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幼少期 旅立ち編(前)
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エルバとエリンちゃんと別れてから約40日後、2人は【リクドウ】に到着した。
「いやぁ~ここまで長かったな!」
リクドウの正門前でアルクが身体を伸ばしながら言う。
「そうだね、あれから何個か村に寄りながら来たけど、ルクシアルートとは比べ物にならないくらい長い移動だったよ」
2人は正門にいる門番にギルドカードを見せて、リクドウの街に入る。ルクシアよりも活気のある街だ。建物は基本レンガ造りが多く、統一感がある。
「ひとまず、ギルドを探して、魔物の核と部位報酬と依頼の確認をしに行こう」
「そうだな」
街の中にあるギルドに向かって歩く。
途中で美味しそうな店があったのでついでに立ち食いをしながら向かった。
ギルドに到着し、受付まで辿り着いた。
「こんにちは、リクドウ街のギルドへようこそ」
受付の男性に挨拶をされる。
「こんにちは、魔物の部位の売却をしにきました」
「わかりました、では核と部位、ギルドカードの提出をお願いします。」
受付の言葉にアーシェンリファーとアルクは自身のギルドカードを提出する。
魔物の部位についてはアルクが持っていた麻袋をカウンターに置いた。
「ありがとうございます、しばらく時間がかかりますので何処かでお待ち下さい。」
「わかりました。よろしくお願いします」
2人は一旦受付から離れる。
「アルク、依頼の掲示板でも見ておく?」
「そうだな」
2人で依頼の掲示板を確認する。
Dランクの依頼を見ていると流石に殆どが魔物の討伐で、討伐以外では魔物発生地帯に生息する植物や生き物の採集がある。
見ている範囲内で受けやすい依頼はゴブリン討伐とオークの討伐だろう。ゴブリンはリクドウまでの道のりで結構討伐してきた。
「この街ではゴブリンとオークの討伐が中心になるかなぁ…アルク、明日から早速依頼を受けようよ」
「そうだな!今日は流石に疲れたし、核と部位売却の金が入るから宿の一泊くらい泊まれるだろう」
今後の予定について話をしていると受付から呼ばれる。
「お待たせしました。アーシェンリファーとアルクさんから出品された部位は全部で100,000Gでいかがでしょうか?」
「おっ!やっぱり結構頑張ってたんだな!俺達!」
「だね?すみません、それでお願いします。代金はそれぞれ半分づつでお願いしたいです」
「承知しました。ではそのように手配します」
受付の人が2人のギルドカード経由でお金を振り込んでいく。
「そういえば、アーシェンリファーさんとアルクさんはDランクの依頼の達成件数がCランク昇級試験の受験資格に達するまで活躍されて見えますので、ご希望であれば昇級試験を受けれますが、いかがされますか?」
「Cランク試験か…アーシャ、俺は受けたいがどーする?」
「私も受けたい!でも、依頼の準備と路銀集めはしたいよね?」
「すみません、試験の日程はいつですか?」
受けたい意思はあるが無謀は事はしたくないため、受付の人にスケジュールを確認する。
「承知しました!えっと、試験は…申し訳ございません、試験監督ができる冒険者の帰還予定が2週間後となっていますので、最短でその日以降となってしまいます」
「そうなんですね、全然問題ないです!」
ね?アルク?と確認する。
「だな!丁度路銀も集めるつもりだったしな」
「て、わけでこちらは問題ないので、2週間後に昇級試験をお願いしたいです」
「わかりました!試験官冒険者にはこちらからお伝えしておきます。ギルドには依頼関係でよく足を運ばれるなら向こうと連絡がついた際にまた申し伝えます」
「わかりました。ありがとうございます。今日は部位の売却で来ただけですので、依頼は明日以降で受けに来ますね」
「承知しました。ありがとうございます」
「あと、リクドウに来るまでに盗賊団に襲われたので、ギルドに正式に盗賊団の確保依頼をしたいです」
「盗賊ですか⁈それは災難でしたね…。お2人が無事で良かったです」
「そうですね…」
ギルドに先日のラインハルトの件を報告して、正式に盗賊確保の依頼をすることが出来た。
2人は受付をあとにすると次は宿探しに出た。
少し歩いたところに宿泊のしやすそうな宿があったためそちらに泊まることにした。
「試験が2週間後って事は最低でもそれまではこの街に滞在する事になるわけだし、イーストまでの列車資金も無事貯まりそうだな?」
部屋に入って荷物を整理するなりアルクから声がかけられる。
「そうだね、この後ご飯屋さん探しがてら駅で列車の料金を見に行こっか」
「だな」
~料金表~
リクドウ→イースト 1.5日 @9,000G
「やっぱり高いなぁ」
「だね、でもこの金額なら街に滞在している間に充分貯まるね」
「それもそうだな」
「アルクは今日行きたい所、ある?」
「いや、今日は特にないかな、早いとこ夕飯食って寝よーぜ?」
「フフッわかった」
アルクは今日は早く寝たいようだ。
とはいえ、私自身もそれなりに疲れているため、早くゆっくりする事には賛成だ。
駅で列車の金額を確認する事はできたし。今日はさっさと部屋に戻って寝ようかな。
と、考え駅から出る。
そして、現在宿のベットに入り暗くなった部屋の天井を見つめる。
少し肌寒くなり布団を被りながらアルクと王都を出てからもう3ヶ月くらいが経過しているのだと、時の流れの早さを感じた。しかし、子供の身体は眠気を感じるのが早く急な眠気に逆らえずそのまま眠りについた。
朝5時に起きた私は、朝のトレーニングの準備をしている。
先日のラインハルトの件で、魔法に関するトレーニングをしてこなかった事を後悔してからは、従来のトレーニングメニューに基礎魔法の練習を追加していた。そのため、今はほぼ毎日朝の5時には起きている。
朝が早い生活にも慣れてきた。
しかし、トレーニングは必ずしも朝やっている訳ではなく、その日の予定によっては夜にやっていることもある。
私が宿の洗面台で準備をしてから部屋に戻るといつの間にかアルクも支度を終えていた。
「アルク、おはよう」
「アーシャ、おはよう」
「早起きも慣れてきたけど、結局いつも時間余らせてるし、起床時間を少し遅くする?」
「お!それは大歓迎だ!」
「じゃあ、今後は少し遅くに起きよっかな」
「助かる」
2人で笑い合う。
その流れで宿の外に出ていつものランニングから始める。
その後の筋トレ等もつつがなく終わった。
基礎魔法のトレーニングについては、私は水属性の【水の射撃】を、アルクはトレーニングを通じてどうやら風属性が得意であるという事がわかったため風属性の基礎魔法である【風の刃】の練習をしていた。
「アルク、魔法上手になったよね?」
「そうか?自分じゃ分かんないけど、そー言われると嬉しいな」
アルクがこちらに振り向き笑顔で答える。
「私も水属性の魔法、少し上手くなったと思う!」
「だな。そーいや、最近水属性しか練習してないよな?なんでだ?」
全属性使えたよな?とアルクから聞かれる
「私ってアルクみたいに肉弾戦が多いからね。水属性には被ダメージの軽減につながる【水の盾】ような詠唱魔法があるから今の私と相性いいかなって思って」
そう。全属性使えるからって全ての魔法を練習する必要はないと考えている。
「へ~、でもそれって他の属性はあんまり上手くならないんじゃないか?」
「そりゃあ、水属性に比べたらって感じだけどさ、詠唱魔法は詠唱すると言う行為によってイメージが固定されてるし、難易度によって階級が決まってるから、一つの属性を極めれば、他の属性使う時も込める魔力を変えるだけで、ある程度使えちゃうんだよね。それが詠唱魔法の1番の利点だと思ってる」
「そうなのか…ほんと、アーシャってすげーよな」
この街に来るまでどの属性にしようか考えていたが、先の理由で水属性を選んだ。
前世ではがむしゃらに魔法の練習をしていたが、その中で学んだ事も当然ある。
詠唱魔法なら一つの属性を極めてしまえば後は殆ど属性を変えるだけだ。
まぁ正直、無詠唱魔法もオリジナル魔法もイメージさえ出来れば同じ事が言えるのだが、その辺りの応用は前世の力ですでに養っている。つまり、今世では基礎さえマスターすればその後のレベルアップは早い。
詠唱魔法は詠唱する分魔法が具現化させやすく、使いやすいが、相手に手の内を明かす事になる。いかに応用して使いこなすかが重要だ。
魔法とは奥が深いものなのだ。
「いやぁ~ここまで長かったな!」
リクドウの正門前でアルクが身体を伸ばしながら言う。
「そうだね、あれから何個か村に寄りながら来たけど、ルクシアルートとは比べ物にならないくらい長い移動だったよ」
2人は正門にいる門番にギルドカードを見せて、リクドウの街に入る。ルクシアよりも活気のある街だ。建物は基本レンガ造りが多く、統一感がある。
「ひとまず、ギルドを探して、魔物の核と部位報酬と依頼の確認をしに行こう」
「そうだな」
街の中にあるギルドに向かって歩く。
途中で美味しそうな店があったのでついでに立ち食いをしながら向かった。
ギルドに到着し、受付まで辿り着いた。
「こんにちは、リクドウ街のギルドへようこそ」
受付の男性に挨拶をされる。
「こんにちは、魔物の部位の売却をしにきました」
「わかりました、では核と部位、ギルドカードの提出をお願いします。」
受付の言葉にアーシェンリファーとアルクは自身のギルドカードを提出する。
魔物の部位についてはアルクが持っていた麻袋をカウンターに置いた。
「ありがとうございます、しばらく時間がかかりますので何処かでお待ち下さい。」
「わかりました。よろしくお願いします」
2人は一旦受付から離れる。
「アルク、依頼の掲示板でも見ておく?」
「そうだな」
2人で依頼の掲示板を確認する。
Dランクの依頼を見ていると流石に殆どが魔物の討伐で、討伐以外では魔物発生地帯に生息する植物や生き物の採集がある。
見ている範囲内で受けやすい依頼はゴブリン討伐とオークの討伐だろう。ゴブリンはリクドウまでの道のりで結構討伐してきた。
「この街ではゴブリンとオークの討伐が中心になるかなぁ…アルク、明日から早速依頼を受けようよ」
「そうだな!今日は流石に疲れたし、核と部位売却の金が入るから宿の一泊くらい泊まれるだろう」
今後の予定について話をしていると受付から呼ばれる。
「お待たせしました。アーシェンリファーとアルクさんから出品された部位は全部で100,000Gでいかがでしょうか?」
「おっ!やっぱり結構頑張ってたんだな!俺達!」
「だね?すみません、それでお願いします。代金はそれぞれ半分づつでお願いしたいです」
「承知しました。ではそのように手配します」
受付の人が2人のギルドカード経由でお金を振り込んでいく。
「そういえば、アーシェンリファーさんとアルクさんはDランクの依頼の達成件数がCランク昇級試験の受験資格に達するまで活躍されて見えますので、ご希望であれば昇級試験を受けれますが、いかがされますか?」
「Cランク試験か…アーシャ、俺は受けたいがどーする?」
「私も受けたい!でも、依頼の準備と路銀集めはしたいよね?」
「すみません、試験の日程はいつですか?」
受けたい意思はあるが無謀は事はしたくないため、受付の人にスケジュールを確認する。
「承知しました!えっと、試験は…申し訳ございません、試験監督ができる冒険者の帰還予定が2週間後となっていますので、最短でその日以降となってしまいます」
「そうなんですね、全然問題ないです!」
ね?アルク?と確認する。
「だな!丁度路銀も集めるつもりだったしな」
「て、わけでこちらは問題ないので、2週間後に昇級試験をお願いしたいです」
「わかりました!試験官冒険者にはこちらからお伝えしておきます。ギルドには依頼関係でよく足を運ばれるなら向こうと連絡がついた際にまた申し伝えます」
「わかりました。ありがとうございます。今日は部位の売却で来ただけですので、依頼は明日以降で受けに来ますね」
「承知しました。ありがとうございます」
「あと、リクドウに来るまでに盗賊団に襲われたので、ギルドに正式に盗賊団の確保依頼をしたいです」
「盗賊ですか⁈それは災難でしたね…。お2人が無事で良かったです」
「そうですね…」
ギルドに先日のラインハルトの件を報告して、正式に盗賊確保の依頼をすることが出来た。
2人は受付をあとにすると次は宿探しに出た。
少し歩いたところに宿泊のしやすそうな宿があったためそちらに泊まることにした。
「試験が2週間後って事は最低でもそれまではこの街に滞在する事になるわけだし、イーストまでの列車資金も無事貯まりそうだな?」
部屋に入って荷物を整理するなりアルクから声がかけられる。
「そうだね、この後ご飯屋さん探しがてら駅で列車の料金を見に行こっか」
「だな」
~料金表~
リクドウ→イースト 1.5日 @9,000G
「やっぱり高いなぁ」
「だね、でもこの金額なら街に滞在している間に充分貯まるね」
「それもそうだな」
「アルクは今日行きたい所、ある?」
「いや、今日は特にないかな、早いとこ夕飯食って寝よーぜ?」
「フフッわかった」
アルクは今日は早く寝たいようだ。
とはいえ、私自身もそれなりに疲れているため、早くゆっくりする事には賛成だ。
駅で列車の金額を確認する事はできたし。今日はさっさと部屋に戻って寝ようかな。
と、考え駅から出る。
そして、現在宿のベットに入り暗くなった部屋の天井を見つめる。
少し肌寒くなり布団を被りながらアルクと王都を出てからもう3ヶ月くらいが経過しているのだと、時の流れの早さを感じた。しかし、子供の身体は眠気を感じるのが早く急な眠気に逆らえずそのまま眠りについた。
朝5時に起きた私は、朝のトレーニングの準備をしている。
先日のラインハルトの件で、魔法に関するトレーニングをしてこなかった事を後悔してからは、従来のトレーニングメニューに基礎魔法の練習を追加していた。そのため、今はほぼ毎日朝の5時には起きている。
朝が早い生活にも慣れてきた。
しかし、トレーニングは必ずしも朝やっている訳ではなく、その日の予定によっては夜にやっていることもある。
私が宿の洗面台で準備をしてから部屋に戻るといつの間にかアルクも支度を終えていた。
「アルク、おはよう」
「アーシャ、おはよう」
「早起きも慣れてきたけど、結局いつも時間余らせてるし、起床時間を少し遅くする?」
「お!それは大歓迎だ!」
「じゃあ、今後は少し遅くに起きよっかな」
「助かる」
2人で笑い合う。
その流れで宿の外に出ていつものランニングから始める。
その後の筋トレ等もつつがなく終わった。
基礎魔法のトレーニングについては、私は水属性の【水の射撃】を、アルクはトレーニングを通じてどうやら風属性が得意であるという事がわかったため風属性の基礎魔法である【風の刃】の練習をしていた。
「アルク、魔法上手になったよね?」
「そうか?自分じゃ分かんないけど、そー言われると嬉しいな」
アルクがこちらに振り向き笑顔で答える。
「私も水属性の魔法、少し上手くなったと思う!」
「だな。そーいや、最近水属性しか練習してないよな?なんでだ?」
全属性使えたよな?とアルクから聞かれる
「私ってアルクみたいに肉弾戦が多いからね。水属性には被ダメージの軽減につながる【水の盾】ような詠唱魔法があるから今の私と相性いいかなって思って」
そう。全属性使えるからって全ての魔法を練習する必要はないと考えている。
「へ~、でもそれって他の属性はあんまり上手くならないんじゃないか?」
「そりゃあ、水属性に比べたらって感じだけどさ、詠唱魔法は詠唱すると言う行為によってイメージが固定されてるし、難易度によって階級が決まってるから、一つの属性を極めれば、他の属性使う時も込める魔力を変えるだけで、ある程度使えちゃうんだよね。それが詠唱魔法の1番の利点だと思ってる」
「そうなのか…ほんと、アーシャってすげーよな」
この街に来るまでどの属性にしようか考えていたが、先の理由で水属性を選んだ。
前世ではがむしゃらに魔法の練習をしていたが、その中で学んだ事も当然ある。
詠唱魔法なら一つの属性を極めてしまえば後は殆ど属性を変えるだけだ。
まぁ正直、無詠唱魔法もオリジナル魔法もイメージさえ出来れば同じ事が言えるのだが、その辺りの応用は前世の力ですでに養っている。つまり、今世では基礎さえマスターすればその後のレベルアップは早い。
詠唱魔法は詠唱する分魔法が具現化させやすく、使いやすいが、相手に手の内を明かす事になる。いかに応用して使いこなすかが重要だ。
魔法とは奥が深いものなのだ。
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