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第2章
14話
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先頭を歩くのは、金髪碧眼の若い男。
背はすらっとして高く、いわゆるイケメン。
メンズ雑誌の専属モデルと言われても違和感がないほどの容姿だ。
そのあとに続くのが、黒髪ドレッドヘアの筋肉質な強面の大男。
それに、紫色のロングヘアをなびかせるスレンダーな美女だった。
「なんかとても強そうな人たちですぅ~~!?」
ちょっと怖いのか、ルルムはゲントのうしろに姿を隠す。
心配しなくとも姿は視えないはずなのだが。
ルルムがそれを忘れてしまうくらい、新たにやって来た3人は只者ではないオーラを発していた。
そのうちの1人。
リーダー格らしき金髪の男がレモンの前までやって来る。
「見つけたんなら早く報告しに戻って来いや、ボケっ!」
「ご、ごめん・・・バヌー」
「ったく」
そこでふとゲントは金髪の男と目が合った。
「おい。んだよ、その辛気臭いおっさんは」
「えっと、なんかこの人・・・。ダンジョンのモンスターをぜんぶ倒しちゃったとかで」
「あん?」
そこでゲントはレモンから手短にメンバーの紹介を受けた。
ドレッドヘアの大男がジョネス、スレンダーな美女がアウラというらしい。
そして。
パーティーのリーダーは、金髪碧眼の若い男――バヌーが務めているのだという。
「自分はトウマ・ゲントっていいます。よろしくお願いします」
ゲントが頭を下げて手を差し出すも3人の若者は誰も反応しない。
薄ら笑いを浮かべて見下しているだけだ。
「おいおい、おっさん。もうすぐ死ぬからってボケたのかぁ? モンスターをすべてぶっ倒したってぇ? ハッ! んなのはな、永久にムリなんだよ! バカかこいつ?」
「バヌーの言うとおりだ。ダンジョン内のモンスターは倒してもまた魔境からやって来る。その歳でそんなことも知らずにいるとは驚きだな」
腕を組みながらジョネスが口にする。
そのまま3人は、ニヤニヤと馬鹿にしたような笑いを浮かべながら入口の方へと向かうが、それをゲントが手で制した。
「ごめんなさい。ダンジョンの中には入らないでほしいんです」
「あん?」
「このまま中へ入ると戻れなくなります。ダンジョンが消えてしまうんです」
「ちょっとオヤジ。面白すぎでしょ~」
「死にぞこないで頭がもうボケボケなんだろうよ」
アウラとジョネスが面白おかしそうに笑う。
「なあ、おっさんよぉ? んなとこで油売ってねぇで、とっとと家帰って糞して寝てろや? なっ? 目障りなんだよ、ゴミが!」
バヌーがゲントの手を強引に振り払うと、残りの2人もそのあとに続いた。
「そうさ。アタイら、わざわざエンペルト領からこんな辺境の地へとやって来たんだ。邪魔すんなよ、くそジジイ」
「ギルドから正規のクエストを受注した俺らを引き止めるとはいい度胸だな、あんたも。ここでぶっ殺されたくなけりゃ、大人しく引っ込んでることだ」
「わわっ~!? マスタぁ~! 皆さん行っちゃいますよぉー!?」
ルルムが慌てたようにぱたぱたと宙で飛び回る。
(マズいな。このままだと彼らを巻き込んでしまう)
歩きはじめる3人の前に大きく手を広げながらふたたび飛び出ると、ゲントはとっさにこんなことを口走っていた。
「ちゃんと理由もご説明します」
「あん? 理由だぁ?」
一瞬、フェルンの言葉がゲントの脳裏に過る。
が、迷っている暇はなかった。
(すみません、フェルンさん)
心の中で彼女に謝るとゲントは本当のことを口にしていた。
「発生源である黒の一帯はすでに消滅して無くなってます。だから、ダンジョンに新たなモンスターが現れることはもうないんです」
「ハァ?」
それを聞いてバヌーはまぬけな声を上げる。
きっと、言葉の意味がわからなかったのだろう。
それでもかまわずにゲントは話を続けた。
「それでここから重要でして。ダンジョン内に残ってたモンスターがすべて討伐されてしまうと、そのダンジョンはしばらくすると次元の彼方へ消滅してしまうんです。だから、入るのはやめてほしいんです」
「ちょっと待てや! なんでんなことがてめーにわかんだよぉ? んな話、聞いたこともねぇーぞ」
バヌーが呆れたように口にすると、ジョネスもあとに続く。
「たしかにな。仮にもしダンジョン内のモンスターをすべて倒したら、ダンジョンが消え去るのだとしてもだ。なぜ発生源である魔境が消滅したとあんたにわかる? その目で見たとでも言うのか?」
「おいおい。いつまで野良オヤジの戯言に付き合ってんだよ、あんたたち。早く行くよ」
そう手を振りながら、アウラが歩きはじめるも。
「そうです。実際に見てきました。というよりも・・・魔境を消し去ったのは自分なんです」
続くゲントの言葉を耳にすると、彼女はぴたりと足を止める。
すぐさまバヌーの罵声が飛んできた。
「なに言ってんだてめーは? 魔境を消し去ったのは自分だぁ? ハッ! んなことができるわけねぇーだろが、バーカ! このクソオヤジ、マジで頭イカれてやがる」
「だな。もう放っておいて行こう」
「まあ、そうね」
ジョネスが声をかける形でバヌーもアウラも、今度こそゲントを無視して歩きはじめる。
「・・・」
レモンだけは、しばしの間、その場に足を止めて迷う表情を覗かせていた。
「おら、レモンぁ! てめーも早く来いや!」
「わ、わかったよ・・・」
一度ゲントの方へ目を向けるも。
レモンはバヌーたちの背中を追って走っていく。
「あぁ~! 本当に行っちゃいますよぉ~! マスター!?」
「うん・・・」
ゲントは『フルゥーヴ伝承洞』の入口へと向かう4人の若者の姿を目で追うことしかできなかった。
(ここまで言っても信じてもらえないのか)
となれば・・・あとは強引にでも止めるしかない。
そう考え、アビリティの力を使おうとするゲントだったが――。
その直後。
ドォォォン!!
突然、ものすごい爆音があたり一帯に響き渡る。
「マスター! あれ、見てください~!」
ルルムが指さす方へ視線を向ければ、『フルゥーヴ伝承洞』が巨大な地鳴りを起こしながら、崩壊しはじめるさまがゲントの目に飛び込んでくる。
「お、おいおい・・・。嘘だろぉぉ・・・」
あまりに突然の出来事に、その場で尻もちをついて大きく驚くバヌー。
ジョネスもアウラも。
唖然とした表情を浮かべながらその光景に目を奪われていた。
やがて。
バキッバキッバキッ!! ブアッブアッブアッ!!
まるで紙をくしゃくしゃに丸め込むように。
ダンジョンは瞬く間に縮小し、一瞬のうちにして次元の彼方へと消え去ってしまう。
あとにはまっさらな更地と静寂だけがその場に残された。
「・・・あの人。ホントのことを言ってたってこと?」
最後にレモンのそんなひとり言が小さく響いた。
背はすらっとして高く、いわゆるイケメン。
メンズ雑誌の専属モデルと言われても違和感がないほどの容姿だ。
そのあとに続くのが、黒髪ドレッドヘアの筋肉質な強面の大男。
それに、紫色のロングヘアをなびかせるスレンダーな美女だった。
「なんかとても強そうな人たちですぅ~~!?」
ちょっと怖いのか、ルルムはゲントのうしろに姿を隠す。
心配しなくとも姿は視えないはずなのだが。
ルルムがそれを忘れてしまうくらい、新たにやって来た3人は只者ではないオーラを発していた。
そのうちの1人。
リーダー格らしき金髪の男がレモンの前までやって来る。
「見つけたんなら早く報告しに戻って来いや、ボケっ!」
「ご、ごめん・・・バヌー」
「ったく」
そこでふとゲントは金髪の男と目が合った。
「おい。んだよ、その辛気臭いおっさんは」
「えっと、なんかこの人・・・。ダンジョンのモンスターをぜんぶ倒しちゃったとかで」
「あん?」
そこでゲントはレモンから手短にメンバーの紹介を受けた。
ドレッドヘアの大男がジョネス、スレンダーな美女がアウラというらしい。
そして。
パーティーのリーダーは、金髪碧眼の若い男――バヌーが務めているのだという。
「自分はトウマ・ゲントっていいます。よろしくお願いします」
ゲントが頭を下げて手を差し出すも3人の若者は誰も反応しない。
薄ら笑いを浮かべて見下しているだけだ。
「おいおい、おっさん。もうすぐ死ぬからってボケたのかぁ? モンスターをすべてぶっ倒したってぇ? ハッ! んなのはな、永久にムリなんだよ! バカかこいつ?」
「バヌーの言うとおりだ。ダンジョン内のモンスターは倒してもまた魔境からやって来る。その歳でそんなことも知らずにいるとは驚きだな」
腕を組みながらジョネスが口にする。
そのまま3人は、ニヤニヤと馬鹿にしたような笑いを浮かべながら入口の方へと向かうが、それをゲントが手で制した。
「ごめんなさい。ダンジョンの中には入らないでほしいんです」
「あん?」
「このまま中へ入ると戻れなくなります。ダンジョンが消えてしまうんです」
「ちょっとオヤジ。面白すぎでしょ~」
「死にぞこないで頭がもうボケボケなんだろうよ」
アウラとジョネスが面白おかしそうに笑う。
「なあ、おっさんよぉ? んなとこで油売ってねぇで、とっとと家帰って糞して寝てろや? なっ? 目障りなんだよ、ゴミが!」
バヌーがゲントの手を強引に振り払うと、残りの2人もそのあとに続いた。
「そうさ。アタイら、わざわざエンペルト領からこんな辺境の地へとやって来たんだ。邪魔すんなよ、くそジジイ」
「ギルドから正規のクエストを受注した俺らを引き止めるとはいい度胸だな、あんたも。ここでぶっ殺されたくなけりゃ、大人しく引っ込んでることだ」
「わわっ~!? マスタぁ~! 皆さん行っちゃいますよぉー!?」
ルルムが慌てたようにぱたぱたと宙で飛び回る。
(マズいな。このままだと彼らを巻き込んでしまう)
歩きはじめる3人の前に大きく手を広げながらふたたび飛び出ると、ゲントはとっさにこんなことを口走っていた。
「ちゃんと理由もご説明します」
「あん? 理由だぁ?」
一瞬、フェルンの言葉がゲントの脳裏に過る。
が、迷っている暇はなかった。
(すみません、フェルンさん)
心の中で彼女に謝るとゲントは本当のことを口にしていた。
「発生源である黒の一帯はすでに消滅して無くなってます。だから、ダンジョンに新たなモンスターが現れることはもうないんです」
「ハァ?」
それを聞いてバヌーはまぬけな声を上げる。
きっと、言葉の意味がわからなかったのだろう。
それでもかまわずにゲントは話を続けた。
「それでここから重要でして。ダンジョン内に残ってたモンスターがすべて討伐されてしまうと、そのダンジョンはしばらくすると次元の彼方へ消滅してしまうんです。だから、入るのはやめてほしいんです」
「ちょっと待てや! なんでんなことがてめーにわかんだよぉ? んな話、聞いたこともねぇーぞ」
バヌーが呆れたように口にすると、ジョネスもあとに続く。
「たしかにな。仮にもしダンジョン内のモンスターをすべて倒したら、ダンジョンが消え去るのだとしてもだ。なぜ発生源である魔境が消滅したとあんたにわかる? その目で見たとでも言うのか?」
「おいおい。いつまで野良オヤジの戯言に付き合ってんだよ、あんたたち。早く行くよ」
そう手を振りながら、アウラが歩きはじめるも。
「そうです。実際に見てきました。というよりも・・・魔境を消し去ったのは自分なんです」
続くゲントの言葉を耳にすると、彼女はぴたりと足を止める。
すぐさまバヌーの罵声が飛んできた。
「なに言ってんだてめーは? 魔境を消し去ったのは自分だぁ? ハッ! んなことができるわけねぇーだろが、バーカ! このクソオヤジ、マジで頭イカれてやがる」
「だな。もう放っておいて行こう」
「まあ、そうね」
ジョネスが声をかける形でバヌーもアウラも、今度こそゲントを無視して歩きはじめる。
「・・・」
レモンだけは、しばしの間、その場に足を止めて迷う表情を覗かせていた。
「おら、レモンぁ! てめーも早く来いや!」
「わ、わかったよ・・・」
一度ゲントの方へ目を向けるも。
レモンはバヌーたちの背中を追って走っていく。
「あぁ~! 本当に行っちゃいますよぉ~! マスター!?」
「うん・・・」
ゲントは『フルゥーヴ伝承洞』の入口へと向かう4人の若者の姿を目で追うことしかできなかった。
(ここまで言っても信じてもらえないのか)
となれば・・・あとは強引にでも止めるしかない。
そう考え、アビリティの力を使おうとするゲントだったが――。
その直後。
ドォォォン!!
突然、ものすごい爆音があたり一帯に響き渡る。
「マスター! あれ、見てください~!」
ルルムが指さす方へ視線を向ければ、『フルゥーヴ伝承洞』が巨大な地鳴りを起こしながら、崩壊しはじめるさまがゲントの目に飛び込んでくる。
「お、おいおい・・・。嘘だろぉぉ・・・」
あまりに突然の出来事に、その場で尻もちをついて大きく驚くバヌー。
ジョネスもアウラも。
唖然とした表情を浮かべながらその光景に目を奪われていた。
やがて。
バキッバキッバキッ!! ブアッブアッブアッ!!
まるで紙をくしゃくしゃに丸め込むように。
ダンジョンは瞬く間に縮小し、一瞬のうちにして次元の彼方へと消え去ってしまう。
あとにはまっさらな更地と静寂だけがその場に残された。
「・・・あの人。ホントのことを言ってたってこと?」
最後にレモンのそんなひとり言が小さく響いた。
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