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第十一章 命を背負う覚悟

11-41 食べるラー油と怪我の功名

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 トマトとタマネギをカットした物、チーズなどを器に入れてセットしたのだが、ふと思い立ったことがあり、私は厨房だとマズイことになるのではないかと換気関係を確かめる。

「ルナちゃん? 何かあったのカイ?」
「いえ……柚子と青唐辛子が無いので柚胡椒は難しいのですが、食べるラー油を作ろうかと……」
「ああ! あ……あー……察し」

 時空神様は何も言わずに、私と同じく通風口の確認をするが、甘いのでは無いかという結論に至った。

「作るのなら、上部の空間と外の空間をつなげるヨ」
「大食堂へ漏れることはありませんか?」
「大丈夫、任せてヨ。俺も、食べるラー油好きだし作って欲しいカラ、全力でお手伝いをするネ!」

 やはり、こういうとき頼りになるのは時空神様だ。
 それならばと、私は材料を準備していく。
 ネギの葉、生姜、にんにく、ナッツ類、ごま、生唐辛子――いや、生トゥガラシーと粉末。
 トゥガラシーの粉末は、以前入手したときから、いずれは様々な料理に混ぜる目的で、発酵石の器に入れて乾燥粉末を作っていたのである。

「チェリシュは、気をつけてくださいね。ニオイだけで……かなり辛いし、ヘタをすれば咳き込みますから」
「はっ! からから注意報なの!」

 私の説明を聞いたチェリシュは、急いで厨房を出ると、カウンター越しに此方をジッと見つめた。
 そこも……危ないのですが?
 大丈夫なのかと心配になって時空神様を見ると、彼はニコニコと笑顔を浮かべて頷いた。
 おそらく、大丈夫だということなのだろう。
 時空神様の事を信じて、私は材料をフードカッターで細かくしていく。
 その間に、油も準備して、金属製のボウルにトゥガラシーの粉末とゴマを入れてから、水を用意して少量混ぜる。
 手で水を揉み込むように混ぜているのは、油を入れたとき焦げ付かないようにするためだ。
 目安としては、握ったら軽く固まるくらいで良い。
 面倒であれば、油の温度を調整すれば良い話であるが、ここに温度を測定するアイテムは無い。
 感覚に任せるのもイマイチ信用が出来ない私は、とりあえず、兄から教わった方法を忠実に再現していく。

「ルナ様、全部細かくなりましたよー」
「ありがとうございます」

 礼を言って受け取った材料を並べ、鍋に油を注ぎ弱火にかける。
 そこへ、生トゥガラシーとネギの葉、生姜とにんにく、砕いたナッツ類を入れ、ゆっくりと混ぜながら火を通していく。
 油の温度は高くならないように、出来るだけ弱火をキープだ。
 暫くすると水分が飛んで、色が変わってくる。
 火加減をミスってしまえば真っ黒になるので、慎重に混ぜながらも具材の状態はしっかり見ておきたい。
 この食べるラー油は、人やメーカーによって具材が変わる。
 今回は、塩と砂糖だけで味付けをしているが、醤油や味噌やコチュジャン、豆板醤を使う人もいるのだ。

「チェリシュ、あまり身を乗り出しては危険ですよ」
「き、危険……なの?」
「この蒸気を吸い込んだら大変です。目も痛くなりますから、気をつけてくださいね」
「こわこわなのっ」

 慌てて小さな両手を使って自分の口と鼻を塞ぐチェリシュに笑いを堪えながら、私は良い具合になった油から、ネギの葉の部分を取り出した。
 粉末に水分を混ぜてあるので、焦げる心配は無いだろうが、念の為……と、スプーンで掬った油をボウルの中へ入れる。
 じゅぅと音を立てて泡立つのが見えた。
 問題は無さそうだと、油をボウルへ注ぎ入れる。
 一気に蒸気が上がり、注意はしていたのだが少しだけ吸い込んでしまって咳き込む。

「あああああ! ルー、大丈夫なのっ?! リュー! ルーが大変なのー!」
「けほっ……チェリ……シュ、だいじょ……ケホケホッ」

 これは失敗だ。
 むせ込む私の背中を撫でてくれている時空神様は、もう少し位置を考えたら良かったと謝罪してくる。
 全ては、出来映えを気にしすぎた私が、前のめりになったせいだ。
 此方こそ申し訳無くて、涙目で首を横に振る。

「え、なに、どうしたルナ!」

 えええぇぇ……会議中のリュート様まで駆けつけてしまった!
 どうしようと狼狽えながらも、咳は止まらない。

「ああああ、真白ちゃんが暴れたせいで、ルナごめんなさああぁいいぃぃっ」

 ペショリと私の頭にしがみ付いてワンワン泣き始める真白にも、大丈夫だと伝えたいのに言葉が出ない。
 以前も兄と作っていたときに、こういう失敗をしてしまって心配をかけてしまったことがあった。
 あの頃から進歩していないとは……と、軽く自己嫌悪に陥る。
 
「ちが……けほっ」
「ん……? あ、ああ! そういうことか! ほら、ルナ。そういうときは無理に話さない方が良い」
「お師匠様、少しみせてくださいね」

 私の側にしゃがみ込んだマリアベルが喉元に手を当て、ふわりと柔らかな光を纏う。

「呼吸器系に問題があるみたいですね。これならすぐに癒やせます」

 そこまでしなくても……と、言いかけたが、マリアベルの真剣な瞳がそれを許さず、私は彼女の癒やしを受け入れた。

「やはり、疲れが出ているのでは無いでしょうかねぇ。注意散漫になったのは、そのせいではないかと思いますねぇ」

 いつの間にか会議をしていた面々が厨房に集まっていた。
 アクセン先生が心配そうに私を見て、オルソ先生も「同意だ」と頷く。
 他の責任者の方々も、私とリュート様を交互に眺めて渋い顔をしている。

「ここが正念場とはいえ……無理をさせすぎているのに、手を貸せないというジレンマ……ですな」
「圧倒的人数不足を補えない現状ですからね……」
「しかし、リュート・ラングレイはともかく、か弱い女性に無理をさせるのはいかがなものかと……」
「いやいや、これ以上、彼にも負担はかけられませんよ」

 各責任者の口から出てくる意見を耳にして、此方を心配している人と、リュート様は仕方が無いと無理をさせてしまう事に抵抗感を覚えない人に分かれているのだと知った。
 オルソ先生とロン兄様のひと睨みで、そう意見した人は口を噤んだが、リュート様は気にした様子もなく、私の背中を擦っている。

「お師匠様、どうですか?」
「楽になりました……すみません。危険物を扱っていると判っていたのですが……」
「いえいえ! お師匠様のお役に立てて良かったです! でも……そんなに危険な物なのですか? この赤い液体……」
「ええ、蒸気や煙は危険ですね。吸い込んでしまったら、私みたいになってしまいます。チェリシュに注意していて、自分が吸い込むなんて……面目ありません」
「まあ、いつもならマスクをしていたんだろうし、仕方が無いヨ」
「マスク……か。マスク……ね……そうか、それだ! マリアベル、さっきロヴィーサが一部、症状がおかしい連中もいたって言ってたよな。まるで、病気が蔓延するような予兆もあるって!」
「は、はい。確かに、そういう報告が上がってきています」
「あの、小さな蛇に囚われすぎていたのかも知れない……時々むせるような咳をするという症状を発症している人たちの近辺を調べてくれ、大至急だ!」
「は、はい!」

 リュート様の指示が出て、マリアベルはすっくと立ち上がると、慌てて厨房を出て行く。
 それに習い、マリアベルと同じチームで動いているのか、数名の責任者達も出て行ってしまった。
 残ったのは、リュート様とアクセン先生とオルソ先生だけだ。
 ロン兄様がマリアベルと行動を共にしているので、任せて大丈夫だろうとリュート様は溜め息をつく。

「リュート様……?」
「あの小さな蛇が、宿主を食らうことだけを目的としていたのは間違い無い。でも、調査していく内に、様々な症状が確認されたんだ。高熱を出す者、熱は無いが時々むせるような咳をする者、体の一部に痛みを訴える者……まあ、最後のヤツは、高熱のために体の節々が痛んでるだけだと判ったんだけどな」
「もしかして……飛沫感染を疑っているのですか?」
「その可能性が高いのでは無いかと考えている」
「もしそうだとしたら……病気を意図的に操ることなど可能なのでしょうか」
「魔物には無理だ」
「ナルホド……病を操る……ネ」

 スッと時空神様の気配が変わったのを感じた。
 点と点が繋がったというようにニヤリと笑った後、時空神様は天を仰いだ。

「そういうことダ。そちらは、任せるヨ」
「ママが、とてもいい笑顔で『了解』って言ってるの!」
「う、うーん……出来れば、チェンジで……お願いしたいカナ?」
「遅かったの……もう飛び出していったみたいなの」
「あー……ちょっとだけ戻ってくるネ」

 言うが早いか、時空神様が姿を消してしまう。
 おそらく、月の女神様に任せたら、とてもマズイことになると判断したが為の行動だろう。
 太陽神様があたふたしている姿が想像できそうだ。

「でも、リュート様……飛沫感染だった場合、どうされるのですか? マスクなんて……」
「そこは任せてくれ。一時的に口元を覆う布地を配布して口を覆うようにして、咳をする連中は隔離だな。あとは、洗浄石で周囲を綺麗にする」
「隔離される人は可哀想ですが……」
「被害が拡大するよりは良い。まあ、使っていない塔があるから、そちらへ移動してもらおう。家具なども豪華だし、隔離されたという悲壮感はないさ。ルナ様々だな」
「いえ、それは神様たちが頑張ってくださったので……」
「あと、怪我の功名かも?」
「うぅ……私は忘れたい失敗です……」
「おかげで、問題がひとつ解決したかもしれねーし、昼食の楽しみが増えたし、万々歳だ!」
「食べるラー油……そんなに食べたかったのですか?」
「辛党には嬉しい調味料……というのかな」
「そうですね」
「でも……さ……調味料……か……」

 リュート様のその一言で、元クラスメイトたちも「あー」と声を上げる。
 もしかして、新しいレシピを作ったら……
 一抹の不安を覚えながら、完成した食べるラー油を見つめる。
 ほのかに輝いている気がするのは、気のせいという事にしておいて欲しい。

「塩レモンはなんともなかったのに……」

 調味料の中でもランク付けがあるのだろうかと、私は肩を落とすのだが、とりあえず楽しみだと笑うリュート様の顔を見ていたら、そんな悩みすらどうでもよくなってしまうから不思議だ。
 それよりも、問題は――

「真白ー?」
「ぐしゅ……ごめんなさぁいぃ」
「いいですか? 食べ物を粗末にする行為は絶対にダメです。前にも言いましたよね?」
「はい……」
「真白からしたら、絶対に彼ら以外、ぶつからない自信があったのでしょうが、危険な行為は避けるべきです」

 頭の上に張り付いている真白を手に乗せて、目の前に持ってくる。
 涙でぐしょぐしょになっている真白に、胸がチクりと痛んだ。
 やはり、泣いているところを見ると可哀想になってしまうが、ここは心を鬼にして伝えなければならないだろう。
 本来なら親の務め。
 しかし、真白達には、その親がいないのだ。

「厨房では暴れない。これは約束事にしましょう」
「はい、もうしません。真白ちゃん、大人しくお手伝いしますー」
「判ってくれたら、それで良いです。私もごめんなさいね。心配をさせてしまいましたし……」
「うん、心配した……無事で良かったぁ……」
「安心したの!」

 私にぎゅーっと抱きついてくる真白とチェリシュを受けとめた私は、心配をかけてしまったことを再度謝罪して、優しい子供達にお礼を言った。
 そんな私たちを、リュート様がホッとした表情で見つめている。
 リュート様は、それどころではないくらい忙しいだろうに、私たちのことを考えてくれているのだ。

「とりあえず、一件落着……か」
「そうですねぇ……安心しましたねぇ」

 オルソ先生とアクセン先生が、私たちの様子を見て頷き合っている。
 とりあえず、床は冷えるから……と、私たちを立たせる。
 それから、リュート様は私に少しまとまった休憩を取る方が良いと言って、厨房の外へ連れ出した。

「ルナ様、あとは俺たちに任せて欲しいっす!」
「僕たちがやりますので、少し休んでくださいね」
「これくらいなら俺たちにも出来るレベルですし、ご心配には及びません」
 
 モンドさん、ジーニアスさん、ダイナスさんが口々にそう言い、他の元クラスメイトたちも頷いていた。
 そこまで疲れている感覚は無いのだが、朝から驚きの連続だったのでアドレナリンが出ているのかも? と、促されるままに椅子へ座って溜め息をつく。

「まあ、ルナは厨房にいたら頑張ってしまうし……それなら、昼食までの間、俺のアシスタントでもしてみるか?」
「アシスタント!」

 心引かれる言葉に私は目を輝かせる。
 それは、チェリシュと真白もそうだったのだろう。
 私たちは顔を見合わせて頷き合った。

「是非!」
「お願いしますー」
「なの!」

 私たちの言葉を聞いたリュート様は、明るく笑い、皆が戻ってくるまではゆっくりしようと、他愛ない話で盛り上がった。
 
 
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