初恋の幼馴染に再会しましたが、嫌われてしまったようなので、恋心を魔法で封印しようと思います【完結】
「昔からそうだ。……お前を見ているとイライラする。俺はそんなお前が……嫌いだ」
幼馴染で私の初恋の彼――ゼルク=ディートヘルムから放たれたその言葉。元々彼から好かれているなんていう希望は捨てていたはずなのに、自分は彼の隣に居続けることが出来ないと分かっていた筈なのに、その言葉にこれ以上ない程の衝撃を受けている自分がいることに驚いた。
「な、によ……それ」
声が自然と震えるのが分かる。目頭も火が出そうなくらいに熱くて、今にも泣き出してしまいそうだ。でも絶対に泣きたくなんてない。それは私の意地もあるし、なによりもここで泣いたら、自分が今まで貫いてきたものが崩れてしまいそうで……。だから言ってしまった。
「私だって貴方なんて、――――嫌いよ。大っ嫌い」
******
以前この作品を書いていましたが、更新しない内に展開が自分で納得できなくなったため、大幅に内容を変えています。
タイトルの回収までは時間がかかります。
幼馴染で私の初恋の彼――ゼルク=ディートヘルムから放たれたその言葉。元々彼から好かれているなんていう希望は捨てていたはずなのに、自分は彼の隣に居続けることが出来ないと分かっていた筈なのに、その言葉にこれ以上ない程の衝撃を受けている自分がいることに驚いた。
「な、によ……それ」
声が自然と震えるのが分かる。目頭も火が出そうなくらいに熱くて、今にも泣き出してしまいそうだ。でも絶対に泣きたくなんてない。それは私の意地もあるし、なによりもここで泣いたら、自分が今まで貫いてきたものが崩れてしまいそうで……。だから言ってしまった。
「私だって貴方なんて、――――嫌いよ。大っ嫌い」
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タイトルの回収までは時間がかかります。
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健気なディルクさんが幸せになって良かったです。
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なんていうか、
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側にいる子がいつまでも自分だけを想ってるなんて、傲慢な思い上がりですよ。
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イッキ読みしました。
皆様も仰ってる通り、やはりゼルク視点が読みたいですね。
お気に入りのオモチャ云々とか書いていた方もおられましたが、私的には多分、彼は、テッサには何しても離れては行かないとか思い込んでいたのでは?と思います。
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だから言ってしまった
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絆されて前に戻りがちな作品が多い中、こちらの作品は戻らず今まで支えてくれたリディアを選んだ事に嬉しく思います!それとできたら、選ばれなかったサイドもどんなざまぁなのか読んでみたくなりました☺️
ついついディリアにしなさい!!て思いながら読んじゃいました。
最低最悪男に惚れる気持ちもわかる、好きになるのに条件は何もない。
だけど自分の気持ちを一切押し付けず、ただ見守ってくれるディリアのような人は滅多にいない稀有な存在で。
それに報いたい、と思えるのもまた恋と思うのでハッピーエンドに終わって良かった。
個人的に、いくら踏み付けにされても 一途に好きな人を思い続ける…的な辛い恋が苦手なので、「こんな不毛な思いは止める」とキッパリ切り替えて、全てを思い出した上で 新しい恋に目を向けたのが、小気味良くて良かったです。
私もゼルクの「好き」って、どういう好きなんだろう?と疑問でしたので、ゼルク視点がアップされるのが楽しみです。
なんとなく、ゼルクは気に入ってる玩具を他の人に取られそうだから慌てた…的な「好き」だったり、どんなに冷たくしても自分をかまってくれていたのに、かまってくれなくなったから寂しい…的な 甘ったれな「好き」という気がするので、未熟な彼を選んでいたら、この後ずっと我が儘に振り回され続けた気がします。
更には、ヒロインは ゼルクに対するリスペクトが有るのに、ゼルクはヒロインをちょっと下に見て 舐めてかかってる気がしたので、ヒロインにすっぽかされて振られたと分かって、どういう気持ちになったか 知りたいです。
更新を楽しみにしております。
感想有難うございます!
今回は前向きで新しい恋を目指して書いてみたので、気に入っていただけて嬉しいです。
ゼルク視点、頑張って書きますね~。暫くお待ちを……!
更新頑張ります!!
楽しく読ませていただきました。
ゼリクの好きって、なんだったのか?
一切心遣いって、なかったですよね。
手紙、読んでいたのか?
悩み、苦しみに共感も慰めも相手に届けないで
好きと言われても、何も響かない。
不器用というには、あまりにも子供すぎると思いました。
ゼリク視点を読みたいなあと、思っています。
感想有難うございます!
彼の『好き』はかなーり自己中心的な感じのイメージで書きました。そもそもがあまり自他の感情にも薄い人っていう感じなので。
ゼルク視点見たいっていう声を有難いことに他にも頂いているので、近々書く予定です。
そこで手紙を読んでいたのかという部分についても書こうと思います!
納得の終わりかたでした 素敵な作品をありがとうございました
感想有難うございます!
こちらこそ、最後まで読んで頂き、有難うございました!!
私もすべての感情を理解したうえで、しかも人に言われるでもなく自分で行動してすべてを思い出した結果で答えを出したのはよかったと思います(これだったらどちらの相手も選ばれなかったのは仕方がないと私は思うので)。
精神操作系の魔法をかけてもらったのも理解できました。
感想有難うございます!
ちょっと早足な展開になっちゃいましたが、きちんと思い出した上で選ぶというところはきちんと入れたかった展開だったので、そこに注目してもらえて嬉しいです!
世の中、いつも最後は本命と結ばれる話が多いので、このような結末で良かったです。
自分の気持ちに整理をつけて前を向いて進む主人公は好感が持てました。
面白かったです。
次回作も期待しています。
感想有難うございます!
やっぱり前に進むには、気持ちの整理を付けないとなって思ったので、この展開になりました!
面白かったって言ってもらえて嬉しいです!!
他作品も頑張って書きます!!
ゼレク選ばなくてよかったー!派です。
テッサは留学で離れてる5年間もゼレク思い続けれる一途な子でしたが、私自身は会えない時間が長いと気持ち冷める派なのもあって、やはり近くにいてくれる人を大切にしたいです。
恋愛ってお互い素直になるのが1番なんですよねーそれが難しいんですけど。ゼレクも素直になっていたら…とは思いますがこれも人生経験ですね。
感想有難うございます!
すみません、感想何件か頂いて気付いたのですが、最後の方ゼルクの名前を複数回ゼレクで誤字ってました。気付かせて頂き、感謝です。
そうですよね、冷めちゃいますよね。現実問題。会えない期間が長すぎると、思い続けるのも疲れちゃいますし……。会える回数が多くて、近くで一緒にいてくれる人を好きになれるのが幸せな気がします。
元々の性格もありますが、ゼルクはやっぱり最初から素直になれなかったのが敗因ですね。またタイミングが違ったら、彼も違ったかもなんて。
完結までありがとうございます!
ゼレクサイドのお話も見てみたいです!
感想有難うございます!
そうですね、ちょっと端折って書き上げてしまった部分もあるので、彼サイドのお話も書いてみても良いかもしれないです。出来次第、アップロードしますね。多分、連休明け以降になりそうですが!
よい終わり方だと思います。
恋はタイミングも大事。
一緒に歩ける人を選んでよかった。
感想有難うございます!
必ずしもずっと好きだった人を選択させるよりも、一緒に歩んでくれる人を選んでもらいました、今回!
良い終わり方って言ってもらえて嬉しいです。
最後まで読んで頂き、有難うございました!
恋心って移り変わるものなので、タイミングってすっごく重要だと思います。
リアリティがあって私は好きな終わり方でした!
ステキな作品✨ありがとうございました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
感想、有難うございます!
そうなんですよね、恋愛って本当タイミングありますよね。恋心についても、振られたり別れちゃったりした後は、一瞬で今までの執着がなくなったり……。
今回、一途な愛っていうご都合主義っぽい部分を完全に抜いてみたので、不安でしたが、好きな終わり方って言ってもらえてとても嬉しいです!!
こちらこそ、作品を読んで頂き、有難うございました!
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