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第1章 シスター少女を拾いました
(4)
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「すみません、ドアはどうやって開ければいいんですか?」
シスターは少しだけ頬を赤らめて、サンタをじっと見た。
「なかなか、ボケをかますシスターだな……。開けてやるのは簡単だが、それはつまり、おれたちとこれ以上お近づきになることは拒否する、と云うことか? まあ、それはおまえの勝手だが……」
そこでサンタは皮肉っぽく笑う。
「で、これからどこに行くつもりなんだ? この原野の真っ只中から」
サンタが訊ねる。
確かにそこからとりあえず人の住んでいる町まで行くには、ビークルであっても周回道路を30分程度は走らなければならない。
「あなたに話す義務はありません。これから星船に乗って国へ帰ります」
話す義務がないと云いながら、簡単にこれからどうするのかを云ってしまっていた。
隠し事が出来ないタイプらしい。
「ほう、星船、か……」
サンタが意味ありげに目を細めた。
そこにはあまり楽しそうではない感情が垣間見えた。
優雅な船旅が出来るのはこの時代ではほんの一握りの富裕層だけである。
どうやらこのシスターはそうした恵まれた人間に属するらしい。
改めてサンタはシスターをよく眺めて見る。
そして彼女の修道衣の胸元が不自然に膨らんでいるのを目敏く発見した。
「……星船で旅をするとは結構なご身分だし、それに対してどうこう云う気はないが、しかしその服の中に隠しているものは何だ?」
かれの目が正しければそれは「銃」である。
もちろんそんなものを持って星船のセキュリティを通れるはずはないし、それ以上にまだ子供であるシスターがそんなものを持っていることはマトモな状況であるはずはない。
(この少女シスターには何かある。それが自分たちに何か不利益を及ぼすかどうかはわからないが、リスクは避けなければならない)
「服の中……?」
シスターがオウム返しに云う。
それから、ぱっと頬を赤らめた。
「こ、こ、このスケベオヤジ! わ、私の豊満な胸を見て欲情したのですか? もしかして、ロリですか?」
「おまえの胸は豊満でもなさそうだし、おれはロリじゃない。――って、おまえ、自分でロリ系だと自覚してるのか?」
「しまった。失言です」
すぐに撤回する。
「ついでに云うと、おれは『オヤジ』じゃない。まだ若いんだ」
「若い?」
不審そうな表情で、あらためてシスターはサンタを凝視する。
先ほどあれだけ入念に観察していたのは、いったい何だったのか。
「なるほど、確かに思ったよりもお若いようですね。髪がぼさぼさだから、ただのいけすかないオジサンだとばかり思いましたが……。ふ~ん、それに意外とイケメン?」
「そいつはどうも。それで、おれの質問には答えてくれるのかな?」
「何でしたっけ?」
「鳥頭め! その服の中に隠し持っているのは、何だ?」
「だ、だから、最近、やっと膨らみ始めた私の可愛い胸……」
「そんなことは聞いてない。それだ」
サンタが指差すと、シスターは今更ながらに驚いた顔を見せる。
わざとらしい。
今までとぼけていたのは明白であるのに。
「こ、これは……」
仕方ない、と云うように、ごそごそと修道衣を改造して作った隠しポケットの中から取り出したのは、44マグナム銃。ハンド・ミサイルの異名を持つ大型のリボルバー銃であった。
但し、博物館レベルの骨董品ではあったが……。
「シスターには不似合いだな。それにそんなものを持っていたら星船には乗れないぞ。そもそも撃てるのか?」
「むっ。バカにしていますね。試してみますか?」
銃口をサンタに向ける。
「ここではやめてくれ。このビークルはレンタルだから傷つけると弁償しなけりゃならない」
「あなた自身は死んでもいいんですか?」
「いや、こんな位置関係だったらおまえがトリガーを引く前に、おれはおまえを一発殴ってやれるからな」
「紳士とは思えない言葉ですね」
「命の前には騎士道精神なんか、クソ喰らえだ」
「なるほど、下品ですけども賢明ですね」
シスターは腕を組んで、頷いて見せる。
「いや、だから、何で上から目線なんだ?」
「さあ。あなたを見ていると自然とそうなります」
「ますます失礼な奴だな。……ってか、そんなものを持っていたんなら、何故レクスに向かって使わなかった?」
「ああ……」と、云いながらシスターは落ち着いて銃を修道衣の中にしまい込む。
「それは簡単なことです。持っていたのを忘れていただけです」
「……役立たずだな」
「これからは事あるごとに引っこ抜くようにします。良い教訓になりました」
それはそれで物騒な心がけである。
「さて、銃の話はそれとして、つまりは星船には乗れない。どこの星までだか知らないが、星船に乗れないとするとどうするつもりだ?」
「銃は手放しても構いません。差し上げても結構です」
「そんな簡単なものなのか? 護身用に持っていたんじゃなかったのか?」
「そうですけど、その程度のものです。星船に乗れるなら護身なんかどうでもいいです。命もいりません」
命を落としては意味がないだろう。
支離滅裂である。
所詮は子供と云うことだろうか。
それともただの考えなしの性格なのだろうか。
どうやら後者のようではあったが。
「……それで星海港まではどうやって行くつもりだったんだ? まさか、てくてく歩いていくつもりだったのか?」
「はあ、まあ、何とかなるんじゃないか、と」
ダメダメな回答であった。
「行き当たりばったりだな。ここはまだ首都マグダリアの外縁部のさらに町外れだから、港のある中央街区まではビークルでも結構かかるぞ。わかっているのか?」
「わかっていませんでした。どうしましょうか?」
「おれに訊くな!」
「冗談です。私にはいくつも名案がありますが、試しにもうひとつくらい案がないかと思って訊いただけです」
(実はノープランだな、こいつ)
「そうか。ならいいけどな」
「――ではあるのですが、しかし、ですね。ここで出会ったのも何かの縁だと思いますので、私のいくつかの名案は今後にとっておくとして、よろしければあなた方とご一緒させていただけないでしょうか?」
「は?」
「あなた方もこんなところでレクス狩りなどに興じているところを見るとおヒマらしいですし、どうせおヒマならば港まで行くのも同じでしょうから」
いかにも名案めいた物云いではあるが、ずいぶんと身勝手な話である。
「別にレクス狩りなんかしていたつもりはないんだけどな。要するに港まで行けないからおれたちにつれて行ってくれ、と、こう云う訳か?」
「まあ、そう解釈いただいても結構です」
あくまで、高飛車に答える。
負けず嫌いらしい。
(素直じゃないな。シスターのくせにどう云う教育を受けたんだ? まあ、子供にムキになっても仕方ないが……)
「条件次第、だな」
「条件? えっちな条件ですか? それは少し考えさせてください」
「そんな条件、つけね~よ! ……おれたちは『運び屋』だ。知っているか?」
運び屋――スターキャリア。星々を股にかける運送屋。
「『運び屋』? 経験はどれくらいですか?」
「おまえ、その質問は単に駄洒落を云いたかっただけだよな?」
「あはは、バレましたか。さすがです」
シスターは照れ笑いをしながらぼりぼりと頭を掻いて見せた。
照れる以前にここで駄洒落が必要かどうかが疑わしい。
「『運び屋』ってのはタクシーじゃない。だから運ぶものは貨物ってのが相場なんだが、たまには『理由ありの人間』を運ぶこともある。もちろんタダじゃ引き受けないし、加えて『理由と云うのが何なのか』ってことが重要だ。ヤバいことには関わりたくない。わかるな?」
シスターは「なるほど」と頷いて見せた。それから修道衣の襟元に手を突っ込むと首から提げていた革袋を取り出した。
そんな小物にも関わらず細かな装飾が施されており、ひと目で高級品だとわかる品だった。
(なるほど、やはりどっかのセレブのお嬢さんってところか?)
彼女はその革袋の中から一枚の金貨をつまみ出すと、サンタに手渡した。
シスターは少しだけ頬を赤らめて、サンタをじっと見た。
「なかなか、ボケをかますシスターだな……。開けてやるのは簡単だが、それはつまり、おれたちとこれ以上お近づきになることは拒否する、と云うことか? まあ、それはおまえの勝手だが……」
そこでサンタは皮肉っぽく笑う。
「で、これからどこに行くつもりなんだ? この原野の真っ只中から」
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確かにそこからとりあえず人の住んでいる町まで行くには、ビークルであっても周回道路を30分程度は走らなければならない。
「あなたに話す義務はありません。これから星船に乗って国へ帰ります」
話す義務がないと云いながら、簡単にこれからどうするのかを云ってしまっていた。
隠し事が出来ないタイプらしい。
「ほう、星船、か……」
サンタが意味ありげに目を細めた。
そこにはあまり楽しそうではない感情が垣間見えた。
優雅な船旅が出来るのはこの時代ではほんの一握りの富裕層だけである。
どうやらこのシスターはそうした恵まれた人間に属するらしい。
改めてサンタはシスターをよく眺めて見る。
そして彼女の修道衣の胸元が不自然に膨らんでいるのを目敏く発見した。
「……星船で旅をするとは結構なご身分だし、それに対してどうこう云う気はないが、しかしその服の中に隠しているものは何だ?」
かれの目が正しければそれは「銃」である。
もちろんそんなものを持って星船のセキュリティを通れるはずはないし、それ以上にまだ子供であるシスターがそんなものを持っていることはマトモな状況であるはずはない。
(この少女シスターには何かある。それが自分たちに何か不利益を及ぼすかどうかはわからないが、リスクは避けなければならない)
「服の中……?」
シスターがオウム返しに云う。
それから、ぱっと頬を赤らめた。
「こ、こ、このスケベオヤジ! わ、私の豊満な胸を見て欲情したのですか? もしかして、ロリですか?」
「おまえの胸は豊満でもなさそうだし、おれはロリじゃない。――って、おまえ、自分でロリ系だと自覚してるのか?」
「しまった。失言です」
すぐに撤回する。
「ついでに云うと、おれは『オヤジ』じゃない。まだ若いんだ」
「若い?」
不審そうな表情で、あらためてシスターはサンタを凝視する。
先ほどあれだけ入念に観察していたのは、いったい何だったのか。
「なるほど、確かに思ったよりもお若いようですね。髪がぼさぼさだから、ただのいけすかないオジサンだとばかり思いましたが……。ふ~ん、それに意外とイケメン?」
「そいつはどうも。それで、おれの質問には答えてくれるのかな?」
「何でしたっけ?」
「鳥頭め! その服の中に隠し持っているのは、何だ?」
「だ、だから、最近、やっと膨らみ始めた私の可愛い胸……」
「そんなことは聞いてない。それだ」
サンタが指差すと、シスターは今更ながらに驚いた顔を見せる。
わざとらしい。
今までとぼけていたのは明白であるのに。
「こ、これは……」
仕方ない、と云うように、ごそごそと修道衣を改造して作った隠しポケットの中から取り出したのは、44マグナム銃。ハンド・ミサイルの異名を持つ大型のリボルバー銃であった。
但し、博物館レベルの骨董品ではあったが……。
「シスターには不似合いだな。それにそんなものを持っていたら星船には乗れないぞ。そもそも撃てるのか?」
「むっ。バカにしていますね。試してみますか?」
銃口をサンタに向ける。
「ここではやめてくれ。このビークルはレンタルだから傷つけると弁償しなけりゃならない」
「あなた自身は死んでもいいんですか?」
「いや、こんな位置関係だったらおまえがトリガーを引く前に、おれはおまえを一発殴ってやれるからな」
「紳士とは思えない言葉ですね」
「命の前には騎士道精神なんか、クソ喰らえだ」
「なるほど、下品ですけども賢明ですね」
シスターは腕を組んで、頷いて見せる。
「いや、だから、何で上から目線なんだ?」
「さあ。あなたを見ていると自然とそうなります」
「ますます失礼な奴だな。……ってか、そんなものを持っていたんなら、何故レクスに向かって使わなかった?」
「ああ……」と、云いながらシスターは落ち着いて銃を修道衣の中にしまい込む。
「それは簡単なことです。持っていたのを忘れていただけです」
「……役立たずだな」
「これからは事あるごとに引っこ抜くようにします。良い教訓になりました」
それはそれで物騒な心がけである。
「さて、銃の話はそれとして、つまりは星船には乗れない。どこの星までだか知らないが、星船に乗れないとするとどうするつもりだ?」
「銃は手放しても構いません。差し上げても結構です」
「そんな簡単なものなのか? 護身用に持っていたんじゃなかったのか?」
「そうですけど、その程度のものです。星船に乗れるなら護身なんかどうでもいいです。命もいりません」
命を落としては意味がないだろう。
支離滅裂である。
所詮は子供と云うことだろうか。
それともただの考えなしの性格なのだろうか。
どうやら後者のようではあったが。
「……それで星海港まではどうやって行くつもりだったんだ? まさか、てくてく歩いていくつもりだったのか?」
「はあ、まあ、何とかなるんじゃないか、と」
ダメダメな回答であった。
「行き当たりばったりだな。ここはまだ首都マグダリアの外縁部のさらに町外れだから、港のある中央街区まではビークルでも結構かかるぞ。わかっているのか?」
「わかっていませんでした。どうしましょうか?」
「おれに訊くな!」
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(実はノープランだな、こいつ)
「そうか。ならいいけどな」
「――ではあるのですが、しかし、ですね。ここで出会ったのも何かの縁だと思いますので、私のいくつかの名案は今後にとっておくとして、よろしければあなた方とご一緒させていただけないでしょうか?」
「は?」
「あなた方もこんなところでレクス狩りなどに興じているところを見るとおヒマらしいですし、どうせおヒマならば港まで行くのも同じでしょうから」
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あくまで、高飛車に答える。
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「条件次第、だな」
「条件? えっちな条件ですか? それは少し考えさせてください」
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「あはは、バレましたか。さすがです」
シスターは照れ笑いをしながらぼりぼりと頭を掻いて見せた。
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「『運び屋』ってのはタクシーじゃない。だから運ぶものは貨物ってのが相場なんだが、たまには『理由ありの人間』を運ぶこともある。もちろんタダじゃ引き受けないし、加えて『理由と云うのが何なのか』ってことが重要だ。ヤバいことには関わりたくない。わかるな?」
シスターは「なるほど」と頷いて見せた。それから修道衣の襟元に手を突っ込むと首から提げていた革袋を取り出した。
そんな小物にも関わらず細かな装飾が施されており、ひと目で高級品だとわかる品だった。
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