13 / 65
二章 〜思惑〜
四話 『百合フラグ』
しおりを挟む
「す、すみません……ナタリー様……」
少し落ち着き。今私たちは、学園の裏庭にあるベンチに座っている。ローラは申し訳なさそうに謝ってきた。
私は大丈夫だよ、という風に笑うが、ローラの顔は暗いままだ。
「ローラ。急にどうしたの?何かあった?」
ローラは『いえ……何もありません』と答えたが、明らかに元気がない。いつものローラじゃないし……やっぱり気になる。
「ローラ。どうしたの?本当に。……もしかして、その……ニコラス様のことが……?」
私がそう聞くと、ローラの目が大きく見開かれる。
「そ、そういうわけじゃ……!むしろ、逆……と言うか……」
だんだん声が小さくなっていく。ローラが何を言うのか全く想像がつかないし、全然予想できない。
でも、一つ分かることは……
―――絶対に良い話ではないということ。
だって、あんなに悲痛そうな表情をしていたから。
「ローラ。私、どんなことでも受け止めるから」
だから、何でも言って?と付け足して言うと、ローラは意を決したように口を開く。
「あの……ニコラス・シャトレ様の…目が…」
「目……?」
目がどうしたんだろ……? そんなことを考えていると――ドンッ!と、大きな音がした。音の方向を見てみると――そこには、レオン様がいた。レオン様は息を切らしていて、額には汗が滲んでいた。
一体どうして……と考えていると、レオン様はこちらに向かってくる。
「ちょっと!レオン様!今いいところなんですから邪魔しないでください!空気読んで!」
何だこの空間は……カオスすぎる。リリィとレオン様の登場でローラはポカーンと口を開けている。………リリィに味方するわけじゃないけど……空気読めや!レオン様!と、心の中で悪態をつく。ローラの話聞きたいのに!
「……ローラ、場所を変えましょう。レオン様には聞かせたくないのでしょう?」
コクリとローラがうなずくのを見て、私は立ち上がり、ニッコリとリリィを見て微笑む。
「リリィ。レオン様を押さえつけといて。これは命令よ」
「――!かしこまりました!」
途端に目を輝かせ、嬉々としてレオン様を抑えに行くリリィ。そして、リリィが抑えに行っている間に私はローラを連れてその場から離れる。
レオン様の方が力が強いだろうからリリィが突破させるのは時間の問題だと思うが、少しの時間稼ぎで充分だ。
「ローラ。こっち」
と言ってローラの手を引っ張る。今度の場所は倉庫裏の人気のない所だ。ここなら誰にも聞かれないだろう。
「さ、ここなら誰も聞かれないわ。話を続けてちょうだい」
そう促すと、ローラはゆっくりと口を開いた。
「ニコラス・シャトレ様の……目が…怖いんです……」
「怖い?」
「はい……。まるで、獲物を狙うような……捕食者のような……そんな感じがして……」
ほぉーん。ニコラス様………私の友達をなんて言う目で見てるんですかねー? 私の顔が怒りに満ち溢れていることに気付いたのか、ローラは慌てて弁解を始める。
「で、でも!私の気のせいかも知れませんし!でも、気になって……!」
「そう。それで、ローラはどうしたいの?」
「どうって……言われましても……ただ、気になっているだけですし……」
ローラはそう答えるが……リリィ曰く、ニコラス・シャトレはローラのことを好きになるらしいしなー……レオン様と同じく、一目惚れしちゃった可能性あるんだよなー……
「……分かったわ。ローラはニコラス様に今後近づかず私が相手をする。これでいい?」
「え!?ナタリー様がですか……?いや、それは……ナタリー様のお手を煩わせるわけにはいかないですし……!」
「私のことは気にしなくていいの。それに……嫌なの。ローラが変なことに巻き込まれるのは」
これは本当。変なことに巻き込まれるのは嫌だし傷つけたくないし。
「で、でも…!ナタリー様が危険な目に合うのも嫌です……!」
……ローラは本当に優しいなー。優しすぎだよ?もうちょい我がまま言ってもいいと思うんだけど?まぁ、そこがローラのいいところでもあるんだろうけど。
「……ローラ。これは私が決めたことよ。私、言いたいことは絶対に曲げない主義なの」
「……分かりました。ナタリー様がそこまで仰られるなら……お言葉に甘えさせていただきます」
ローラがそう言った。私はそれを確認してからニッコリと笑いながら。
「安心しなさい。ローラの安全は私が守るわ。…私がこう言ったからには守り抜くから安心しなさい」
「はい……!ありがとうございます!」
ローラはそう言って微笑んだ。
△▼△▼
「はぁ!?それは完璧にフラグ!百合フラグ!ヤバイじゃん!ニコラス様をダシにしてローラと急接近ってことですね!」
リリィが大声で叫ぶ。うるさい。耳元で叫ばないでほしい。私は人差し指を口に当ててシーッと言うと、リリィはハッとした表情を浮かべて口に手を当てる。
「す、すみません。つい興奮してしまい……申し訳ございません」
咳払いをしてリリィは改めてこう言った。
「それで、ナタリー様はローラ様と常に一緒にいるんですよね?」
「……そうね」
「それって、完全に恋が始まるフラグじゃないですか!」
リリィはキラキラした瞳で私を見る。恋が始まるフラグなんて一つも立ててないけど否定するとリリィが面倒臭そうなので、私は適当に相槌を打っておくことにした。
「にしても、ニコラス様は何でローラ様のことをいやらしい目で見てたんでしょうか」
「いや、いやらしい目とは言ってないわよ!?」
リリィの誤解を招く言い方に慌てて訂正する。
だが、リリィは話を聞いていなかったし、ぶつぶつと何かを呟きながら考え込んでいた。
これは、放っておいた方が良さそうだ。私はため息を吐いていると。
「ローラ様のことをいやらしい目で見てるって何てふしだらな――!」
「あー……うん、そうね」
もう面倒になって適当に返事を返す。すると、リリィは私に向かってこう言った。
「そういえばレオン様はどうするんです?レオン様には事情は話さないんですよね?とゆうか、話すなんて許しませんが」
「別に話すつもりは今のところないけれど……根掘り葉掘り聞いてこないようにリリィ、レオン様のこと見張っておいて。……ローラのためだもの。出来るわよね?」
大概、リリィはこういうと張り切って従ってくれる。ローラ関連なら尚更だ。
案の定、リリィは笑顔で「はい!」と返事をし、満面の笑みを浮かべていた。
少し落ち着き。今私たちは、学園の裏庭にあるベンチに座っている。ローラは申し訳なさそうに謝ってきた。
私は大丈夫だよ、という風に笑うが、ローラの顔は暗いままだ。
「ローラ。急にどうしたの?何かあった?」
ローラは『いえ……何もありません』と答えたが、明らかに元気がない。いつものローラじゃないし……やっぱり気になる。
「ローラ。どうしたの?本当に。……もしかして、その……ニコラス様のことが……?」
私がそう聞くと、ローラの目が大きく見開かれる。
「そ、そういうわけじゃ……!むしろ、逆……と言うか……」
だんだん声が小さくなっていく。ローラが何を言うのか全く想像がつかないし、全然予想できない。
でも、一つ分かることは……
―――絶対に良い話ではないということ。
だって、あんなに悲痛そうな表情をしていたから。
「ローラ。私、どんなことでも受け止めるから」
だから、何でも言って?と付け足して言うと、ローラは意を決したように口を開く。
「あの……ニコラス・シャトレ様の…目が…」
「目……?」
目がどうしたんだろ……? そんなことを考えていると――ドンッ!と、大きな音がした。音の方向を見てみると――そこには、レオン様がいた。レオン様は息を切らしていて、額には汗が滲んでいた。
一体どうして……と考えていると、レオン様はこちらに向かってくる。
「ちょっと!レオン様!今いいところなんですから邪魔しないでください!空気読んで!」
何だこの空間は……カオスすぎる。リリィとレオン様の登場でローラはポカーンと口を開けている。………リリィに味方するわけじゃないけど……空気読めや!レオン様!と、心の中で悪態をつく。ローラの話聞きたいのに!
「……ローラ、場所を変えましょう。レオン様には聞かせたくないのでしょう?」
コクリとローラがうなずくのを見て、私は立ち上がり、ニッコリとリリィを見て微笑む。
「リリィ。レオン様を押さえつけといて。これは命令よ」
「――!かしこまりました!」
途端に目を輝かせ、嬉々としてレオン様を抑えに行くリリィ。そして、リリィが抑えに行っている間に私はローラを連れてその場から離れる。
レオン様の方が力が強いだろうからリリィが突破させるのは時間の問題だと思うが、少しの時間稼ぎで充分だ。
「ローラ。こっち」
と言ってローラの手を引っ張る。今度の場所は倉庫裏の人気のない所だ。ここなら誰にも聞かれないだろう。
「さ、ここなら誰も聞かれないわ。話を続けてちょうだい」
そう促すと、ローラはゆっくりと口を開いた。
「ニコラス・シャトレ様の……目が…怖いんです……」
「怖い?」
「はい……。まるで、獲物を狙うような……捕食者のような……そんな感じがして……」
ほぉーん。ニコラス様………私の友達をなんて言う目で見てるんですかねー? 私の顔が怒りに満ち溢れていることに気付いたのか、ローラは慌てて弁解を始める。
「で、でも!私の気のせいかも知れませんし!でも、気になって……!」
「そう。それで、ローラはどうしたいの?」
「どうって……言われましても……ただ、気になっているだけですし……」
ローラはそう答えるが……リリィ曰く、ニコラス・シャトレはローラのことを好きになるらしいしなー……レオン様と同じく、一目惚れしちゃった可能性あるんだよなー……
「……分かったわ。ローラはニコラス様に今後近づかず私が相手をする。これでいい?」
「え!?ナタリー様がですか……?いや、それは……ナタリー様のお手を煩わせるわけにはいかないですし……!」
「私のことは気にしなくていいの。それに……嫌なの。ローラが変なことに巻き込まれるのは」
これは本当。変なことに巻き込まれるのは嫌だし傷つけたくないし。
「で、でも…!ナタリー様が危険な目に合うのも嫌です……!」
……ローラは本当に優しいなー。優しすぎだよ?もうちょい我がまま言ってもいいと思うんだけど?まぁ、そこがローラのいいところでもあるんだろうけど。
「……ローラ。これは私が決めたことよ。私、言いたいことは絶対に曲げない主義なの」
「……分かりました。ナタリー様がそこまで仰られるなら……お言葉に甘えさせていただきます」
ローラがそう言った。私はそれを確認してからニッコリと笑いながら。
「安心しなさい。ローラの安全は私が守るわ。…私がこう言ったからには守り抜くから安心しなさい」
「はい……!ありがとうございます!」
ローラはそう言って微笑んだ。
△▼△▼
「はぁ!?それは完璧にフラグ!百合フラグ!ヤバイじゃん!ニコラス様をダシにしてローラと急接近ってことですね!」
リリィが大声で叫ぶ。うるさい。耳元で叫ばないでほしい。私は人差し指を口に当ててシーッと言うと、リリィはハッとした表情を浮かべて口に手を当てる。
「す、すみません。つい興奮してしまい……申し訳ございません」
咳払いをしてリリィは改めてこう言った。
「それで、ナタリー様はローラ様と常に一緒にいるんですよね?」
「……そうね」
「それって、完全に恋が始まるフラグじゃないですか!」
リリィはキラキラした瞳で私を見る。恋が始まるフラグなんて一つも立ててないけど否定するとリリィが面倒臭そうなので、私は適当に相槌を打っておくことにした。
「にしても、ニコラス様は何でローラ様のことをいやらしい目で見てたんでしょうか」
「いや、いやらしい目とは言ってないわよ!?」
リリィの誤解を招く言い方に慌てて訂正する。
だが、リリィは話を聞いていなかったし、ぶつぶつと何かを呟きながら考え込んでいた。
これは、放っておいた方が良さそうだ。私はため息を吐いていると。
「ローラ様のことをいやらしい目で見てるって何てふしだらな――!」
「あー……うん、そうね」
もう面倒になって適当に返事を返す。すると、リリィは私に向かってこう言った。
「そういえばレオン様はどうするんです?レオン様には事情は話さないんですよね?とゆうか、話すなんて許しませんが」
「別に話すつもりは今のところないけれど……根掘り葉掘り聞いてこないようにリリィ、レオン様のこと見張っておいて。……ローラのためだもの。出来るわよね?」
大概、リリィはこういうと張り切って従ってくれる。ローラ関連なら尚更だ。
案の定、リリィは笑顔で「はい!」と返事をし、満面の笑みを浮かべていた。
36
お気に入りに追加
180
あなたにおすすめの小説
深窓の悪役令嬢~死にたくないので仮病を使って逃げ切ります~
白金ひよこ
恋愛
熱で魘された私が夢で見たのは前世の記憶。そこで思い出した。私がトワール侯爵家の令嬢として生まれる前は平凡なOLだったことを。そして気づいた。この世界が乙女ゲームの世界で、私がそのゲームの悪役令嬢であることを!
しかもシンディ・トワールはどのルートであっても死ぬ運命! そんなのあんまりだ! もうこうなったらこのまま病弱になって学校も行けないような深窓の令嬢になるしかない!
物語の全てを放棄し逃げ切ることだけに全力を注いだ、悪役令嬢の全力逃走ストーリー! え? シナリオ? そんなの知ったこっちゃありませんけど?
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?
青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。
そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。
そんなユヅキの逆ハーレムのお話。
醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とある侯爵家で出会った令嬢は、まるで前世のとあるホラー映画に出てくる貞◯のような風貌だった。
髪で顔を全て隠し、ゆらりと立つ姿は…
悲鳴を上げないと、逆に失礼では?というほどのホラーっぷり。
そしてこの髪の奥のお顔は…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドで世界を変えますよ?
**********************
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生侍女シリーズ第二弾です。
短編全4話で、投稿予約済みです。
よろしくお願いします。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
追放された武闘派令嬢の異世界生活
新川キナ
ファンタジー
異世界の記憶を有し、転生者であるがゆえに幼少の頃より文武に秀でた令嬢が居た。
名をエレスティーナという。そんな彼女には婚約者が居た。
気乗りのしない十五歳のデビュタントで初めて婚約者に会ったエレスティーナだったが、そこで素行の悪い婚約者をぶん殴る。
追放された彼女だったが、逆に清々したと言わんばかりに自由を謳歌。冒険者家業に邁進する。
ダンジョンに潜ったり護衛をしたり恋をしたり。仲間と酒を飲み歌って踊る毎日。気が向くままに生きていたが冒険者は若い間だけの仕事だ。そこで将来を考えて錬金術師の道へ進むことに。
一流の錬金術師になるべく頑張るのだった
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる