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第六章 いつか絡み合う不穏な影たち
心中穏やかではないようです
しおりを挟む戻ってきてからしばらくの間は深く眠っていたのか、奇妙なくらいスッキリとした感覚で目を覚ましました。
あ……戻ってきたんだ……
先程まで確かにあったベオルフ様のぬくもりを全く感じられず、まだ耳の奥に残る優しい兄やオーディナル様と時空神様とノエルの声が遠くなったことに、ほんの少しだけ寂しさを覚えます。
これがホームシックというものなのでしょうか。
しょんぼりと頭を垂れて寝返りを打つために横へころりと転がった体が、未だ小さなエナガであったことに驚きました。
術は解けていなかったのですね。
これなら、例え意識を失っても戻ることはないでしょう。
でも……ここはどこでしょうか、いつもならそばにいるリュート様の気配がありません。
長期間離れることにより感じる飢えにも似た寂しさを覚えていないことから、そばにいるのは間違いないのですが、触れるほど近くにいるわけではないようです。
寝床から顔をあげると、真っ先に見えたのは黄色い大きな物体。
思わず驚いて声を上げそうになりましたが、どうやらチェリシュが大事にしているもーちゃんのようでした。
チェリシュが置いていってくれたのでしょうか。
ちょんちょんと跳ねながらもーちゃんに登ってみると、まだ日が昇ってきたばかりの薄明かりに包まれる室内が見渡せました。
私がいた場所は、かごを寝床にしてくださったものであったようです。
ベッドサイドに置かれた私の寝床ともーちゃん、ベッドの上には……いまだ眠りの中にいるようで、ただ眠っているだけだと言うのに色気が漂う麗しいリュート様!
チェリシュは今日もお母様と一緒に眠っているのか姿は見えません。
広いベッドの上に1人、横向きで眠っていて……無造作に投げ出されている腕を枕に眠ってみたい欲求に駆られました。
それと同時に空気の冷たさが身を包んだのを感じてぶるりと体を震わせ、あたたかそうなリュート様の懐を一直線に目指し、飛ぶこともままならないのでぴょんぴょん跳ねて移動します。
眠っているリュート様の胸元までやってくると、外気の寒さなど感じないぬくもりと良い香りに癒やされつつも擦り寄り、ここにいるのだと実感しましたが、お顔を見たくても角度が……つ、つらいですね。
そうだ、術を解きましょう。
変身を解除すると同時に私の重みが増えたため、ベッドがギシリと軋みました。
失礼な……そ、そこまで重くありませんよ?
でも、これでリュート様のお顔をずーっと見ていられますね。
なにか良い夢を見ているのでしょうか、彼の口元が緩やかな弧を描き、するりと伸びてきた腕が私の体を優しく抱きしめてくださいます。
すっぽりと包み込まれ、先程まで感じていたホームシックからくる寂しさが薄らぎました。
私もリュート様に抱きつきながら安堵したのは良いのですが……どうしましょう……今回の夢は内容が濃すぎて、どこまで話をすれば良いのかわかりません。
まず、相手の狙いが私の……外を巡る魂の結晶であるということ。
その結晶を絶望の闇に染め、力を削いでから奪い去ること。
一番効果があるとして用いられているのが、己から命を断つという方法であること。
この辺りが一番ネックですよね。
ですが、リュート様にとっても全く無関係というわけではないから困りました。
外を巡る魂であるリュート様も、全く同様の手口で狙われる可能性がある。
しかし、現時点では相手にバレていないから話さなくても良い───ということで、判断が難しいのですよね。
リュート様に全てお話すれば絶対に激怒案件ですが、全く話さないというわけにもいかず……
もっとベオルフ様たちと話を詰めておくべきでした。
しかし……ミュリア様の狙いがリュート様であったとは……予想外過ぎて驚きです。
ベオルフ様が口を塞いでくださらなければ、彼女にいらない情報を渡しているところでした。
黒幕からしたら、リュート様はミュリア様の原動力という認識でしか無いはず。
下手な情報を与えてそれが揺らげば……一気にマズイ状況になりかねません。
そこで不意に思い出します。
私が、リュート様とミュリア様を出会わせるための駒である事実を───
ただ、先程までベオルフ様とオーディナル様のそばにいたことが幸いしたのか、思考に無理やりねじ込まれたような感覚がありました。
私の心を絶望に満たして自ら死を選ぶように仕向けようとしている……つまり、私の思考を捻じ曲げて考えとは違う方向へ向かわせようとしているのは、そこへ至るための手段なのですね。
正常な状態で冷静に考えればわかります。
でも、心は荒れ狂うように波立ってしまうことを止められません。
どうすれば……
こういう場合は、どうしたら良いのでしょう。
自分の感情の波に呑まれ、溺れて窒息してしまいそうだと目をぎゅっと閉じ、奥歯を噛み締めて荒れ狂う感情が鎮まるのを待ちます。
「ん……どう……した」
私の異変に気づいて目を覚ましてしまったのか慌てて確認するように見上げると、リュート様のぼんやりした眼が私をとらえました。
そして、眠そうにぼやけていた目が強い光を取り戻し、私の顎に手をかけて顔を固定してから覗き込みます。
「何があった?」
「え……と……」
「今は無理に話さなくても良いから、落ち着いてからでいい。大丈夫だ。俺がここにいるから」
リュート様が力強く抱きしめ、頭をよしよしと撫でてなだめてくれているのですが、どうしてそうなったのかわからずに驚くばかりでした。
しかし、すぐにリュート様が私を慰めてくださった理由を知ることになります。
頬が異様に冷たいと感じて指を這わせると、濡れた感触が……
あ……あれ?
私は何故泣いているのでしょう。
離れたことが心細いところに加え、リュート様とミュリア様の出会いを演出する駒だったのではないかという疑念は、考えている以上に心を深く傷つけていたようです。
そう認識してしまうと、心はさらなる痛みを覚えました。
「リュートさま……は……ミュリア様に……会いたい……ですか?」
「……は?」
「もし、会えるなら……会いたい……ですか?」
「蹴り倒してもいいなら」
………………え?
えっと……今、蹴るとかおっしゃいましたか?
さすがに聞き間違いですよね。
リュート様は紳士的な方ですから、女性に対してそのようなことをするとは思えません。
動揺しているからといって、こんな聞き違いをするなんて……
はっ!
も、もしかして、私がミュリア様の不幸を望んでいる……とかっ!?
でも……彼女がキュステさんのような属性だったらどうしましょう。
リュート様に蹴られても、うっとりした顔をして「もっと」っておねだりしたら悪夢ですよね。
「てか、何でそんなバカヒロインに会いたいっていう話になるんだ?むしろ、ベオルフの方に会ってみてーな。ルナがそこまで慕っている兄代わりだろ?どんなヤツか興味がある」
ミュリア様のことは軽くスルーして、ベオルフ様のことをウキウキ話し出すリュート様にある種の安堵を覚え、やっぱりゲームはゲームで何の強制力もないじゃないか……と苦笑が浮かびました。
万が一……そう、万が一そんなものが存在したらどうしようと、不安に思っていたのも事実です。
既に人智の超える出来事が周辺で起こっていれば、懐疑的になっても仕方有りませんよね?
「ベオルフ様もリュート様に会ってみたいとおっしゃっておりました。一緒に鍛錬をしたら楽しそうだって……」
「おおっ!そりゃいいな、俺もやってみてーな」
少年のようにニッコリ笑っているリュート様の笑顔につられて自然に笑顔を浮かべると、彼は安堵したように涙が残る濡れた頬を優しく撫でてくださいました。
「ミュリアにいじめられたのか?何があったのかわからないと何も言えねーから、話せる範囲で教えてくれ」
……はっ!
わ、私はまだ考えをまとめている最中でした!
ど、どうしましょう、どこまで話したらっ!?
『それなら、僕が報告しよう。時間がないから手短になるが良いか』
突然響く声に驚き発生源の方角を見れば、小さな光がふわふわ浮いておりました。
しかも、この声は……
「オーディナル様が、どうして……」
『僕の愛し子が説明に困るだろうと思ってな。少しだけ力を付与しておいた。説明を行うだけの力しか持たない物だから、それほど長居できないが許して欲しい』
これで先程の件はチャラだぞと言われた私は、考えを無断で読んだことを気にしていらっしゃったのだと知り笑ってしまいました。
ベオルフ様に苦言を呈されて困っていらっしゃいましたものね。
私を抱え込んだままベッドから起き上がったリュート様は、ベッドサイドに並んで座ったあと、オーディナル様の光に向かって丁寧に頭を下げました。
「ルナはこの状態ですし、説明していただけるのなら助かります。お手数ですが、よろしくお願いいたします」
『ふむ。礼儀正しくて良いことだ』
そう言ったオーディナル様の光は淡く輝くオーディナル様の姿となり、優しく微笑みかけてくださいます。
一瞬だけですが私の方を心配そうに見つめてから、リュート様へと向き直りました。
『僕の愛し子の症状は一過性のものだから心配しなくても良い。今回は魂に刻まれた印の力が発動した状態でベオルフのそばにいたから、抑え込んでいた反動が強いかもしれないと懸念したとおりだったな』
「反動……ですか」
『ベオルフのそばにいれば僕の愛し子は正常だ。しかし、お前のそばではそれを少しだけ抑えるにとどまる。覚えておくが良い。お前はその点でベオルフに劣る。超えることも出来ん。しかし、だからこそお前にしか出来ないこともあるのだ』
いつもお優しいオーディナル様にしては珍しく、厳しい言葉であると感じます。
なんというか……信用していない相手に話しているという感じでも、親しくないから警戒しているという感じでもありません。
娘を取られる父という感覚とも違うようです。
不意に前世の父と兄の会話を思い出し、その様子に酷似していると感じました。
神妙な面持ちでオーディナル様の言葉を噛み締めていたリュート様は、「助言をありがとうございます」と頭を下げます。
その様子に安堵した様子で目を細めたオーディナル様は「時間がないから手短に行くぞ」と言い、ベオルフ様の夢であったことを話し出しました。
まずは、日本であった私達の知識のもとである『君のためにバラの花束を』には、書籍だけではなく乙女ゲームと呼ばれる物が存在し、1作目のミュリア様が主人公の『華の章』と私が主人公の『月の章』が存在することを語ります。
最初は驚いた表情をしていたリュート様も、話を聞く内に不穏なものを感じたのか表情が曇っていきました。
「つまり……その2作目のメインヒーローが俺で、ヒロインがルナとミュリア……ということなのですね」
複雑な面持ちでそう呟いたリュート様の心を慮れば、下手な言葉など投げかけられません。
日本では自分がゲームのキャラクターであるのだと知ったのですし、最初から理解していた私とは違い心中穏やかではないでしょう。
そんなリュート様を見つめながら、オーディナル様は容赦なく言葉を続けました。
『そういうことだ。そして、現時点では現在ミュリアの中に入っている者の知識が相手の動きの主軸となっているようだ』
「なるほど。俺たちにはその知識が無い。後手に回る……ということですか」
『その点においては問題ない。僕の愛し子の兄が協力を申し出てくれた。現在、時空神ゼルディアスを派遣してその辺りの情報収集に当たらせている』
その言葉を聞いて驚いたリュート様が私を見るのですが、オーディナル様の言葉を肯定するように頷いてみせます。
リュート様はふぅと息をついて一度瞑目してから、サイドテーブルの上にある水差しに手を伸ばしました。
「まだ頭がハッキリ起きていないので、少しお待ち下さい」
『なんだ、それなら頭を一瞬凍らせてやろうか?』
お、オーディナル様っ!?
さすがにリュート様もカチンときたのか、頬をヒクリと引きつらせたあと術式で氷の粒を作り上げ、口の中に放り込んだかと思うとガリガリ音を立てて噛み砕きます。
「氷は良い案ですね。しかし、これくらい自分でできますのでお気遣いなく」
リュート様の様子をぽかーんと見ていたオーディナル様は、次の瞬間、ぷっと吹き出して大笑いをしはじめました。
体をくの字に折り曲げて笑っているなんて、そんなにツボに入るものでしたかっ!?
『くっ、お前……変わってない……そういうところ、本当に変わっていないなっ!』
大笑いしているオーディナル様に返す言葉もなく呆然としているリュート様を見上げ、さすがにやりすぎだと思った私は一言「オーディナル様」と呼びかけますが、それもツボに入ったのか笑い声が大きくなります。
楽しいのは良いのですが、何故笑われているのかわからない私とリュート様は顔を見合わせて途方に暮れるのでした。
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