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1. ずっと一緒
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「俺とシロ」シリーズの新作のスタートです。
時代は500年後になりますが、世界観はほとんど変わっておりません。
国、領土、ダンジョンなどの名称は あえて変えておりません。
前作を読まなくとも、楽しくご覧いただけると思っております。
よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
うんっ、んん……。「知らない天井だー」 ん、マジでどこ? 納屋?
「カルロ兄さまみ―つけっ♪」 と、プラチナブロンドの幼女が身体を起こした俺に飛びついて来る。
えっ、え~と、どゆ事???
……あれっ 分かるぞ!
この子はエマ5歳。俺の妹だよな……。
そして、俺はカルロ。この前10歳になったばかりだよな。
……でも、もう一つ違う記憶が有るのだが、どういう事だろう。
と、俺がボーとしている間もエマは膝にまたがって俺に抱きついて顔をウリウリしている。
――かわいい。 無意識に頭をナデナデしてしまっていた。
「そうかー。ハシゴから落ちたんだよな。イテテ」
俺は庭で妹のエマと ”かくれんぼ” をしていて、この納屋の2階に隠れようとしていたのだ。
それでハシゴを踏み外して落下。頭を打って、しばし気を失っていたのだ。
……その反動で前世の記憶が蘇ってしまったようである。
「エマ~。お兄ちゃんの負けだー。さぁ、いっしょにお家に入ろう」
俺はそう言うとエマと手を繋ぎ母屋に入っていった。
俺は1階に居たメイドのアンナさんにエマを預けると、
「気分が優れないので、少し横になってくる」 と言い残し、階段を上って2階の自室に入っていった。
さて、気持ちもだいぶ整理が出来てきた。
まずは、スキルや魔法だが、何がどれだけ出来るかだな。
俺は自分の手を見つめ、「鑑定!」 と呟いてみる……。すると、
カルロ アストレア Lv.1
年齢 10
えっ、……これだけ。
はぁ~。スキルのレベルはリセットされているのか~。
いろいろ解るのは。Lv.3ぐらいからだもんな~。
仕方ない、次!
インベントリーと心で念じる……。すると、リストに、
1.ヒノキの棒
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10...
これは、シャレか。イタズラか~? 取りあえず出してみた。
う~ん、只の棒だよな。長さ50㎝、警棒だな。
まあ、スキルが使えるだけ有難いけどな。
検証しないと分からないが、たぶん10アイテムまで入るのかな?
時間停止かどうかは、おいおい試してみるとするか。
さて、問題はコレなんだよなー。繋がりは感じるんだがな……。
俺は額に右の人差し指と中指を当て、
『――シロおいで!』 と念じた……。
おおー、おおー! 来てくれた。
2m先でお座りして、これでもかってぐらい尻尾をブンブン振って待機している。
……ああ、いかん。涙が出てきた。
また、一緒に居られるんだな。嬉しい。最高だー!
俺が両手を広げると、シロはベッドに座っている俺を目がけて突っ込んできた。
そして押し倒して、思いっきり顔をペロペロしてきたのだった。
「そうか、そうか、俺も会いたかったぞー」
待っててくれたんだな~。シロに抱きついてモフリまくってやった。
▽
俺は……。いかんいかん。
いきなり一人称を変えてしまっては怪しまれるよな。
僕は カルロ・アストレア。
クルーガー王国内、ガルバド伯爵領の最南端。
村と言ってもいいようなド辺境の町を納める、アストレア男爵家の3男として生を受けていた。
父親はアストレア男爵家当主で、
アルバート・ジ・アストレア 40歳。
母親はエレノア・アストレア 36歳。
そして、兄弟は3男1女の 4人。
長男:アンソニー・ジ・アストレア 18歳。
次男:テリュース・ジ・アストレア 16歳。
3男が僕、カルロ・ジ・アストレア 10歳。
そして、待望の女の子 みんなのアイドル!
長女:エマちゃん 5歳である。
しかし、暇である。
のどかなことは良いことなのだが、如何せん貧乏男爵家。
次男のテリュース兄さんまでは何とか王都の貴族学校を出たみたいだが、僕はたぶん無理だろうね。
特別、家に浪費家がいる訳ではないのだ。
ただ、人が居ない。魔物もいない。産業も無い。畑も少ない。
ナイナイ尽くしなのだ。
父や兄は、政務以外は表に出て木を切ったり、水路を作ったりと汗水たらして頑張っているのだ。
しかし、人口も少ない村みたいな町なので、開墾したくても駆り出す人もない有様なのだ。
僕は何をやっているのかと言うと、昼間は家で本を読んだり、庭でエマちゃんの遊び相手だ。
そして、夜は早寝のフリをしてダンジョンでレベルアップに勤しんでいこうと、密かに思っているのだ。
その前に、こっそり教会に行き(深夜)女神さまに祈りを捧げて ”加護” を授かって来た。
それからシロのドーピングのお陰で、ようやくステータスが確認出来るようになった。
シロ Lv.50
年齢 ー
状態 通常
【契約者】 カルロ・アストレア
HP 2680/2680
MP 2360/2362
筋力 953
防御 884
魔防 1015
敏捷 834
器用 570
知力 878
【特殊スキル】 身体頑強 状態異常無効
感覚共有(超) 時空間魔法(U)
【スキル】 鑑定 (8) 魔法適性 (全) 魔力操作 (9)
【魔法】 風魔法 (8) 火魔法 (7) 氷魔法 (7)
聖魔法 (9) 回復魔法 (9) 結界魔法 (8)
身体強化(7) 雷魔法 (8) 炎魔法 (6)
【加護】 ユカリーナ・サーメクス
―――――――――――――――――――――――――――――――――
カルロ・アストレア Lv.1
年齢 10
状態 通常
【従魔】 シロ(フェンリル)
HP 15/15
MP 12/12
筋力 6
防御 4
魔防 8
敏捷 5
器用 3
知力 9
【特殊スキル】 インベントリー(U)
【スキル】 鑑定(3) 魔法適性(全) 魔力操作(2)
【称号】 転生者
【加護】 ユカリーナ・サーメクス
う~ん、シロはもう、ねっ。フェンリルだから……。
時空間魔法(U)に関しては、前世の命が尽きる間際に女神さまにお願いして、シロに移譲してもらったのだ。
これが有ればダンジョン・リビングも出入り自由になるし。どこにでも遊びに行けるからな。
寂しくないようにと思ってやったのだが……。やっぱり寂しかったのだろうなぁ。
だってあれから、一時も僕から離れようとはしないのだ。そして、いろいろ話してくるのだ。
しばらく冒険者をやっていただとか。アースに遊びに行って来ただとか。
最近の百年程はオリゴン大山脈でのんびりしていたのだとか。
まぁ、今回は普通の身体だし。
レベルアップしていっても200年と生きる事は出来ないだろう。
だが、またいろんな所へ一緒に行こう。
美味しい物もいっぱい食べよう。
……その時が来るまでは ずーっと一緒だ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
エマちゃん。かわいいのです。
鍛える? 鍛えない? 迷うところです。
時代は500年後になりますが、世界観はほとんど変わっておりません。
国、領土、ダンジョンなどの名称は あえて変えておりません。
前作を読まなくとも、楽しくご覧いただけると思っております。
よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
うんっ、んん……。「知らない天井だー」 ん、マジでどこ? 納屋?
「カルロ兄さまみ―つけっ♪」 と、プラチナブロンドの幼女が身体を起こした俺に飛びついて来る。
えっ、え~と、どゆ事???
……あれっ 分かるぞ!
この子はエマ5歳。俺の妹だよな……。
そして、俺はカルロ。この前10歳になったばかりだよな。
……でも、もう一つ違う記憶が有るのだが、どういう事だろう。
と、俺がボーとしている間もエマは膝にまたがって俺に抱きついて顔をウリウリしている。
――かわいい。 無意識に頭をナデナデしてしまっていた。
「そうかー。ハシゴから落ちたんだよな。イテテ」
俺は庭で妹のエマと ”かくれんぼ” をしていて、この納屋の2階に隠れようとしていたのだ。
それでハシゴを踏み外して落下。頭を打って、しばし気を失っていたのだ。
……その反動で前世の記憶が蘇ってしまったようである。
「エマ~。お兄ちゃんの負けだー。さぁ、いっしょにお家に入ろう」
俺はそう言うとエマと手を繋ぎ母屋に入っていった。
俺は1階に居たメイドのアンナさんにエマを預けると、
「気分が優れないので、少し横になってくる」 と言い残し、階段を上って2階の自室に入っていった。
さて、気持ちもだいぶ整理が出来てきた。
まずは、スキルや魔法だが、何がどれだけ出来るかだな。
俺は自分の手を見つめ、「鑑定!」 と呟いてみる……。すると、
カルロ アストレア Lv.1
年齢 10
えっ、……これだけ。
はぁ~。スキルのレベルはリセットされているのか~。
いろいろ解るのは。Lv.3ぐらいからだもんな~。
仕方ない、次!
インベントリーと心で念じる……。すると、リストに、
1.ヒノキの棒
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10...
これは、シャレか。イタズラか~? 取りあえず出してみた。
う~ん、只の棒だよな。長さ50㎝、警棒だな。
まあ、スキルが使えるだけ有難いけどな。
検証しないと分からないが、たぶん10アイテムまで入るのかな?
時間停止かどうかは、おいおい試してみるとするか。
さて、問題はコレなんだよなー。繋がりは感じるんだがな……。
俺は額に右の人差し指と中指を当て、
『――シロおいで!』 と念じた……。
おおー、おおー! 来てくれた。
2m先でお座りして、これでもかってぐらい尻尾をブンブン振って待機している。
……ああ、いかん。涙が出てきた。
また、一緒に居られるんだな。嬉しい。最高だー!
俺が両手を広げると、シロはベッドに座っている俺を目がけて突っ込んできた。
そして押し倒して、思いっきり顔をペロペロしてきたのだった。
「そうか、そうか、俺も会いたかったぞー」
待っててくれたんだな~。シロに抱きついてモフリまくってやった。
▽
俺は……。いかんいかん。
いきなり一人称を変えてしまっては怪しまれるよな。
僕は カルロ・アストレア。
クルーガー王国内、ガルバド伯爵領の最南端。
村と言ってもいいようなド辺境の町を納める、アストレア男爵家の3男として生を受けていた。
父親はアストレア男爵家当主で、
アルバート・ジ・アストレア 40歳。
母親はエレノア・アストレア 36歳。
そして、兄弟は3男1女の 4人。
長男:アンソニー・ジ・アストレア 18歳。
次男:テリュース・ジ・アストレア 16歳。
3男が僕、カルロ・ジ・アストレア 10歳。
そして、待望の女の子 みんなのアイドル!
長女:エマちゃん 5歳である。
しかし、暇である。
のどかなことは良いことなのだが、如何せん貧乏男爵家。
次男のテリュース兄さんまでは何とか王都の貴族学校を出たみたいだが、僕はたぶん無理だろうね。
特別、家に浪費家がいる訳ではないのだ。
ただ、人が居ない。魔物もいない。産業も無い。畑も少ない。
ナイナイ尽くしなのだ。
父や兄は、政務以外は表に出て木を切ったり、水路を作ったりと汗水たらして頑張っているのだ。
しかし、人口も少ない村みたいな町なので、開墾したくても駆り出す人もない有様なのだ。
僕は何をやっているのかと言うと、昼間は家で本を読んだり、庭でエマちゃんの遊び相手だ。
そして、夜は早寝のフリをしてダンジョンでレベルアップに勤しんでいこうと、密かに思っているのだ。
その前に、こっそり教会に行き(深夜)女神さまに祈りを捧げて ”加護” を授かって来た。
それからシロのドーピングのお陰で、ようやくステータスが確認出来るようになった。
シロ Lv.50
年齢 ー
状態 通常
【契約者】 カルロ・アストレア
HP 2680/2680
MP 2360/2362
筋力 953
防御 884
魔防 1015
敏捷 834
器用 570
知力 878
【特殊スキル】 身体頑強 状態異常無効
感覚共有(超) 時空間魔法(U)
【スキル】 鑑定 (8) 魔法適性 (全) 魔力操作 (9)
【魔法】 風魔法 (8) 火魔法 (7) 氷魔法 (7)
聖魔法 (9) 回復魔法 (9) 結界魔法 (8)
身体強化(7) 雷魔法 (8) 炎魔法 (6)
【加護】 ユカリーナ・サーメクス
―――――――――――――――――――――――――――――――――
カルロ・アストレア Lv.1
年齢 10
状態 通常
【従魔】 シロ(フェンリル)
HP 15/15
MP 12/12
筋力 6
防御 4
魔防 8
敏捷 5
器用 3
知力 9
【特殊スキル】 インベントリー(U)
【スキル】 鑑定(3) 魔法適性(全) 魔力操作(2)
【称号】 転生者
【加護】 ユカリーナ・サーメクス
う~ん、シロはもう、ねっ。フェンリルだから……。
時空間魔法(U)に関しては、前世の命が尽きる間際に女神さまにお願いして、シロに移譲してもらったのだ。
これが有ればダンジョン・リビングも出入り自由になるし。どこにでも遊びに行けるからな。
寂しくないようにと思ってやったのだが……。やっぱり寂しかったのだろうなぁ。
だってあれから、一時も僕から離れようとはしないのだ。そして、いろいろ話してくるのだ。
しばらく冒険者をやっていただとか。アースに遊びに行って来ただとか。
最近の百年程はオリゴン大山脈でのんびりしていたのだとか。
まぁ、今回は普通の身体だし。
レベルアップしていっても200年と生きる事は出来ないだろう。
だが、またいろんな所へ一緒に行こう。
美味しい物もいっぱい食べよう。
……その時が来るまでは ずーっと一緒だ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
エマちゃん。かわいいのです。
鍛える? 鍛えない? 迷うところです。
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