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122.怪しい影
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あれから3晩、僕らは ダンジョン・サラ に潜り様々なスイーツを片っ端から集めてまわっていた。
初めは怪訝な表情を浮かべていたアンリエッタであったが、休憩がてらに試食などをさせてみると、
すぐにやる気を出して夢中でモンスターを狩り始めた。
それも、低階層ばかりを周回しているのだ。よほど駄菓子が気に入ったのであろう。
物珍しさもあるのだろうが、種類が豊富でドロップしやすいときているからな。
そこで、アンリエッタの希望もあり、次の日からは各自別れて探索することになったのだ。
低階層なら万一という事もないし、賊が出たとしてもアンリエッタなら ”ひとひねり” だ。
探索後はシンゲン温泉に寄り汗を流し、そこで別れて帰っていく。
「とりあえず、このくらいあれば暫くはいいわねぇ。少なくなったら、また 声かけるわね」
「お、おう、またな。食べ過ぎには注意しろよ」
転移でホテルの部屋に戻った僕たちは装備を外して部屋着に着替える。
ソファーに腰掛けお茶を飲んでいると、シロが僕の前にきてお座りをした。ピーチャンは頭の上に乗せたままだ。
「やはり、今日も来ているのか?」
僕の問いに、シロはピーチャンをくっつけたままコクコク頷いている。――可愛い。
そうか、侵入しようとした形跡が今日もあるのか?
念のため防御結界を張ったまま出かけているので、部屋には侵入されていないようである。
それに連日仕掛けて来ていることから、ただの ”物取り” ではないのだろう。
フフフッ! おもしろい、それなら……。
次の朝、僕たちは朝食を済ますと馬車を手配した。
今日は王都マルゴーの繁華街へと繰り出す予定なのだ。
そして、あまり気は進まないが貴族服に袖を通し、待機している馬車に乗るためホテルから表へ出た。
――ひしっ!
そして、ポヨヨン!
ティファニアである。――懐かしい。
覚えているだろうか、ティファニアはアンリエッタの侍女であり爆乳である。
「な、何をしているのですか!? その手を離しなさい!」
クロナが前に出ようとしていたが、それを僕は右手を上げることで止め。
「クロナ問題ないよ。知り合いだ。……そろそろ離してもらえると有難いのだがティファニアさん」
「はっ、も、申し訳ございません。私、アンリエッタ様に言われて3日間ずっと待っていたのです」
「へっ、そうなの。それは、またどうして?」
「はい、カルロ様が表に出られる際は、このマルゴーは不慣れなはずだから陰ながらお助けせよと」
「…………」
「だから、私、日陰でずっと待っていたんですよ!」(ふんす!)
こやつは……また、トンチンカンなことを……。相変わらずの天然ぶりである。
おそらくアンリエッタは、この侍女が夜に起きないよう そんな指示を出していたのだろう。
きっと、駄菓子集めを邪魔されたくなかったんだね。
ふむ、ティファニアと一緒に行動するのか。
これはこれで騒がしくなるので、お誂え向きかもな。
「それでは、今日は繁華街に行くから案内を頼めるか?」
「はい! このティファニアにお任せください。詳しくは馬車の中でお伺いいたします」
「ああ、頼むよ。クロナ、聞いていたとおりだ。こいつはティファニアといってアンリエッタ姫の侍女なんだよ」
「ティファニアにも紹介しておこう。こっちがクロナ、そっちがリンだ。よろしく頼む」
そのように、お互い自己紹介を交わしたのち全員馬車に乗り込んだ。
そうして、繁華街に出てきた僕らはティファニアの案内の下、雑貨屋、お菓子屋、魔道具屋など順に見てまわった。
特に魔道具屋ではマジックベルト (自動サイズ調整) が売っていたので、チビへのお土産とした。
そして僕らは、それなりに高級そうなレストランに入り昼食をとることにした。
「みんなお疲れさま。ティファニアさんもお好きなものを頼んでくださいね」
『それでシロ。どうだ、何人ついてる?』
『いる、おみせ、うしろ、ふたり、おにく、たのしい』
なるほど、後の席にいる男女二人組か。
「クロナ、宿の警備はどうだ?」
「はい、今のところ問題無いかと思われます」
「では、持って来ている魔石も心もとないので結界は解いても大丈夫だよな?」
「はい、結界までは必要ないかと思われます。廊下には騎士も居りますし」
「お、料理が来たか。なかなか美味そうだな。さっそく頂くことにしよう」
これで、上手く引っかかってくれるといいのだが……。
午後からは、裏通りにある市場なども散歩がてらにのぞいていく。
その折に、わざと人気のない場所なども通ってみたのだが 向こうさんが仕掛けてくることはなかった。
そして夕刻に近づいたので、馬車に乗り込みホテルに帰ってきた。
「ティファニア、今日はありがとう。とても助かったよ。アンリエッタ姫にも宜しく伝えてくれ」
ティファニアにお礼を言いマドレーヌの詰め合わせを渡して帰した。
夕食までには時間があるので、僕は部屋に戻りシャワーを浴びることにした。
バスローブをはおり浴室から出てくると、それと同じくしてシロが念話を飛ばしてきた。
どうやらピーチャンが ”怪しい奴ら” のアジトを見つけてくれたようだ。
僕は濡れ髪のままソファーに腰をおろした。
そして、クロナに頭を拭いてもらいながら、シロが言うとおりに紙に地図を書いていった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルロは誰かに見張られているようです。ホテルの部屋にも侵入しようとした形跡が……。ただの泥棒とは違うようです。ティファニアは相変わらずの爆乳ゆるふわお姉さんですね。『~がてらに』とは、~と一緒に、~のついでに、です。方言ではないようです。『アジト』とは、拠点、隠れ家のことです。
初めは怪訝な表情を浮かべていたアンリエッタであったが、休憩がてらに試食などをさせてみると、
すぐにやる気を出して夢中でモンスターを狩り始めた。
それも、低階層ばかりを周回しているのだ。よほど駄菓子が気に入ったのであろう。
物珍しさもあるのだろうが、種類が豊富でドロップしやすいときているからな。
そこで、アンリエッタの希望もあり、次の日からは各自別れて探索することになったのだ。
低階層なら万一という事もないし、賊が出たとしてもアンリエッタなら ”ひとひねり” だ。
探索後はシンゲン温泉に寄り汗を流し、そこで別れて帰っていく。
「とりあえず、このくらいあれば暫くはいいわねぇ。少なくなったら、また 声かけるわね」
「お、おう、またな。食べ過ぎには注意しろよ」
転移でホテルの部屋に戻った僕たちは装備を外して部屋着に着替える。
ソファーに腰掛けお茶を飲んでいると、シロが僕の前にきてお座りをした。ピーチャンは頭の上に乗せたままだ。
「やはり、今日も来ているのか?」
僕の問いに、シロはピーチャンをくっつけたままコクコク頷いている。――可愛い。
そうか、侵入しようとした形跡が今日もあるのか?
念のため防御結界を張ったまま出かけているので、部屋には侵入されていないようである。
それに連日仕掛けて来ていることから、ただの ”物取り” ではないのだろう。
フフフッ! おもしろい、それなら……。
次の朝、僕たちは朝食を済ますと馬車を手配した。
今日は王都マルゴーの繁華街へと繰り出す予定なのだ。
そして、あまり気は進まないが貴族服に袖を通し、待機している馬車に乗るためホテルから表へ出た。
――ひしっ!
そして、ポヨヨン!
ティファニアである。――懐かしい。
覚えているだろうか、ティファニアはアンリエッタの侍女であり爆乳である。
「な、何をしているのですか!? その手を離しなさい!」
クロナが前に出ようとしていたが、それを僕は右手を上げることで止め。
「クロナ問題ないよ。知り合いだ。……そろそろ離してもらえると有難いのだがティファニアさん」
「はっ、も、申し訳ございません。私、アンリエッタ様に言われて3日間ずっと待っていたのです」
「へっ、そうなの。それは、またどうして?」
「はい、カルロ様が表に出られる際は、このマルゴーは不慣れなはずだから陰ながらお助けせよと」
「…………」
「だから、私、日陰でずっと待っていたんですよ!」(ふんす!)
こやつは……また、トンチンカンなことを……。相変わらずの天然ぶりである。
おそらくアンリエッタは、この侍女が夜に起きないよう そんな指示を出していたのだろう。
きっと、駄菓子集めを邪魔されたくなかったんだね。
ふむ、ティファニアと一緒に行動するのか。
これはこれで騒がしくなるので、お誂え向きかもな。
「それでは、今日は繁華街に行くから案内を頼めるか?」
「はい! このティファニアにお任せください。詳しくは馬車の中でお伺いいたします」
「ああ、頼むよ。クロナ、聞いていたとおりだ。こいつはティファニアといってアンリエッタ姫の侍女なんだよ」
「ティファニアにも紹介しておこう。こっちがクロナ、そっちがリンだ。よろしく頼む」
そのように、お互い自己紹介を交わしたのち全員馬車に乗り込んだ。
そうして、繁華街に出てきた僕らはティファニアの案内の下、雑貨屋、お菓子屋、魔道具屋など順に見てまわった。
特に魔道具屋ではマジックベルト (自動サイズ調整) が売っていたので、チビへのお土産とした。
そして僕らは、それなりに高級そうなレストランに入り昼食をとることにした。
「みんなお疲れさま。ティファニアさんもお好きなものを頼んでくださいね」
『それでシロ。どうだ、何人ついてる?』
『いる、おみせ、うしろ、ふたり、おにく、たのしい』
なるほど、後の席にいる男女二人組か。
「クロナ、宿の警備はどうだ?」
「はい、今のところ問題無いかと思われます」
「では、持って来ている魔石も心もとないので結界は解いても大丈夫だよな?」
「はい、結界までは必要ないかと思われます。廊下には騎士も居りますし」
「お、料理が来たか。なかなか美味そうだな。さっそく頂くことにしよう」
これで、上手く引っかかってくれるといいのだが……。
午後からは、裏通りにある市場なども散歩がてらにのぞいていく。
その折に、わざと人気のない場所なども通ってみたのだが 向こうさんが仕掛けてくることはなかった。
そして夕刻に近づいたので、馬車に乗り込みホテルに帰ってきた。
「ティファニア、今日はありがとう。とても助かったよ。アンリエッタ姫にも宜しく伝えてくれ」
ティファニアにお礼を言いマドレーヌの詰め合わせを渡して帰した。
夕食までには時間があるので、僕は部屋に戻りシャワーを浴びることにした。
バスローブをはおり浴室から出てくると、それと同じくしてシロが念話を飛ばしてきた。
どうやらピーチャンが ”怪しい奴ら” のアジトを見つけてくれたようだ。
僕は濡れ髪のままソファーに腰をおろした。
そして、クロナに頭を拭いてもらいながら、シロが言うとおりに紙に地図を書いていった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルロは誰かに見張られているようです。ホテルの部屋にも侵入しようとした形跡が……。ただの泥棒とは違うようです。ティファニアは相変わらずの爆乳ゆるふわお姉さんですね。『~がてらに』とは、~と一緒に、~のついでに、です。方言ではないようです。『アジト』とは、拠点、隠れ家のことです。
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