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予選6
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俺は考えながら喋り続ける。
「誰でも真っ先に思いつくということは、ここにいない対戦相手の15チームも思いつくということだ。そして、俺達を含む16チームが首都に転移したら、32人かける16チームで……合計数百人が首都に溢れかえることになる」
「合計512人だね」
前髪眼鏡くんが、眼鏡のズレを直しながらそう言った。
「そう、512人だ。それだけの人数が異世界から転移してきて、同じ場所で金儲けをしようとしたら、壮絶なシェアの奪い合いになる。それよりは、ライバルの少ない地方都市の方が金儲けをしやすいだろう」
「そうか? 512人なんて誤差みたいなものだって気がするぞ」
ボス猿くんが疑問を呈した。取り巻き達も、その周囲にいるクラスメート達も、納得できない様子だった。
「こう言えば分かりやすいか? 例えば、100メートルくらいの長さの大通りに、コンビニが15軒並んでいたとする。そこに俺達が16軒目のコンビニを出店しようとするのは、賢い選択だと思うか? その気になれば、既存のコンビニが全くない、別の大通りに出店することもできるのに、だぞ」
「それは……」
ボス猿くんは口ごもった。
「なるほどね。きみが言いたいのは、ブルー・オーシャン戦略を取ろうってことか」
前髪眼鏡くんが眼鏡のズレを直しながらそう言った。お前、ついさっきも眼鏡のズレを直してたじゃねーか。何回直すんだよ。
っていうか、ブルー何ちゃらって何のことだ? 初めて聞いたんだけど。
「ブルー・オーシャン戦略って何?」
ギャルっぽい感じの美少女、ギャル子ちゃんがそう訊いてくれた。質問子ちゃんはまだ、ギャル子ちゃんの陰で泣いている。
「有名な経営戦略論だよ。血で血を洗うような競争の激しい既存市場を、『赤い海』という意味のレッド・オーシャンと呼ぶ。逆に、競争のない理想的な未開拓市場を、『青い海』という意味のブルー・オーシャンと呼ぶ。レッド・オーシャンを抜け出して、ブルー・オーシャンで戦おうという考え方が、ブルー・オーシャン戦略だ」
「そう言われても、よく分かんないんだけど……」
ギャル子ちゃんは困ったような表情でそう言った。
「有名なたとえ話を出そう。靴を売るセールスマンが、ある南の島に辿り着いたとする。少し調べると、その島の住人達は、誰も靴を履いていなくて、みんな裸足で生活していると判明した。さて、セールスマンはこの島で靴を売ろうとするべきだろうか? それとも、別の島に移動するべきだろうか?」
「誰も靴を履いてないんっしょ? そんな場所じゃ靴なんて売れないだろうし、別の島に移動した方がいいんじゃない?」
ギャル子ちゃんは、自分の上履きを見下ろしながらそう言った。
「そう考えるのは、二流のセールスマンだ。一流のセールスマンなら、『誰も靴を履いていないということは、ライバルがいないということだ。この島に靴を履く文化を根付かせることができれば、自分の独占市場となる。だから、この島で靴を売ろう』と考えるんだよ。これがブルー・オーシャン戦略だ」
なるほどー。初めて聞いた言葉だったけど、俺が言いたかったことと合致しているな。
「日本だと微妙な人気のラーメン屋のチェーン店が、海外に進出したら、『日本からやってきた本場のラーメン!』ってことで大人気になる、みたいな感じ?」
ギャル子ちゃんがそう訊いた。分かりやすいけど、海外で頑張っている日本企業を無意味にディスるのはやめようね?
「うん。そういうことだね」
「日本だとマイナーなアニメが、海外の特定の国では国民的アニメになってる、みたいな感じ?」
「うーん。それはちょっと違うけど、まあ考え方としては合ってるかな?」
前髪眼鏡くんは眼鏡のズレを直しながらそう頷いた。だから何回直すんだよ。その眼鏡、フレームのサイズが合ってないんじゃないのか。
「前髪眼鏡くん、俺が言いたかったことを言ってくれてありがとう」
俺はお礼を言った。
「前髪眼鏡くん!? それ、僕のことか!?」
愕然とした表情で、前髪眼鏡くんはそう叫んだ。
あ、やべっ。心の中で、勝手なニックネームで呼んでいたのがバレてしまった。……まあいいや。スルーして、話題を変えよう。
「首都に転移するのが駄目な理由は、他にもいくつもある。まず、首都がその国で最大の都市だとは限らない、という点だ」
「はあ? 何言ってんだ。首都が1番人口が多くて発展してるに決まってるだろ?」
ボス猿くんは、俺をバカにするようにそう言った。
「決まってない。例えば、お前はアメリカの首都はどこか知ってるか?」
「それは……ニューヨークだっけ?」
ボス猿くんはそう答えながら、同意を求めるように、取り巻きAと取り巻きBの方を見た。
「カリフォルニア州だったと思うッス」
取り巻きBは申し訳なさそうな顔でそう言った。
「ワシントン州じゃなかったか?」
取り巻きAは困ったような顔でそう言った。
「お前ら、3人とも間違えてるぞ……。アメリカの首都はワシントンD.C.だ。ニューヨークは、昔1番人口が多かった州だな。カリフォルニア州は、現在1番人口が多い州だ。そしてワシントン州は、ワシントンD.C.の間違いだな」
「何だ。俺は合ってるじゃないか」
取り巻きAが俺に抗議した。
「合ってないんだよ。ワシントンD.C.とワシントン州は、名前は似てるけど全然違う場所なんだ。日本で言うと、『東京都』と『京都』は似た名前だけど、全然違う場所みたいなもんだな。ワシントンD.C.は東海岸にあって、ワシントン州は西海岸にある。この2つは数千キロ離れてる」
「地理の授業なんてどうでもいいんだよ! 突然クイズを出して知識をひけらかすなんて、卑怯だぞ!」
間違えたことが恥ずかしかったのか、ボス猿くんは大声でそう言った。
「どうでもよくないだろう。ワシントンD.C.はアメリカの首都だけど、その人口は少ないし、面積も小さいんだからな」
俺は冷静にそう言った。
「ワシントンD.C.の人口は70万人くらいで、その都市圏全体を含めても、600万人くらいだったと思う。ワシントンD.C.は州じゃなくて特別区なんだけど、仮に州だった場合、その面積は全ての州の中で最下位で、人口はワースト2位だったと思う」
前髪眼鏡くんがナイスアシストをしてくれた。
「と、いうわけだ。これでお前の、『首都が1番人口が多くて発展してるに決まってるだろ?』という発言が間違いだったことが証明されたな」
俺はボス猿くんの方を見ながらそう言った。
「ザイリック! アルカモナ帝国の中で1番人口が多い都市は、首都じゃないのか?」
ボス猿くんは舌打ちをした後、気を取り直したようにそう訊いた。
「首都ですよー」
「ほうら見ろ! 何だったんだよ、今の時間は」
ボス猿くんは勝ち誇ったようにそう言った。
「いや、アルカモナ帝国で首都が1番人口が多いかどうかは、ザイリックに訊くまで分からない、ってことが重要だったんだからな? アルカモナ帝国には国教があるらしいし、何か訳の分からん宗教的な理由で、人口が数百人しかいないような僻地を首都ということにしている可能性だってあったんだから。俺はそういったことも訊きたかったのに、お前がリーダーを決めようとか自己紹介をしようとか言い出して、時間を無駄遣いしたんじゃないか」
「誰でも真っ先に思いつくということは、ここにいない対戦相手の15チームも思いつくということだ。そして、俺達を含む16チームが首都に転移したら、32人かける16チームで……合計数百人が首都に溢れかえることになる」
「合計512人だね」
前髪眼鏡くんが、眼鏡のズレを直しながらそう言った。
「そう、512人だ。それだけの人数が異世界から転移してきて、同じ場所で金儲けをしようとしたら、壮絶なシェアの奪い合いになる。それよりは、ライバルの少ない地方都市の方が金儲けをしやすいだろう」
「そうか? 512人なんて誤差みたいなものだって気がするぞ」
ボス猿くんが疑問を呈した。取り巻き達も、その周囲にいるクラスメート達も、納得できない様子だった。
「こう言えば分かりやすいか? 例えば、100メートルくらいの長さの大通りに、コンビニが15軒並んでいたとする。そこに俺達が16軒目のコンビニを出店しようとするのは、賢い選択だと思うか? その気になれば、既存のコンビニが全くない、別の大通りに出店することもできるのに、だぞ」
「それは……」
ボス猿くんは口ごもった。
「なるほどね。きみが言いたいのは、ブルー・オーシャン戦略を取ろうってことか」
前髪眼鏡くんが眼鏡のズレを直しながらそう言った。お前、ついさっきも眼鏡のズレを直してたじゃねーか。何回直すんだよ。
っていうか、ブルー何ちゃらって何のことだ? 初めて聞いたんだけど。
「ブルー・オーシャン戦略って何?」
ギャルっぽい感じの美少女、ギャル子ちゃんがそう訊いてくれた。質問子ちゃんはまだ、ギャル子ちゃんの陰で泣いている。
「有名な経営戦略論だよ。血で血を洗うような競争の激しい既存市場を、『赤い海』という意味のレッド・オーシャンと呼ぶ。逆に、競争のない理想的な未開拓市場を、『青い海』という意味のブルー・オーシャンと呼ぶ。レッド・オーシャンを抜け出して、ブルー・オーシャンで戦おうという考え方が、ブルー・オーシャン戦略だ」
「そう言われても、よく分かんないんだけど……」
ギャル子ちゃんは困ったような表情でそう言った。
「有名なたとえ話を出そう。靴を売るセールスマンが、ある南の島に辿り着いたとする。少し調べると、その島の住人達は、誰も靴を履いていなくて、みんな裸足で生活していると判明した。さて、セールスマンはこの島で靴を売ろうとするべきだろうか? それとも、別の島に移動するべきだろうか?」
「誰も靴を履いてないんっしょ? そんな場所じゃ靴なんて売れないだろうし、別の島に移動した方がいいんじゃない?」
ギャル子ちゃんは、自分の上履きを見下ろしながらそう言った。
「そう考えるのは、二流のセールスマンだ。一流のセールスマンなら、『誰も靴を履いていないということは、ライバルがいないということだ。この島に靴を履く文化を根付かせることができれば、自分の独占市場となる。だから、この島で靴を売ろう』と考えるんだよ。これがブルー・オーシャン戦略だ」
なるほどー。初めて聞いた言葉だったけど、俺が言いたかったことと合致しているな。
「日本だと微妙な人気のラーメン屋のチェーン店が、海外に進出したら、『日本からやってきた本場のラーメン!』ってことで大人気になる、みたいな感じ?」
ギャル子ちゃんがそう訊いた。分かりやすいけど、海外で頑張っている日本企業を無意味にディスるのはやめようね?
「うん。そういうことだね」
「日本だとマイナーなアニメが、海外の特定の国では国民的アニメになってる、みたいな感じ?」
「うーん。それはちょっと違うけど、まあ考え方としては合ってるかな?」
前髪眼鏡くんは眼鏡のズレを直しながらそう頷いた。だから何回直すんだよ。その眼鏡、フレームのサイズが合ってないんじゃないのか。
「前髪眼鏡くん、俺が言いたかったことを言ってくれてありがとう」
俺はお礼を言った。
「前髪眼鏡くん!? それ、僕のことか!?」
愕然とした表情で、前髪眼鏡くんはそう叫んだ。
あ、やべっ。心の中で、勝手なニックネームで呼んでいたのがバレてしまった。……まあいいや。スルーして、話題を変えよう。
「首都に転移するのが駄目な理由は、他にもいくつもある。まず、首都がその国で最大の都市だとは限らない、という点だ」
「はあ? 何言ってんだ。首都が1番人口が多くて発展してるに決まってるだろ?」
ボス猿くんは、俺をバカにするようにそう言った。
「決まってない。例えば、お前はアメリカの首都はどこか知ってるか?」
「それは……ニューヨークだっけ?」
ボス猿くんはそう答えながら、同意を求めるように、取り巻きAと取り巻きBの方を見た。
「カリフォルニア州だったと思うッス」
取り巻きBは申し訳なさそうな顔でそう言った。
「ワシントン州じゃなかったか?」
取り巻きAは困ったような顔でそう言った。
「お前ら、3人とも間違えてるぞ……。アメリカの首都はワシントンD.C.だ。ニューヨークは、昔1番人口が多かった州だな。カリフォルニア州は、現在1番人口が多い州だ。そしてワシントン州は、ワシントンD.C.の間違いだな」
「何だ。俺は合ってるじゃないか」
取り巻きAが俺に抗議した。
「合ってないんだよ。ワシントンD.C.とワシントン州は、名前は似てるけど全然違う場所なんだ。日本で言うと、『東京都』と『京都』は似た名前だけど、全然違う場所みたいなもんだな。ワシントンD.C.は東海岸にあって、ワシントン州は西海岸にある。この2つは数千キロ離れてる」
「地理の授業なんてどうでもいいんだよ! 突然クイズを出して知識をひけらかすなんて、卑怯だぞ!」
間違えたことが恥ずかしかったのか、ボス猿くんは大声でそう言った。
「どうでもよくないだろう。ワシントンD.C.はアメリカの首都だけど、その人口は少ないし、面積も小さいんだからな」
俺は冷静にそう言った。
「ワシントンD.C.の人口は70万人くらいで、その都市圏全体を含めても、600万人くらいだったと思う。ワシントンD.C.は州じゃなくて特別区なんだけど、仮に州だった場合、その面積は全ての州の中で最下位で、人口はワースト2位だったと思う」
前髪眼鏡くんがナイスアシストをしてくれた。
「と、いうわけだ。これでお前の、『首都が1番人口が多くて発展してるに決まってるだろ?』という発言が間違いだったことが証明されたな」
俺はボス猿くんの方を見ながらそう言った。
「ザイリック! アルカモナ帝国の中で1番人口が多い都市は、首都じゃないのか?」
ボス猿くんは舌打ちをした後、気を取り直したようにそう訊いた。
「首都ですよー」
「ほうら見ろ! 何だったんだよ、今の時間は」
ボス猿くんは勝ち誇ったようにそう言った。
「いや、アルカモナ帝国で首都が1番人口が多いかどうかは、ザイリックに訊くまで分からない、ってことが重要だったんだからな? アルカモナ帝国には国教があるらしいし、何か訳の分からん宗教的な理由で、人口が数百人しかいないような僻地を首都ということにしている可能性だってあったんだから。俺はそういったことも訊きたかったのに、お前がリーダーを決めようとか自己紹介をしようとか言い出して、時間を無駄遣いしたんじゃないか」
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