローリンババァヌ王国の工作員なのですか?」
「はい―― それが…… 確かに、その痕跡を残しております」
「痕跡?」

 弥太郎は口に尻尾をぶち込まれ、手コキ快感の中で、このやりとりを聞いていた。
 おちんちんと口を凌辱される快感、乳首から広がる快感に、身の内側からとろ火で焼かれているようだった。
 それでも「痕跡」とはなんだろうなぁ、とぼんやりする頭で考える余裕があった。

「はい。女王陛下、警護に当たっていた、Sクラスのオチンポ奴隷。ニホーン国では、レスリングとやらのチャンピオンらしいのですが――」
「結論を早くいいなさい」

 キュンとシノルリは、弥太郎の玉袋を強握りながら言った。
 弥太郎は二度目の激しい射精をした。城の天井に大穴が空いた。

「はい。Sクラスオチンポ奴隷の血の混じった精液で、書き置きを残していました」
「血の混じった精液で書き置き?」
「はい。壁に『大臣を帰して欲しくば、王女自ら、ローリンババァヌ王国に来い』とのものです」

 血の混じった精液。
 おそらくは、ローリンババァヌ王国の工作員に、蹂躙され、凌辱され、限界を超えて搾り取られたのだろう。
 命はとりとめたとしても、これから先、Sクラスのオチンポ奴隷としては生きていくことはできないだろう。

「ほう…… 私に挑戦状ですか―― あの、ちんちくりんのクソビッチ、パンスケ王国が……」

 キュッとメガネの奥の眼が刃のような光を湛え細くなる。

「もはや、アンシャンレジーム(旧体制)は崩壊しつつあります。我らがメガネースオーパイ王国の「生存圏」は大きく復活せねばなりません。あのような、ゲスエロのロリエロビッチのサキュバス王国には思い知らさねばなりません――」

 凛としたシノルリの女王の声が響くと同時に、尻尾が弥太郎の口の中に更に侵入する。
 激しい手コキはとどまることは無かった。
 
「シノルリ様。しかし――」

 宮内大臣のジトーメが声を上げた。だが、その言葉を女王はさえぎる。

「ジトーメ、すでに我が国は、オチンポ奴隷の供給で困ることはありません。更に、日本国との同盟も進むでしょう―― すでに、戦後レジームの終わりつつあります。これは良い機会です。それに――」

 一度息を吸い、シノルリはキュンと弥太郎のオチンチンを握りしめた。

「私は、この弥太郎の『黄金の精液』で凄まじい魔力を手にしました。どのような敵にも負けないでしょう」

「しかし、まずは、確認をすべきでは―― 本当にローリンババァヌ王国の仕業なのか、他国が装った可能性も――」

 ジトーメが淡々と冷静な指摘をする。

「それは、あり得ないかと。ジトーメ大臣閣下」

 今回の件を報告したサキュバスが口を開いた。
 
「なぜです?」
「非公式ですが、外交ルートからも『ペラフェロ内務大臣が非公式に我が国(ローリンババァヌ王国)を訪問していますが、女王の訪問も待っています』という情報が……」

 その報告を聞き、シノルリが更に力をこめギュッと弥太郎のオチンチンを握った。
 それが、射精のタイミングと偶然一致。音速を超える大量の精液がオチンチンの精管の中で爆ぜるように暴れる。
 弥太郎は、海綿体から生じる凄まじい快感の奔流に、オルガ絶頂で失神寸前となる。
 キンタマと前立腺に激しく精液が逆流してきているのだ。彼は、今までにない快感に叩き込まれていた。
 弥太郎は激しく全身を痙攣させている。

(あああ、凄いよ先生―― Sリバースした先生…… 最高だよ)

 元々、あらゆる変態性癖をもった高校生・間具合弥太郎である。
 Sとなったシノルリに攻められるのは、それだけで夢のようであったのだ。

 そして、オチンチンを握りしめられることで、創出される「出せない快感」――
 それは、強制ドライオルガズムだ。マルチプル・オルガズムが全身を貫く。
 弥太郎の脳内は快楽物質でドロドロにされていたのだった。

 シノルリが口元に笑みを浮かべ、ゆっくりとピンク色をした唇を開いた。

「ほう…… あのアホウのクソビッチ―― ロリヴァ・スジマーンの奴…… ぶち殺してあげます」

 大気が氷結するような言葉が、美麗な唇から吐き出されていた。

 その言葉を聞き、弥太郎は、更に深くイキまくったのだった。
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