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1回戦 Sランク冒険者ゲーム46
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「日本では飲酒が解禁されるのは20歳からだけど、例えばフランスとかドイツとかイギリスでは16歳から飲酒が可能なんだよ。そして、滞在している国の法律で認められていれば、20歳未満の日本人でもその国での飲酒が可能とされている。だから、今は海外旅行中だと思えばいいんじゃないかな」
鈴本はそう言い、千野を庇ってあげた。
「そうなんだ……。それならいいか……」
夜桜はキツネのコンちゃんの方を見ながら、独り言のようにそう呟いた。
「話を戻すけど、まずパーティを組む方法は、ステータス画面を出した状態でパーティを組みたい相手の方を見ながら『パーティ申請』と口に出すか念じるだけでいいらしい。試しにやってみるか」
千野は安堵したような表情でそう言うと、俺の方を見た。
すると、閉じていたステータス画面が勝手に開き、次のように表示された。
【千野圭吾がパーティ申請を行なっています。承諾しますか? (はい/いいえ)】
俺は迷わず「はい」の部分を人さし指でタッチした。すると、パーティ一覧の画面に切り替えることができるようになった。
【烏丸九郎 HP:15/15 MP:1/8
千野圭吾 HP:20/20 MP:7/7】
というふうに、名前とHPとMPだけが簡素に表示された画面だった。
千野圭吾が青山とパーティを組むと、自動的に青山も同じパーティ一覧に追加された。なので、今ここにいる10人全員が同じパーティになるのにはさほど時間はかからなかった。
「同じパーティになっても、分かるのはHPとMPだけか。細かいステータスまでは表示されないんだな」
鈴本は見えない空間を指で操作しながらそう言った。
「ああ。ただし同じパーティになると、見せたいステータス画面を開いた状態で、見せたい相手を見ながら『ステータス画面共有』と口にするか念じると、その画面を見せることができるんだってさ」
千野圭吾はそう解説した。
しばらくして、立花光瑠からステータス画面共有の申請があったらしく、勝手にステータス画面が切り替わって次のように表示された。
【〈生長促進魔法Lv.1〉
・植物の生長を促進する魔法。】
「いかにも農家って感じの魔法だね」
有希はそう感想を述べた。
「話をちょっと戻すけど、HPとMPが表示されるだけでも便利だよな。仲間の状態をいちいち聞かなくても分かるのは、1秒を争うような戦闘中には絶対に役立つと思う。千野が現地人から聞いてきてくれて助かったよ。他にも、常識的すぎて本に載っていないような情報を仕入れてきてくれたら助かる」
俺はそう言いながら、『職業大辞典』に複製師について詳しく載っていたのは、それがこの世界の常識ではなかったからなのだろう、と思った。剣士のような常識的でありふれた職業について詳しく説明しても読者のニーズは低く、逆に複製師のようなマイナー職はニーズが高かったのだろう。
「だろ? というわけで、酒代は必要経費ということにしてくれないかな、夏目さん」
千野は夏目理乃の方を見ながらそう言った。
「うーん……。まあ、そういうポジションの人も必要だし、しばらくの間は1日につき10コールトまでなら経費ってことにしてあげる。足りない分は自腹にしてね」
夏目理乃は少し迷うような表情でそう言った。
そして、鈴本の案内で目的のダンジョンに到着した。小さな山の側面に洞窟があり、その奥がダンジョンになっているらしい。
「このダンジョンには、青スライム、ゴブリン、コボルド、ケイヴタートスが出現するらしい。コボルドはFランクの魔物で、犬の顔と、小柄な人型の身体を持つ。人間が落としていった武器や防具を身につけていることが多い。顔が犬だから嗅覚が優れているし、鋭い牙で噛まれることもあるから、その点にだけ注意してくれ」
いつものように鈴本がそう説明してくれた。
「コボルドは、顔が犬で身体が人間なの? それって、犬の獣人とは何が違うの?」
安来鮎見が少し心配そうな表情でそう訊いた。
「人型の身体っていうのは、直立二足歩行をしていて、手で物を掴むことができるという意味であって、身体が人間という意味ではないよ。ゴブリンと同じだ。それと、犬の獣人はあくまでも人間だけど、コボルドは魔素から生み出された魔物で、核となる魔石が体内にあるという違いもある」
鈴本はそう答えた。
通路は下り道になっているが、傾斜が緩やかだったので、鈴本が滑っても玉突き事故は発生しないだろうと思い、剣を使う4人を先頭にしてダンジョンに入った。
しばらくして、壁や地面に白いキノコが生えていることに気付いた。色は違うが、大きさと形はシイタケに似ていた。
「これが納品できる食用のキノコか?」
俺は鈴本にそう確認した。
「そうだ。根元のところから引っこ抜いて、どんどん袋に詰めていこう。ただし、地面に生えているやつは魔物や動物の糞で汚染されている可能性があるから、壁に生えているやつの、できるだけ高い場所にあるものを採取して欲しいそうだ」
「分かった」
そしてキノコ狩りが始まった。キノコは薬草よりも大きくて厚みがあるため、どんどん袋が膨らんでいくのが楽しくて夢中になった。
途中、青スライムやゴブリンが通路の奥からやってくることもあったが、難なく倒した。
やがて、初めてコボルドと遭遇した。身長は1メートルくらいで、錆びた剣を持っていた。全身が茶色い毛に覆われ、顔は完全に犬だった。骨格も人間より犬に近い。凶悪な面構えで、涎を垂らしていた。
コボルドが唸り声を上げ、剣を振り上げながら攻撃してくる。
今まで倒したゴブリンの中にも、錆びた剣を持っている個体はいた。しかし、ゴブリンはただ剣を振り回すだけで、剣術と呼べるようなものではなかった。
それに対し、コボルドはただ剣を振り回すだけではなく、避けにくい突きをしてくることもあったし、こちらの攻撃を剣で受け止めることもあった。
しかしコボルドが俺の攻撃を受け止めている間に、青山と立花光瑠がコボルドの胴体を攻撃し、倒してくれた。
「ゴブリンよりは強いけど、こちらの方が人数を上回っている場合は敵じゃないな」
俺はそう感想を述べた。
コボルドから採れる素材は牙だが、牙を抜くのは大変だし、買い取り金額も低いので、そのままコボルドの死体は放置することになった。
キノコ狩りをしながら、下の階層に進んでいく。
途中、何匹目になるか分からないコボルドを倒したところで、俺の基礎レベルが4に上がった。
【名前:烏丸九郎(15歳) 種族:ヒューマン 職業:複製師Lv.3 経験値:90
基礎レベル:4 HP:18/18 MP:3/9
筋力:9 魔力:9 敏捷:10 器用:14 運:4
残りスキルポイント:4
〈アイテム複製〉[7/100]
〈スキルツリー複製〉[7/100]】
ステータス画面にはそう表示されていた。
スキルポイントを〈スキルツリー複製〉に振ると、新たに3ポイント振ったところでスキルツリー複製魔法Lv.1を覚えた。
そのことをみんなに報告し、早速、試しに青山の〈解体〉スキルツリーを複製してみることにする。
最初に青山を選んだのは、予選で苦楽を共にした青山なら信頼関係を築けているような気がしたからだ。
しかし、信頼し合っていると思っているのは俺だけで、青山の方は俺のことを信頼していなかったらどうしよう、という恐怖も覚えた。
もしも青山のスキルツリーを複製することができなかったら、この世界の1人目の複製師や3人目の複製師のように、人間不信になってしまうかもしれない。
俺はそう思いつつ、青山を見ながら「スキルツリー複製魔法Lv.1」と唱えた。
鈴本はそう言い、千野を庇ってあげた。
「そうなんだ……。それならいいか……」
夜桜はキツネのコンちゃんの方を見ながら、独り言のようにそう呟いた。
「話を戻すけど、まずパーティを組む方法は、ステータス画面を出した状態でパーティを組みたい相手の方を見ながら『パーティ申請』と口に出すか念じるだけでいいらしい。試しにやってみるか」
千野は安堵したような表情でそう言うと、俺の方を見た。
すると、閉じていたステータス画面が勝手に開き、次のように表示された。
【千野圭吾がパーティ申請を行なっています。承諾しますか? (はい/いいえ)】
俺は迷わず「はい」の部分を人さし指でタッチした。すると、パーティ一覧の画面に切り替えることができるようになった。
【烏丸九郎 HP:15/15 MP:1/8
千野圭吾 HP:20/20 MP:7/7】
というふうに、名前とHPとMPだけが簡素に表示された画面だった。
千野圭吾が青山とパーティを組むと、自動的に青山も同じパーティ一覧に追加された。なので、今ここにいる10人全員が同じパーティになるのにはさほど時間はかからなかった。
「同じパーティになっても、分かるのはHPとMPだけか。細かいステータスまでは表示されないんだな」
鈴本は見えない空間を指で操作しながらそう言った。
「ああ。ただし同じパーティになると、見せたいステータス画面を開いた状態で、見せたい相手を見ながら『ステータス画面共有』と口にするか念じると、その画面を見せることができるんだってさ」
千野圭吾はそう解説した。
しばらくして、立花光瑠からステータス画面共有の申請があったらしく、勝手にステータス画面が切り替わって次のように表示された。
【〈生長促進魔法Lv.1〉
・植物の生長を促進する魔法。】
「いかにも農家って感じの魔法だね」
有希はそう感想を述べた。
「話をちょっと戻すけど、HPとMPが表示されるだけでも便利だよな。仲間の状態をいちいち聞かなくても分かるのは、1秒を争うような戦闘中には絶対に役立つと思う。千野が現地人から聞いてきてくれて助かったよ。他にも、常識的すぎて本に載っていないような情報を仕入れてきてくれたら助かる」
俺はそう言いながら、『職業大辞典』に複製師について詳しく載っていたのは、それがこの世界の常識ではなかったからなのだろう、と思った。剣士のような常識的でありふれた職業について詳しく説明しても読者のニーズは低く、逆に複製師のようなマイナー職はニーズが高かったのだろう。
「だろ? というわけで、酒代は必要経費ということにしてくれないかな、夏目さん」
千野は夏目理乃の方を見ながらそう言った。
「うーん……。まあ、そういうポジションの人も必要だし、しばらくの間は1日につき10コールトまでなら経費ってことにしてあげる。足りない分は自腹にしてね」
夏目理乃は少し迷うような表情でそう言った。
そして、鈴本の案内で目的のダンジョンに到着した。小さな山の側面に洞窟があり、その奥がダンジョンになっているらしい。
「このダンジョンには、青スライム、ゴブリン、コボルド、ケイヴタートスが出現するらしい。コボルドはFランクの魔物で、犬の顔と、小柄な人型の身体を持つ。人間が落としていった武器や防具を身につけていることが多い。顔が犬だから嗅覚が優れているし、鋭い牙で噛まれることもあるから、その点にだけ注意してくれ」
いつものように鈴本がそう説明してくれた。
「コボルドは、顔が犬で身体が人間なの? それって、犬の獣人とは何が違うの?」
安来鮎見が少し心配そうな表情でそう訊いた。
「人型の身体っていうのは、直立二足歩行をしていて、手で物を掴むことができるという意味であって、身体が人間という意味ではないよ。ゴブリンと同じだ。それと、犬の獣人はあくまでも人間だけど、コボルドは魔素から生み出された魔物で、核となる魔石が体内にあるという違いもある」
鈴本はそう答えた。
通路は下り道になっているが、傾斜が緩やかだったので、鈴本が滑っても玉突き事故は発生しないだろうと思い、剣を使う4人を先頭にしてダンジョンに入った。
しばらくして、壁や地面に白いキノコが生えていることに気付いた。色は違うが、大きさと形はシイタケに似ていた。
「これが納品できる食用のキノコか?」
俺は鈴本にそう確認した。
「そうだ。根元のところから引っこ抜いて、どんどん袋に詰めていこう。ただし、地面に生えているやつは魔物や動物の糞で汚染されている可能性があるから、壁に生えているやつの、できるだけ高い場所にあるものを採取して欲しいそうだ」
「分かった」
そしてキノコ狩りが始まった。キノコは薬草よりも大きくて厚みがあるため、どんどん袋が膨らんでいくのが楽しくて夢中になった。
途中、青スライムやゴブリンが通路の奥からやってくることもあったが、難なく倒した。
やがて、初めてコボルドと遭遇した。身長は1メートルくらいで、錆びた剣を持っていた。全身が茶色い毛に覆われ、顔は完全に犬だった。骨格も人間より犬に近い。凶悪な面構えで、涎を垂らしていた。
コボルドが唸り声を上げ、剣を振り上げながら攻撃してくる。
今まで倒したゴブリンの中にも、錆びた剣を持っている個体はいた。しかし、ゴブリンはただ剣を振り回すだけで、剣術と呼べるようなものではなかった。
それに対し、コボルドはただ剣を振り回すだけではなく、避けにくい突きをしてくることもあったし、こちらの攻撃を剣で受け止めることもあった。
しかしコボルドが俺の攻撃を受け止めている間に、青山と立花光瑠がコボルドの胴体を攻撃し、倒してくれた。
「ゴブリンよりは強いけど、こちらの方が人数を上回っている場合は敵じゃないな」
俺はそう感想を述べた。
コボルドから採れる素材は牙だが、牙を抜くのは大変だし、買い取り金額も低いので、そのままコボルドの死体は放置することになった。
キノコ狩りをしながら、下の階層に進んでいく。
途中、何匹目になるか分からないコボルドを倒したところで、俺の基礎レベルが4に上がった。
【名前:烏丸九郎(15歳) 種族:ヒューマン 職業:複製師Lv.3 経験値:90
基礎レベル:4 HP:18/18 MP:3/9
筋力:9 魔力:9 敏捷:10 器用:14 運:4
残りスキルポイント:4
〈アイテム複製〉[7/100]
〈スキルツリー複製〉[7/100]】
ステータス画面にはそう表示されていた。
スキルポイントを〈スキルツリー複製〉に振ると、新たに3ポイント振ったところでスキルツリー複製魔法Lv.1を覚えた。
そのことをみんなに報告し、早速、試しに青山の〈解体〉スキルツリーを複製してみることにする。
最初に青山を選んだのは、予選で苦楽を共にした青山なら信頼関係を築けているような気がしたからだ。
しかし、信頼し合っていると思っているのは俺だけで、青山の方は俺のことを信頼していなかったらどうしよう、という恐怖も覚えた。
もしも青山のスキルツリーを複製することができなかったら、この世界の1人目の複製師や3人目の複製師のように、人間不信になってしまうかもしれない。
俺はそう思いつつ、青山を見ながら「スキルツリー複製魔法Lv.1」と唱えた。
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