イキなり淫魔(サキュバス)ハーレムライフ -サキュバスが支配する異世界へ-

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その40:サキュバスと日本国の同盟の可能性

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「あのふたりは、とりあえず、日本に戻して、引き続き、警察内部の情報を持ってこさせるとしてさ――」

 弥太郎の言葉に、その場にいるメガネースオーパイ王国の大臣たちが聞き入っている。
 会議は、ふたりの婦警の「肉便器調教」の3時間後に開催された。
 肉便器となった江川満子巡査長と、藤島泡姫(アリエル)巡査は、地下牢に監禁中だ。

 そして、会議までの空き時間である3時間。シノルリは弥太郎を独占し、セックスをやりまくった。
 三ケタに達するアクメ絶頂で、失神と覚醒を繰り返し、ドロドロにされていた。
 褐色肌は溶けたチョコレートのように、ヌルヌルとなっていた。

 何度となく「ああああ♥、弥太郎ぉぉぉ♥、オチンチン♥でイクのぉぉぉ♥、オチンポミルクぅぅ♥、ああ♥、あ♥、ああ♥、らめぇ♥、はひぃぃ♥、オチンチンがバキバキに硬いわぁぁぁ♥♥♥♥ 精液で子宮がドロドロに蕩けるのぉォ♥♥♥♥」とよがり声をあげたのである。

 その美肉の内側も外側も蕩けたドロドロ状態から、会議の前には復活。
 高貴で凛とした女王の姿を見せ、シノルリは会議に参加していた。

(シノルリ先生もタフだよなぁ。何度イカせても、オチンチンを欲しがるしなぁ。でも、そんな先生が大好きなんだよなぁ、俺は――)

 弥太郎はイスに座り、その上にシノルリが座っている。
 弥太郎のオチンチンは挿入されていない。流石に挿入しての会議は無理だった。
 シノルリの褐色の太ももが、弥太郎のオチンチンを挟み込む、その先っちょをぴょこんと出していた。

(ふふ、あぁ、いいわぁ♥、弥太郎のお指がおっぱいを、優しくモンでいる…… 激しいセックスのあとの、癒される揉み方♥―― ふふ♥、サキュバスの身体を知り尽くしているわ♥―― 私が教え込んだの♥)

 シノルリは「弥太郎はワシが育てた」的な感想を持ちながらも、今後の対策を思案する。
 弥太郎は、おっぱいをモミモミしながら、発言を続けていた。

「――組織と和解するか、徹底的に対立して叩き潰すかどっちかなんだよね」

「徹底的な対立?」
「それは、日本国との完全な対立を招くということでは」
「今の我が国は、日本国と事を構える余裕はない」

 生産大臣のチュパーナ、外務大臣のイーテリーナ、内務大臣のペラフェロが続けて発言した。

「この世界―― サキュバスの世界とします。サキュバスの世界で、我が国はまだあまりに脆弱です」
 
 大きなおっぱいを揉まれながら、シノルリが言った。
 うなづく大臣たち。

「今も、ローリンババァヌ王国からは、オチンポ牡奴隷の輸入量が減っていることに関し、事務レベルの照会がきています」

 外務大臣のイーテリーナが言った。
 ショタっぽい、男の子のオチンポ牡奴隷を抱っこしながら、おっぱいを吸わせている。
 ときどき、「あ♥、あ♥」と吐息のような声を出し、ビクン、ビクンと体が震えているが、気にするほどではない。

「他の国は? ママホートミルク王国、クリマーラ王国の動きはどうなのです」

 シノルリが訊いた。弥太郎の指が柔らかな褐色のおっぱいに沈み込んでいく。
「ふぅぅ~」と弥太郎にだけ感じられるような吐息をシノルリは吐いた。
 バラのようなクラクラする香りの吐息だった。
 
「両国から特に今のところは」
「そうですか―― あ、あ、ああぁ♥、先っちょはぁぁ♥、会議中はらめってぇぇ♥――」
「ごめんなさい、シノルリ先生」

 弥太郎のふとももが、大量のサキュバス汁で濡れていた。
 乳首への愛撫で一気にサキュバス穴が決壊したかのようだった。
 キュンッと、シノルリの太ももが弥太郎のオチンチンを絞めつけてくる。

(ふふ、もう弥太郎は素直で…… かわいいわ。もう―― 怒れなくなってしまうわ)
 
 シノルリは、ツンと弥太郎の額を人さ指でついて「メッ♥」と言った。
 眼鏡の奥の瞳が恥ずかしげでありながら妖艶で、何ともいえない可愛さだった。

「会議、進めますが、よろしいでしょうか――」

 ジトーメが言った。彼女が宮内大臣だ。シノルリの一番の側近といっていい。
 彼女もオチンポ牡奴隷に腰掛け、サキュバス穴で、オチンチンをキュキュと絞り込みながら会議の進行をしている。
 彼女の粘膜がオチンポ牡奴隷のオチンチンを締め付け、オチンポ牡奴隷が射精する。

「あお、あぁあ、あああああ、あふぅぅ――」
「イクときに声を出すな。会議中は」
「す、すいません!」

 オチンポ牡奴隷が謝罪する。ここにいる全サキュバスが、自分のオチンポ牡奴隷を連れて会議に参加していた。
 弥太郎を例外としてだ。彼はもはや、女王のパートナーであり救国の勇者と言う存在として認められている。
 大臣たちのオチンポ牡奴隷は全て特A級の者たちだった。
 このサキュバスの国における最高級のオチンポ牡奴隷といえる。

 それが、潤沢に使用できるということが、この国の復興の一端を示していた。
 そして、その一方でサキュバス世界内部での問題も惹起じゃっきさせていたのだった。

「対外関係を考えるとローリンババァヌ王国からオチンポ牡奴隷を輸入を減らすのはまずいか」

 シノルリは思案気に言った。本来はクールで知的な瞳をしたサキュバスの女王なのである。

「ローリンババァヌ王国から、中古のクズのようなオチンポ牡奴隷を輸入するのは、国庫を圧迫します」

 内務大臣のペラフェロが言った。三人のオチンポ牡奴隷に自分の身体を奉仕させながらだった。

「対価の金貨は貴重です。鉱山で働く牡奴隷の数と質が下がっております。これ以上の金の流出は、我が国―― メガネースオーパイ王国の経済的破綻を招きかねません」
「日本からの奴隷を鉱山に――」
「それは、あまりに贅沢な話だ。日本産のオチンポ牡奴隷のオチンチンと精液の質は高い」

 産業大臣のチュパーナが提案するが、内務大臣が却下する。
 
「奴隷にも色々あるんだね―― シノルリ先生」
「そうね、オチンポ牡奴隷は、サキュバスが生きていくために必須の存在。その役目を果たせなくなった奴隷が、色々な産業にまわされるわ。これは、個人授業で教えたことよ。ふふ」
「そうだっけ…… そうか。ああ、思い出したよ、シノルリ先生」
「ふふ、いいわ。分からないことがあれば、聞いて。教えてあげる…… じっくりと♥――」

 クールで理知的だった瞳は、淫靡な光に満ちてくる。このギャップが弥太郎にとってはたまらなかった。

「一応、メガネースオーパイ王国は、金が出るですよね」

 弥太郎が発言した。

「それほどでもないわ。戦争に負けて、大きな金山は取られてしまったの。今のは戦後に開発を始めた金山だけよ」
「ふーん。どれくらい?」
「そうね…… チュパーナどうだったかしら?」

 シノルリは生産大臣に話を向ける。

「年間、20万トンほどかと…… 全盛時の十分の一です」
「え? にじゅうまんとん?」
「そうです。弥太郎様」
 
 進学校に通う弥太郎は、優秀な頭脳を持っている。性癖は高校生にして手遅れレベルの変態かもしれない。
 しかし、頭脳は優秀なのだ。記憶力もだった。

「それって、すごいよ――!」
「しかし、それも流出し、国内で使えるのはわずか。我が国で出る資源といえば…… あとは……」
「あとは?」
「無いのです」
「無いの?」
「はい」

 しかし、他の資源がないとしても年間20万トンの金の算出はすごい。
 日本と貿易が出来るレベルだ。
 そうだ―― 貿易だ!

「ねえ、本当に他に資源とかないのかな!」

 弥太郎は聞いた。
 無ければ、後はサキュバスを日本国に認めさせ、サキュバスを日本で働かせ、外貨を稼ぐ方法もある。
 また、サキュバスの国に、日本人を観光客として招き、外貨を得るという方法もある。
 オチンポ牡奴隷ではなく、観光客がお金を落すように、精液とオチンポの味をこの国に落すんだ。

 弥太郎の優秀な頭脳は一瞬でその考えをまとめた。

「まあ、あとはアレですね……」
 
 宮内大臣のジトーメが言った。

「あれ?」

「ジトーメ、もしかして、『アレ』か? アレはどうにも臭いし、菜種から取れる油に劣る」
「油?」

 内務大臣ペラフェロの言葉に弥太郎は反応した。

「泥のような燃えるだけの水に価値はないでしょう」
「泥みたいで、燃える水?」
 
 外務大臣イーテリーナの言葉に弥太郎は、それはまさかと思う。
 弥太郎は、その正体が何か思い当たるような気がした。震える。まさか―― 出るの? それが……

「まあ、掘ればいくらでも出てくるが、水の方が貴重です」
「いくらでも出るんですか?」
「いくらでも、そこらで出ます」

 生産大臣のチュパーナが言った。

「石油―― 石油が出るのか…… このメガネースオーパイ王国は……」

 弥太郎は、ここを、ただのエロいサキュバスの国だと思っていた。
 しかし、その思いは一変する。

 日本国との交渉の材料がある。
 そして、日本国を味方にした場合、このサキュバスの世界で、「メガネースオーパイ王国」の地位はどうなる?
 王国の権威が復活し、サキュバス世界の統一すらできるのかもしれない――
 
 現代日本の科学力、産業力がこの国にもたらされれば――

「あはぁぁああん。弥太郎、どうしたのぉぉ、指がぁぁ、そんなに、細かく震わせてぇぇ、ああああ、気持ちよくなってしまうわぁ~」

 おっぱいを握りながら、震える弥太郎の手。
 それは、シノルリの官能を刺激しただけではなかった。

 そう、物語はエロいだけのものではなかったのである。
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