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第八章 海の覇者

8-62 ハプニングは連鎖するもの?

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 ベビーカステラの準備をしてチェリシュの前に並べてみると、目を輝かせてコレがリュート様で、これが私で……と、全員の顔を描いたことを丁寧に教えてくれます。
 うふふ、可愛らしく仕上がっていて、食べるのが勿体ないくらいですよっ!?
 しかも、時空神様はクオリティが高すぎて、SNSなどで写真をUPしたら沢山イイネをいただきそうな出来映えです。
 こういうことを兄と一緒にやっていそうで怖い……
 ま、まさか、二人一緒に動画配信とかしていませんよね?

「リューには、ルーとチェリシュをあげるのっ」
「お、おう……微妙に食べづらいよな……えーと、うん、やっぱりコレしかねーよな」

 そういって、リュート様は迷うこと無く私とチェリシュを描いたベビーカステラをアイテムボックスへ収納したようです。
 永久保存でもする気なのでしょうか。

「はっ! 保管されちゃったの。でも、嬉しいのっ!」

 チェリシュが大満足しているようなので、問題ありませんよね。
 こういう時に時間停止機能付きで、ほぼ無制限のアイテムボックス持ちは羨ましいです。
 しかも、それが時空間魔法の力量により展開されている領域だという説明を聞いてからは、リュート様も変に隠すことが無くなりました。
 家族に前世の記憶があることを話したことにより、色々と思うところがあったのかもしれません。

「じゃあ、俺が作ったクマでも食べたらイイヨ」
「なに、この無駄に手の込んでいる可愛らしいリラック……」
「リュート様」

 時空神様のクオリティが高いクマの名前を呟こうとするので、一応阻止します。
 曖昧に笑ってパクリとベビーカステラを食べたリュート様は、ぱあぁっと顔を輝かせて此方を見ました。

「屋台のベビーカステラ! うまっ! いやー、これは旨いだろ。 絶対に人気出るヤツ! ふわっとして、優しい甘さで……やばい、口が幸せだぁ」
「こっちは、カスタードクリーム入りダヨ」
「んー……いいなぁ……これ、すげーいいわ! ガキの頃、よく食べたなぁ……」

 懐かしそうに顔をほころばせてパクパク食べるリュート様に触発されたのか、ラングレイ一家全員が同じように食べては、これが前世のリュート様が子供の頃に食べた思い出の味かと噛みしめているようです。
 その隣で、海神様が自分の描いたベビーカステラを、アーゼンラーナ様に勧めておりました。
 どの親子も可愛らしいです!

「婆さんがさ、ホットケーキミックスで作ってくれたヤツにも似ているけど、屋台の味は違うよな」
「この世界の白丸石とから作っているなら、ベーキングパウダーに近い感覚で使えるかもネ。重曹は苦みがあるけれども、コレはほぼ感じないカラ」
「それは使いやすくて助かります。だから、これだけ膨らみが良いし、色づきも違うのでしょうか」
「多分ネ」
「でも、重曹の特徴であるもっちり感が出ているので、使いどころも考えないとですね」
「でもさ、どの料理も同じだけど、焼きたて、出来たてが旨いんだよな。屋台に並んで出来たて食べるときの幸福感と言ったら……」

 懐かしさに目を細めているリュート様のお皿に、チェリシュがベビーカステラを次々と載せていき、それをぱくぱく食べているリュート様を見ていると、何故かわんこそばを思い出してしまいました。
 いえ、あの……ベビーカステラでするものではありませんよ?
 チェリシュも、どこまで食べられるかチャレンジなんてしないでくださいね?
 喉が詰まらないか心配になってきましたが、私の膝からリュート様の膝へ移動して、甲斐甲斐しく世話をするようにベビーカステラを皿に載せるチェリシュと、美味しそうに食べるリュート様という構図が微笑ましかったのか、誰も止めようとしません。
 まあ、今のところ問題は無いから良いでしょう。

 周囲を見渡してみると、みんなお酒が進んでいるのか、たこ焼きや唐揚げをつまみにして、わいわいと楽しそうに語らっている様子がうかがえます。
 楽しそうで良いですよね……
 みんなの楽しい時間を作ることが出来た……料理によって広がる笑顔が増えれば、これほど嬉しいことはありません。

 ベオルフ様も、今頃食事をしているでしょうか。
 ノエルやオーディナル様がいらっしゃるので、食事を抜くことは無いと思いますが……ベオルフ様は、そこのところが怪しいのです。
 二人に食べさせて、自分は食べないなんて平気でやりそうですものね。
 あ、でも、今日は華やかなお菓子を持って行っているから、うまくいけばフルーネフェルト卿の館でご馳走になっているかも?

 そんなことを考えていた時でした。
 不意に左腕から何かが抜けていったような感覚と、一瞬だけ背中が焼けるように熱くなります。
 え?
 な、なに?
 今の感覚は───怪我でもされたのでしょうか。
 意外と大きな衝撃でしたが……

「ルナちゃん、どうかしたカイ?」
「……ベオルフ様が……怪我をされたかもしれません。大きな傷のようです……ど、どうしましょうっ!」

 立ち上がった私に驚いた人たちの視線が集まるのは感じていたのだけれども、背中に感じた熱さが忘れられず、嫌な予感が心を占める。
 黒狼の主と対峙したのだ……そうでなければ、今のベオルフ様があんな傷を負うだなんて考えられない。
 嫌な予感が胸を占めると同時に、胸の奥底がざわつきはじめました。
 不安に同調する何かが蠢き出すとともに震えそうになっていた体を抱きしめようとした瞬間、コツンと私の左手が軽く叩いたのです。
 はたから見たら、まるでふざけているようにも思える行動ですが、これは私が動かしているわけではなく……ベオルフ様……が?
 思考が停止し、呆然としている私に時空神様が声をかけてきました。

「ほら、ベオルフも落ち着けって言っているヨ。彼が残した力はわずかだけど、ルナちゃんの不安定な状況には反応するネ。もう、動かす力も残っていなかったはずなのに……やっぱり、彼は凄いネ」

 ストンと椅子に座り、テーブルの上に左腕を置いて撫でてみるとわかります。
 もう、力は欠片も残っておりません。
 まるで……この時のために残していたかのようなタイミングの良さです。

「だったら……怪我なんてしないでくださいよ……」

 ついつい漏れ出た本音に、時空神様が苦笑を浮かべ、びっくりしたよなとリュート様が私の頭を抱えて、よしよしと慰めてくださいました。
 リュート様のおっしゃるとおり、本当に驚いて……すごく不安になってしまったのです。
 ノエルやオーディナル様がいるのですから、無事だと言うことはわかっておりますが、それでも不安になってしまいました。
 リュート様とチェリシュに頭をよしよし撫でられ、落ち着きを取り戻した私は、何とも言えない感情を抱えて黙り込みます。

「まあ、これからもベオルフは怪我をするだろうし、それをルナちゃんには言わないと思うヨ? だって、一番心配をかけたくない相手だからネ」
「……私はどうしたら良いでしょうか。全て置いてきて、任せてきて……何も出来ない私は、何をすれば……」
「簡単だよ。此方で笑って、安心させるくらい幸せでいたらイイ。君が幸せであれば、それが力になるからネ。それに、全て預けてきたワケじゃナイ。ルナちゃんも、シッカリ貢献しているから安心してネ」

 それはどういう意味でしょう。
 心当たりが無くて首を傾げていると、時空神様は悪戯っぽく笑います。

「まあ、これはいずれベオルフが話してくれると思うヨ」

 あまり良くないことなのでしょうか。
 いえ、笑っているところを見ると、私にとっては都合の悪いことだけれども、酷い話では無い事なのでしょう。

「ほら、ルナはコレでも食べて、何かあったときに備えて準備を整えておくんだ」
「何かあったときに……備えて?」
「魔力が失われていたら、補給するんだろう? あ、魔力補給もしねーとな。それはあとでするとして、まずは飢えを満たして、体を健康に保つこと。ルナは、その知識が誰よりもあるのに、自分には無頓着だからな」

 そういって唇に押し当てられたベビーカステラを、一口パクリと食べます。
 それを見ていたチェリシュは、はっ! とした様子で、ベビーカステラを手に取りました。

「ルー、これも食べてー……なのっ」

 あ、あの……チェリシュ、私はリュート様のように食べられませんよ?
 そんなに目を輝かせて言われても、ベビーカステラのわんこそばバージョンは無理ですからね?
 普通に喉が詰まります。

「うー……ベオにーにと、じーじと、ノエルも描いたの。ルー、あげるから元気出して欲しいの。食べても良いのっ!」
「あ、ありがとうございます」

 チェリシュが描いたベオルフ様とオーディナル様とノエルは、特徴がよく出ていて可愛らしいです。
 ほら、このベオルフ様の無表情だけれど漂う優しさが最高に似ていますし、オーディナル様の綺麗な顔が可愛らしくデフォルメされているのも愛らしいですし、ノエルなんてやんちゃをしている時の顔そのものですよ!
 この表情の時は、私もベオルフ様も手を焼きました。

「時空神様、これをベオルフ様たちに渡したいのですが……可能でしょうか」
「任せてヨ」

 チェリシュが描いてくれたベビーカステラと、時空神様が作った可愛いクマのベビーカステラを数個箱に入れた後、空に指を滑らせます。
 すると、ベビーカステラの入っていた箱が、淡い輝きを放って姿を消してしまいました。
 時空神様も、リュート様のアイテムボックスみたいな物を持っていて、そこへ保管したのでしょうね。
 一度、そのアイテムボックスの中身を見てみたい気もしますが……とんでもない物が出てきそうで怖いです。
 この変化の指輪もそうですが、様々な世界を渡り歩いているようですし、不思議なアイテムの宝庫───いえ、もしかしたら、兄の料理コレクションになっている可能性も捨てきれません。
 それはそれで見てみたいですが、完全に怖い物見たさの領域ですよね。

「ベオにーにと、ノエルと、じーじにお届け……なの?」
「届けてくるヨ」
「あ、ありがとうなのーっ!」

 きゃーっと喜び時空神様に感謝のハグをしにいくチェリシュを微笑ましそうに見守り、私に「落ち着いたか?」と声をかけてくれるリュート様に感謝しながら、彼がまだ指でつまんでいるベビーカステラの残りをぱくりと食べて、ニッコリ微笑みました。
 すると、何故か自分の指を見つめてから此方を見たリュート様が、赤くなって視線を彷徨わせはじめます。
 どうしたのでしょう……気になって彼を見つめていると、それを見計らったかのように感謝のハグが終わって私の膝上に戻ってきたチェリシュが、はっ! として「ベリリなの!」と言い出す前に、声がかけられました。

「うちの知識の女神様がすまない……そろそろ、回収しに来た」

 なかなか戻ってこない知識の女神様を心配してか、トリス様とシモン様がチルとタロモを連れて此方へやってきたようです。
 トリス様の言葉が聞こえていないのか、ベビーカステラを頬張りながらも何かを考えている知識の女神様の肩を、二人がシッカリと掴みました。

「知識の女神様、あまり皆様に迷惑をかけてはいけませんよ」
「そろそろ此方へ戻ってきて欲しい」
「えー……ルナちゃんの近くが良い。この子はパパの気配が濃いから、安心するんだもん」
「それを感じるか感じないかは、神格に影響するのぅ……そなたは素質があるのじゃが、色々な煩悩が邪魔をしておるから残念じゃ」
「え? わかんない神もいるの?」

 意外だというように「そうなんだー」と言ってベビーカステラを頬張っていた知識の女神様は、次の瞬間「ぴっ」と奇妙な声を上げて、咳き込み始めます。
 喉に詰まらせてしまったのでしょうか。
 だ、大丈夫……ですか?

「か、からああぁぁいぃぃぃっ!」
「え? 辛い?」
「はっ! それは、チェリシュがリューのために作った【リューが喜ぶ、から~いトゥガラシーバージョン】なの!」

 え……?
 な、何ですか、ソレは……と、全員の視線がチェリシュに集まります。

「え……いや……あの……チェリシュ?」
「リューが辛いの好きだから、内緒で作ったのに……食べられちゃった……なの」
「えっとな、チェリシュ。辛いものは好きだけど、甘すぎる物に詰め込むのは駄目だ。しかも、見えないようにしたらヤバイ」
「そうなの? 駄目だった……なの?」
「ほら、あそこで悶えている犠牲者がいるだろう? あーなるから、駄目だぞ」
「それは申し訳なかったの。バーちゃん、ごめんしゃいなの」
「よしよし、ちゃんと謝罪が出来て偉い偉い。俺のことを考えて作ってくれてありがとうな」
「あいっ!」

 えっと……うーんと……色々と……凄い状況になりましたが、知識の女神様の貴い犠牲のおかげで事なきを得ました。
 どれだけ唐辛子を入れたのでしょうか、耳まで真っ赤になっておりますよ?

「図らずもロシアンベビーカステラとか……うちの姪っ子、才能あるんじゃないカナ」

 時空神様の言葉に激しく同意しながら、トリス様とシモン様に介抱されている知識の女神様に、心からの謝罪と感謝の祈りを捧げました。

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