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1回戦 Sランク冒険者ゲーム58 イザベラ視点2
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ザイリック1024番によると、最初は予選が行なわれるのだという。16チームの中でお金を稼いだ上位4チームが本戦に進む。
七三分けの隊長はザイリック1024番に質問を繰り返しながら、作戦を考え始めた。その間、他のメンバーは全員無言だった。作戦を立案するのは上官である隊長の役目であり、その作戦に従うのが自分達駒の役目だ。
「我々は人口が多い順の32都市に、1人ずつ、バラバラに転移する。そして敵チームを発見したら、あいつらは敵国のスパイだと密告しろ。それが難しい場合は、8日以内には死なない程度に怪我をさせて再起不能にしろ。両手両脚の骨を折ったり、目を潰したりするのが手っ取り早いだろう。感染症で死なれると困るから、血は流さないようにしろ。その後、盗みと殺人とギャンブル以外は何をしてもいいからそれぞれの判断で金を稼げ」
隊長がイザベラ達部下に向かってそう述べると、イザベラ達は一斉に「イエッサー!」と返事をした。
隊長はこの魔空間とやらに呼ばれる前に部下全員のプロフィールを暗記していた。部下達は隊長に名前を呼ばれ、担当の都市が決められていく。見るからに屈強で有能そうな男子から順に、人口の多い都市に転移することになった。
イザベラが呼ばれたのは、31番目だった。隊長自身は、最後の32番目に人口が多い都市だった。
替えの利かない上官が最も安全そうな32番目の都市に行くのは当然だ。そして、部下の中で1番期待されていないイザベラが31番目ということになったのだろう。そのことに不満は全くなかった。
その後、説明の時間が終わり、イザベラは漁業で栄える都市に転移した。数時間かけて敵チームを探したが発見できなかったので、その後は日雇い労働者として魚の加工工場で働いた。橋の下で寝泊まりし、川で洗濯をし、ゴミ箱を漁ったり野草を採ったりすることで宿代や食事代を節約した。
「手や服に生臭いニオイがついちゃって、洗ってもニオイが落ちなくて困るのよねえ」
予選4日目の仕事中、イザベラの隣で魚を3枚に下ろしていた50歳代半ばくらいに見える中年女性がそう話しかけてきて、イザベラは曖昧に頷いた。
幼少期を下水道で過ごしたせいなのか、それとも生まれつきなのか、後天的に病気になった後遺症なのかは不明だが、イザベラは嗅覚や味覚というものを感じることができなかったのだ。休憩中、イザベラは指先を鼻に近づけてみたが、やはり何も感じなかった。
その日の夕方、レストランの裏でゴミ箱を漁っているイザベラは、いつも隣で魚を3枚に下ろしていた中年女性に発見されてしまった。
「イザベラちゃん、どうしたの。どうしてこんなことをしているの。お給料、ちゃんと毎日仕事の帰りに受け取ってるでしょう」
狼狽えた様子の中年女性に、あの給料は自分のものではないから全く手を付けていないということを説明すると、中年女性はヌルヌルしたものが付着したイザベラの手を取った。そして、中年女性の目から涙がはらはらと落ちるのを見た。
「イザベラちゃん、うちにいらっしゃい」
そして中年女性の家で夕食をご馳走になった。焼き魚と煮魚とパンだった。美味しいかと聞かれたので、分かりません、と正直に答えると、なぜか中年女性は、ごめんなさいね、と謝ってきた。
その食事中の会話で、中年女性の名前がカルメンであることを初めて知った。
自宅まで送ると言われ、橋の下で寝ていることを教えると、十数秒間絶句された。カルメンの夫やその両親は亡くなっていて、3人の息子達も全員戦争で死んでしまったから部屋とベッドが余っているのだと早口に説明され、その日からカルメンの家で寝泊まりすることになった。
「私のお古でごめんなさいね」
そう言われ、今までイザベラが着たこともないほど触り心地の良い服を渡された。カルメンの前で着替えると、イザベラの全身に傷や火傷の痕があることに驚かれ、また泣かれてしまったので困った。
ふかふかのベッドに横になると、何かを感じた。普段は固く蓋をしている心のどこかが、かすかに揺れ動いた気がした。だが、初めての感情だったため、その何かに相当する言葉が思い浮かばなかった。
「イザベラちゃんさえよかったら、ずっとここにいてもいいのよ」
予選8日目の夜、カルメンにそう言われた。イザベラは無言で頷き、カルメンに与えてもらった部屋に移動した。カルメンに借りた服を丁寧に畳み、8日間で稼いだお金と一緒に枕元に置いた。
予選開始前の服に着替えて立っていると、予選の残り時間が0秒になり、魔空間に転移した。
隊長の作戦が当たり、敵チームはまともに金を稼ぐことができず、ピラクリウム星代表チームは1位で予選を通過した。ちなみに、イザベラが稼いだお金は32人中最下位だった。
そして1回戦の前に、ザイリック1024番からそれぞれ職業というものが付与された。
【名前:イザベラ(15歳) 種族:ヒューマン 職業:苦行僧Lv.1 経験値:0
基礎レベル:1 HP:102/102 MP:1/1
筋力:-20 魔力:6 敏捷:0 器用:3 運:3
残りスキルポイント:0
〈瞑想〉[0/100]】
ステータス画面というものには、そう表示された。
それを見てイザベラは、自分の本当の年齢が15歳と確定したことに少し驚いた。
隊長が部下達1人1人の職業を確認していく。隊長自身は鑑定士だった。
隊長を除いて27人いる男子の隊員のうち、火魔術師が10人、剣士が6人、槍使いが10人、斥候が1人だった。
イザベラの他の3人の女子は、回復魔術師が1人、槍使いが1人、斥候が1人だった。
隊長の推測では、おそらく銃を得意とする者は火魔術師になったのだろうということだった。
「イザベラの苦行僧はよく分からないな」
隊長がそう言い、ザイリック1024番に質問をしたが、「個別の職業に関する質問は、禁則事項ですー」と言われてしまった。
パラメーターの確認では、イザベラのHPの多さと、筋力にマイナス補正がかかっていることとに驚かれた。
隊長はザイリック1024番に質問を繰り返し、転移する街を絞り込み、ハイポイド王国の首都に決定した。予選のときとは打って変わって、今回は32人全員で行動することになった。
そして、Sランク冒険者というものを目指す1回戦が始まった。
冒険者ギルドで全員の登録を済ませると、必ず魔物より多い人数で対峙することを鉄則とし、素手で魔物を倒していった。素手だったのは、武具を買うお金がなかったせいだった。
その日は宿には泊まらず、街の外で野宿をしたが、魔物の素材を売ってお金に余裕が出ると、武具を揃えて宿に泊まるようになった。
隊長のレベルが上がると、対生物鑑定魔法が使えるようになり、魔物のパラメーターについて検証を行なった。
「HPという概念がよく分からなかったが、どうやらこれは死ぬまでのタイムリミットを意味しているようだな。まず、HPは万全の状態だと満タンだ。魔物に軽い傷をつけるとHPが少し減り、急所を傷つけると速いスピードで減っていく。初級ポーションをかけると、じわじわと回復する。首を落とすと、物凄いスピードでHPが減っていき、ゼロになった瞬間に対生物鑑定魔法が使えなくなる。その代わりに、対物鑑定魔法が使えるようになった」
七三分けの隊長はザイリック1024番に質問を繰り返しながら、作戦を考え始めた。その間、他のメンバーは全員無言だった。作戦を立案するのは上官である隊長の役目であり、その作戦に従うのが自分達駒の役目だ。
「我々は人口が多い順の32都市に、1人ずつ、バラバラに転移する。そして敵チームを発見したら、あいつらは敵国のスパイだと密告しろ。それが難しい場合は、8日以内には死なない程度に怪我をさせて再起不能にしろ。両手両脚の骨を折ったり、目を潰したりするのが手っ取り早いだろう。感染症で死なれると困るから、血は流さないようにしろ。その後、盗みと殺人とギャンブル以外は何をしてもいいからそれぞれの判断で金を稼げ」
隊長がイザベラ達部下に向かってそう述べると、イザベラ達は一斉に「イエッサー!」と返事をした。
隊長はこの魔空間とやらに呼ばれる前に部下全員のプロフィールを暗記していた。部下達は隊長に名前を呼ばれ、担当の都市が決められていく。見るからに屈強で有能そうな男子から順に、人口の多い都市に転移することになった。
イザベラが呼ばれたのは、31番目だった。隊長自身は、最後の32番目に人口が多い都市だった。
替えの利かない上官が最も安全そうな32番目の都市に行くのは当然だ。そして、部下の中で1番期待されていないイザベラが31番目ということになったのだろう。そのことに不満は全くなかった。
その後、説明の時間が終わり、イザベラは漁業で栄える都市に転移した。数時間かけて敵チームを探したが発見できなかったので、その後は日雇い労働者として魚の加工工場で働いた。橋の下で寝泊まりし、川で洗濯をし、ゴミ箱を漁ったり野草を採ったりすることで宿代や食事代を節約した。
「手や服に生臭いニオイがついちゃって、洗ってもニオイが落ちなくて困るのよねえ」
予選4日目の仕事中、イザベラの隣で魚を3枚に下ろしていた50歳代半ばくらいに見える中年女性がそう話しかけてきて、イザベラは曖昧に頷いた。
幼少期を下水道で過ごしたせいなのか、それとも生まれつきなのか、後天的に病気になった後遺症なのかは不明だが、イザベラは嗅覚や味覚というものを感じることができなかったのだ。休憩中、イザベラは指先を鼻に近づけてみたが、やはり何も感じなかった。
その日の夕方、レストランの裏でゴミ箱を漁っているイザベラは、いつも隣で魚を3枚に下ろしていた中年女性に発見されてしまった。
「イザベラちゃん、どうしたの。どうしてこんなことをしているの。お給料、ちゃんと毎日仕事の帰りに受け取ってるでしょう」
狼狽えた様子の中年女性に、あの給料は自分のものではないから全く手を付けていないということを説明すると、中年女性はヌルヌルしたものが付着したイザベラの手を取った。そして、中年女性の目から涙がはらはらと落ちるのを見た。
「イザベラちゃん、うちにいらっしゃい」
そして中年女性の家で夕食をご馳走になった。焼き魚と煮魚とパンだった。美味しいかと聞かれたので、分かりません、と正直に答えると、なぜか中年女性は、ごめんなさいね、と謝ってきた。
その食事中の会話で、中年女性の名前がカルメンであることを初めて知った。
自宅まで送ると言われ、橋の下で寝ていることを教えると、十数秒間絶句された。カルメンの夫やその両親は亡くなっていて、3人の息子達も全員戦争で死んでしまったから部屋とベッドが余っているのだと早口に説明され、その日からカルメンの家で寝泊まりすることになった。
「私のお古でごめんなさいね」
そう言われ、今までイザベラが着たこともないほど触り心地の良い服を渡された。カルメンの前で着替えると、イザベラの全身に傷や火傷の痕があることに驚かれ、また泣かれてしまったので困った。
ふかふかのベッドに横になると、何かを感じた。普段は固く蓋をしている心のどこかが、かすかに揺れ動いた気がした。だが、初めての感情だったため、その何かに相当する言葉が思い浮かばなかった。
「イザベラちゃんさえよかったら、ずっとここにいてもいいのよ」
予選8日目の夜、カルメンにそう言われた。イザベラは無言で頷き、カルメンに与えてもらった部屋に移動した。カルメンに借りた服を丁寧に畳み、8日間で稼いだお金と一緒に枕元に置いた。
予選開始前の服に着替えて立っていると、予選の残り時間が0秒になり、魔空間に転移した。
隊長の作戦が当たり、敵チームはまともに金を稼ぐことができず、ピラクリウム星代表チームは1位で予選を通過した。ちなみに、イザベラが稼いだお金は32人中最下位だった。
そして1回戦の前に、ザイリック1024番からそれぞれ職業というものが付与された。
【名前:イザベラ(15歳) 種族:ヒューマン 職業:苦行僧Lv.1 経験値:0
基礎レベル:1 HP:102/102 MP:1/1
筋力:-20 魔力:6 敏捷:0 器用:3 運:3
残りスキルポイント:0
〈瞑想〉[0/100]】
ステータス画面というものには、そう表示された。
それを見てイザベラは、自分の本当の年齢が15歳と確定したことに少し驚いた。
隊長が部下達1人1人の職業を確認していく。隊長自身は鑑定士だった。
隊長を除いて27人いる男子の隊員のうち、火魔術師が10人、剣士が6人、槍使いが10人、斥候が1人だった。
イザベラの他の3人の女子は、回復魔術師が1人、槍使いが1人、斥候が1人だった。
隊長の推測では、おそらく銃を得意とする者は火魔術師になったのだろうということだった。
「イザベラの苦行僧はよく分からないな」
隊長がそう言い、ザイリック1024番に質問をしたが、「個別の職業に関する質問は、禁則事項ですー」と言われてしまった。
パラメーターの確認では、イザベラのHPの多さと、筋力にマイナス補正がかかっていることとに驚かれた。
隊長はザイリック1024番に質問を繰り返し、転移する街を絞り込み、ハイポイド王国の首都に決定した。予選のときとは打って変わって、今回は32人全員で行動することになった。
そして、Sランク冒険者というものを目指す1回戦が始まった。
冒険者ギルドで全員の登録を済ませると、必ず魔物より多い人数で対峙することを鉄則とし、素手で魔物を倒していった。素手だったのは、武具を買うお金がなかったせいだった。
その日は宿には泊まらず、街の外で野宿をしたが、魔物の素材を売ってお金に余裕が出ると、武具を揃えて宿に泊まるようになった。
隊長のレベルが上がると、対生物鑑定魔法が使えるようになり、魔物のパラメーターについて検証を行なった。
「HPという概念がよく分からなかったが、どうやらこれは死ぬまでのタイムリミットを意味しているようだな。まず、HPは万全の状態だと満タンだ。魔物に軽い傷をつけるとHPが少し減り、急所を傷つけると速いスピードで減っていく。初級ポーションをかけると、じわじわと回復する。首を落とすと、物凄いスピードでHPが減っていき、ゼロになった瞬間に対生物鑑定魔法が使えなくなる。その代わりに、対物鑑定魔法が使えるようになった」
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