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記念小話

1000コメ記念・後編 もう一度だけ……

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 あの後、兄が迎えに来るまで一緒にいてくれた人は、私の他愛のない話に付き合ってくれただけではなく、イスから立つ時も手を貸してくれて、とても紳士的な行動にドキドキしてしまった。
 労るように私の手をとり、バランスを崩さないように配慮して背中に添えられた手から、ぬくもりがじんわりと染み込んでくるようで、なんとも言えない感覚に頬が熱くなる。
 こういう紳士的で優しい男性もいるんだ……と、ちょっぴり照れていたら、車から降りてきた兄が面白く無さそうな顔をしていて、何を警戒しているのだかと呆れてしまう。
 とても助かったので改めてお礼をしたいと告げるのだが、彼は「当たり前のことをしただけだから気にしなくていい」と言って笑った。
 反対に「イスをパン屋さんに返しておくから病院へ行っておいで」と言い含められ、シッカリ体を支えられながら迎えの車に誘導されてしまう。

 初対面の男性に力強く支えられるなんて……
 本当に、いつもの自分から考えてありえないことだと驚きを隠せない。
 戸惑いながらも見上げると、彼は優しい瞳を私に向けながら「本当に気にしなくていい」と柔らかな声色で言ってくれる。
 せめて名前だけでも……と考えていたら、タイミングを見計らったように、兄がこちらに歩いてくるのが見えたのだけど、もう少し待って欲しい。

 もう少しだけ───

 そんな願いも虚しく、彼にお礼を言いながら兄が引き継ぐように手を差し出したのを見計らい、離れていくぬくもりがさびしくて、思わず視線で追った彼の大きな手は、爪を短く切りそろえられて清潔そうで、父の手よりも大きく兄の手よりも長い指がとても魅力的に見えた。
 何と言っていいかわからず彼を見つめていると、優しく微笑んでくれたのが嬉しくて心臓の高鳴りが聞こえてしまうのではないかと心配になるほど騒ぎ出す。
 
 兄の車に乗り込むまでを確認した彼は、見送るように手を振ったあと、私が座っていたイスを持ってパン屋さんに引き返していってしまった。

 もう少しお話していたかった……もう少しだけ、あの優しい笑顔を見ていたいと願ってしまった自分に驚いてしまう。
 隣にいるのが居心地よくて、安心感を覚える。
 そんな感覚を、初めて出会った男性に感じることなんて今までなかった経験だ。
 それはとても不思議で、彼の優しい笑顔が脳裏に焼き付き、ちゃんと名前を聞いておけばよかった……と、あとになって後悔したものである。

 結局、彼のことは全くわからずじまいであるし、捻挫が治ってからというもの、出会えるかも知れないという僅かな希望を持ってパン屋さんにも通ったけど、空振りに終わっていた。
 そんな偶然は早々起こらないということなのだと、自分に言い聞かせてはみるのだけど、ついついパン屋さんに足を運ぶ自分がいて、家族には土曜日はパンの日だなと笑われてしまったくらいである。
 せめて、ちゃんとしたお礼をしたいのだけど、どういうお礼がいいのかわからないくせに、会いたい気持ちだけが募った。

「会いたい……のかな」
「んー? なーに? 恋する乙女のようにため息なんてついちゃって」

 待ち合わせの場所にきた友達の綾音ちゃんが、私の顔を覗き込んできたのだけど、熱はないようねと手を額にあてる。

「どうして熱をはかるの?」
「顔が赤かったからよ」
「……え、あ、赤かった?」
「だから、恋する乙女のようだって言ったのよ。変な男に掴まってないでしょうね」
「大丈夫。変な人じゃないから」

 そう言った瞬間、彼女がニンマリ笑ったのを見逃さなかった。
 あ……しまったと思った時には、彼女に腕をしっかり捕まえられていて、連行されるようによく利用しているカフェにまで来てしまったのだけど、これはマズイのではないだろうかと頭を抱えてしまう。
 好奇心なのか何なのか、逃してくれるような気配がない。
 恋バナと勘違いされてしまったのかしら。

「さーて、詳しく聞かせてもらいましょうか」
「な、なんでもないの……そんな人に話すようなことではなくて……」
「何があったのかな? 言うまで離さないからね?」

 語尾にハートが付きそうな声色で言われてしまった私は、こうなった時の綾音ちゃんが本気だということを十分理解していたので、観念して経緯を話すことにした。
 話を聞いていた彼女は、「ほー」とか「へー」とか「珍しい」という言葉を口にしていたかと思うと考え込んでしまったようである。
 な、何かあったのかしら。

「4ヶ月前の土曜日で昼過ぎのポプラの樹。しかも、妹と母にクリームパンを買って行った、社会人風の男性……ねぇ」
「う、うん」
「捻挫した時よね」
「そうなの……ずっと一緒にいてくれて、優しい人で、私が初対面でも怖くなくて……あたたかい人だったの」
「その人に会いたいんだ?」
「え……あ……その……お礼をしたいの……困っていた時に助けてくれたから」
「それだけ?」
「まずはお礼を!」

 何故かどんどん頬が熱くなってくる感覚に戸惑いながら、ニンマリ笑う綾音ちゃんに、何がそんなに楽しいのだろうと恨みがましい気持ちになってくる。
 こちらは、4ヶ月間ずっと探しているというのに……

「そっか、まずはお礼ね。ふむふむ」

 そういうと、彼女はおもむろにスマホを操作し始めて、画面をヌッと私の前に突き出した。

「こういう人じゃなかった?」

 問われて見た画面に写っていたのは、スーツ姿ではなく優しい笑みは変わらない私服姿の彼の姿。
 うわ……格好良い!
 スーツ姿も素敵だったけど、私服姿もすごく格好良い!
 Vネックのダークグレーのカットソーに黒のシャツを羽織り、デニムをスラリと着こなしているのがオシャレな感じ。
 
「こ、この人! え、どうして綾音ちゃんがっ!?」
「うちの兄なの」
「綾音ちゃんのお兄さん? 働きすぎて心配しているっていう?」
「そうなの。仕事がどんどん増えていっている気がするのよね。結構優秀だからねー、うちの兄」

 そうなんだ……
 一気に騒ぎ出した心臓の音がうるさく感じるけど、スマホ画面の彼を見られただけでも大感激している私も大概である。
 途切れていなかった縁に、心底安堵している自分がいるのを感じていた。
 食い入るように画面を見つめている私に、綾音ちゃんの声が聞こえてくる。

「いつもなら文句の1つでも言ってきそうなのに、上機嫌で帰ってきたから何かあったのかなーって不思議におもっていたからよく覚えているわー、そりゃそうか、こんな可愛い子と一緒にいたんだから、そうなるわよねー」
「そんなことないと思う。だって、迷惑しかかけてないのよ?」
「迷惑ねぇ」

 あんなに素敵で優しい人だったら、彼女の1人くらいいてもおかしくないかしら。
 小さくそう呟いてしまった私は慌てて口をふさぐけど、しっかり聞こえていた綾音ちゃんがニヤリと笑って教えてくれる。

「仕事を頑張り過ぎて、彼女とか全くいないんだよねー」
「そ、そうなんだ……」

 あからさまにホッとしてしまった私を見て、綾音ちゃんが笑みを深めた。
 あまり良くないことを企んでいる予感……
 こういう時の綾音ちゃんは、アブナイキケンってやつだと今までの付き合いでわかっていた私は思わず身構えた。

「お兄ちゃん、肉じゃがとか煮物が好きなんだよねー」
「っ!」
「料理で胃袋を掴む作戦なんてどうかなー?」
「う、うぅ……でも……」
「お礼、したいんでしょ?」

 お礼はしたい……したいけど、変じゃない?
 お料理でお礼になる?
 私の料理でも、焼きたてのクリームパンを食べたときのような笑顔をみせてくれるのかしら……
 また見たい……あの笑顔を、もう一度───

「やだ、恋する乙女よねー」
「綾音ちゃん!」
「まあ、この綾音ちゃんに任せなさい! ガッチリお兄ちゃんのハートを掴みに行くわよ! やるからには本気!」
「え、あ……」
「なにげにモテるんだよね、あの兄は……いいのかなー?」
「だ、ダメ! 頑張る、私、頑張るっ!」

 つい口から出てしまった言葉に驚きながらも、あの笑顔を見るためなら、どんな努力も厭わないと考えている自分がいることを知った。

「カレーみたいなお子様向け料理と煮物系が好きなのよねー」
「練習する。頑張って覚えるから、待っていて!」

 彼に食べてもらうには……お礼にと言って差し出すには、まだまだ実力不足である。
 正直にいうと、煮物系はあまり得意ではない。
 だったら、頑張ろう。
 いっぱい練習して、頑張って美味しい物が作れるようになればいい。
 ただし、時間が必要だけど……

「あ、あの……卒業が間近だけど、いいの? 今から訓練すると時間が……」
「今から特訓するの? なるほど、いい心がけ! 納得の行く物ができるまで待つくらい、可愛い天使のためなら問題にすらならないってー。それに、大学卒業したからって縁が切れるワケじゃないんだし、どーんと頼んなさーい」

 また天使とか言ってる……と、いつもならツッコミを入れるところだけど、今はスルーしておきましょう。
 4ヶ月間自力で探した後にもたらされた幸運とも言えるべき事実に感謝しつつ、この縁の間を持つことになる親友に、私は深々と頭を下げた。

「宜しくお願いします」
「任された!」

 彼のために、納得の行く料理を作りたい。
 今日から特訓開始! と意気込む私に、上機嫌の綾音ちゃんが「スマホ画面の写真欲しい?」とニヤニヤしつつたずねてくる。
 こういうからかいが、これからの日常になるのかと照れてしまうけど、嫌ではない。


 願わくはあの人の笑顔をもう一度……今度は私の手料理で───


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