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第三章:パンゲア王国の危機
第三四話:日本に帰る方法
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『ねえ、アイン』
『ん、なんだサラーム』
『火薬ってスゴイの?』
『スゴイだろ。サラームだって、火薬とか銃が大活躍する話を知ってるだろ?』
『知ってるわ』
そう言えば、この精霊様は、異世界の魔法と漫画、アニメ経由とはいえ、現代の技術情報を知っている存在なのだった。
その意味でもサラームの意見は意外に役立つかもしれない。
『なんかあるのか?』
『アレ意味あるの? 火薬って』
『意味って?』
『火薬って、爆発すればいいんでしょ?』
『まあ、単純に言えばそうだけどな』
『魔法で再現できるわよ。爆発くらい』
『魔法じゃ、魔法が使える奴しか使えないだろ?』
言っていることは分からないでもなかった。
火薬で起こす爆発は、魔法でも作れるだろう。でも、それは魔力を持っていて、呪文を正しく詠唱できる以外できない。
魔法を使えるのは特殊な人間だ。
銃を作る。でも、その爆発は魔法でしますというなら、最初から魔法を使えばいいのだ。
火薬は誰でも使える。誰でも爆発がおこせるのだ。
『ああ、人間からみればそうよね~ 本当に下等ね~』
下等な人間の中に引きこもっている精霊様がのたまった。
「まあ、しかし、明日にはここを出るのだろう? ここで武器を作る時間はないな」
俺とサラームの脳内会話は千葉の言葉で遮られた。
「ああ、そうだな」
エロリィの言う星の並びが揃うのは明日だ。
ここで、色々やってる余裕はない。
知識があっても材料も、工具もないしな。
まあ、パンゲア王国に行ってから考えればいいことだ。
◇◇◇◇◇◇
「あ~、あ~ あ~ あ、あ、あ、あ、あぁぁぁ~」
「アイン、好きです…… あああ、はぁ、はは、大好きぃぃ~、大しゅきぃぃぃ」
「あはッ、スゴイ…… ああん、そんな、がっつかなくても…… あはッ、いい~」
「あん! もうね、バカ! あああ、アホウなのぉぉ! あ、あ、あ、らめぇ~」
俺と許嫁の声が、グチャグチャに混じって聞こえてきた。
意識が遠くなってくる。声もだんだん、遠くから聞こえてくる。
また、頭が真っ白になって吹っ飛んだ。
お風呂からお布団直行の連携技で、脳のヒューズが限界を超えてしまった。
俺のこの体はどうも、感度が良すぎるのではないかと思う。
すげぇ、気持ちいいのだ。気持ち良すぎるのだ。
シャラートとベロが溶けてしまうようなベロチュウをしたのは覚えている。
サイサのキュッとしまった細い腰を抱きかかえたような記憶はある。
エロリィのツルリとした可愛く白い胸を愛でていたのは多分確かだ。
ただ、途中から記憶がない。
獰猛な肉食獣に与えられた肉塊のように、俺は蹂躙された。
完全にチンチンにされた。
目が覚めると、またじっと3人が俺を見つめているのだった。
2回目だったが、まだシュレディンガー状態は解消されていない。
その日は、俺とエルフの千葉、シャラート、ライサ、エロリィで一緒に朝食を取った。
マメと肉を煮込んだスープと固焼きのパンだった。
モンスターの肉をバケツで煮こんだダンジョン飯に比べたら、ご馳走以外の何ものでもない。
実際に美味しいものだった。
「うーん、この世界の料理はレベルが高いな…… レシピもノーパソに入っているが……」
千葉がスープをスプーンですくって、言葉を漏らした。
「味噌とか醤油に似たものはあるのか? アイン」
「ん~、分からんが、全体に料理のレベルは高いな。俺も結構いい物食って育った」
「オマエはブルジョアか?」
「まあ、そうだな」
フイナバッシュヘルーズセンダ村というのが、この温泉村の正式名称だ。長い名前だ。
その中でも、この宿が一番でかい。今日も食堂は混んでいた。
クラスの奴らも、チラホラと飯を食っていた。
ここの料金は、池内真央先生のおかげで無料となっている。
なんでも、この村はダンジョンの魔王を商売繁盛の神として祭っているのだ。
実際に、あのダンジョンに魔王がいるおかげで、この村は冒険者で賑わっている。
魔王はダンジョンから出てきて悪さをするわけでもない。
存在するということだけで、村に経済的な恩恵を与えていた。
まあ、今はあのダンジョンの中にいるのかどうか知らないが。
ちなみに、池内先生はまだ部屋で寝ていた。よく寝る。
固焼きのパンをスープに浸して、ちきぎって食っていたら手元が暗くなった。
俺が顔を上げると、そこにクラスの奴らがいた。
「なあ、天成」
野球部の野口という奴だ。馬みたいな顔している。
後ろに、何人かくっついていた。
「なんだ?」
「お前ら、今日にも出て行くんだよな」
「出て行く」という言い方が気になった。漠然と、このクラスの奴らも一緒に行くのかと思っていた。しかし、よく考えると、戦争中の国に連れて行く意味はなかった。まあ、確かに俺たちだけで行けばいい。
「ああ、その予定だけど」
「オマエ、どー責任とるんだ? 俺たちをまきこみやがって……」
バーンと野口がテーブルを叩いた。
シャラートの目がスッと糸のように細くなる。
ライサが口元に獰猛な笑みを浮かべた。
エロリィが碧い瞳でキッと睨み付けた。
3人から噴出した殺意にひるむ野口。
「てめぇ、婚約者だか、なんだかしらねぇが…… イチャイチャしやがって……」
かすれた声で、言葉を絞り出した。
「アインに、そんな口きいたら。殺しますよ――」
「あはッ! 殺すか? 死にたいのか? 殺すぞ」
「アホウなの? バカなの? もうね、殺すわよ」
「おい! やめろ!」
動きかけた、許嫁たちを俺は止めた。
チャクラムを握っているシャラート、メリケンサックをハメ込んだ拳を握りこむライサ、両手を広げ魔力光に包まれつつあるエロリィ。
野口はガクガクと震えながらも、その場に立っていた。
「なんとかしろ! 天成! 俺たちを日本に戻せ!」
野口は言った。後ろでのクラスの奴も「そうだ」「戻せ」と言っている。
「ふん、なにを言い出すかと思えば、凡俗が……」
ゆらりと緑の髪をなびかせ、エルフが立ち上がった。千葉という名のエルフだ。
「てめぇ、千葉ぁぁ…… 変態野郎がぁ」
「お前らは、モブか?」
「はぁ?」
「他者の都合に巻き込まれ、その運命を翻弄され、また、物語の中でその苦難を語られることの無い、モブなのかと来ているのだ? ああん? 凡俗どもが」
ああ、また千葉君が難しいこと言い出したよ。もう、俺しらねえから。
「千葉! とにかく、俺たちは日本に帰りたいだけなんだよ! 帰せって言ってるだけだ!」
「今は、無理なのよ――」
スプーンをクルクルいじり、肩ひじを突きながらエロリィが言った。
碧い瞳で呆れたように、野口達を見ている。
「今は?」
「アイン、説明してあげるのよ」
エロリィはいきなり俺に振った。
「ああ――、あれだ、なんというか、今は出来ない。星の運行がだめ。だからダメ」
「なんだそれ?」
「えっとだな。魔法で転移するんだが、彼女の魔法は、星の運行で使えたり、使えなかったりする。で、今は無理。ダメ」
「あ? じゃあ、いつ使えるんだ?」
「50年後? もしかしたら、100年」
「てめぇ!!!! なだんとぉぉ」
俺に掴みかかろうとする野口。
それが止まる。チャクラムが喉元に付きつけられていた。
「殺しますよ――」
固まる野口。
「あああ、悪いとは思うけど、なんというか、俺には何にもできん」
野口は崩れ落ちた。へたり込んで、ポタポタと涙を流している。
まあ、そうだろうな~。
いきなり、全く知らない世界に放り込まれて、右も左も分からんのだ。ある意味、普通の反応なのかもしれん。
「バーカ! 泣くか! 凡俗が!! これは、神が、いや悪魔であっても構わん! これはそう言った種類の物がくれたチャンスだ! いいか? 閉塞された灰色の壁に囲まれた日常が壊れたのだ! 自由だぁぁ! これは、精神の自由。真の自由を得たのだ! 私はエルフとなった! 肉体すら、その古き残滓を残さず、新たな展開に向け、用意されたのだ。これは、なんだ? もはや、やるしかないのだ! 出口の見えない、永劫回廊のような日常。その軛からの開放だぁぁぁ!! それが、分からぬのか! この凡俗めがぁっ!」
「アホウか! オマエみたいな、狂った奴と一緒にするな! バカ野郎!」
「ああ、いいねぇ、いいぞ。俺は狂っている。では、お前たちの正気は誰が担保するのだ? そもそも、正気とはなんだ? その定義は? 狂気とはなんだ? 狂人の国にいる正気の人間は狂っているのか? 盲人の国で目の見える物は異常者か? ああん? どうなんだ? ああ?」
生き生きと難しいことを言っている千葉君だった。エルフだけど。
ああ、中身は千葉君なんだなぁと実感できる。
「ふん、帰りたいなら、方法はないわけじゃないけどぉぉ~」
エロリィが小さくつぶやいた。
俺は、金髪ツインテールの少女を見つめた。
『ん、なんだサラーム』
『火薬ってスゴイの?』
『スゴイだろ。サラームだって、火薬とか銃が大活躍する話を知ってるだろ?』
『知ってるわ』
そう言えば、この精霊様は、異世界の魔法と漫画、アニメ経由とはいえ、現代の技術情報を知っている存在なのだった。
その意味でもサラームの意見は意外に役立つかもしれない。
『なんかあるのか?』
『アレ意味あるの? 火薬って』
『意味って?』
『火薬って、爆発すればいいんでしょ?』
『まあ、単純に言えばそうだけどな』
『魔法で再現できるわよ。爆発くらい』
『魔法じゃ、魔法が使える奴しか使えないだろ?』
言っていることは分からないでもなかった。
火薬で起こす爆発は、魔法でも作れるだろう。でも、それは魔力を持っていて、呪文を正しく詠唱できる以外できない。
魔法を使えるのは特殊な人間だ。
銃を作る。でも、その爆発は魔法でしますというなら、最初から魔法を使えばいいのだ。
火薬は誰でも使える。誰でも爆発がおこせるのだ。
『ああ、人間からみればそうよね~ 本当に下等ね~』
下等な人間の中に引きこもっている精霊様がのたまった。
「まあ、しかし、明日にはここを出るのだろう? ここで武器を作る時間はないな」
俺とサラームの脳内会話は千葉の言葉で遮られた。
「ああ、そうだな」
エロリィの言う星の並びが揃うのは明日だ。
ここで、色々やってる余裕はない。
知識があっても材料も、工具もないしな。
まあ、パンゲア王国に行ってから考えればいいことだ。
◇◇◇◇◇◇
「あ~、あ~ あ~ あ、あ、あ、あ、あぁぁぁ~」
「アイン、好きです…… あああ、はぁ、はは、大好きぃぃ~、大しゅきぃぃぃ」
「あはッ、スゴイ…… ああん、そんな、がっつかなくても…… あはッ、いい~」
「あん! もうね、バカ! あああ、アホウなのぉぉ! あ、あ、あ、らめぇ~」
俺と許嫁の声が、グチャグチャに混じって聞こえてきた。
意識が遠くなってくる。声もだんだん、遠くから聞こえてくる。
また、頭が真っ白になって吹っ飛んだ。
お風呂からお布団直行の連携技で、脳のヒューズが限界を超えてしまった。
俺のこの体はどうも、感度が良すぎるのではないかと思う。
すげぇ、気持ちいいのだ。気持ち良すぎるのだ。
シャラートとベロが溶けてしまうようなベロチュウをしたのは覚えている。
サイサのキュッとしまった細い腰を抱きかかえたような記憶はある。
エロリィのツルリとした可愛く白い胸を愛でていたのは多分確かだ。
ただ、途中から記憶がない。
獰猛な肉食獣に与えられた肉塊のように、俺は蹂躙された。
完全にチンチンにされた。
目が覚めると、またじっと3人が俺を見つめているのだった。
2回目だったが、まだシュレディンガー状態は解消されていない。
その日は、俺とエルフの千葉、シャラート、ライサ、エロリィで一緒に朝食を取った。
マメと肉を煮込んだスープと固焼きのパンだった。
モンスターの肉をバケツで煮こんだダンジョン飯に比べたら、ご馳走以外の何ものでもない。
実際に美味しいものだった。
「うーん、この世界の料理はレベルが高いな…… レシピもノーパソに入っているが……」
千葉がスープをスプーンですくって、言葉を漏らした。
「味噌とか醤油に似たものはあるのか? アイン」
「ん~、分からんが、全体に料理のレベルは高いな。俺も結構いい物食って育った」
「オマエはブルジョアか?」
「まあ、そうだな」
フイナバッシュヘルーズセンダ村というのが、この温泉村の正式名称だ。長い名前だ。
その中でも、この宿が一番でかい。今日も食堂は混んでいた。
クラスの奴らも、チラホラと飯を食っていた。
ここの料金は、池内真央先生のおかげで無料となっている。
なんでも、この村はダンジョンの魔王を商売繁盛の神として祭っているのだ。
実際に、あのダンジョンに魔王がいるおかげで、この村は冒険者で賑わっている。
魔王はダンジョンから出てきて悪さをするわけでもない。
存在するということだけで、村に経済的な恩恵を与えていた。
まあ、今はあのダンジョンの中にいるのかどうか知らないが。
ちなみに、池内先生はまだ部屋で寝ていた。よく寝る。
固焼きのパンをスープに浸して、ちきぎって食っていたら手元が暗くなった。
俺が顔を上げると、そこにクラスの奴らがいた。
「なあ、天成」
野球部の野口という奴だ。馬みたいな顔している。
後ろに、何人かくっついていた。
「なんだ?」
「お前ら、今日にも出て行くんだよな」
「出て行く」という言い方が気になった。漠然と、このクラスの奴らも一緒に行くのかと思っていた。しかし、よく考えると、戦争中の国に連れて行く意味はなかった。まあ、確かに俺たちだけで行けばいい。
「ああ、その予定だけど」
「オマエ、どー責任とるんだ? 俺たちをまきこみやがって……」
バーンと野口がテーブルを叩いた。
シャラートの目がスッと糸のように細くなる。
ライサが口元に獰猛な笑みを浮かべた。
エロリィが碧い瞳でキッと睨み付けた。
3人から噴出した殺意にひるむ野口。
「てめぇ、婚約者だか、なんだかしらねぇが…… イチャイチャしやがって……」
かすれた声で、言葉を絞り出した。
「アインに、そんな口きいたら。殺しますよ――」
「あはッ! 殺すか? 死にたいのか? 殺すぞ」
「アホウなの? バカなの? もうね、殺すわよ」
「おい! やめろ!」
動きかけた、許嫁たちを俺は止めた。
チャクラムを握っているシャラート、メリケンサックをハメ込んだ拳を握りこむライサ、両手を広げ魔力光に包まれつつあるエロリィ。
野口はガクガクと震えながらも、その場に立っていた。
「なんとかしろ! 天成! 俺たちを日本に戻せ!」
野口は言った。後ろでのクラスの奴も「そうだ」「戻せ」と言っている。
「ふん、なにを言い出すかと思えば、凡俗が……」
ゆらりと緑の髪をなびかせ、エルフが立ち上がった。千葉という名のエルフだ。
「てめぇ、千葉ぁぁ…… 変態野郎がぁ」
「お前らは、モブか?」
「はぁ?」
「他者の都合に巻き込まれ、その運命を翻弄され、また、物語の中でその苦難を語られることの無い、モブなのかと来ているのだ? ああん? 凡俗どもが」
ああ、また千葉君が難しいこと言い出したよ。もう、俺しらねえから。
「千葉! とにかく、俺たちは日本に帰りたいだけなんだよ! 帰せって言ってるだけだ!」
「今は、無理なのよ――」
スプーンをクルクルいじり、肩ひじを突きながらエロリィが言った。
碧い瞳で呆れたように、野口達を見ている。
「今は?」
「アイン、説明してあげるのよ」
エロリィはいきなり俺に振った。
「ああ――、あれだ、なんというか、今は出来ない。星の運行がだめ。だからダメ」
「なんだそれ?」
「えっとだな。魔法で転移するんだが、彼女の魔法は、星の運行で使えたり、使えなかったりする。で、今は無理。ダメ」
「あ? じゃあ、いつ使えるんだ?」
「50年後? もしかしたら、100年」
「てめぇ!!!! なだんとぉぉ」
俺に掴みかかろうとする野口。
それが止まる。チャクラムが喉元に付きつけられていた。
「殺しますよ――」
固まる野口。
「あああ、悪いとは思うけど、なんというか、俺には何にもできん」
野口は崩れ落ちた。へたり込んで、ポタポタと涙を流している。
まあ、そうだろうな~。
いきなり、全く知らない世界に放り込まれて、右も左も分からんのだ。ある意味、普通の反応なのかもしれん。
「バーカ! 泣くか! 凡俗が!! これは、神が、いや悪魔であっても構わん! これはそう言った種類の物がくれたチャンスだ! いいか? 閉塞された灰色の壁に囲まれた日常が壊れたのだ! 自由だぁぁ! これは、精神の自由。真の自由を得たのだ! 私はエルフとなった! 肉体すら、その古き残滓を残さず、新たな展開に向け、用意されたのだ。これは、なんだ? もはや、やるしかないのだ! 出口の見えない、永劫回廊のような日常。その軛からの開放だぁぁぁ!! それが、分からぬのか! この凡俗めがぁっ!」
「アホウか! オマエみたいな、狂った奴と一緒にするな! バカ野郎!」
「ああ、いいねぇ、いいぞ。俺は狂っている。では、お前たちの正気は誰が担保するのだ? そもそも、正気とはなんだ? その定義は? 狂気とはなんだ? 狂人の国にいる正気の人間は狂っているのか? 盲人の国で目の見える物は異常者か? ああん? どうなんだ? ああ?」
生き生きと難しいことを言っている千葉君だった。エルフだけど。
ああ、中身は千葉君なんだなぁと実感できる。
「ふん、帰りたいなら、方法はないわけじゃないけどぉぉ~」
エロリィが小さくつぶやいた。
俺は、金髪ツインテールの少女を見つめた。
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