2 / 159
異世界転移編
第2話 ステータスチェック
しおりを挟む
「おい、カズマ!聞いたかよ?スキル取得だ!異世界だ!」
「ああ!俺は魔法スキルSSをもらったぜ!」
「俺は俺は剣術スキルSS《聖剣》!ミサとアキは?」
「えっと回復術SSって言ってた」
「私は弓術スキルSS《聖弓》みたい」
コホン!
盛り上がっていた少年少女はその咳払いに周りを見渡し、咳払いをした上段の国王を見上げる。
初めに喋り出した少年ユウジはその状況に目を輝かせて言葉をまった。
「うむ。まずは呼び出しに答えてくれてありがたく思う。君達は選ばれ、呼び出された強者だ。我が王国を導いてほしい」
国王の言葉にユウジは首を捻った。
テンプレだと魔王を倒してほしいとか、他の侵略国から守ってほしいとか、そう言った話が多く、ユウジもそれを期待していた。
しかし、国王が言った導いて欲しいとはどう言うことだろうか?
「その、導いて欲しいとはどう言う事でしょうか?魔王を倒してほしいとか侵略から守ってほしいと言う事でしょうか?」
幼馴染のミサが国王に質問している。
ユウジやカズマの影響を受けてこう言った話が好きなミサも、やはり疑問に思ったのだろう。
「魔王とは?魔国と言う国はないが…
侵略もされておらん。今の我が国は戦争もなく平和である。
予言によると、そなた達の力を借りて我が国は世界の覇権を手にするとある。そこに、力を貸してもらいたい」
それは、口伝による伝承を国王が都合良く解釈しただけだったのだが、その言葉を聞いた少年少女は漫画やアニメなどの知識で辻褄を合わせ、そう言う事かと納得してしまった。
その後、話はトントン拍子に進み、異世界恒例のステータスチェックである。
少年少女は嬉々として挑み、国王達を満足させるステータスを叩き出した。
-ユウジ-level1/100
HP450
MP250
攻撃力83
防御力78
魔法攻撃力72
魔法防御力65
スキル:剣術スキル《SS》
-カズマ-level1/100
HP360
MP360
攻撃力62
防御力47
魔法攻撃力128
魔法防御力96
スキル:魔法スキル《SS》
-ミサキ-level1/100
HP470
MP420
攻撃力43
防御力62
魔法攻撃力56
魔法防御力60
スキル:回復術SS
-アキホ-level1/100
HP480
MP380
攻撃力56
防御力59
魔法攻撃力49
魔法防御力45
スキル:弓術スキル《SS》
「素晴らしい!レベル1でこの強さとは!しかも上限が100とは!大体の平均が60。最大で80まで確認されているが、ううむ…レベルは大きくなる程に上がりにくくなるが、可能性の塊だな」
説明によれば大体少年少女と同じ16歳ならレベルは12位。高ければ15程。
そしてそのステータスは平均が25位らしい。
城の騎士達でレベル30程度。歴戦の英雄で50位になるそうだ
ステータスはlevel1のステータスを元に上昇率が決まる為、将来有望でありさすが召喚者だと太鼓判を押された。
「さて、所でそちらの呆けておる最後の召喚者は知り合いかな?」
「いえ…」
全員の視線が男を捉えた。
___________________________________________
男は、睡魔に負けてたったまま気を飛ばしていた。
肩を揺さぶられ、目を覚ますと知らない豪華な部屋におり、異国風の人々に囲まれていた。
男は起こしてもらった少女に、今の状況を説明してもらった。
なんと俺は、異世界に召喚されたらしい。
異世界…異世界?異世界!
家に帰れない!仕事はどうする!仕事ができない?もう仕事しなくていい!ブラック企業退社!
「ばんざーい!」
急に大きな声で叫んだ俺に、周りの異国風の人達は驚いている。
共に召喚されたであろう少年がうんうんと頷いているのが見える。
いやいや少年、君はブラック企業など経験した事ないだろう?
そして、俺はステータスチェックを受ける。
-ムツキ-level1
HP2
MP2
攻撃力2
防御力2
魔法攻撃力2
魔法防御力2
スキル:ねずみ算/マルチ
ステータスを見て、先程まで和気藹々とした空気だった広間が急に静まりかえった。
無言。その無言を破ったのは宰相だった。
「な、なんだ?このゴミみたいなステータスは?」
「い、いや、宰相よ、スキルが特別なのかもしれん見た事もないスキルだ…」
「しかしレヴィス王、ネズミなど、害をもたらす獣ですぞ?」
「いやしかしな…とりあえず、スキルの効果を確認してみようではないか?」
そう国王側の方針が決まりかけた時、少年の一言が広間に響いた。
「おっさん!異世界召喚なのに、なんだよそのステータスは?スキルの通り詐欺じゃん!」
少女の1人が「ちょっと!」と言いながら少年の服を引っ張る。
しかし、国王に「詐欺とはどう言うことだ?」と質問された少年の言葉は止まらなかった。
「僕らの世界で、ねずみ算と言うのは昔流行った詐欺の一つなんです!
だから、ほら、異世界召喚って言ったら強力なステータスを、もらうのが定番なのに…ぷぷっおっさんのステータスにピッタリでしょ?」
正確には詐欺はねずみ講で、ねずみ算はその由来となった計算式なのだが、少年にはその違いは分かっていないのだろう。
「な、なんだと!国王に対して詐欺を働いたのか?」
宰相の怒声が上がった。
国王が宥めようとするがステータスの低さに蔑み、詐欺というワードに反応した宰相は止まらない。
「いいえ、レヴィス国王!ユウジ殿達の召喚に便乗して私利私欲を尽くそうとしたのでしょう!出て行きなさい!追い出せ!衛兵!」
瞬く間に、ムツキは白の兵士達によって城の外まで追い出されてしまった。
場所は城門の外、坂の下には大きな城下町が見える。
追い出されたムツキだが、清々しい気分だった。
もう労働時間過多なブラックな仕事をしなくてもいい!
勇者やら何やらめんどくさい仕事を押しつけられる事もなかった。
これからは、自分の自由に生きていこう!
解放された喜びに心躍らせる青年ムツキは、これから暮らす事になるこの世界のことを知る為に城下町へと向かうのだった。
「ああ!俺は魔法スキルSSをもらったぜ!」
「俺は俺は剣術スキルSS《聖剣》!ミサとアキは?」
「えっと回復術SSって言ってた」
「私は弓術スキルSS《聖弓》みたい」
コホン!
盛り上がっていた少年少女はその咳払いに周りを見渡し、咳払いをした上段の国王を見上げる。
初めに喋り出した少年ユウジはその状況に目を輝かせて言葉をまった。
「うむ。まずは呼び出しに答えてくれてありがたく思う。君達は選ばれ、呼び出された強者だ。我が王国を導いてほしい」
国王の言葉にユウジは首を捻った。
テンプレだと魔王を倒してほしいとか、他の侵略国から守ってほしいとか、そう言った話が多く、ユウジもそれを期待していた。
しかし、国王が言った導いて欲しいとはどう言うことだろうか?
「その、導いて欲しいとはどう言う事でしょうか?魔王を倒してほしいとか侵略から守ってほしいと言う事でしょうか?」
幼馴染のミサが国王に質問している。
ユウジやカズマの影響を受けてこう言った話が好きなミサも、やはり疑問に思ったのだろう。
「魔王とは?魔国と言う国はないが…
侵略もされておらん。今の我が国は戦争もなく平和である。
予言によると、そなた達の力を借りて我が国は世界の覇権を手にするとある。そこに、力を貸してもらいたい」
それは、口伝による伝承を国王が都合良く解釈しただけだったのだが、その言葉を聞いた少年少女は漫画やアニメなどの知識で辻褄を合わせ、そう言う事かと納得してしまった。
その後、話はトントン拍子に進み、異世界恒例のステータスチェックである。
少年少女は嬉々として挑み、国王達を満足させるステータスを叩き出した。
-ユウジ-level1/100
HP450
MP250
攻撃力83
防御力78
魔法攻撃力72
魔法防御力65
スキル:剣術スキル《SS》
-カズマ-level1/100
HP360
MP360
攻撃力62
防御力47
魔法攻撃力128
魔法防御力96
スキル:魔法スキル《SS》
-ミサキ-level1/100
HP470
MP420
攻撃力43
防御力62
魔法攻撃力56
魔法防御力60
スキル:回復術SS
-アキホ-level1/100
HP480
MP380
攻撃力56
防御力59
魔法攻撃力49
魔法防御力45
スキル:弓術スキル《SS》
「素晴らしい!レベル1でこの強さとは!しかも上限が100とは!大体の平均が60。最大で80まで確認されているが、ううむ…レベルは大きくなる程に上がりにくくなるが、可能性の塊だな」
説明によれば大体少年少女と同じ16歳ならレベルは12位。高ければ15程。
そしてそのステータスは平均が25位らしい。
城の騎士達でレベル30程度。歴戦の英雄で50位になるそうだ
ステータスはlevel1のステータスを元に上昇率が決まる為、将来有望でありさすが召喚者だと太鼓判を押された。
「さて、所でそちらの呆けておる最後の召喚者は知り合いかな?」
「いえ…」
全員の視線が男を捉えた。
___________________________________________
男は、睡魔に負けてたったまま気を飛ばしていた。
肩を揺さぶられ、目を覚ますと知らない豪華な部屋におり、異国風の人々に囲まれていた。
男は起こしてもらった少女に、今の状況を説明してもらった。
なんと俺は、異世界に召喚されたらしい。
異世界…異世界?異世界!
家に帰れない!仕事はどうする!仕事ができない?もう仕事しなくていい!ブラック企業退社!
「ばんざーい!」
急に大きな声で叫んだ俺に、周りの異国風の人達は驚いている。
共に召喚されたであろう少年がうんうんと頷いているのが見える。
いやいや少年、君はブラック企業など経験した事ないだろう?
そして、俺はステータスチェックを受ける。
-ムツキ-level1
HP2
MP2
攻撃力2
防御力2
魔法攻撃力2
魔法防御力2
スキル:ねずみ算/マルチ
ステータスを見て、先程まで和気藹々とした空気だった広間が急に静まりかえった。
無言。その無言を破ったのは宰相だった。
「な、なんだ?このゴミみたいなステータスは?」
「い、いや、宰相よ、スキルが特別なのかもしれん見た事もないスキルだ…」
「しかしレヴィス王、ネズミなど、害をもたらす獣ですぞ?」
「いやしかしな…とりあえず、スキルの効果を確認してみようではないか?」
そう国王側の方針が決まりかけた時、少年の一言が広間に響いた。
「おっさん!異世界召喚なのに、なんだよそのステータスは?スキルの通り詐欺じゃん!」
少女の1人が「ちょっと!」と言いながら少年の服を引っ張る。
しかし、国王に「詐欺とはどう言うことだ?」と質問された少年の言葉は止まらなかった。
「僕らの世界で、ねずみ算と言うのは昔流行った詐欺の一つなんです!
だから、ほら、異世界召喚って言ったら強力なステータスを、もらうのが定番なのに…ぷぷっおっさんのステータスにピッタリでしょ?」
正確には詐欺はねずみ講で、ねずみ算はその由来となった計算式なのだが、少年にはその違いは分かっていないのだろう。
「な、なんだと!国王に対して詐欺を働いたのか?」
宰相の怒声が上がった。
国王が宥めようとするがステータスの低さに蔑み、詐欺というワードに反応した宰相は止まらない。
「いいえ、レヴィス国王!ユウジ殿達の召喚に便乗して私利私欲を尽くそうとしたのでしょう!出て行きなさい!追い出せ!衛兵!」
瞬く間に、ムツキは白の兵士達によって城の外まで追い出されてしまった。
場所は城門の外、坂の下には大きな城下町が見える。
追い出されたムツキだが、清々しい気分だった。
もう労働時間過多なブラックな仕事をしなくてもいい!
勇者やら何やらめんどくさい仕事を押しつけられる事もなかった。
これからは、自分の自由に生きていこう!
解放された喜びに心躍らせる青年ムツキは、これから暮らす事になるこの世界のことを知る為に城下町へと向かうのだった。
77
お気に入りに追加
256
あなたにおすすめの小説
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
【R18】スライムにマッサージされて絶頂しまくる女の話
白木 白亜
ファンタジー
突如として異世界転移した日本の大学生、タツシ。
世界にとって致命的な抜け穴を見つけ、召喚士としてあっけなく魔王を倒してしまう。
その後、一緒に旅をしたスライムと共に、マッサージ店を開くことにした。卑猥な目的で。
裏があるとも知れず、王都一番の人気になるマッサージ店「スライム・リフレ」。スライムを巧みに操って体のツボを押し、角質を取り、リフレッシュもできる。
だがそこは三度の飯よりも少女が絶頂している瞬間を見るのが大好きなタツシが経営する店。
そんな店では、膣に媚薬100%の粘液を注入され、美少女たちが「気持ちよくなって」いる!!!
感想大歓迎です!
※1グロは一切ありません。登場人物が圧倒的な不幸になることも(たぶん)ありません。今日も王都は平和です。異種姦というよりは、スライムは主人公の補助ツールとして扱われます。そっち方面を期待していた方はすみません。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる