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98. バランの町
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僕たちは ダンジョン・シンゲン にて、出現モンスターの統一化や5階層おきの転移台座の設置など基本的な事のみ先に決めていった。
そして、ここから南東方面にあるバランの町に向け出発した。
えっ、ダンジョン転移はどうしたのか?
残念なことに、ダンジョン同士のリンクを組むためには1日~2日程の時間が掛かるのだ。
まあ、ここからならピーチャンで半刻|(1時間)というところだろうか。
今日も天気が良いので、上空から景色を眺めながらのんびり行こうと思う。
それに町や海岸線の地形なんかも頭に入れておきたいしね。
町が見えるようになってからは、ゆっくりと旋回しながら付近の地形を把握していった。
すると南の街道から騎馬や荷馬車の集団がこちらに向かって来ているのが目に入った。
バランの町への増援部隊であろうか?
そして、正面へ視線を戻してみると シロの頭には見覚えのある ”黄色い鳥” が止まっていた。
――おお、懐かしいなぁ。
モコモコであった。
ご存知、アンリエッタ王女の使い魔である。
そうすると、あの騎馬軍団の中にアンリエッタもいるのだろう。
これから戦場になるかもしれない場所に王女が出張って来ても大丈夫なのだろうか?
こちらも、そろそろ下りて町に入るとしますかね。
僕たちは上空で光学迷彩を掛けると、静かに北門の方へ回り込んだ。
騎馬隊だか騎士団だか知らないが、あれに巻き込まれると時間かかりそうだしな。
そういう訳で、僕たちは一足先にバランの町へ入った。
今は、門番に教えてもらった冒険者ギルドに歩いて向かっているところだ。
時間にしたら30分、ようやく町の中央にやってきた。
そこは、大きな円形の広場になっているようだが、人が多すぎて何が何だか分からない。
このまま南へ抜けたいところだが道も沿道も人だらけ、みんなで何かを待っているような感じだ。
まあ、だいたい予想はついているが聞いてみることにした。
「すいませ~ん。これって誰か来られるんですか?」
「は~、あんた何言ってるのさぁ。姫騎士さまに決まっているだろう」
「姫騎士さま? アンリエッタ様ですよね」
「そーだよ、決まってるじゃないのさー」
へぇ~、あのアンリエッタが姫騎士ね。
王都マルゴーで別れてもう4年かぁ。少しは強くなったのかな。
すると、南のメインストリートの先から歓声が聞こえてくる。
行進している先頭の騎馬が見えてきた。
上にはプレートアーマーを着た騎士だろうか兜はかぶっていないようだ。
そして……おお、居た! アンリエッタは5列目だな。
相変わらずの美人さんではあるが。
なかなか凛々しい顔になっているではないか。
パレードも終わり、町の人々も三々五々散っていった。
僕はシロを連れて南通りを進んでいき冒険者ギルドへ入った。
今日のところは移動の手続きだけをやっておこう。
それと同時に商業ギルドの場所を聞き、おススメの宿も紹介して頂いた。
僕たちは冒険者ギルドを後にして、今度は商業ギルドへ向かった。
お金を両替するためである。
国境の町ならともかく、ここバランでは現地の通貨しか使えない。
とりあえず金貨2枚を両替し、紹介を受けた宿に向かうことにした。
しかし、この黄色い鳥さんはシロの頭から離れようとはしないのである。
帰らなくても大丈夫なのだろうか?
しかし、宿を見つけ入ろうとした瞬間、モコモコは飛び上がり青い空へと消えていった。
何か、いやな予感がするのだが……。
まあ、こっそり会いに来てくれる分にはぜんぜんOKなのだ。――情報も集められるしな。
そしてローザン王国に来て3日目の朝を迎えた。
町の感じはいつもと変わらない穏やかなものである。
昨日は夕食のあとエールを頼み、少し粘ってみたのだが『東の海』や『スラミガ帝国』についてはこれと言って話題にあがることはなかった。
本当に来るのか? といった感じなのだろうか、実際に戦闘が起きているのは『ザルツ島』であってここではないのだ。
まあ、ニュースや新聞がある訳でもなし 一般住民の認知度なんてものはこの程度だろう。
では、アプローチの仕方を変えてみるしかない。
軍部の人間や実際に海に出ている漁師あたりに話が聞ければ早いのだろうが。
しかし、話を聞くと言ったところで、僕の知り合いといえばアンリエッタ王女ぐらいなものだし。ホントどうすんのよ!
などと、考えながらも朝食を終え、冒険者ギルドにでも行ってみるかと宿を出たところが、
――ひしっ!
知らない娘ですねぇ? 烈風ではないようだ。
「カルロ様でございますね? 私はアンリエッタ様付きの侍女でティファニアと申します。アンリエッタ様がお呼びになられています。私と一緒に来てください」
「はぁ、あっ、おい!」
と、言うあいだも ティファニアは僕の腕にしがみつきグイグイ引っ張っていく。
引っ張られるのはいいのだが、その……腕にもの凄い物が……。
な、なんというか、驚異の胸囲?? ではなく、……パラダイス!?
「あ、あの~ティファニアさん? 離していただいても逃げはしませんよ。だから、その、みんな見てますし……」
「あっ、あわわわわわ、私は何を。す、すみません!」
「いえいえ、わかって頂ければ問題ありませんから」
「ひ、姫様が腕をふんづかまえてでも連れて来いって……その、ごめんなさい!」
何かまた、いろいろ凄い人が迎えに来ちゃったみたいだな……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おお、黄色い鳥モコモコ久々の登場ですね。アンリエッタも凛々しくなっちゃって、「姫騎士」か~強くなっているでしょうね。一応、異世界でも外国なので両替は必要ですよね。言葉はこちらの大陸には共通語があるようです。ティファニア! もちろん別人ですが、共通点ももももも。そしてドジっ子のような香りが~。
そして、ここから南東方面にあるバランの町に向け出発した。
えっ、ダンジョン転移はどうしたのか?
残念なことに、ダンジョン同士のリンクを組むためには1日~2日程の時間が掛かるのだ。
まあ、ここからならピーチャンで半刻|(1時間)というところだろうか。
今日も天気が良いので、上空から景色を眺めながらのんびり行こうと思う。
それに町や海岸線の地形なんかも頭に入れておきたいしね。
町が見えるようになってからは、ゆっくりと旋回しながら付近の地形を把握していった。
すると南の街道から騎馬や荷馬車の集団がこちらに向かって来ているのが目に入った。
バランの町への増援部隊であろうか?
そして、正面へ視線を戻してみると シロの頭には見覚えのある ”黄色い鳥” が止まっていた。
――おお、懐かしいなぁ。
モコモコであった。
ご存知、アンリエッタ王女の使い魔である。
そうすると、あの騎馬軍団の中にアンリエッタもいるのだろう。
これから戦場になるかもしれない場所に王女が出張って来ても大丈夫なのだろうか?
こちらも、そろそろ下りて町に入るとしますかね。
僕たちは上空で光学迷彩を掛けると、静かに北門の方へ回り込んだ。
騎馬隊だか騎士団だか知らないが、あれに巻き込まれると時間かかりそうだしな。
そういう訳で、僕たちは一足先にバランの町へ入った。
今は、門番に教えてもらった冒険者ギルドに歩いて向かっているところだ。
時間にしたら30分、ようやく町の中央にやってきた。
そこは、大きな円形の広場になっているようだが、人が多すぎて何が何だか分からない。
このまま南へ抜けたいところだが道も沿道も人だらけ、みんなで何かを待っているような感じだ。
まあ、だいたい予想はついているが聞いてみることにした。
「すいませ~ん。これって誰か来られるんですか?」
「は~、あんた何言ってるのさぁ。姫騎士さまに決まっているだろう」
「姫騎士さま? アンリエッタ様ですよね」
「そーだよ、決まってるじゃないのさー」
へぇ~、あのアンリエッタが姫騎士ね。
王都マルゴーで別れてもう4年かぁ。少しは強くなったのかな。
すると、南のメインストリートの先から歓声が聞こえてくる。
行進している先頭の騎馬が見えてきた。
上にはプレートアーマーを着た騎士だろうか兜はかぶっていないようだ。
そして……おお、居た! アンリエッタは5列目だな。
相変わらずの美人さんではあるが。
なかなか凛々しい顔になっているではないか。
パレードも終わり、町の人々も三々五々散っていった。
僕はシロを連れて南通りを進んでいき冒険者ギルドへ入った。
今日のところは移動の手続きだけをやっておこう。
それと同時に商業ギルドの場所を聞き、おススメの宿も紹介して頂いた。
僕たちは冒険者ギルドを後にして、今度は商業ギルドへ向かった。
お金を両替するためである。
国境の町ならともかく、ここバランでは現地の通貨しか使えない。
とりあえず金貨2枚を両替し、紹介を受けた宿に向かうことにした。
しかし、この黄色い鳥さんはシロの頭から離れようとはしないのである。
帰らなくても大丈夫なのだろうか?
しかし、宿を見つけ入ろうとした瞬間、モコモコは飛び上がり青い空へと消えていった。
何か、いやな予感がするのだが……。
まあ、こっそり会いに来てくれる分にはぜんぜんOKなのだ。――情報も集められるしな。
そしてローザン王国に来て3日目の朝を迎えた。
町の感じはいつもと変わらない穏やかなものである。
昨日は夕食のあとエールを頼み、少し粘ってみたのだが『東の海』や『スラミガ帝国』についてはこれと言って話題にあがることはなかった。
本当に来るのか? といった感じなのだろうか、実際に戦闘が起きているのは『ザルツ島』であってここではないのだ。
まあ、ニュースや新聞がある訳でもなし 一般住民の認知度なんてものはこの程度だろう。
では、アプローチの仕方を変えてみるしかない。
軍部の人間や実際に海に出ている漁師あたりに話が聞ければ早いのだろうが。
しかし、話を聞くと言ったところで、僕の知り合いといえばアンリエッタ王女ぐらいなものだし。ホントどうすんのよ!
などと、考えながらも朝食を終え、冒険者ギルドにでも行ってみるかと宿を出たところが、
――ひしっ!
知らない娘ですねぇ? 烈風ではないようだ。
「カルロ様でございますね? 私はアンリエッタ様付きの侍女でティファニアと申します。アンリエッタ様がお呼びになられています。私と一緒に来てください」
「はぁ、あっ、おい!」
と、言うあいだも ティファニアは僕の腕にしがみつきグイグイ引っ張っていく。
引っ張られるのはいいのだが、その……腕にもの凄い物が……。
な、なんというか、驚異の胸囲?? ではなく、……パラダイス!?
「あ、あの~ティファニアさん? 離していただいても逃げはしませんよ。だから、その、みんな見てますし……」
「あっ、あわわわわわ、私は何を。す、すみません!」
「いえいえ、わかって頂ければ問題ありませんから」
「ひ、姫様が腕をふんづかまえてでも連れて来いって……その、ごめんなさい!」
何かまた、いろいろ凄い人が迎えに来ちゃったみたいだな……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おお、黄色い鳥モコモコ久々の登場ですね。アンリエッタも凛々しくなっちゃって、「姫騎士」か~強くなっているでしょうね。一応、異世界でも外国なので両替は必要ですよね。言葉はこちらの大陸には共通語があるようです。ティファニア! もちろん別人ですが、共通点ももももも。そしてドジっ子のような香りが~。
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