322 / 558
第八章 海の覇者
カリッ、ふわっ、トロトロ~な、たこ焼き
しおりを挟むたこ焼きを焼くに当たり、そういえば天かすが無かったことを思い出し、私は慌ててフライヤーの方へ移動して天かすを作っていると、何をしているのかと唐揚げを揚げていたカフェが、驚いた様子で一連の作業を見ていた。
小麦粉に水を加えて混ぜ、熱した油にパッパッと散らす作業が珍しかったようです。
これも料理の材料なのですよと説明しつつ、じゅうと音を立てて綺麗に揚がり、浮いてきた天かすを網で掬ってバットに取り、余分な油を切りました。
「すごいですにゃ、小麦粉を溶いて揚げた物が材料になるのですにゃ?」
「ええ、これがあると美味しくなるのですよ。そうだ、ついでにお好み焼きにも加えてみましょうか。マールの殻の粉末を入れて風味を出しましょう」
「マールの殻まで使っちゃったですにゃ……」
からからと良い音を立ててクラーケンの唐揚げを揚げ、できあがった分をしまい込んでいたカフェは、目を丸くしております。
やはり、食べられる場所は、全て美味しくいただかないと……ですよね?
「命をいただくのですから、料理人として無駄なく、食べられるところは全ていただきましょう」
「はいですにゃ」
冷蔵庫にカルパッチョをしまいにきたラテも、「了解ですにゃっ!」と返事をして、すぐさま作業へ戻っていきました。
みんな慣れた様子でお料理を作ってくれるので、とても頼もしいです。
レシピがないと他の弟子のように料理が出来ないマリアベルも、自分に出来ることを探してサポートをしていますし───弟子たちの成長が凄いですよね。
「ルナ、次がたこ焼きなら、コレも必要だろ?」
みんなの働きに感動している私の目の前に、そう言って差し出されたのは、金属製のピック。
どうやら、これも準備してくださったみたいです。
「アイスピックの持ち手を変えただけなんだけど、使い勝手はどうだろう……一応、手にして確認はしてみたんだが、使い勝手となると、やったことがねーからなぁ」
決まりが悪そうに言うリュート様の手からピックを受け取り、手に持ってみると、妙に手に馴染む感じがしました。
私の手の大きさに合わせてくれたのでしょうか。
……それって、裏を返せば、それだけ……て、手をつないで……いると?
い、いけません、いらないことを考えたら、高性能センサーに引っかかります!
「じー……なの」
「予兆だけでも感知できるというのですか!? ど、どこまで性能がアップして……!」
「ん?」
私とチェリシュの攻防戦を理解していないリュート様は首を傾げましたが、これ以上はマズイと慌てて天かすを回収し、たこ焼き器がある方へ戻ることにしました。
さあ、お待ちかねの生地作りを開始しましょう!
ボウルに薄力粉を入れ、卵とだし汁と牛乳を混ぜた物を数回にわけて入れて、ダマが出来ないようによく混ぜます。
「さっきよりも、水っぽいんだな」
「本当ですにゃ」
カカオとナナトが手順を見つめながら、先ほどとは違うのだと気づいたようです。
同じような材料で、全く違う料理ができあがっていくって、やはり不思議な感覚がしますよね。
私も、兄と作っている時に不思議で「へ~」とか「すごいなぁ」とか言いながら、作っておりましたもの。
「この出汁が、すげーんだよな……」
「手間はかかるけど、良い香りがしますにゃ~」
黄金色のおだしを見て、カカオが唸り、ナナトは目を細めます。
顆粒だしなどがあれば、もっと簡単にできますが……いつか、そういう便利な調味料も、この世界に誕生する日が来るのでしょうか。
日本でも戦後100年と経たないうちに、凄まじい食文化の変革を見せたので、この世界にそういうことが起こっても不思議ではありません。
それはそれで、楽しみですっ!
ネギを小口切りにし、生姜の酢漬けと天かすも準備OK。
さて、メインのクラーケンですね。
大きすぎても小さすぎてもいけません。
リュート様が作ってくださったたこ焼き器の大きさに合わせて、ボイルしてあるクラーケンをカットしていきます。
これくらいの大きさだったらクラーケンの身のプリプリ感を堪能できますし、小さすぎてションボリすることもないでしょう。
「それだけで旨そう……」
「美味しそうなのっ」
「不思議と奥様が作らはったら、それだけで美味しいって思うようになってしもうたって……僕ら、絶対に胃袋調教完了状態やね」
「旨い物が食えるなら、それでもいい」
「だんさんは、奥様にやったら何されても笑って許しそうやわ……」
「ベオにーにもなのっ」
「そんなことはありませんよ、チェリシュ。あの方は、シッカリお説教もしますし、注意もしますし、首根っこを掴んでくることもあるのですからっ」
「それは、ルナちゃんが絶対になにかやったんデショ」
時空神様のツッコミを華麗にスルーして、私は鉄板に油を馴染ませていきます。
ツッコミに触発されて脳裏に浮かんだ首をすくめてしまいそうな思い出を、手でパパッと払いのけておくことも忘れません。
ジトリと見つめるベオルフ様なんて、恐ろしすぎますもの!
「あれ? キャベツは入れねーの?」
「関西人の方を前にしてソレを言ったら、本気で怒られますよ、リュート様」
「え……マジで?」
「キャベツが入ったたこ焼きはたこ焼きにあらず……だそうです」
「そ、そういうルールがあるのか……知らなかった」
本当に関西地方では、キャベツ入りのたこ焼きを探す方が大変というか……あり得ないという話でした。
大学で出会った関西出身の学友は、たいそうお怒りで、その件に関してはタブー視して、綾音ちゃんと話題にあげないよう心がけていたのは良い思い出です。
食べ物関係のお話は、本当にデリケートですから怖いですよね。
○○派と○○派や、目玉焼きには何をかけるか───など、火がついたら恐ろしい論争が繰り広げられ、大変な思いをしますから……
「えーと、今回はお好み焼きも作っているので、カリッ、ふわっ、トロトロ~な、たこ焼きを作りたいと思います」
「へぇ……トロッとしているのか」
それは楽しみだと笑うリュート様の期待に応えるためにも、頑張りますよ!
油がほどよく馴染んだたこ焼き器の鉄板に生地を流し入れ、手早くタコ───ではなく、ボイルしたクラーケンのぶつ切りを入れて行きます。
続いて、ネギと天かすと生姜の酢漬けを散らしていきましょう。
さあ、火が通り過ぎないうちに、表面が固まってきたのを見計らって、ひっくり返していきますよ!
はみ出している生地の間にピックですじを入れて切り離し、ピックを縁から斜めに入れ、生地を鉄板から引き剥がすようにぐるりと一回転させます。
手首を返すように動かし、たこ焼きをひっくり返していきましょう。
最初はいびつでも、とじ目やいびつな部分を下にするようにひっくり返していれば、とても綺麗な球体へ仕上がっていきます。
手を休める暇なくひっくり返しておかなければ焦げ付いてしまいますから、その辺は注意しましょう。
くるくるっと、リズミカルにっ!
「す、すごいの……ルーが魔法を使っているのっ!」
「本当だな……だんだん、綺麗な球体になっていく……マジか……さすがルナだな」
「え? なんで丸くなるんだよ。あれで丸くなるなんて考えてもいなかった……」
チェリシュが手を叩いて喜び、リュート様は流石だと褒めてくださいましたし、カカオは完成図が予想していた物とは違い、驚きのあまりにぽかーんとしておりました。
「ほほー、なるほどなるほど。決め手は手首の返し方ですにゃ! これは良いですにゃぁ、お客さんも見て楽しめる、パフォーマンス性もある料理ですにゃ!」
ナナトは屋台で出す料理として最適だと感じたのか、目が爛々と輝いております。
根っからの商売人ですね。
「くるっぽん、くるっぽん、くるくるっなの!」
「すげー技術を求められそうな料理だな……って、お? ナナトがやる気になってるな。だから言ったろ? この料理も見た方が良いって」
「さすがは、だんにゃさんですにゃ! 屋台のことをわかっていらっしゃるですにゃ! この料理ははずせないのですにゃ、練習あるのみですにゃっ」
「師匠、それが焼けたら交代! 俺様もやる!」
何やら闘争心をかき立てられた二人が、予備においてあったピックを手に、スタンバイをしております。
たこ焼き器二台分を一人でやっていた私の手順をシッカリと見て学んだ二人は、焼き上がったたこ焼きを私がしまうのを確認してから、左右に分かれてたこ焼き器の前に立ち、鉄板を一度綺麗にして油をしくと生地を流し入れました。
やってみると意外と難しいたこ焼きに、二人は大苦戦。
たこ焼きが綺麗な球体にならずに歪な形をしているのは序の口で、穴が空いてクラーケンの身が飛び出したりと散々です。
幸い、焦げるという失敗がないので、カバーは簡単ですね。
「歪な部分を下にするように意識してひっくり返してください。穴が空いているところは、生地を鉄板に追加して、空いた穴を下にして生地にあわせてください」
指示されたとおり補強して、何とか丸い形へ仕上げていくたこ焼きという料理の難しさを周囲にいた方々も痛感したのか、頬を引きつらせて私を見つめました。
「簡単そうにしてたように見えたっす……」
「ルナ様の簡単は、簡単じゃ無い件」
「ルナ様の技術力を侮ってはダメですよ」
問題児トリオの後ろで、リュート様の元クラスメイトたちがボソボソと話をしながら、手首を返してイメージトレーニングをしておりますが、みんなで作るつもりなのでしょうか。
コツさえ掴めば、そこまで難しくないし楽しいので、是非チャレンジしていただきたいです。
いつか、元クラスメイトの方々が、タコパを開いている様子がみられるかもしれません。
レシピがあれば失敗はしませんし、形までは保証しませんが、多分……大丈夫でしょう。
「これは、楽しいですにゃ。絶対に見ているお客さんも楽しいですにゃ! これも屋台も大繁盛ですにゃっ!」
いつの間にかねじりはちまきをしてたこ焼きをひょいっとひっくり返していくナナトの目がお金になっている気はしましたが、その熱意には感心します。
そのうち、ナナトの屋台が増えそうですね。
この、海浜公園の名物になったりして……
「ルナのたこ焼きは、すげーまん丸だ」
「コロコロなの!」
「綺麗な丸やねぇ……転がるから、深皿か椀がええんかなぁ」
焼き上がったたこ焼きを片っ端からしまっている間、リュート様たちはその出来映えを手放しで褒めてくださいました。
うふふっ
そう言っていただけると、とても嬉しいですっ!
リュート様が少年のような表情で笑い、喜んでくださるのが一番ですもの。
和やかな私たちの横で、何故か勝負になってしまったらしいカカオとナナトは、気合いを入れてたこ焼きをくるくる回しております。
まだ慣れないので歪になるのは仕方がありませんし、誰もが通る道ですもの。
私は、兄に見守られながら初めて作ったたこ焼きを思い出し、当時、アドバイスして貰った言葉を彼らにも伝え、白熱していく勝負の行方を暫く見守りました。
320
お気に入りに追加
12,205
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
この度、双子の妹が私になりすまして旦那様と初夜を済ませてしまったので、 私は妹として生きる事になりました
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
*レンタル配信されました。
レンタルだけの番外編ssもあるので、お読み頂けたら嬉しいです。
【伯爵令嬢のアンネリーゼは侯爵令息のオスカーと結婚をした。籍を入れたその夜、初夜を迎える筈だったが急激な睡魔に襲われて意識を手放してしまった。そして、朝目を覚ますと双子の妹であるアンナマリーが自分になり代わり旦那のオスカーと初夜を済ませてしまっていた。しかも両親は「見た目は同じなんだし、済ませてしまったなら仕方ないわ。アンネリーゼ、貴女は今日からアンナマリーとして過ごしなさい」と告げた。
そして妹として過ごす事になったアンネリーゼは妹の代わりに学院に通う事となり……更にそこで最悪な事態に見舞われて……?】
【完結】辺境伯令嬢は新聞で婚約破棄を知った
五色ひわ
恋愛
辺境伯令嬢としてのんびり領地で暮らしてきたアメリアは、カフェで見せられた新聞で自身の婚約破棄を知った。真実を確かめるため、アメリアは3年ぶりに王都へと旅立った。
※本編34話、番外編『皇太子殿下の苦悩』31+1話、おまけ4話
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
【完結】そんなに側妃を愛しているなら邪魔者のわたしは消えることにします。
たろ
恋愛
わたしの愛する人の隣には、わたしではない人がいる。………彼の横で彼を見て微笑んでいた。
わたしはそれを遠くからそっと見て、視線を逸らした。
ううん、もう見るのも嫌だった。
結婚して1年を過ぎた。
政略結婚でも、結婚してしまえばお互い寄り添い大事にして暮らしていけるだろうと思っていた。
なのに彼は婚約してからも結婚してからもわたしを見ない。
見ようとしない。
わたしたち夫婦には子どもが出来なかった。
義両親からの期待というプレッシャーにわたしは心が折れそうになった。
わたしは彼の姿を見るのも嫌で彼との時間を拒否するようになってしまった。
そして彼は側室を迎えた。
拗れた殿下が妻のオリエを愛する話です。
ただそれがオリエに伝わることは……
とても設定はゆるいお話です。
短編から長編へ変更しました。
すみません
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
長い眠りのその後で
maruko
恋愛
伯爵令嬢のアディルは王宮魔術師団の副団長サンディル・メイナードと結婚しました。
でも婚約してから婚姻まで一度も会えず、婚姻式でも、新居に向かう馬車の中でも目も合わせない旦那様。
いくら政略結婚でも幸せになりたいって思ってもいいでしょう?
このまま幸せになれるのかしらと思ってたら⋯⋯アレッ?旦那様が2人!!
どうして旦那様はずっと眠ってるの?
唖然としたけど強制的に旦那様の為に動かないと行けないみたい。
しょうがないアディル頑張りまーす!!
複雑な家庭環境で育って、醒めた目で世間を見ているアディルが幸せになるまでの物語です
全50話(2話分は登場人物と時系列の整理含む)
※他サイトでも投稿しております
ご都合主義、誤字脱字、未熟者ですが優しい目線で読んで頂けますと幸いです
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。