21 / 72
第5章 コンボイセンターの魔女たち
(4)
しおりを挟む
事務所の裏にある巨大な整備ガレージには3台のコンボイが同時に整備出来るドックが設置されていた。
そのうちのひとつにサンタと羽衣のコンボイである《赤鼻のトナカイ》号が静かに停泊している。
長距離の『運び屋』が利用するコンボイとしてはごく一般的な仕様であり、20トンコンテナを最大10台、合計で200トンまで牽引出来るタイプであるが、今は事前にサンタの指定した一台のコンテナだけが接続されていた。
セロリは驚いたようにそんなコンボイを見上げて、目を輝かした。
「すごい。こんなに近くで生で見るのは、私、初めてです。初体験です。すごく大きいのですね。ドキドキします。触ってもいいでしょうか?」
「セロリったら、何かエロいよ、その台詞♪」
「え? どうしてですか、羽衣?」
サンタが羽衣の頭を思い切り、どついた。
「やめろ、色ボケ・ドール」
「えへ♪」
頭をさすりながら舌を出して見せる。
一方のセロリの頭の上には『?』がいくつも飛んでいたが。
さておき。
そのコンボイのすぐ脇に停車している整備用のリフト重機の上には、コンボイから伸ばされた何本かのシールドコネクタが接続された端末があり、ひとりの娘がキーボードからさまざまなコマンドを入力していた。
彼女はドックにサンタたちが入って来たのに気づくと、作業を中断することなく、元気に叫んだ。
「ヤッホー、サンタちゃん、羽衣ちゃん、元気~? あっ、後ろの子が噂のシスターちゃんね?」
やや能天気な挨拶をしつつ、えいや、と、最後のコマンドを入力すると、モニタを見て、よしよし、と頷いた。
「完了、っと」
それから、にっこりとあどけない笑顔を見せると、彼女はサンタに向かって親指を立てて見せた。
「ナイス・タイミングだね、サンタちゃん。ちょうど終わったとこだにゃ」
台車から身軽に跳び下りると、三人の前までちょこまかとやってきた。
ドックを取り仕切っている整備士のマミ。
小柄である。
セロリとさほど変わらないと思われる身長で、幼児体型。
ポニーテールにした黒髪に『ネコ耳付き』のキャップを斜めかぶり、ピンクのつなぎのあちらこちらにハートのワッペンが縫い付けてあるところが、ますます彼女を幼く見せている。
しかし彼女はそんな外見とは裏腹に、コンボイの解体整備のみならずエンジン設計から星船の設計までもこなす、この分野では天才的な工学博士でもあった。
それを知る人からすれば何故こんな場末の整備ドックで喜々として整備士などをやっているのか、と、不思議に思っただろうが、そのあたりについてはユズナもマミ本人も詳しく語ろうとはしなかった。
「組み直し、出来たのか? 悪かったな。オーバー・ホールを頼んだのに中断して」
「あは~。大丈夫だよ、サンタちゃん。マミちゃんってば天才だからにゃ」
ピースサイン。陽気である。
「で、きみがシスターちゃんだにゃ? 始めまして。マミちゃんだよ」
セロリに向かって握手を求める。
「あ、はじめまして、セロリです」
セロリも慌てて、マミの手を握る。
「にゃるほど、可愛いにゃ~♪ それに何となく、他人に思えないにゃん」
確かに、ふたりとも『ネコ』属性ではあった。
「ユズナちゃんが『サンタがロリ系に目覚めたから気をつけろ』って云ってたけど、確かにそうだね。マミちゃんもあまり近づいちゃいけないって云われたんだにゃ」
きゃははは、と笑う。
「どうしてもみんな揃って、おれをロリにしたいらしいな」
サンタは暗い気持ちになった。
「その方が面白いからにゃ。サンタちゃんの女遍歴も、ユズナちゃん、フタバちゃん、と来て、ついにマミちゃんの時代の到来ってことかにゃ? 早く、サンタちゃんにニャンニャンされたいにゃ~」
セロリが、ぴくり、と反応する。
「サンタは、フタバさんにも手を出しているんですか?」
サンタは頭を抱えて、深いため息をついた。
「出してない。マミ、変なことを云うな。このシスターは単細胞で、何でも信用しちまうんだから……」
「だ、誰が単細胞ですか!」
セロリのパンチがサンタの脇腹へめり込んだ。
「きゃは。お約束の反応だね、よしよし」
うんうん、と、したり顔で頷くマミ。
「セロリちゃん、サンタちゃんは見かけによらず堅物だからにゃ。心配しなくても、大丈夫」
「これで堅物なんですか? 私にはこんにゃくよりもフニャフニャに見えますが」
「きゃはは、そうなんだってさ、サンタちゃん?」
「ほっとけ!」
脇腹をさすりながら吐き捨てる。
「あ、それよか、羽衣ちゃんに用事があるんだにゃ」
マミが羽衣に視線を移す。
羽衣が、えっ? と、云う顔で小首を傾げた。
マミはそんな羽衣の全身を観察するように上から下まで舐めるように見回し、そして、うふふふ、と奇妙な笑い声を上げた。
「え? やだ、マミさん、何?」
羽衣は何故か、マミのことだけは、さん付けで呼ぶ。
傍若無人の羽衣がマミにだけは比較的従順なのが、サンタには謎である。
「せっかく来たから診察していく?」
「え? 診察?」
羽衣が満面の笑みを浮かべた。
「うんうん。していく」
ふたつ返事である。
マミは「診察」と云う言葉を使った。《バイオ・ドール》である羽衣の機能チェックをしておこう、と云うことだろうが、羽衣の『満面の笑み』が不自然である。
「何だ、診察ってのは? おい、羽衣、おまえマミに診察されたことなんて今まであったのかよ?」
「え? う、うん、以前来たときに……」
顔を赤らめている。
「そうなのか」
(だが、何故、顔が赤い?)
「そうだにゃん」と、マミ。
「五分で終わるから時間はとらせないよ。どうせ荷物を積まなきゃならないんだろうし、それはサンタちゃんに任せとけばいいにゃん? たまに寄ったときくらいちゃんとチェックしておかないとにゃ。いざと云う時にサンタちゃんやセロリちゃんの足手まといになったら、羽衣ちゃんがイヤでしょ? どれくらいサンタちゃんに《愛玩人形》として開発されたかも知りたいしにゃ」
「うん。それがそっちは全然なのよね~」
「あちゃあ、サンタちゃん、まだこだわってるの?」
え~、残念、と云うようにマミは首を振るとサンタを非難するような目で見つめる。
「おい、ここにはセロリがいるんだぞ。そっち系の話はよせ。それにおれが羽衣に期待しているのは……」
「ああ、わかった、わかった。皆まで云わないでいいにゃん。ともかく診察だけはしておくから、サンタちゃんは荷物を積み込みなさい。マミちゃんと羽衣ちゃんがいないからと云って、セロリちゃんを襲ったりしないようにね」
マミはにんまりと笑うと、自分よりだいぶ背の高い羽衣の背中を押して整備ドックの中二階にある精密機器整備室に羽衣をつれて行く。
(セロリを襲ったり、って、おれのことは堅物だって自分で云ったばかりだろうに)
横を見ると、セロリがサンタを、じとっとした視線で見上げている。
「襲うつもりですか、こんにゃく男?」
「誰が、こんにゃく男だ?」
「まあ、サンタにそんな度胸があるとも思えませんが……」
生意気な台詞である。
サンタはそれを無視して、さっさと手荷物や身の回りの荷物をコンボイの運転席後ろにあるトランクに積み込み始めた。
「スルーですか? 何だか、傷つきますね」
「おれは、もっと、いろいろと傷ついてるよ」
「ふん、だらしない男ですね。高が、少女や、女整備士や、関西弁所長や、ふわふわ受付嬢や、《バイオ・ドール》に、可愛いジョークを連発された程度で傷つくとは」
「十分過ぎるだろ」
「まあ、いいですけどね」
「まあ、いいのかよ?」
「……それより、羽衣も診察なんかするんですね。てっきり医者要らずだと思っていました」
「羽衣が診察を受けているなんておれも知らなかった。いつそんなのを受けてたんだろう? でも、あいつも云ってみれば精密機器に変わりないからな。もっともそう云えるのは頭の中のAIくらいで、あとは神経網も筋肉やらの器官もすべて人工生体細胞だから機器とは云いがたいけど……」
と、話していると――。
突然、羽衣の何とも云えない嬌声が整備ドックの中に、響き渡った。
「え? い、今のは、羽衣?」
セロリが目を丸くして精密機器整備室へ目をやる。
「なんか、変な感じの声でしたが……」
さらに。
「あああ……。マ、マミさん、だ、ダメですぅ~。……、そ、そこは……」
「ええ? 羽衣、何をされてるんでしょうか?」
そう云ってサンタを見たセロリをかれは無言で担ぎ上げる。
「……って、サンタ、何を?」
サンタはそれには答えず、そのままセロリをコンボイの運転席の中に放り込んでドアを閉めた。
「おまえは聞くんじゃない!」
それから精密機器整備室を見上げて、ため息をついた。
「いったいどんな診察だよ、あのふたり……」
そのうちのひとつにサンタと羽衣のコンボイである《赤鼻のトナカイ》号が静かに停泊している。
長距離の『運び屋』が利用するコンボイとしてはごく一般的な仕様であり、20トンコンテナを最大10台、合計で200トンまで牽引出来るタイプであるが、今は事前にサンタの指定した一台のコンテナだけが接続されていた。
セロリは驚いたようにそんなコンボイを見上げて、目を輝かした。
「すごい。こんなに近くで生で見るのは、私、初めてです。初体験です。すごく大きいのですね。ドキドキします。触ってもいいでしょうか?」
「セロリったら、何かエロいよ、その台詞♪」
「え? どうしてですか、羽衣?」
サンタが羽衣の頭を思い切り、どついた。
「やめろ、色ボケ・ドール」
「えへ♪」
頭をさすりながら舌を出して見せる。
一方のセロリの頭の上には『?』がいくつも飛んでいたが。
さておき。
そのコンボイのすぐ脇に停車している整備用のリフト重機の上には、コンボイから伸ばされた何本かのシールドコネクタが接続された端末があり、ひとりの娘がキーボードからさまざまなコマンドを入力していた。
彼女はドックにサンタたちが入って来たのに気づくと、作業を中断することなく、元気に叫んだ。
「ヤッホー、サンタちゃん、羽衣ちゃん、元気~? あっ、後ろの子が噂のシスターちゃんね?」
やや能天気な挨拶をしつつ、えいや、と、最後のコマンドを入力すると、モニタを見て、よしよし、と頷いた。
「完了、っと」
それから、にっこりとあどけない笑顔を見せると、彼女はサンタに向かって親指を立てて見せた。
「ナイス・タイミングだね、サンタちゃん。ちょうど終わったとこだにゃ」
台車から身軽に跳び下りると、三人の前までちょこまかとやってきた。
ドックを取り仕切っている整備士のマミ。
小柄である。
セロリとさほど変わらないと思われる身長で、幼児体型。
ポニーテールにした黒髪に『ネコ耳付き』のキャップを斜めかぶり、ピンクのつなぎのあちらこちらにハートのワッペンが縫い付けてあるところが、ますます彼女を幼く見せている。
しかし彼女はそんな外見とは裏腹に、コンボイの解体整備のみならずエンジン設計から星船の設計までもこなす、この分野では天才的な工学博士でもあった。
それを知る人からすれば何故こんな場末の整備ドックで喜々として整備士などをやっているのか、と、不思議に思っただろうが、そのあたりについてはユズナもマミ本人も詳しく語ろうとはしなかった。
「組み直し、出来たのか? 悪かったな。オーバー・ホールを頼んだのに中断して」
「あは~。大丈夫だよ、サンタちゃん。マミちゃんってば天才だからにゃ」
ピースサイン。陽気である。
「で、きみがシスターちゃんだにゃ? 始めまして。マミちゃんだよ」
セロリに向かって握手を求める。
「あ、はじめまして、セロリです」
セロリも慌てて、マミの手を握る。
「にゃるほど、可愛いにゃ~♪ それに何となく、他人に思えないにゃん」
確かに、ふたりとも『ネコ』属性ではあった。
「ユズナちゃんが『サンタがロリ系に目覚めたから気をつけろ』って云ってたけど、確かにそうだね。マミちゃんもあまり近づいちゃいけないって云われたんだにゃ」
きゃははは、と笑う。
「どうしてもみんな揃って、おれをロリにしたいらしいな」
サンタは暗い気持ちになった。
「その方が面白いからにゃ。サンタちゃんの女遍歴も、ユズナちゃん、フタバちゃん、と来て、ついにマミちゃんの時代の到来ってことかにゃ? 早く、サンタちゃんにニャンニャンされたいにゃ~」
セロリが、ぴくり、と反応する。
「サンタは、フタバさんにも手を出しているんですか?」
サンタは頭を抱えて、深いため息をついた。
「出してない。マミ、変なことを云うな。このシスターは単細胞で、何でも信用しちまうんだから……」
「だ、誰が単細胞ですか!」
セロリのパンチがサンタの脇腹へめり込んだ。
「きゃは。お約束の反応だね、よしよし」
うんうん、と、したり顔で頷くマミ。
「セロリちゃん、サンタちゃんは見かけによらず堅物だからにゃ。心配しなくても、大丈夫」
「これで堅物なんですか? 私にはこんにゃくよりもフニャフニャに見えますが」
「きゃはは、そうなんだってさ、サンタちゃん?」
「ほっとけ!」
脇腹をさすりながら吐き捨てる。
「あ、それよか、羽衣ちゃんに用事があるんだにゃ」
マミが羽衣に視線を移す。
羽衣が、えっ? と、云う顔で小首を傾げた。
マミはそんな羽衣の全身を観察するように上から下まで舐めるように見回し、そして、うふふふ、と奇妙な笑い声を上げた。
「え? やだ、マミさん、何?」
羽衣は何故か、マミのことだけは、さん付けで呼ぶ。
傍若無人の羽衣がマミにだけは比較的従順なのが、サンタには謎である。
「せっかく来たから診察していく?」
「え? 診察?」
羽衣が満面の笑みを浮かべた。
「うんうん。していく」
ふたつ返事である。
マミは「診察」と云う言葉を使った。《バイオ・ドール》である羽衣の機能チェックをしておこう、と云うことだろうが、羽衣の『満面の笑み』が不自然である。
「何だ、診察ってのは? おい、羽衣、おまえマミに診察されたことなんて今まであったのかよ?」
「え? う、うん、以前来たときに……」
顔を赤らめている。
「そうなのか」
(だが、何故、顔が赤い?)
「そうだにゃん」と、マミ。
「五分で終わるから時間はとらせないよ。どうせ荷物を積まなきゃならないんだろうし、それはサンタちゃんに任せとけばいいにゃん? たまに寄ったときくらいちゃんとチェックしておかないとにゃ。いざと云う時にサンタちゃんやセロリちゃんの足手まといになったら、羽衣ちゃんがイヤでしょ? どれくらいサンタちゃんに《愛玩人形》として開発されたかも知りたいしにゃ」
「うん。それがそっちは全然なのよね~」
「あちゃあ、サンタちゃん、まだこだわってるの?」
え~、残念、と云うようにマミは首を振るとサンタを非難するような目で見つめる。
「おい、ここにはセロリがいるんだぞ。そっち系の話はよせ。それにおれが羽衣に期待しているのは……」
「ああ、わかった、わかった。皆まで云わないでいいにゃん。ともかく診察だけはしておくから、サンタちゃんは荷物を積み込みなさい。マミちゃんと羽衣ちゃんがいないからと云って、セロリちゃんを襲ったりしないようにね」
マミはにんまりと笑うと、自分よりだいぶ背の高い羽衣の背中を押して整備ドックの中二階にある精密機器整備室に羽衣をつれて行く。
(セロリを襲ったり、って、おれのことは堅物だって自分で云ったばかりだろうに)
横を見ると、セロリがサンタを、じとっとした視線で見上げている。
「襲うつもりですか、こんにゃく男?」
「誰が、こんにゃく男だ?」
「まあ、サンタにそんな度胸があるとも思えませんが……」
生意気な台詞である。
サンタはそれを無視して、さっさと手荷物や身の回りの荷物をコンボイの運転席後ろにあるトランクに積み込み始めた。
「スルーですか? 何だか、傷つきますね」
「おれは、もっと、いろいろと傷ついてるよ」
「ふん、だらしない男ですね。高が、少女や、女整備士や、関西弁所長や、ふわふわ受付嬢や、《バイオ・ドール》に、可愛いジョークを連発された程度で傷つくとは」
「十分過ぎるだろ」
「まあ、いいですけどね」
「まあ、いいのかよ?」
「……それより、羽衣も診察なんかするんですね。てっきり医者要らずだと思っていました」
「羽衣が診察を受けているなんておれも知らなかった。いつそんなのを受けてたんだろう? でも、あいつも云ってみれば精密機器に変わりないからな。もっともそう云えるのは頭の中のAIくらいで、あとは神経網も筋肉やらの器官もすべて人工生体細胞だから機器とは云いがたいけど……」
と、話していると――。
突然、羽衣の何とも云えない嬌声が整備ドックの中に、響き渡った。
「え? い、今のは、羽衣?」
セロリが目を丸くして精密機器整備室へ目をやる。
「なんか、変な感じの声でしたが……」
さらに。
「あああ……。マ、マミさん、だ、ダメですぅ~。……、そ、そこは……」
「ええ? 羽衣、何をされてるんでしょうか?」
そう云ってサンタを見たセロリをかれは無言で担ぎ上げる。
「……って、サンタ、何を?」
サンタはそれには答えず、そのままセロリをコンボイの運転席の中に放り込んでドアを閉めた。
「おまえは聞くんじゃない!」
それから精密機器整備室を見上げて、ため息をついた。
「いったいどんな診察だよ、あのふたり……」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【VRMMO】イースターエッグ・オンライン【RPG】
一樹
SF
ちょっと色々あって、オンラインゲームを始めることとなった主人公。
しかし、オンラインゲームのことなんてほとんど知らない主人公は、スレ立てをしてオススメのオンラインゲームを、スレ民に聞くのだった。
ゲーム初心者の活字中毒高校生が、オンラインゲームをする話です。
以前投稿した短編
【緩募】ゲーム初心者にもオススメのオンラインゲーム教えて
の連載版です。
連載するにあたり、短編は削除しました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる