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幼少期 旅立ち編(前)
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家の中に入ると中は真っ暗だった。
私はクラークさんを探すために辺りを見渡していると側に人の気配がした。
向こうも同じように私の気配を感じ取ったようで動き出した。
「アーシェンリファーさんですか?」
「っ!クラークさんですか?無事で良かったです!」
「それはこちらのセリフです!どうしてお一人でここに?」
「アルクと2人でクラークさんを探していたら、ここでクラークさんがラインハルトに乱暴されてる音がして…アルクが今村の中央部で囮になってくれてます」
「そうでしたか…それは恐らく僕の魔法と嘘の呻き声に騙されたラインハルトの声を聞かれたのではないでしょうか?いずれにしても紛らわしい事をしてすみませんでした。」
「そうだったんですね…早合点したこちらも非がありますから…」
「なら作戦は変更です、直ぐにアルクさんを救出に行きつつ盗賊達を捕えましょう」
「はい‼︎」
私はクラークさんと暗い部屋を出る。
外での乱闘騒ぎがここまで聞こえてくる。戦いの音がするという事はアルクはまだ無事である事が分かる。
早くアルクを助けなくては、と走っていると横から何者かに手を引かれ部屋に引き摺り込まれた。
「っ⁈アーシェンリファーさん⁉︎」
「おっと、大人しくしてろ」
聞き覚えのある声の主を見るとやはりラインハルトであった。
「ずっと家の中に居たの?」
「あぁ…やられっぱなしって訳にはいかねぇからな」
「その子を、離して下さい。」
「おっと…おっかないねぇ…でも、流石にその距離では俺がガキを殺す方が早いぞ?」
ラインハルトの言葉にクラークが盛大に舌打ちをした。
外では盗賊達の怒声が聞こえてくる。
「このガキ、やっと大人しくなりやがった…早い所始末しちまおーぜ」
外から盗賊達の声が聞こえてくる。
「クラークさん、アルクが危ないです!助けて下さい!私は大丈夫ですから!」
「アーシェンリファーさん!それはいくら何でも!」
「大丈夫です!それより今はアルクの方が危ないです、お願いします!」
「大した自己犠牲だな」
ラインハルトが口を挟むが私は構わずクラークさんを見つめる。
「…分かりました。直ぐに戻ります。お前、あとで覚えておけよ?」
クラークさんがそう言うと颯爽と村の中心部に走って行った。
「前も思ったが、大した根性だな?俺はお前ん気に入ってんだぜ?」
「私は盗賊なんて嫌い。どれだけの汚い事をすれば気が済むの」
「…そうだな。お前らガキにはこの世界が綺麗で、汚い所なんて無いように見えるよな。でも、世の中綺麗なだけでは生きてはいけないんだぜ?」
「確かに、世界は綺麗なだけではないだろうね。時に大義のために小義を犠牲している事も知ってる。でも、だからといって目の前の悪を容認する理由にはならない。貴方達との価値観の違いだよ」
「そうか…確かに、そうだな」
ラインハルトの言葉の真意は分からないが、村の方を見ると先ほど家の外に飛び出していったクラークがアルクを救出しつつ少しずつ盗賊を捕獲していた。
「よそ見をするなんて、随分気楽だな?」
ラインハルトが私の首筋に軽い電流を流してきた。軽くとは言え首に電流を流されたため、それなりに痛みがあった。
痛みで一瞬顔を歪めるが、それを堪える。
「たとえここで私を殺しても貴方はクラークさんに捕まるよ。私とアルクを取り逃したのが貴方達盗賊団の運の尽きだね」
「そうだな。俺ら相手にSランクを寄越してくるなんざ、ギルドも中々に見る目があるじゃねぇかと思ったぜ?」
「そうだね。今の私じゃ貴方には到底敵わないけど、簡単にやられてやる訳にはいかない」
私はその言葉とほぼ同時に自身の体内にある魔力を外に放出させる。
その魔力に少し驚きを見せ、隙ができたラインハルトの腹部に蹴りを入れてラインハルトから距離を取る。
ラインハルトが一瞬よろめきお腹に手を当てたタイミングで更に追い打ちをかけるように攻撃魔法を放つ
「【水の射撃】」
私の魔法がラインハルトへ向かうが
「はぁ?前は風と雷、あぁ、あと火も使ってたじゃねぇか?どーなってんだ、お前…【稲妻】」
私の魔法がラインハルトの魔法により掻き消される。
そして、そのままラインハルトの魔法がアーシェンリファー目掛けて飛んできたのを間一髪で避けた。
魔法が直撃された床を見ると無惨にも抉れている。
先ほどラインハルトが打ってきた魔法は2段魔法である。【落雷】とはスピードも威力も桁が違う。
「俺は、もう油断はしねぇ」
ラインハルトは腰についているサーベルを抜きこちらに向けた。
「私だって、簡単にやられてなんかあげないから」
お互いを見つめ合い警戒する。
先に動いたのはアーシェンリファーだ。
ラインハルトの足目掛けて蹴り技を仕掛けるが、それを難なく退けた。
「【落雷】ダブル」
ラインハルトはアーシェンリファーの攻撃を避けながらも自身の魔法を放ってくる。しかも、今度はダブル技である。【落雷】が2方向から迫ってくる。
それを何度か避けるがラインハルト自身もサーベルを持って攻撃を仕掛けてくる。
可能な限り回避しているが全て受け切れる訳もなく諸所身体に傷が付いていく。【回復】は使う事が出来るが、ラインハルトに光属性魔法も使えるという手の内を明かしたくない。使える物はギリギリまで取っておきたい。しかし、正直ジリ貧である。
「いつまで避けてる気だ?」
「五月蝿い、早く魔力切れでもしたら?」
「う~ん、俺はその手の挑発乗ってあげるほどプライドが高くないんだ。じゃなきゃ盗賊なんて出来ないぜ?」
「…それもそうね。最初からそんな事は期待してなかったけどね。」
ラインハルトは今の私には到底敵わない相手だと思い知らされる。こちらは避けるのは必死で手が出せないが、向こうは息ひとつ切らさずにひたすら魔法とサーベルで攻撃を仕掛けてくる。
村長の家が徐々にラインハルトの攻撃で破壊されているが、向こうは気にする素振りもない。
「…家、壊れてきてるけど?」
「別に俺の家じゃねぇからどーでもいい、こっちも命、張ってんだよ。」
「この家を大事にしていた人達がいるのによく平気でそんな発言が出来るよね。」
「言ってるだろ、そんな事を気にしていたら盗賊なんて出来ないってな」
ラインハルトの攻撃は止む事なく続く。
魔力の量はアーシェンリファーも負けないが、対人戦に関する経験がラインハルトの方が遥かに多いのだろう。どうしてもこちらが押されてしまう。
ラインハルトのサーベルが横腹を切り裂く。
「くっ…」
「どうした?疲れたか?」
「問題ないから」
(正直、このままいくとほぼ確実に私が死ぬからクラークさんに早く戻ってきて欲しい。アルクは無事かな…)
そんな事を考えていると
「隙あり‼︎」
「きゃっ」
ラインハルトに蹴りを入れられそのまま全身で壁に突撃した。あまりの衝撃にその場で吐きこむ。
「あの男が戻ってくる前に死んでくれ」
ラインハルトがサーベルをもって近づいてくる。
「今までで会ったどのガキよりもお前は強かったよ。まぁ盗賊なんかに関わるなんて、運の悪いガキだ。」
ラインハルトがサーベルを首に当ててくる。それに対して少し首を下げてサーベルから首を離す。
「楽しかったぜ?精々あの世で頑張れよ」
ラインハルトはサーベルを振り下ろした。
私はクラークさんを探すために辺りを見渡していると側に人の気配がした。
向こうも同じように私の気配を感じ取ったようで動き出した。
「アーシェンリファーさんですか?」
「っ!クラークさんですか?無事で良かったです!」
「それはこちらのセリフです!どうしてお一人でここに?」
「アルクと2人でクラークさんを探していたら、ここでクラークさんがラインハルトに乱暴されてる音がして…アルクが今村の中央部で囮になってくれてます」
「そうでしたか…それは恐らく僕の魔法と嘘の呻き声に騙されたラインハルトの声を聞かれたのではないでしょうか?いずれにしても紛らわしい事をしてすみませんでした。」
「そうだったんですね…早合点したこちらも非がありますから…」
「なら作戦は変更です、直ぐにアルクさんを救出に行きつつ盗賊達を捕えましょう」
「はい‼︎」
私はクラークさんと暗い部屋を出る。
外での乱闘騒ぎがここまで聞こえてくる。戦いの音がするという事はアルクはまだ無事である事が分かる。
早くアルクを助けなくては、と走っていると横から何者かに手を引かれ部屋に引き摺り込まれた。
「っ⁈アーシェンリファーさん⁉︎」
「おっと、大人しくしてろ」
聞き覚えのある声の主を見るとやはりラインハルトであった。
「ずっと家の中に居たの?」
「あぁ…やられっぱなしって訳にはいかねぇからな」
「その子を、離して下さい。」
「おっと…おっかないねぇ…でも、流石にその距離では俺がガキを殺す方が早いぞ?」
ラインハルトの言葉にクラークが盛大に舌打ちをした。
外では盗賊達の怒声が聞こえてくる。
「このガキ、やっと大人しくなりやがった…早い所始末しちまおーぜ」
外から盗賊達の声が聞こえてくる。
「クラークさん、アルクが危ないです!助けて下さい!私は大丈夫ですから!」
「アーシェンリファーさん!それはいくら何でも!」
「大丈夫です!それより今はアルクの方が危ないです、お願いします!」
「大した自己犠牲だな」
ラインハルトが口を挟むが私は構わずクラークさんを見つめる。
「…分かりました。直ぐに戻ります。お前、あとで覚えておけよ?」
クラークさんがそう言うと颯爽と村の中心部に走って行った。
「前も思ったが、大した根性だな?俺はお前ん気に入ってんだぜ?」
「私は盗賊なんて嫌い。どれだけの汚い事をすれば気が済むの」
「…そうだな。お前らガキにはこの世界が綺麗で、汚い所なんて無いように見えるよな。でも、世の中綺麗なだけでは生きてはいけないんだぜ?」
「確かに、世界は綺麗なだけではないだろうね。時に大義のために小義を犠牲している事も知ってる。でも、だからといって目の前の悪を容認する理由にはならない。貴方達との価値観の違いだよ」
「そうか…確かに、そうだな」
ラインハルトの言葉の真意は分からないが、村の方を見ると先ほど家の外に飛び出していったクラークがアルクを救出しつつ少しずつ盗賊を捕獲していた。
「よそ見をするなんて、随分気楽だな?」
ラインハルトが私の首筋に軽い電流を流してきた。軽くとは言え首に電流を流されたため、それなりに痛みがあった。
痛みで一瞬顔を歪めるが、それを堪える。
「たとえここで私を殺しても貴方はクラークさんに捕まるよ。私とアルクを取り逃したのが貴方達盗賊団の運の尽きだね」
「そうだな。俺ら相手にSランクを寄越してくるなんざ、ギルドも中々に見る目があるじゃねぇかと思ったぜ?」
「そうだね。今の私じゃ貴方には到底敵わないけど、簡単にやられてやる訳にはいかない」
私はその言葉とほぼ同時に自身の体内にある魔力を外に放出させる。
その魔力に少し驚きを見せ、隙ができたラインハルトの腹部に蹴りを入れてラインハルトから距離を取る。
ラインハルトが一瞬よろめきお腹に手を当てたタイミングで更に追い打ちをかけるように攻撃魔法を放つ
「【水の射撃】」
私の魔法がラインハルトへ向かうが
「はぁ?前は風と雷、あぁ、あと火も使ってたじゃねぇか?どーなってんだ、お前…【稲妻】」
私の魔法がラインハルトの魔法により掻き消される。
そして、そのままラインハルトの魔法がアーシェンリファー目掛けて飛んできたのを間一髪で避けた。
魔法が直撃された床を見ると無惨にも抉れている。
先ほどラインハルトが打ってきた魔法は2段魔法である。【落雷】とはスピードも威力も桁が違う。
「俺は、もう油断はしねぇ」
ラインハルトは腰についているサーベルを抜きこちらに向けた。
「私だって、簡単にやられてなんかあげないから」
お互いを見つめ合い警戒する。
先に動いたのはアーシェンリファーだ。
ラインハルトの足目掛けて蹴り技を仕掛けるが、それを難なく退けた。
「【落雷】ダブル」
ラインハルトはアーシェンリファーの攻撃を避けながらも自身の魔法を放ってくる。しかも、今度はダブル技である。【落雷】が2方向から迫ってくる。
それを何度か避けるがラインハルト自身もサーベルを持って攻撃を仕掛けてくる。
可能な限り回避しているが全て受け切れる訳もなく諸所身体に傷が付いていく。【回復】は使う事が出来るが、ラインハルトに光属性魔法も使えるという手の内を明かしたくない。使える物はギリギリまで取っておきたい。しかし、正直ジリ貧である。
「いつまで避けてる気だ?」
「五月蝿い、早く魔力切れでもしたら?」
「う~ん、俺はその手の挑発乗ってあげるほどプライドが高くないんだ。じゃなきゃ盗賊なんて出来ないぜ?」
「…それもそうね。最初からそんな事は期待してなかったけどね。」
ラインハルトは今の私には到底敵わない相手だと思い知らされる。こちらは避けるのは必死で手が出せないが、向こうは息ひとつ切らさずにひたすら魔法とサーベルで攻撃を仕掛けてくる。
村長の家が徐々にラインハルトの攻撃で破壊されているが、向こうは気にする素振りもない。
「…家、壊れてきてるけど?」
「別に俺の家じゃねぇからどーでもいい、こっちも命、張ってんだよ。」
「この家を大事にしていた人達がいるのによく平気でそんな発言が出来るよね。」
「言ってるだろ、そんな事を気にしていたら盗賊なんて出来ないってな」
ラインハルトの攻撃は止む事なく続く。
魔力の量はアーシェンリファーも負けないが、対人戦に関する経験がラインハルトの方が遥かに多いのだろう。どうしてもこちらが押されてしまう。
ラインハルトのサーベルが横腹を切り裂く。
「くっ…」
「どうした?疲れたか?」
「問題ないから」
(正直、このままいくとほぼ確実に私が死ぬからクラークさんに早く戻ってきて欲しい。アルクは無事かな…)
そんな事を考えていると
「隙あり‼︎」
「きゃっ」
ラインハルトに蹴りを入れられそのまま全身で壁に突撃した。あまりの衝撃にその場で吐きこむ。
「あの男が戻ってくる前に死んでくれ」
ラインハルトがサーベルをもって近づいてくる。
「今までで会ったどのガキよりもお前は強かったよ。まぁ盗賊なんかに関わるなんて、運の悪いガキだ。」
ラインハルトがサーベルを首に当ててくる。それに対して少し首を下げてサーベルから首を離す。
「楽しかったぜ?精々あの世で頑張れよ」
ラインハルトはサーベルを振り下ろした。
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