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3章
第35話 3rdダンジョン Ⅶ
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:なにが起きた!?
:斧に変わってるwww
:どういうこと?
:初手から吹いたw
:えええ・・・
:槍が斧になったんだがw
:なになになに??
:もう1個遺物拾ってたとか?
:いきなり情報多すぎん?
:これ、昨日のエデンの配信見てた人以外ぽかーんだろw
ワデアさんもリスナーさんも。
ほとんど似たようなリアクションだ。
(やっぱり、こんな感じの反応になるんだ)
昨日、同業者の人に突っ込まれたけど。
リライトみたいな能力って、本当に珍しいんだなぁ。
「ちょ、ちょっとお待ちくださいませっ! 反魔の三叉槍をこのバカでかい斧に変えたんですのっ?」
「はい。これが僕のスキルなんです。いろいろと書き換えることができるんですよ」
「スキル??」
予想どおり通じない。
だいたい返事はわかってるけど。
念のため確認しておこう。
「ワデアさんのスキルってなんですか?」
「はいっ? どういうことですの?」
「ステータス画面に『潜在能力』って項目ありますよね? ほら、ここにこう表示されてるやつです」
言いながら、ボディコンソールをワデアさんに見せる。
============================
【閃光の最終旋律】
LV 1 / 120
HP 100 基礎攻撃力 50 戦闘値 1000
筋力 +1% (10340位 / 10340位)
技量 +1% (10340位 / 10340位)
魔力 +1% (10340位 / 10340位)
耐久 +1% (10340位 / 10340位)
[アビリティ]
活力F 集中力F 理力F
速度F クリティカル率F 追加攻撃F
感覚F 精密度F 知能F
器用さF 信仰F 運F
[潜在能力]
S級の才能
============================
「なんですのこれっ?」
「僕のはこのリライトって能力で。いろいろなものを書き換えることができるんですよ。だから、この魔術士のスタイルも。実は書き換えを行った結果なんです」
「スタイルを書き換えたって。ええぇ・・・」
:意味わからん
:チートすぎるww
:まんまボクが考えた最強の能力で草
:理解が追いつかねぇー
:すげえええええ
:説明ほしいわ
:なんかうさんくさくね? エデンって奴
:そりゃワデア嬢も驚くってw
:なんでそんな能力持ってんの?
どこか慌てたように。
亜空間からボディコンソールを呼び出すと。
すばやくそれを見せてくるワデアさん。
「どうです!? わたくしのステータスにはございませんわよねっ?」
たしかに。
ワデアさんの言うとおり、『潜在能力』の項目は存在しなかった。
うん。
ここまで来たら間違いない。
はじめてダンジョンに入った時からリライトが使えてたから。
勘違いしてたけど。
この力は僕しか持っていないものなんだ。
「事務所の方とよくお話しますけど。そんな能力をお持ちのダンチューバーが存在するなんて。これまで一度も聞いたことございませんわっ」
「そうなんですね。てっきり探索者の皆さん、全員が持ってる能力なんだって思ってました」
だって。
アニメやラノベには頻繁に登場する設定だし。
剣と魔法が使えるファンタジーの世界観バリバリのダンジョンなんてものが実際に存在するんだから。
スキルのひとつやふたつ。
探索者なら誰もが所持してるって、そう思っちゃったんだよね。
「ひとまずこれ使ってみてください」
「は、はぁ」
まだどこか納得できてない様子のワデアさん。
が、すぐに気持ちを切り替えたのか。
僕から武器を受け取る。
ガガガガガッ!
斧で一振りすると。
ワデアさんはスライムの群れを一気に倒してしまった。
【経験値93を獲得しました。祝言亭八咫烏ワデアのLVが1から2に上がりました。】
「快感っ♡ 強いですわこの斧っ! ありがとう存じますわ、エデンさま♪」
「この先も弱いエネミーはワデアさんにお任せします」
「ええっ。喜んで♪」
:いつものワデアw
:ワデア嬢が楽しそうでなにより
:調子よさそう
:スライム狩ったくらいドヤるなよw
:日本一スラ専が似合うダンチューバーww
:いいぞー
:謎の心地よさw
:なんか健気で好きなんよね
さてと。
どんどん進んじゃおう。
:斧に変わってるwww
:どういうこと?
:初手から吹いたw
:えええ・・・
:槍が斧になったんだがw
:なになになに??
:もう1個遺物拾ってたとか?
:いきなり情報多すぎん?
:これ、昨日のエデンの配信見てた人以外ぽかーんだろw
ワデアさんもリスナーさんも。
ほとんど似たようなリアクションだ。
(やっぱり、こんな感じの反応になるんだ)
昨日、同業者の人に突っ込まれたけど。
リライトみたいな能力って、本当に珍しいんだなぁ。
「ちょ、ちょっとお待ちくださいませっ! 反魔の三叉槍をこのバカでかい斧に変えたんですのっ?」
「はい。これが僕のスキルなんです。いろいろと書き換えることができるんですよ」
「スキル??」
予想どおり通じない。
だいたい返事はわかってるけど。
念のため確認しておこう。
「ワデアさんのスキルってなんですか?」
「はいっ? どういうことですの?」
「ステータス画面に『潜在能力』って項目ありますよね? ほら、ここにこう表示されてるやつです」
言いながら、ボディコンソールをワデアさんに見せる。
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【閃光の最終旋律】
LV 1 / 120
HP 100 基礎攻撃力 50 戦闘値 1000
筋力 +1% (10340位 / 10340位)
技量 +1% (10340位 / 10340位)
魔力 +1% (10340位 / 10340位)
耐久 +1% (10340位 / 10340位)
[アビリティ]
活力F 集中力F 理力F
速度F クリティカル率F 追加攻撃F
感覚F 精密度F 知能F
器用さF 信仰F 運F
[潜在能力]
S級の才能
============================
「なんですのこれっ?」
「僕のはこのリライトって能力で。いろいろなものを書き換えることができるんですよ。だから、この魔術士のスタイルも。実は書き換えを行った結果なんです」
「スタイルを書き換えたって。ええぇ・・・」
:意味わからん
:チートすぎるww
:まんまボクが考えた最強の能力で草
:理解が追いつかねぇー
:すげえええええ
:説明ほしいわ
:なんかうさんくさくね? エデンって奴
:そりゃワデア嬢も驚くってw
:なんでそんな能力持ってんの?
どこか慌てたように。
亜空間からボディコンソールを呼び出すと。
すばやくそれを見せてくるワデアさん。
「どうです!? わたくしのステータスにはございませんわよねっ?」
たしかに。
ワデアさんの言うとおり、『潜在能力』の項目は存在しなかった。
うん。
ここまで来たら間違いない。
はじめてダンジョンに入った時からリライトが使えてたから。
勘違いしてたけど。
この力は僕しか持っていないものなんだ。
「事務所の方とよくお話しますけど。そんな能力をお持ちのダンチューバーが存在するなんて。これまで一度も聞いたことございませんわっ」
「そうなんですね。てっきり探索者の皆さん、全員が持ってる能力なんだって思ってました」
だって。
アニメやラノベには頻繁に登場する設定だし。
剣と魔法が使えるファンタジーの世界観バリバリのダンジョンなんてものが実際に存在するんだから。
スキルのひとつやふたつ。
探索者なら誰もが所持してるって、そう思っちゃったんだよね。
「ひとまずこれ使ってみてください」
「は、はぁ」
まだどこか納得できてない様子のワデアさん。
が、すぐに気持ちを切り替えたのか。
僕から武器を受け取る。
ガガガガガッ!
斧で一振りすると。
ワデアさんはスライムの群れを一気に倒してしまった。
【経験値93を獲得しました。祝言亭八咫烏ワデアのLVが1から2に上がりました。】
「快感っ♡ 強いですわこの斧っ! ありがとう存じますわ、エデンさま♪」
「この先も弱いエネミーはワデアさんにお任せします」
「ええっ。喜んで♪」
:いつものワデアw
:ワデア嬢が楽しそうでなにより
:調子よさそう
:スライム狩ったくらいドヤるなよw
:日本一スラ専が似合うダンチューバーww
:いいぞー
:謎の心地よさw
:なんか健気で好きなんよね
さてと。
どんどん進んじゃおう。
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