悪役令嬢の次は、召喚獣だなんて聞いていません!

月代 雪花菜

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【スキル】

 この世界に生きる種族、人間族、竜族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族に、神々が与えた恩恵。
 戦闘スキルと生産スキルにわかれ、生産スキルのみレシピをおこすことができる。
 該当スキルを所有しない者が、レシピの習得も無しにアイテムを作り出そうとした場合、ペナルティ(溶ける・爆ぜる・砕ける・消滅する……などの現象)が発生する。
 『剣術』『盾術』などの、修練を積んで得る類いのスキルは、全く同じ人がスキル有り無しで訓練をしたときに、習得するスピードや、能力に差が出る。
 他にも、加護を与えた神によって能力の上限や習得スピードも変化する。

───────────────
 
【レシピ】

 <該当スキル所持者の場合>

 ・レシピ習得──どのレシピも習得可能(但し、レジェンド級はマスタークラスが最低条件)
 ・生産物────習得スキルレベルによって変化する

 <該当スキル無しの場合>

 ・レシピ習得──希少ランクまで
 ・生産物────習得した生産レシピのランクの1つ下の物ができあがる

───────────────

【多種族主義】

 『カオスペイン』にかかりやすいが『メノスウェーブ』を発生させることが少なく絶滅しづらい。 
 人間族、竜人族、ドワーフ族、エルフ族、獣人族、巨人族、蟲人族、有翼人族、樹人族、あやかし人族などがある。
 リュートの世界では、人間族、竜人族、ドワーフ族、エルフ族、獣人族が存在する。
 他の種族と協力関係を築くか、覇権を争うかで世界情勢は随分と変わるのだが、『カオスペイン』にかかっている世界では、協力関係を築いていることが多く、目立った争いは少ない傾向にあるのが特徴。

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【単一種族主義】

 『カオスペイン』にかかりづらいが、『メノスウェーブ』を大量に発生させてしまい、病気などが主な原因で絶滅してしまうことがある
 世界に一つの種族のみを繁栄させ、時々、種族交代を行う場合もある。
 同種族による抗争が多く、大量の『メノスウェーブ』を発生させる危険性を持つ。
 絶滅した後は、全く違う種族が繁栄していくため、独特の文化を持ちやすい。

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【カオスペイン】

 代表的な症状としては管理者やサポートをしてくれる分身とも言うべき神族が干渉することのできない魔物というモノを生み出し、人から絶対だと思われていた神を喰らい『メノスウェーブ』の生成を活性化させる。
 地球やルナが元いた世界は感染していないが、リュートのいる世界は感染してしまい、魔物が大量に発生している。
 しかも、深刻な状態であり、強い魔物が現れ始めているとの報告があるようだ。

───────────────

【メノスウェーブ】

 世界に巡るマナの光とは相反する存在で、いわゆる人の負の感情などから生み出される暗い影のことを言う。
 適度に存在する分には世界の熟成に一役買っているが、過剰になれば世界が腐り落ちてしまうこともある。
 この数値が異様に高くなると、【カオスペイン】にかかる可能性が高くなる。
 半数の世界の実は感染していると言われているが、未だ対処法は発見されていない。

 メノスウェーブの数値は、一般的に季節を司る神々が記録し、太陽と月の神々が管理することになっている。

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【神々が施す封印】

 人が倒した魔物の核を壊せない場合、神々がそれを封印することがあり、封印の管理は全て太陽と月を司る神々が行うことになっている。
 創造神オーディナルだけは自ら管理しているが、極めて異例なことである。

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