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第十章 森の泉に住まう者
10-16 薬代わりの果実【コフィーの実】
しおりを挟むパン作りに興味を持っていた人たちに天然酵母のレシピを配ったらどうかという時空神様のアドバイスに、リュート様は少しの迷いを含んだ視線を私へ向ける。
そんな彼に快諾の意を告げると、手持ちのレシピ用紙だけでは足りないだろうと大量に準備してくれたのだが、何故かそれを時空神様が受け取った。
「ルナちゃんがやる必要はないヨ」
時空神様はそう言うと、長い指で束ねたレシピ用紙をトンッと叩いて見せる。
その瞬間、七色の輝きが溢れてレシピ用紙が輝いた。
たったそれだけのことで、私が作ったパンと天然酵母とパンの元種のレシピが、一瞬で大量に完成してしまったのだ。
時空神様って……こんなことも出来るのですかっ!?
「まあ、これくらいは簡単だよネ」
「時を操ったのか……?」
「んー? いや、厳密に言うと……うちの妹が頑張っただけダヨ」
どうやらタルタルソースのフィレオフィッシュで、知識の女神様を釣ったようである。
ブレないというか……どこまでもマヨラーな女神様だ。
レシピをタダで貰っても良いのかと戸惑っている人たちもいたが、好奇心には勝てなかったようで、次々に習得していく。
パンそのものを作るのに問題は無いが、天然酵母とパンの元種は失敗が怖いので、習得しておいて損は無い。
これで、黒の騎士団だけではなく召喚術師科の面々もパンを作ることが出来るようになった。
大規模になってきたパン作りが聖都レイヴァリスで広まるのも、すぐのことではないだろうか。
これで、大地母神様を崇める神殿は無視が出来なくなる――とリュート様や時空神様がほくそ笑む。
本当に悪い顔をしていますね……どちらが悪人かわからないような笑い方をしている。
仕方が無い人たちだと思うよりも、本能的に直視したら危険だと感じて視線を逸らす。
こう……何と言えばいいのでしょう、怪しい色気みたいなものが漂って、ミステリアスな雰囲気とちょっぴり危険な香りが……す、素敵なのです!
「悪巧みしてるにゃ~」
「いいえ、アレは悪巧みではなく、大切なお話をしているのですよ?」
「そうは見えないにゃ~」
モカがレシピを手に取りながら、ジトリとリュート様たちを見ているが、隣にいたゴーレムは首と両手を振って見せる。
《そんなことないですよ! とても良い方ですから!》
必死に訴えている姿は可愛らしくて、癒やし要員が増えたことに喜びを覚えた。
チェリシュと真白とゴーレムという癒やしは、殺伐とした遠征訓練の清涼剤ですね!
「でも、このレシピがあれば、女神様が元気になるお料理が作れるにゃ~? もしかしたら、この赤い実でも酵母というものが作れるにゃ~?」
モカが取り出した赤い実は、どこかさくらんぼに似ていた。
思わず一粒手に取って見てみるのだが、薄い外皮に包まれた変哲も無い果実である。
モカが持っていた果実は、赤だけではなく黄色い物もあったが、熟し方の違いだろうか。
「ルナ……それ、見せて」
私は思わず顔を上げた。
いつもとは違う、硬いリュート様の声に何かを感じたからだ。
彼は神妙な面持ちで、赤い果実を食い入るように見ている。
差し出された手の上に赤い果実をのせると、彼は無言で眺めていたかと思ったら、爪を立てて果実を真っ二つにしてしまった。
薄い外皮に包まれた果実の果肉は薄く、種子が大きい。
「モカ、この果実を増やすために種子を乾燥させていたりするのか?」
「そのまま植えちゃうにゃ~」
「そうか……」
頷いたリュート様は、私たちから離れて目を閉じると様々な術式を展開させ始める。
これに驚いたのは周囲であった。
攻撃をするときに見せるほど大きな術式では無いが、緻密さで言うならば同程度、しかも魔力の流れが濃い。
それと共に、彼の手のひらの上にある赤い果実と種子が、どんどん水分を失っていく。
乾燥させている?
何を考えているのだろうかと不思議に思いながらも、彼がここまで執着を見せるということは、日本に関わる何かなのだと悟り、私は慌てて新米時空神のルーペを取り出す。
そして、彼の手の上でカラカラに乾いてしまった種子を見た。
【コフィーの実】
甘みの強い果肉を持つ果実。可食部分は少なく、大きな種子を持つ。
東大陸の南西部に生息していたが、ある時期を境に絶滅してしまった。
元々は神力が衰えた神族の間で薬代わりに食されていた果実であったが、何かの拍子に地上で繁殖した物だと思われる。
良質なマナを含むため、神族の間では重宝されていた。
地球では果肉の部分が更に少なく果実として食べるよりも、種子を焙煎した物を加工して飲用している。
国によって名称の違いはあるが、日本では『コーヒー』という名称で、専門店ができるほど愛飲されている。
ポトリ――思わず、新米時空神のルーペを落としてしまった。
それくらい驚いた。
そして、リュート様が必死になる理由もわかった。
彼は果実を見たときからわかっていたのだ。
これが、コーヒーの実であることを――
そう認識した瞬間、脳裏に兄や両親や綾音ちゃんの顔が浮かんだ。
コーヒーとともに懐かしい記憶が脳裏に蘇るが、思考を遮断するように慌てて目を閉じる。
何故か考えてはいけないと感じたから……
「やっぱり! ほら、ルナ、これ……って、アレ? ルナ? え? ど、どうした? ルナ?」
リュート様の声が聞こえたので顔を上げて目を開いた。
しかし、すぐに姿が歪んで見づらくなってしまう。
何だろうと瞬きをした拍子に、ポロリと大粒の涙がこぼれ落ちた。
何故と問われたらわからないが、意外な形でとんでもない物に出会った驚きなのだろうか。
それとも……彼が求めていた物に、また一つたどり着けたかもしれない事実に感動したのだろうか。
「リュートさまぁ……」
「る、ルナっ!? え? 大丈夫か? 泣くほど嬉しかった?」
魔法を使うために少しだけ距離を取っていた彼が血相を変え、慌てて此方へ駆け寄ってくる。
どうした? 大丈夫か? と、彼が心配そうに身をかがめて私の心配をしているとわかっているのに、何故か涙がこぼれ落ちるのだ。
何かを伝えたいのに、胸が痛くて言葉が詰まる。
「驚いたのカナ? ナルホド……コレは驚いちゃうよネ」
リュート様が慌ててテーブルに置いたらしい乾燥させた種子を拾い上げた時空神様は、自分のルーペで見て納得したようだ。
彼だってあちらでは、よく飲んでいるだろう。
兄も好きだし、うちの家族は朝食がパンの時はコーヒーを飲むことが多い。
「ルナ?」
コーヒーを見つけた喜びより、私が泣いたことのほうが重要だと言わんばかりのリュート様に、胸がぎゅっとした。
様々な感情が渦巻いている中で、その事実は強く胸を締め付ける。
大切にされている事実が嬉しくて……でも、渦巻く感情が上手に処理できない。
「よしよしー、そっかぁ……名前をキーワードとして、取り戻した記憶がいっぱい流れ込んじゃってパンクしそうになったんだねー。真白ちゃんがいるから平気だからねー!」
頭の上にぽふんっと着地した真白が、よしよしというように翼を使って撫でてくれる。
自分では認識していない……いや、意識的に遮断しようとした記憶の奔流。
おそらく、自衛だったのだろう。
頭の中で理解するより早く遮断したつもりであったのに、心が反応してしまって、こんな訳のわからない状態に陥ったのだ。
「ごめん、不用意だった……喜ぶと思ったんだけど……ごめんな」
「呪いの影響もあるカナ。でも、対処が早かったから倒れるような事は無かったケド……心が辛いヨネ」
リュート様は、いつもこんな強い感情を抱えながら私の料理を口にして微笑んでくれたのだ。
喜んで笑顔を見せてくれていたのかと思うと、彼の強さや優しさが身に染みる。
だから……私も笑いたい。
凄い発見だと、素晴らしいことなのだと、彼とともに素晴らしい出会いを分かち合いたい。
「リュート様……凄い……ですよね」
「ああ、凄いな」
「私……嬉しいです」
「うん」
「こんな感動、これからもいっぱい……感じたいです」
「そうだな」
心に染みるくらい甘くて優しい声と、あやすようにポンポンとリズミカルに叩かれる背中。
「大丈夫なの、チェリシュもいるのっ」
「微力ながら俺も手伝うカラ、大丈夫ダヨ」
私の膝上にいたはずのチェリシュがリュート様の背中へよじ登って、私の頭を撫でる。
そんな私たちを守るように、まとめて抱きしめる時空神様の心遣いが嬉しくて、私は最高の笑顔を浮かべて見せた。
「ありがとうございます」
目はまだ涙に濡れているが、どこかホッとした様子で頷くリュート様たちを見ていると、背後から声が聞こえてくる。
「つまり、あの赤い実はルナちゃんの知っている食材ってことだよね」
「お師匠様の知っている……ということは、また美味しいが増えるのですね!」
「マリアベル……貴女、リュートに負けず劣らずですわよ? 食いしん坊聖女と呼ばれたいのですか?」
「前からそうであっただろうに……今更ではないか」
「そうですね。昔から二人は食いしん坊でしたよね」
「つまり、ルナの周りには食いしん坊が集まるのだな」
ロン兄様とマリアベルとイーダ様だけではなく、レオ様とシモン様とトリス様が、此方に気を遣いながらボソボソと話をしている。
リュート様に抱きしめられているので背後を確認することは出来ないが、彼らも心配して近くまで来てくれたようだ。
「ルナさんが落ち着くまで色々質問をしたいのですが、モカさん、質問してもよろしいでしょうかねぇ」
アクセン先生の声が、更に近くで聞こえたことに驚く。
気配が無かったというか音も無く近づいたように感じたのだが、気のせいだろうか。
「別にいいけどにゃ~……先生が生徒を放って置いていいにゃ~?」
「ルナさんにはリュート・ラングレイがいるので問題ありません。彼に勝る特効薬なんて、この世には存在しませんし、召喚獣にとっての主は特別なのです。しかも、召喚主と召喚獣にしかわからない絆や知識共有もありますからねぇ、我々はヘタな介入をしないのが一番なんですよ」
「召喚獣……にゃ?」
「そうなのですよ! 彼女はこの世界に降り立った、五体目の人型召喚獣で自律思考型! しかも姓と階級を持つ、召喚術師の歴史に残る至高の存在なのです! それだけではありません! この世界を創造したオーディナル様の加護を持ち、創世神ルミナスラ様の力もお借りすることが出来るという稀なる存在! そして、最近気になっているのが、他の召喚獣とすぐに仲良くなるという現象です! これにはきっと何かしらのワケが――」
あ……スイッチが入った――全員がそう思ったことだろう。
漂う空気から察することが出来たし、そこからの周囲の行動は早かった。
一瞬にして気配が動き、アクセン先生から距離を取ったのがわかる。
時空神様も無言で遮断したのか、認識阻害の空間処理をしたのか、アクセン先生とモカの気配と声が遠くなった。
「アレには巻き込まれたくないからネ……」
時空神様から零れ落ちた小さな呟きに、頭上の真白も頷いているのかかすかに動く。
リュート様からは呆れた溜め息が漏れたのだが、チェリシュだけは変わらず私の頭を撫でてくれている。
ゴーレムが落ちていた新米時空神のルーペを拾って、私へ差し出してくれたので、礼を言って受け取った。
もう大丈夫だと離れようとしたのだが、ゴーレムの頭を撫でた時空神様が私の目を見る。
「とりあえず、落ち着くまではリュートくんに抱っこされていなサイ」
優しい時空神様の声が……その声のトーンがあまりにも兄に似ていて――私はただ静かに頷くのであった。
・・✿・❀・✿・・・・✿・❀・✿・・・・✿・❀・✿・・・・✿・❀・✿・・
【ご挨拶】
年内の更新は、これにて終了となります。
今年もお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
恋愛小説大賞の特別賞受賞から様々なことがございました。
念願であった書籍化も果たし、また新たなスタートラインへ立ちましたが、変わらずに更新を続けていきますので、ご安心ください。
年末はお忙しいと思いますが、年始でゆっくり出来る時間にでも楽しんでいただけたら幸いです。
今年は最後となりましたが、元旦より外伝の更新をいたしますので、何卒よろしくお願いいたします!
あとがきにて恐縮ですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
お身体にお気をつけて、どうぞ良いお年をお迎えください。
月代 雪花菜
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