黒銀の精霊マスター ~ニートの俺が撃たれて死んだら異世界に転生した~

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第八章:世界の理と終焉の物語

第一一八話:盲目の婚約者

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 俺は――
 いや、俺たちはシャラートを助けた。
 シャラートのアストラル界に浸食していた【シ】が撃ちこんだ核をぶち壊した。
 シャラートは助かった。

 彼女は意識を取り戻した。
 超ロングの黒髪。俺専用の至高のおっぱい。間違いなく俺のシャラートだ。

 ただ……
 だけど……

 彼女は目を覚ますと言ったんだ。

「アイン、私のアインはどこです? ああ、匂いで分かります……」

 彼女は上体を起こし、俺の方を向いた。まだ全裸だ。全員全裸。
 黒髪が白い肌にかかり、大きな白い乳房とコントラストをなす。

 彼女が手を伸ばした。
 暗殺者として恐るべき戦闘力を発揮するとは思えない嫋やかで優美といっていい指先。
 それが俺の方に伸びた。
 俺は手を取る。指を絡める。

「シャラート……」

「ああ、アイン。アインです。アインの声と指。体温を感じます。でも、なぜここは暗いのですか? 顔を、愛おしいアインの顔を」

 呼気が荒くなってくるシャラート。
 覚醒して、即俺に対し発情することから見ても、間違いなく俺の姉であり婚約者のシャラートだ。

 でも、俺の姿をシャラートは見ることができなかった。
 あの涼やかな光を湛えていた黒い瞳。その切れるような美しい双眸――

「おい、目が……」
「アンタ、目が……」

 ライサとエロリィが息をのみ込む。
 そして、絞り出すように言った。

 彼女の両方の眼球が完全に潰れていた。
 そして、鮮烈な色をした者が眼窩からヌルヌルと流れ出していた。

 シャラートは帰ってきた。
 ただ、完全に目の光、視力を失っていた。

 考えてみれば、最初に【シ】が浸食したのは肉体の方だった。
 俺が、現世の日本に飛ばされるきっかけとなった爆発。
 あのときに、【シ】の分身といってもいい死霊兵の肉の破片が目に喰いこんだ。
 それが封じられた【シ】をこの世に生み出すための核に成長。シャラートのアストラル体にまで浸食していったんだ。

 シャラートのアストラル界で俺は【シ】の核をぶち壊した。
 そのときに、彼女の両眼も壊れた。
 最初に肉体に【シ】の一部を食いこませた。両目が道ずれにされたということだ。
 
 あの美麗で涼やかで、時には絶対零度の視線を放つ黒い瞳――
 もう、あの瞳は完全に失われた。

        ◇◇◇◇◇

 数日が経過した。
 俺は、パンゲア城の自分の部屋にこもっていた。
 17年ぶり2度目の引きこもりに生活だった。

 あれから、シャラートにも、エロリィにもライサにも会ってない。
 彼女たちも俺を訪ねてくることも、夜這いを仕掛けてくることも無かった。

 全員が「タガの外れた」精神というか、端的にいって「狂気じみた」美少女たちだ。
 しかし、それでも、俺に対する気づかいというか、そう言った思いは人一倍ある。
 全員、婚約者であり、俺の嫁になる存在。俺だってこれからずっと一緒にいたい存在だ。

 机に突っ伏し俺は、パタパタと飛んでいる存在に話しかける。
 口を使う必要はない。俺の中に引きこもり、完全に俺と繋がってしまった精霊・サラームだ。

『どうにもならんのか? 羽虫』
『アイン、精霊王になる存在に向かって羽虫とか言うんじゃないわ!』
『シャラートを治せないんじゃ、羽虫で十分だ』
『アイン…… 治癒の魔法で傷は治せるわ。でも、完全に無くなった器官を作り直すのは無理だわ』

 俺と細い紐でつながったまま、パタパタとサラームは飛んでいる。
 少女に見えるその顔が少しプンスカしている。

 その周囲には水の精霊たちが水色の光を放ち飛んでいる。すまなそうにこっちを見ている。
 俺と直接の意志の疎通はできない。サラームを通じて動かしている精霊たちだ。

 サラームに当たり散らすことで、贖罪の念を軽くしているってことは自分でも分かっていた。
 精霊王と精霊マスターのコンビだろ? なんで好きな女の目を治すこともできないんだ?
 そもそも、俺が怒りに任せて、【シ】の核をぶち壊したせいか?
 もっと慎重に、こうならないような方法があったのか?

「アイン様、己を責めても仕方ないのでは?」

「ああああ!! びっくりした!」

 盛大に椅子からコケ落ちた俺。ガンと後頭部を打った。
 打ち所が悪かったら、2回目の死を味わうとこだった。

「これは、アイン様、失礼を」

 一切の気配を感じさせず、いきなりそこに存在したかのようにそいつは立っていた。
 パンゲア王国、侍従長のセバスチャンだった。
 
 相変わらず、無表情&平坦な言葉。こけた俺を見下ろすセバスチャン。
 一応、俺はあれじゃね? オマエの仕えている王の孫なんだけど?
 不敬なんじゃないかと思ったが、コイツにそんな考えがあるとは思えない。

「まだ、国は復興の途上―― アナタ様がそのようなことでは困…… ああ、大して困りませんか。申し訳ございません」

 無礼すぎる言葉を吐きながら、恭しく礼をするセバスチャン。
 
「つーか! なんの用だ? 扉叩(ノック)くらいせいや! クソが!」

「失礼いたしました」

 心から微塵も失礼だと思っていない響きでセバスチャンは答える。

「すでに、シャラート様は、復帰に向け修練を開始しております。今、ライサ様相手に、殺しあ―― いえ、仕合を行っています」

「え? なんて言った? 『殺し合い』だと?」

「いえ、仕合にございます」

 俺は立ちあがる。
『仕合』なわけねーだろ。俺の許嫁だぞ。
 確かに3人集まりゃ、すぐに殺し合いというか、戦闘を開始するのが、俺の許嫁たちだ。
 でも、シャラートは目が見えないんだぞ。なんだよ……

「中庭にて、すでに開始しております。今のところ、オッズは2:1となっています。ライサ様有利との下馬評にごじざいます」

『あははは、面白そう。アンタの許嫁たちはそうでなくっちゃだめだわ』

 生命の尊厳をクソとも思ってないサラームが嬉しそうだった。
 
「なにやってんだ! この城の連中は!」

 俺は言ってはみたが、常識的対応が無理なのは分かっている。
 この城の兵士たちもチンピラゴロツキのようなのばかりだったことを思い出す。
 戦いを止めるような常識を持った存在は多分いない。というか、持っていても、あの二人の戦いを止められるわけがない。
 クソ――

「アイン様」

 部屋を飛び出ようとした俺をセバスチャンが呼びとめる。

「なんだ? セバスチャン!」

「アイン様はどちらに、お賭けになるかと――」
「てめぇ! 胴元か!」
「恐れながら」

 俺は、アホウを無視して飛び出す。
 目が見えてない相手に、ライサも何やってんだ。
 
 第二次ノンケ狩り戦争の激戦で各処が痛んでいる城の通路を走る。
 
「あはッ! いいねぇ、いいじゃねぇかぁ~ 目が見えなくなっても相変わらずキレキレだなぁ。ぶち殺しがいがあるねぇ。殺してやる。ぶち殺してやるぅぅ!!」

 物騒で嬉しそうな言葉が聞こえてきた。
 
「あら、アナタにそれができるのですか? アナタを殺し、ロリ姫も殺し、アインを私だけのモノにする―― アインの濃厚な遺伝子は私だけのものなのです。ああ、それはそれで甘美な思いです――」

 これまた、聞きおぼえのある透明感のある声。そして温度のない声で、とんでもないことを言っている。
 このふたりの声に、見物人に騒ぐ声が聞こえる。「殺せ」「やっちまえ」「エロいぞ姉ちゃん」とかギャラリーの声。

 俺は城の中庭に着いた。
 戦争中にぶち込まれた、岩石で崩れた壁はあちらこちらで補修中。
 岩もまだそのままだ。
 そんな、荒れた中庭で、2体の美しい獣が死闘を繰り広げていた。

「ぶち殺してやるぅぅぅ!! 死ね! 乳メガネがぁぁ!」

 緋色の髪の美少女が吼えた。絶叫と風切音が交差し、兇悪な武器が空間を切り裂く。
 釘バット――
 無数の釘が飛び出した撲殺兵器が、シャラートの顔の合った空間を走り抜けた。

 シャラートは、両眼の位置に包帯を巻きつけている。
 その包帯の一部が、風圧に巻き込まれ、千切れ跳んだ。
 それほどの至近をバットが通りぬけたことになる。

「相変わらず、力まかせで、単調です」

 シャラートは「トン」と後ろに跳んだ。同時に両手でチャクラムを投げた。
 
「どこ投げてんだ? アホウがぁ!」

 ブンブンと釘バットを振り回す。バットの届くエリアの空間が粉砕されるかのようなスイング。
 空間から焦げ臭いにおいが漂ってきそうだった。

「ちぃぃッ!!」

 キンッと金属音が響く。
 チャクラムが大きな弧を描き、ライサの背後を狙ってきた。
 それをライサがバックブローで迎撃したのだった。
 
 ライサの拳にはメリケンサックが装着されている。火花を散らすような接触で、チャクラムが弾かれた。
 その隙に、目の見えないはずのシャラートが一気に間合いを詰めた。
 至近距離。ライサの懐に沈む込むように入りこんだ。速さというよりは、動きの呼吸を読んだという感じだ。
 
 直下から脚が天に向け伸びる。シャラートの蹴り。ただの蹴りじゃない。暗殺者の蹴り。そのつま先には尖った凶器が挟まれていた。
 ニィィ―― と包帯の下の唇が笑みの形を作る。

 チャクラムだ。
 2つ目のチャクラムが時間差をもって、ライサを襲ってきた。
 蹴りとチャクラムの同時攻撃。
 ライサはバックブローのため、体が流されている。

「死になさい」

 呼気で空気が凍りつくような言葉。
 シャラートの声。
 
「がぁああ!!」

 ライサは、飛んできたチャクラムを釘バットで迎撃。それは出来た。
 しかし、下から伸びる蹴りに対しては完全に無防備になった。
 体ではガードできない。シャラートのことだ。絶対にあの棒手裏剣には毒が塗ってあるに決まっている。

「ガッ!!」
「なに?」

 蹴りがなにか止められたことは、シャラートは分かったようだ。
 ただ目の見えない彼女には具体的に何が起きたか分からないようだった。
 
「あがががあああああああ!!」

 口だった。ライサは尖った鉄の棒を、口に咥え込んで止めていた。
「パキーン」と乾いた音が響く。
 鉄の武器をライサが噛み砕いたのだ。

「あはッ、アインのより柔いね。こんなんじゃ私の喉まで貫けない――」

「確かにそうかもしれません―― アインのはもっと太いですからね」

 ふたりは再び間合いを空けた。
 なぜか、俺は股間に、ありもしない痛みを感じた気がした。

「もうね、なにやってのよ! メ〇ラ乳メガネ相手に、手こずってんじゃ、私の敵じゃないのよぉ!」

 エロリィだった。もはや生物の名前でしか許されないような単語を混ぜた罵詈雑言を吐く。
 彼女は最前列で、四つん這いなっている男の上に座って観戦していた。
 滑らかなラインを描く胸の上で腕を組んでいる。珍しく参戦していないようだった。
 で、よく見たら、馬になっているのはエロリィの奴隷になった男で、今はガチホモ自治区の指導者となっている男だった。

「エロリィ! おい、これはなんだ?」
「あ! アインなのね。もう、大丈夫なのね」

 俺の方をキラキラと光をまきチラシながら見つめる碧い瞳。
 優美な黄金のツインテールが風の中を舞う。

「大丈夫って…… こっちのセリフだ。なんだこれ?」
「殺し合いなのよぉ。第一の嫁の座を賭けた戦いなのよ」
「つーか、シャラートは目が……」
「あの、クソ乳メガネが、その程度でダメになるなら苦労はないのよ」

「アイン―― アインですね…… ああ、その声。この身体が溶けそうになります。遺伝子を…… 早くアナタの遺伝子をこの私に」

 目の周囲に包帯を巻いたままの状態。完全に目が見えていないはず。
 それなのに、ふわりと舞うような所作で俺の方に歩を詰めてくる。

「あはッ、この、クソ乳女は、相変わらずだ。息の根止めて、ぶっ殺しても変わりそうにないよ。アイン」

 自然に闘いが終わっていた。
 ギャラリーからは「もう終わりか?」「なんだ、どっちの勝ちなんだ?」とかざわざわと声が聞こえてくる。
 しかし、シャラートもライサも、戦闘モード終了になっている。
 ライサは釘バットはいつの間にか消えている。女だけにあるというアイテムボックスにしまったのだろうか。

「シャラート……」

 俺は下を向いて、彼女の名を呼ぶ。真正面から彼女の顔を見ることができなかった。

「アイン、アナタのおかげで私は助かったのです。顔を上げるのです」

 目が見えてないはずなのに、俺が下を向いているの気づく俺の婚約者。

『これは、エコロケーションね。声の位置で判断してるんだわ。盲目の格闘家によくあるパターンだわ』

 日本の生活でヲタ知識に染まった精霊サラームが、無駄な知識を披露する。
 
 柔らかくひんやりしたモノが俺の身体にぷにゅんと当る。
 俺に接近すれば、まず最初に接触するのは、その巨乳であることは物理的に当然だった。

「もうね! なにアンタだけくっついてんのよ!」
「あはッ! アイン、私も、私はチュウがいい!」

 俺の許嫁たちが、獲物に群がる捕食獣のように俺の身体を貪るように密着してくる。
 ライサはいきなりベロチュウ。そして、次にエロリィと舌を絡ませた。
 そして――

「ああ、久しぶりです。ああ、アインの身体、アインの匂い、アインの唾液の味、ああ、ベロの感触、ドロドロになるほど味わいたいのです」
 
 もう完全に【シ】の影響を振り切り、サイコで痴女な俺の婚約者がセリフそのものだった。
 バラのような色をした唇が、俺の口を塞ぎ、舌が俺の口内を探る。そして絡み合う。
 
 濃厚に俺の口内を蹂躙しまくり、チュポと唇を離したシャラート。

「ああ、続きです。もう、がまんができないのです。ここで、アインの遺伝子を注ぎ込んで欲しいのです」

 戦いが終わってしまって呆然としていたギャラリーから「おお!!」と言う声が上がる。
 アホウか!
 なんで、オマエラの前で、おっぱじめなきゃいけないんだ。
 確かに、俺の姉で婚約者のこの人は平気なんだろうけど……
 
 シャラートはどこからか取り出したのか分からないが、ゴザを取り出して敷いていた。
 パンパンと誇りを払っている。
 それも、しまっていたのか? 女だけにあるアイテムボックスに……

「もうね、アンタ、ここでやろうっての。上等なのよ! アインを独り占めしようとしてもダメなのよッ」
「あはッ! やるなら、こっちもやるからな。それが、いつものやり方だろう。なあ、アイン」

 エロいこと始めると、いつも三人がかり。
 でもって、俺はあまりの強烈さにいつも途中で気を失ってしまうのだ。
 翌朝は、記憶も失い、ヘロヘロで目を覚ます。
 だから、いったい何が起きたのかおぼろげにしか覚えていない。
 特に核心的な事実に関しては、全く分けわからん状態になっている。
 
 シュレディンガーの童貞状態――
 まさに、俺はずっとその状態なのだ。
 
 しかし、ここでおっぱじめると、観測者がいっぱいいらっしゃるわけですよ。
 でもって、そんなとこでね。一応、勇者の息子で、王の孫の俺が日本であれば、確実にお巡りさん呼ばれるような行為は……

「よう、アイン――」

 俺の困惑した思考と断ち切る声。助けの声だった。

「親父――」

 俺の親父、雷鳴の勇者のふたつ名をもつシュバイン・ダートリンクだった。
 そして、その隣には、俺の母親もいた。ふたり揃って参上だった。

「ちょっと、話がある。来てくれないか」

 親父は言った。ここ最近は滅多に見ることのない真剣な顔だった。
 精悍な双眸は俺を見つめる。
 それは、何か分からないが、重大な告白をしているようなものだった。
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ツギクルバナー

WEB小説執筆や書評(小説、漫画、一般書)などあれこれ書いています
ネット小説書きの戯言
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