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その21:【祝】サキュバス世界と日本が開通!
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「お姉さまが、イッてしまいましたわ。これじゃバカ弥太郎のオチンチンも満足しないでしょう――」
弥太郎のオチンチンはフル勃起のまま、ドピュ、ドピュと間欠泉のように精液を噴き出していた。
姉に独占されていた弥太郎のオチンチンが解放されたのだ。
妹たちが今度は黙っていなかった。
ラリルルとレロラロが淫欲への期待で蕩けそうになっている瞳で弥太郎を見つめていた。
最初に口を開いたのは上の妹であるラリルルだった。
見た目は、弥太郎と同世代の褐色のJKに見えるが、1998歳である。
「あああ♥、バカ太郎のオチンチン♥、オチンチンがぁぁ♥、なんで、あるのよぉぉ♥、このバカオチンチンがぁ。もう、本当はしゃぶって♥、精液を飲んで♥、それから子宮まで犯して欲しい♥なんて思っていないんだからねッ!」
もはや、いやらしいことで頭がいっぱいで、ツンデレセリフなのか、誘っているのか分からなくなっているラリルルが、オチンチンを咥え込む。すごい舌使いだった。
「そんな、がっつくなよぉぉ、あああああ、皮の、皮の隙間にベロをぉぉぉぉ♡」
思わず声を上げる。シノルリをお姫様抱っこしたままだ。
彼女はアクメ絶頂で、まだ気を失っている。
そんな弥太郎の前にしゃがみこんだサキュバス王族のお姫様。
そのオチンチンを淫蕩な指の動きでからめ捕り、口に咥えるラリルルだった。
(あああ、射精が止まるまで―― 仕方ないから相手をしてあげますわ。あああ♥、弥太郎ぉぉぉ♥)
姉のサキュバス汁と弥太郎のオチンポミルクを飲み、情欲に引火。ガンガンと淫靡な炎を燃やしていたラリルルのベロが弥太郎のチンポに巻きつくのだった。
ラリルルのフェラチオは、オチンチンと尾てい骨を溶かすような快感を弥太郎に与える。
「あああ! お姉ちゃん、ずるいぃぃぃ! 私もぉぉぉ♥♥♥♥!」
弥太郎に乳首刺激と、前立腺を尻尾で震動させえていたレロラロもオチンポを奪う。
乳首クリクリと、前立腺への尻尾での責めはやめない。
レロラロは、JCくらいに見えるが1994歳のサキュバスだ。その性的テクニックは凄まじい。
(ああああ、気もちいぃぃぃ、ラリルルとレロラロォォ~ 強烈すぎだろぉぉ♡)
ふたりのサキュバス姉妹のフェラチオが開始されたのだった。
それは、快楽を与える拷問のようなものだ。
シノルリを抱いている手間で痺れてくる。
「あああ♥、弥太郎♥…… 私の弥太郎♥……」
そして、気絶していたシノルリが目を覚ました。
眼鏡の奥の長いまつ毛が動きだし、その瞳が弥太郎を見つめる。
ドロリと溶けた視線を弥太郎に絡ませ、再び唇を求めてくる。
妹たちにチンポを吸われ、姉とベロチュウをする弥太郎だった。
「ああああ、出る、でちゃうよぉぉぉ!!」
ふたりのサキュバスは、口の周りを犯され、そして唇がまるで性器になったかのような快楽に貫かれるのだった。
ドピュっと激しい音をたて、弥太郎の黄金の精液が噴き出した。
シノルリがゆっくりと、弥太郎から唇を離した。
名残惜しそうに、ベロが絡み、離れていく。
ふたりの口腔粘膜の体液が、細い銀糸を造り上げ、ふたりをつなげていた。
「ああああ♥、もっとぉぉぉ♥、いいわ♥…… 4人で…… もっとぉぉぉ♥♥♥♥」
シノルリの艶やかな唇が動き、言葉を発すると同時に、ふわりと彼女は弥太郎から降りた。
そして、弥太郎を一気に押し倒したのだった。
倒れた、弥太郎の顔にガンキ(顔面騎乗位)を決める。
弥太郎のベロはすかさず、サキュバス穴と、サキュバスの敏感なボタンを舐めまわすのだった。
「ああああああ♥♥、すごぃぃぃ♥♥~ 弥太郎ぉぉぉ♥♥、イク♥♥、またいっちゅぁうろぉぉぉぉfc8tttttぶhじぽk、mp♥♥♥♥♥♥♥♥!!」
弥太郎の顔の上で腰を振りながら、いきまくるサキュバスの女王。
そして、激しい肉の饗宴が始まるのだった。
地下室にはサキュバス姉妹の喘ぎ声と、牝のアクメ絶頂の匂いが満ちてくる。
弥太郎とサキュバス姉妹4Pドンブリセックスが続くのだった。
◇◇◇◇◇◇
「ああ♥、もう、子宮がパンパンで張り裂けそうだわ。弥太郎♥」
「だって、シノルリ先生の子宮が、俺のオチンポを咥え込んで放さないから」
弥太郎とサキュバス三姉妹は、地下室の床に座り込んで、壁を背にしていた。
壁のひんやりした感触が、火照った体に気持ちいいと弥太郎は思う。
弥太郎は顔も体もドロドロだった。濃縮されたハチミツのようなサキュバス汁を浴び続けていたのだ。
「もう、バカ太郎は、加減を知らないのよぉぉ。私のサキュバス穴が弥太郎の形を覚えちゃったわ! 精子の味も! 覚えたいなんて言ってないのに♥!」
弥太郎のオチンチンをいじりながら、ツンデレ・サキュバスのラリルルが言った。
まだやろうと思えば、十分な硬さを持ち、勃起したオチンチンだ。
ただ、さすがに今は、海綿体の隆起も、最高時の80%暗いと言った感じだ。
それでも、並みのオチンポ牡奴隷のオチンチンなど比べ物にならない。
「ああああ♥♥、尻尾がぁぁ♥♥、尻尾がぁぁぁ、あふぅぅ♥♥、お兄ちゃんの味がするよぉぉぉ♥♥♥♥」
尻尾を弥太郎のお尻に突っ込み、ダイレクトに前立腺を責めていたレロラロが言った。
尻尾に残る甘い快感を再現するかのように、弥太郎の体液に染まった自分の尻尾ペロペロと舐めていた。
「シノルリ先生、日本へのゲートはここに作るんでしょ?」
「ええ、情報は秘匿できる方がいい。だから、この場所を知っているのは私たちだけ」
「あの、部下たちにも教えなくていいの?」
弥太郎は質問する。会議で、弥太郎が犯し、蹂躙し、凌辱しまくった上級貴族サキュバスたちだ。
この国の大臣たちである。
彼女たちにもこの場所は秘密だと言っているのだ。
「情報を知っているサキュバスは少ない方がいいの。分かるかしら? 弥太郎――」
「まあ、情報セキュリティの基本だよね」
「さすが、私の――」
「私の?」
シノルリの言葉に反応する
「私の大事な生徒―― ふふ、いつかは、恋人になるのかしら♥」
生徒を関係をもったいけない女教師のような口調で、シノルリは言った。
もうすでに、恋人どころか、子宮を捧げ、弥太郎の赤ちゃんを孕んでもいいと思っている。
しかし、その思いの主導権までを渡す気は無かった。
「もう、先生は―― 俺は先生大好きなのになぁ。結婚したいよぉぉ♡」
「ふふ、ありがとう、弥太郎♥」
ちゅっと、弥太郎のおでこにキスをしてシノルリは立ちあがった。
「じゃあ、やるわよ。ラリルル、レロラロ―― 永久ゲートの構築をするわ」
「分かりましたわ、お姉さま」
弥太郎のオチンチンを弄っていたラリルルも立ち上がった。
ちょっとふらついているが、大丈夫そうだ。
「もう、バカ太郎が、ガンガンやるから、腰に力が入らないですわ」
「ごめん――」
「ふん、でも、そんな必死なバカ太郎は、嫌いじゃないかもですわ――」
普段とは違う妖艶さに中に優しさを交えた視線で、弥太郎を見つめるラリルル。
「あああ、私もぉぉ、大丈夫らのぉぉ~♥♥♥♥」
フラフラと立ちあがるレロラロ。チュパチュパと自分の尻尾の先を舐めるのを止めた。
「三人の魔力を集め、この世界と、弥太郎の世界「日本」をつなぐゲートを作ります。さあ、手を――」
サキュバス三姉妹が輪を作り、手を握り合った。
「我は求める。時と空間の門よ。その偉大なる存在よ。我らがサキュバス三姉妹の魔力を贄として捧げん。されば、その偉大なる力をもって、時と空間を貫き、異なる世界へのゲートを生成せしめん。その存在をこの「bhjんmjん」に固定し、遥かなる永劫の流れの中に、永遠なるクサビを撃たん。魔力を喰らいて、時空を穿ち、我らが眼前にその門を開きたまえ――」
シノルリの詠唱に続き、レロラロ、ラリルルも詠唱を始める。
静謐で透き通った声が、輪唱となり、地下空間に反響していた。
それは、決して侵すことのできない荘厳な儀式を思わせるものだ。
三人が手をつなぎ作った輪――
その足元にさらに巨大な魔法陣が展開した。
宙に浮く。空間にフォログラムのような青白い光の魔法陣が出来あがっていく。
足もとから次々に、魔法陣が立ち上がり、三姉妹を包みこんで行くのだ。
(す、すごぃ…… 空間転移魔法の最上位の呪文でも―― こんなに楽に―― 信じられない)
シノルリは詠唱を続けながら、おどろいていた。
まるで、細胞の一つ一つが魔力のパワーユニットになり、連結したかのような感覚。
おそらく、妹たちも感じているのだろう。
同一空間への転移ですら、膨大な魔力を消費する。
それでも、移動できるのは、身一つくらいだ。
しかも、移動直後にはなにもできないくらい疲弊する。
更に、世界軸の異なる「異世界」に同機し、その世界へ転移することが出来るのは、サキュバスの世界でも、彼女たち王族だけだった。
この左前の潰れかけ、王国の王の血統。その血を引くサキュバスだけが持っている魔法だ。
それですら、星の運航に左右され、いつでも使えるというものではない。
そして、今行っている異世界と永久につながるゲートの生成など、もはや伝説レベルで語られる魔法なのだ。
それを自分たちが今行っている。
弥太郎の「黄金の精液」を体内に浴び続け、吸収した結果だった。
三姉妹は破格の魔力を持ったサキュバスになっていたのだった。
(日本とこの世界がつながっていく―― 分かるわ。空間と時間がねじ曲がっていくのを感じる、世界に穴が―― ゲートが開くわ……)
シノルリは感じていた。
このサキュバスの世界と日本をつなぐ永久ゲート。
それが、できつつあることを――
そして、ゲートは完成する。
サキュバスの世界と日本。
決して交わることのない、異なる二つの世界。
それが、サキュバス三姉妹の魔力で永遠につながったのであった。
=================
【告知です】
3月から始まったアルファポリス第10回漫画大賞にノミネートしてます。
『【漫画版】俺を殺しに来た美少女勇者が、いつの間にか嫁になった』
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/698101338/
もしよろしければ、お読みください。まだ序盤ですが、「ベロチュウシーン」ありです。
原作はこっちです。
『俺を殺しに来た美少女勇者が、いつの間にか嫁になった』
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/244035363/
私が入門書を読んで、初めて書いた作品です。
テンプレとか全然知らんで、書きたいものを書きました。
漫画よりエロいです。
弥太郎のオチンチンはフル勃起のまま、ドピュ、ドピュと間欠泉のように精液を噴き出していた。
姉に独占されていた弥太郎のオチンチンが解放されたのだ。
妹たちが今度は黙っていなかった。
ラリルルとレロラロが淫欲への期待で蕩けそうになっている瞳で弥太郎を見つめていた。
最初に口を開いたのは上の妹であるラリルルだった。
見た目は、弥太郎と同世代の褐色のJKに見えるが、1998歳である。
「あああ♥、バカ太郎のオチンチン♥、オチンチンがぁぁ♥、なんで、あるのよぉぉ♥、このバカオチンチンがぁ。もう、本当はしゃぶって♥、精液を飲んで♥、それから子宮まで犯して欲しい♥なんて思っていないんだからねッ!」
もはや、いやらしいことで頭がいっぱいで、ツンデレセリフなのか、誘っているのか分からなくなっているラリルルが、オチンチンを咥え込む。すごい舌使いだった。
「そんな、がっつくなよぉぉ、あああああ、皮の、皮の隙間にベロをぉぉぉぉ♡」
思わず声を上げる。シノルリをお姫様抱っこしたままだ。
彼女はアクメ絶頂で、まだ気を失っている。
そんな弥太郎の前にしゃがみこんだサキュバス王族のお姫様。
そのオチンチンを淫蕩な指の動きでからめ捕り、口に咥えるラリルルだった。
(あああ、射精が止まるまで―― 仕方ないから相手をしてあげますわ。あああ♥、弥太郎ぉぉぉ♥)
姉のサキュバス汁と弥太郎のオチンポミルクを飲み、情欲に引火。ガンガンと淫靡な炎を燃やしていたラリルルのベロが弥太郎のチンポに巻きつくのだった。
ラリルルのフェラチオは、オチンチンと尾てい骨を溶かすような快感を弥太郎に与える。
「あああ! お姉ちゃん、ずるいぃぃぃ! 私もぉぉぉ♥♥♥♥!」
弥太郎に乳首刺激と、前立腺を尻尾で震動させえていたレロラロもオチンポを奪う。
乳首クリクリと、前立腺への尻尾での責めはやめない。
レロラロは、JCくらいに見えるが1994歳のサキュバスだ。その性的テクニックは凄まじい。
(ああああ、気もちいぃぃぃ、ラリルルとレロラロォォ~ 強烈すぎだろぉぉ♡)
ふたりのサキュバス姉妹のフェラチオが開始されたのだった。
それは、快楽を与える拷問のようなものだ。
シノルリを抱いている手間で痺れてくる。
「あああ♥、弥太郎♥…… 私の弥太郎♥……」
そして、気絶していたシノルリが目を覚ました。
眼鏡の奥の長いまつ毛が動きだし、その瞳が弥太郎を見つめる。
ドロリと溶けた視線を弥太郎に絡ませ、再び唇を求めてくる。
妹たちにチンポを吸われ、姉とベロチュウをする弥太郎だった。
「ああああ、出る、でちゃうよぉぉぉ!!」
ふたりのサキュバスは、口の周りを犯され、そして唇がまるで性器になったかのような快楽に貫かれるのだった。
ドピュっと激しい音をたて、弥太郎の黄金の精液が噴き出した。
シノルリがゆっくりと、弥太郎から唇を離した。
名残惜しそうに、ベロが絡み、離れていく。
ふたりの口腔粘膜の体液が、細い銀糸を造り上げ、ふたりをつなげていた。
「ああああ♥、もっとぉぉぉ♥、いいわ♥…… 4人で…… もっとぉぉぉ♥♥♥♥」
シノルリの艶やかな唇が動き、言葉を発すると同時に、ふわりと彼女は弥太郎から降りた。
そして、弥太郎を一気に押し倒したのだった。
倒れた、弥太郎の顔にガンキ(顔面騎乗位)を決める。
弥太郎のベロはすかさず、サキュバス穴と、サキュバスの敏感なボタンを舐めまわすのだった。
「ああああああ♥♥、すごぃぃぃ♥♥~ 弥太郎ぉぉぉ♥♥、イク♥♥、またいっちゅぁうろぉぉぉぉfc8tttttぶhじぽk、mp♥♥♥♥♥♥♥♥!!」
弥太郎の顔の上で腰を振りながら、いきまくるサキュバスの女王。
そして、激しい肉の饗宴が始まるのだった。
地下室にはサキュバス姉妹の喘ぎ声と、牝のアクメ絶頂の匂いが満ちてくる。
弥太郎とサキュバス姉妹4Pドンブリセックスが続くのだった。
◇◇◇◇◇◇
「ああ♥、もう、子宮がパンパンで張り裂けそうだわ。弥太郎♥」
「だって、シノルリ先生の子宮が、俺のオチンポを咥え込んで放さないから」
弥太郎とサキュバス三姉妹は、地下室の床に座り込んで、壁を背にしていた。
壁のひんやりした感触が、火照った体に気持ちいいと弥太郎は思う。
弥太郎は顔も体もドロドロだった。濃縮されたハチミツのようなサキュバス汁を浴び続けていたのだ。
「もう、バカ太郎は、加減を知らないのよぉぉ。私のサキュバス穴が弥太郎の形を覚えちゃったわ! 精子の味も! 覚えたいなんて言ってないのに♥!」
弥太郎のオチンチンをいじりながら、ツンデレ・サキュバスのラリルルが言った。
まだやろうと思えば、十分な硬さを持ち、勃起したオチンチンだ。
ただ、さすがに今は、海綿体の隆起も、最高時の80%暗いと言った感じだ。
それでも、並みのオチンポ牡奴隷のオチンチンなど比べ物にならない。
「ああああ♥♥、尻尾がぁぁ♥♥、尻尾がぁぁぁ、あふぅぅ♥♥、お兄ちゃんの味がするよぉぉぉ♥♥♥♥」
尻尾を弥太郎のお尻に突っ込み、ダイレクトに前立腺を責めていたレロラロが言った。
尻尾に残る甘い快感を再現するかのように、弥太郎の体液に染まった自分の尻尾ペロペロと舐めていた。
「シノルリ先生、日本へのゲートはここに作るんでしょ?」
「ええ、情報は秘匿できる方がいい。だから、この場所を知っているのは私たちだけ」
「あの、部下たちにも教えなくていいの?」
弥太郎は質問する。会議で、弥太郎が犯し、蹂躙し、凌辱しまくった上級貴族サキュバスたちだ。
この国の大臣たちである。
彼女たちにもこの場所は秘密だと言っているのだ。
「情報を知っているサキュバスは少ない方がいいの。分かるかしら? 弥太郎――」
「まあ、情報セキュリティの基本だよね」
「さすが、私の――」
「私の?」
シノルリの言葉に反応する
「私の大事な生徒―― ふふ、いつかは、恋人になるのかしら♥」
生徒を関係をもったいけない女教師のような口調で、シノルリは言った。
もうすでに、恋人どころか、子宮を捧げ、弥太郎の赤ちゃんを孕んでもいいと思っている。
しかし、その思いの主導権までを渡す気は無かった。
「もう、先生は―― 俺は先生大好きなのになぁ。結婚したいよぉぉ♡」
「ふふ、ありがとう、弥太郎♥」
ちゅっと、弥太郎のおでこにキスをしてシノルリは立ちあがった。
「じゃあ、やるわよ。ラリルル、レロラロ―― 永久ゲートの構築をするわ」
「分かりましたわ、お姉さま」
弥太郎のオチンチンを弄っていたラリルルも立ち上がった。
ちょっとふらついているが、大丈夫そうだ。
「もう、バカ太郎が、ガンガンやるから、腰に力が入らないですわ」
「ごめん――」
「ふん、でも、そんな必死なバカ太郎は、嫌いじゃないかもですわ――」
普段とは違う妖艶さに中に優しさを交えた視線で、弥太郎を見つめるラリルル。
「あああ、私もぉぉ、大丈夫らのぉぉ~♥♥♥♥」
フラフラと立ちあがるレロラロ。チュパチュパと自分の尻尾の先を舐めるのを止めた。
「三人の魔力を集め、この世界と、弥太郎の世界「日本」をつなぐゲートを作ります。さあ、手を――」
サキュバス三姉妹が輪を作り、手を握り合った。
「我は求める。時と空間の門よ。その偉大なる存在よ。我らがサキュバス三姉妹の魔力を贄として捧げん。されば、その偉大なる力をもって、時と空間を貫き、異なる世界へのゲートを生成せしめん。その存在をこの「bhjんmjん」に固定し、遥かなる永劫の流れの中に、永遠なるクサビを撃たん。魔力を喰らいて、時空を穿ち、我らが眼前にその門を開きたまえ――」
シノルリの詠唱に続き、レロラロ、ラリルルも詠唱を始める。
静謐で透き通った声が、輪唱となり、地下空間に反響していた。
それは、決して侵すことのできない荘厳な儀式を思わせるものだ。
三人が手をつなぎ作った輪――
その足元にさらに巨大な魔法陣が展開した。
宙に浮く。空間にフォログラムのような青白い光の魔法陣が出来あがっていく。
足もとから次々に、魔法陣が立ち上がり、三姉妹を包みこんで行くのだ。
(す、すごぃ…… 空間転移魔法の最上位の呪文でも―― こんなに楽に―― 信じられない)
シノルリは詠唱を続けながら、おどろいていた。
まるで、細胞の一つ一つが魔力のパワーユニットになり、連結したかのような感覚。
おそらく、妹たちも感じているのだろう。
同一空間への転移ですら、膨大な魔力を消費する。
それでも、移動できるのは、身一つくらいだ。
しかも、移動直後にはなにもできないくらい疲弊する。
更に、世界軸の異なる「異世界」に同機し、その世界へ転移することが出来るのは、サキュバスの世界でも、彼女たち王族だけだった。
この左前の潰れかけ、王国の王の血統。その血を引くサキュバスだけが持っている魔法だ。
それですら、星の運航に左右され、いつでも使えるというものではない。
そして、今行っている異世界と永久につながるゲートの生成など、もはや伝説レベルで語られる魔法なのだ。
それを自分たちが今行っている。
弥太郎の「黄金の精液」を体内に浴び続け、吸収した結果だった。
三姉妹は破格の魔力を持ったサキュバスになっていたのだった。
(日本とこの世界がつながっていく―― 分かるわ。空間と時間がねじ曲がっていくのを感じる、世界に穴が―― ゲートが開くわ……)
シノルリは感じていた。
このサキュバスの世界と日本をつなぐ永久ゲート。
それが、できつつあることを――
そして、ゲートは完成する。
サキュバスの世界と日本。
決して交わることのない、異なる二つの世界。
それが、サキュバス三姉妹の魔力で永遠につながったのであった。
=================
【告知です】
3月から始まったアルファポリス第10回漫画大賞にノミネートしてます。
『【漫画版】俺を殺しに来た美少女勇者が、いつの間にか嫁になった』
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/698101338/
もしよろしければ、お読みください。まだ序盤ですが、「ベロチュウシーン」ありです。
原作はこっちです。
『俺を殺しに来た美少女勇者が、いつの間にか嫁になった』
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/244035363/
私が入門書を読んで、初めて書いた作品です。
テンプレとか全然知らんで、書きたいものを書きました。
漫画よりエロいです。
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