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紅の剣
6話 ブリクストン街事件ー3
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「ちょ、ちょっと待てよ。やっぱりわからないって! 宿屋の人が犯人?」
「ああ、全く尊敬に値するよ。復讐のためにわざわざ宿屋で働くなんてね。貴族の屋敷の警備は厳重だ。だが旅先ともなればどうしても付き人を制限せざるおえない。犯人たちはそれを狙ったんだ」
信じられない。つまりシャーロックが言うには俺たちにいろいろ説明してくれたあのヒンストンさんすら容疑者の1人かもしれないというのだ。
まあ確かに、推理ものでホテルの従業員が犯人とか見たことはあるけどさ……。
「でもだとしたらなんでそんな回りくどいことを? 復讐なんだろ? 家を調べて侵入すればいいような気がするんだけど」
「貴族の家に侵入するのはかなり難しい。被害者ドレッバ―卿は王への謁見が叶うほどの有力貴族だ。警備兵もいるだろうし防御魔法が張られている可能性もある」
「……そういうことか、それは理解した。じゃあ、お前が複数の犯行でそれが従業員だと思うんだ?」
「「聞かれたらまずい? いったい誰に?」
「それはもちろん、ヒンストンだ。彼が犯人の可能性がある以上あまりに核心をついたことを話すと取り押さえる前に逃げられるかもしれない」
俺はシャーロックの言葉が理解できなかった。なぜなら俺たちにいろいろ話をしてくれたあの気の明るそうな受付人が人を殺したなどとは到底思えなかったからだ。一体どこにその根拠があるのか、動機すらも何もわからない。俺は少し動揺しつつシャーロックにそのわけを聞いた。
「うん、まず従業員が犯人である理由だが、あの魔法陣だ。あれは昨夜描かれたものではない。おそらく一週間以上は前に描かれたものだ」
「なんでそう思う?」
「魔法陣は木の壁にナイフか何かの刃物で彫られていた。つまり、もし昨夜の犯行であれば必ず木くずが落ちているはずなんだ。もしなかったとしてもそれには掃除が必要であって、床をホウキではいたような跡は見受けられなかった。タンスと壁の間のほこりがたまっていたからね。部屋を使った客が被害者のドレッバー卿だけである以上、部屋を自由に行き来できるカギを持つ従業員が犯人でなくてはいけない。そして何より、ほかの部屋も調べてみたんだが、同じ魔法陣がほかの5つの部屋すべてに刻まれていた」
「ホントか?」
「嘘をついて何になる?」
「あ、ああ、まあそれもそうだが。じゃ、じゃあ複数犯だって根拠は?」
俺がそう言うとシャーロックは突然下をさす。俺は足元を見るが特に変わった様子はない。昨日振ったらしい雨による水が少し残っている石畳の道路だ。
「なんだよ?」
「雨だ。床にあるカーペットを虫眼鏡でじっくりと調べてみたところ面白いものを見つけてね」
「面白いもの?」
「大量の土だ。大量とはいうものの室内にしてはなのだが明らかに普通に靴につく土の量ではない。雨の中泥を踏み、その靴で室内に入りでもしない限りね。そしてヒンストンの後に受付に入っていた従業員に聞いたところ宿屋の出入り口はボクらが入ったあの入り口のみ、そしてその後その入り口から入ってきた人物はいない。となればもう侵入経路が窓からしかなくなる。魔法陣を描いた者、窓から侵入した者、前者が宿屋の従業員で後者がこの近くに住む何者かだろう」
俺はシャーロックの話をただ茫然と聞いているだけだった。あまりにあまりに突飛押しがないながらも絶対であるよう確信する彼女の姿が不思議でならなかった。
「余程、恨みがあるらしい。わざわざ危険を冒してまで2人でドレッバ―夫妻の死をしかと目で見届けたいほどにね」
「……ずいぶんと自信がおありのようで。じゃあもう従業員、全員を取り調べすればいいじゃね?」
「私がそんな王国の隠密部隊のような姑息な手段で犯人を捕まえるとでも? 疑わしきは罰せず、容疑者を犯人と断定し精神的苦痛を与えるなど探偵にとって最も恥ずべき行為だ」
「なるほど、お前のポリシーってことか?」
「ああ、だが今回はそれも致し方ないかもしれない」
「何?」
「ワトソン君はなぜいま彼らが殺されたと思う?」
「なぜ今かって? そりゃあ、犯人がこの街に住んでいて復讐相手が自分が働いてる宿に泊まりに来たから?」
「まあそれはそうなんだがね。犯人の目的が奴らへの復讐だけならその目標が住んでいる街に出向いて殺せばいいだろう。あの血の文字からしても復讐相手がまだ残っているのだ。そしてそれはこの街に住んでいる貴族で自分の屋敷から碌に出ないものだろう。屋敷に侵入する計画を綿密に立てるためにその貴族の住むこの街に留まっているんだ。それで2組の貴族がこの街に集まった今を狙って復讐を始めたんだ」
「じゃあ、早くしないと次の犠牲者が出るってことか? やばいじゃん、早く見つけないと!」
焦る俺を見てシャーロックはふっと笑った。この感じ、さすがにもうわかってきた。シャーロックはもうその目星がついているのだろう。
俺の予想は見事的中したらしくシャーロックはもうわかっていると言った。しかし、俺が出は早く行こうと急かすと何やら手を引いて俺を制止してくる。
「少し待ちたまえ、その前に言っておきたい場所がある、スラム街へ」
―――
「おい、なんでいきなりスラム街へ? 犯人はスラムの住人じゃないんじゃないのか?」
「別に犯人を探しに行くわけじゃない、少しばかり頼み事をしたいだけさ」
頼み事? スラムの住人に? 何を考えてるかさっぱりわからん。
俺はシャーロックの考えを理解できなかったがとりあえず彼女の言う通りに薄暗く、まるで下水かのような匂いのスラムへと入っていった。
スラムの中に入るとその凄惨さは遠目で見るよりもより一層酷く感じられた。道端の人々の目には光がなくまるで生気を感じない。かと思うと俺たちを見て必死に金をくれだの飯をくれだの言ってきた。
俺はその姿に唇を噛み締めるも金も食料も特に持っていないため無視することしかできない。
「俺の服でも渡してやった方がいいか? そうすれば少しは足しに……」
「いや、やめておいた方がいいね。もし少しでも施しを与えれば他の奴らが寄ってくる。身動きが取れない上に絶対にスリに遭うよ」
「じゃ早くその頼み事とやらを済ませようぜ。一体誰に何を頼むんだよ」
「あの子供達さ」
そうシャーロックが指差した先にはスラム街にありつつも笑顔で走り回る子供達の姿があった。6人のその子供達は他の大人達に比べ身なりが整っていて、俺たちを見るや否やすぐさまこちらに走ってきた。
「ホームズ社長! 我ら少年探偵団ブリクストン支部6名、只今参上いたしました!」
「うむ! 早速だが仕事だ」
そう言うとシャーロックはかがみ込んでヒソヒソと子供達に何かを伝える。その後にポケットの中から金色に光るコインを1枚ずつ渡すと子供達は走り出してスラム街を飛び出して行った。
「あの子供たちは一体?」
「ボクの部下だ。孤児院にいたときに出会ってね、よく探偵ごっこを一緒にしたものだ。ワトソン君、聞き込みにおいて最も重要なことはなんだと思う?」
「は? ええと……」
「警戒されないことさ。その点においてスラムの少年たちを使うのは最も効率の良い方法だ。1人たった1シリング、君が使っていた円に換算すればおよそ2000円ほどか、それを渡すだけで数日間もの間働いてくれる。服をこしらえてスラムの住民と悟らせなければただの子供、警戒する大人は少ないだろう」
俺の答えを待たずしてシャーロックはそう言った。
「まあ、それはわかったが一体何を頼んだんだ?」
「なに、ちょっとした人探しだよ。さあ、これで用も済んだことだし、さっき言った次の犠牲者のところへ行くとしよう!」
「ああ、全く尊敬に値するよ。復讐のためにわざわざ宿屋で働くなんてね。貴族の屋敷の警備は厳重だ。だが旅先ともなればどうしても付き人を制限せざるおえない。犯人たちはそれを狙ったんだ」
信じられない。つまりシャーロックが言うには俺たちにいろいろ説明してくれたあのヒンストンさんすら容疑者の1人かもしれないというのだ。
まあ確かに、推理ものでホテルの従業員が犯人とか見たことはあるけどさ……。
「でもだとしたらなんでそんな回りくどいことを? 復讐なんだろ? 家を調べて侵入すればいいような気がするんだけど」
「貴族の家に侵入するのはかなり難しい。被害者ドレッバ―卿は王への謁見が叶うほどの有力貴族だ。警備兵もいるだろうし防御魔法が張られている可能性もある」
「……そういうことか、それは理解した。じゃあ、お前が複数の犯行でそれが従業員だと思うんだ?」
「「聞かれたらまずい? いったい誰に?」
「それはもちろん、ヒンストンだ。彼が犯人の可能性がある以上あまりに核心をついたことを話すと取り押さえる前に逃げられるかもしれない」
俺はシャーロックの言葉が理解できなかった。なぜなら俺たちにいろいろ話をしてくれたあの気の明るそうな受付人が人を殺したなどとは到底思えなかったからだ。一体どこにその根拠があるのか、動機すらも何もわからない。俺は少し動揺しつつシャーロックにそのわけを聞いた。
「うん、まず従業員が犯人である理由だが、あの魔法陣だ。あれは昨夜描かれたものではない。おそらく一週間以上は前に描かれたものだ」
「なんでそう思う?」
「魔法陣は木の壁にナイフか何かの刃物で彫られていた。つまり、もし昨夜の犯行であれば必ず木くずが落ちているはずなんだ。もしなかったとしてもそれには掃除が必要であって、床をホウキではいたような跡は見受けられなかった。タンスと壁の間のほこりがたまっていたからね。部屋を使った客が被害者のドレッバー卿だけである以上、部屋を自由に行き来できるカギを持つ従業員が犯人でなくてはいけない。そして何より、ほかの部屋も調べてみたんだが、同じ魔法陣がほかの5つの部屋すべてに刻まれていた」
「ホントか?」
「嘘をついて何になる?」
「あ、ああ、まあそれもそうだが。じゃ、じゃあ複数犯だって根拠は?」
俺がそう言うとシャーロックは突然下をさす。俺は足元を見るが特に変わった様子はない。昨日振ったらしい雨による水が少し残っている石畳の道路だ。
「なんだよ?」
「雨だ。床にあるカーペットを虫眼鏡でじっくりと調べてみたところ面白いものを見つけてね」
「面白いもの?」
「大量の土だ。大量とはいうものの室内にしてはなのだが明らかに普通に靴につく土の量ではない。雨の中泥を踏み、その靴で室内に入りでもしない限りね。そしてヒンストンの後に受付に入っていた従業員に聞いたところ宿屋の出入り口はボクらが入ったあの入り口のみ、そしてその後その入り口から入ってきた人物はいない。となればもう侵入経路が窓からしかなくなる。魔法陣を描いた者、窓から侵入した者、前者が宿屋の従業員で後者がこの近くに住む何者かだろう」
俺はシャーロックの話をただ茫然と聞いているだけだった。あまりにあまりに突飛押しがないながらも絶対であるよう確信する彼女の姿が不思議でならなかった。
「余程、恨みがあるらしい。わざわざ危険を冒してまで2人でドレッバ―夫妻の死をしかと目で見届けたいほどにね」
「……ずいぶんと自信がおありのようで。じゃあもう従業員、全員を取り調べすればいいじゃね?」
「私がそんな王国の隠密部隊のような姑息な手段で犯人を捕まえるとでも? 疑わしきは罰せず、容疑者を犯人と断定し精神的苦痛を与えるなど探偵にとって最も恥ずべき行為だ」
「なるほど、お前のポリシーってことか?」
「ああ、だが今回はそれも致し方ないかもしれない」
「何?」
「ワトソン君はなぜいま彼らが殺されたと思う?」
「なぜ今かって? そりゃあ、犯人がこの街に住んでいて復讐相手が自分が働いてる宿に泊まりに来たから?」
「まあそれはそうなんだがね。犯人の目的が奴らへの復讐だけならその目標が住んでいる街に出向いて殺せばいいだろう。あの血の文字からしても復讐相手がまだ残っているのだ。そしてそれはこの街に住んでいる貴族で自分の屋敷から碌に出ないものだろう。屋敷に侵入する計画を綿密に立てるためにその貴族の住むこの街に留まっているんだ。それで2組の貴族がこの街に集まった今を狙って復讐を始めたんだ」
「じゃあ、早くしないと次の犠牲者が出るってことか? やばいじゃん、早く見つけないと!」
焦る俺を見てシャーロックはふっと笑った。この感じ、さすがにもうわかってきた。シャーロックはもうその目星がついているのだろう。
俺の予想は見事的中したらしくシャーロックはもうわかっていると言った。しかし、俺が出は早く行こうと急かすと何やら手を引いて俺を制止してくる。
「少し待ちたまえ、その前に言っておきたい場所がある、スラム街へ」
―――
「おい、なんでいきなりスラム街へ? 犯人はスラムの住人じゃないんじゃないのか?」
「別に犯人を探しに行くわけじゃない、少しばかり頼み事をしたいだけさ」
頼み事? スラムの住人に? 何を考えてるかさっぱりわからん。
俺はシャーロックの考えを理解できなかったがとりあえず彼女の言う通りに薄暗く、まるで下水かのような匂いのスラムへと入っていった。
スラムの中に入るとその凄惨さは遠目で見るよりもより一層酷く感じられた。道端の人々の目には光がなくまるで生気を感じない。かと思うと俺たちを見て必死に金をくれだの飯をくれだの言ってきた。
俺はその姿に唇を噛み締めるも金も食料も特に持っていないため無視することしかできない。
「俺の服でも渡してやった方がいいか? そうすれば少しは足しに……」
「いや、やめておいた方がいいね。もし少しでも施しを与えれば他の奴らが寄ってくる。身動きが取れない上に絶対にスリに遭うよ」
「じゃ早くその頼み事とやらを済ませようぜ。一体誰に何を頼むんだよ」
「あの子供達さ」
そうシャーロックが指差した先にはスラム街にありつつも笑顔で走り回る子供達の姿があった。6人のその子供達は他の大人達に比べ身なりが整っていて、俺たちを見るや否やすぐさまこちらに走ってきた。
「ホームズ社長! 我ら少年探偵団ブリクストン支部6名、只今参上いたしました!」
「うむ! 早速だが仕事だ」
そう言うとシャーロックはかがみ込んでヒソヒソと子供達に何かを伝える。その後にポケットの中から金色に光るコインを1枚ずつ渡すと子供達は走り出してスラム街を飛び出して行った。
「あの子供たちは一体?」
「ボクの部下だ。孤児院にいたときに出会ってね、よく探偵ごっこを一緒にしたものだ。ワトソン君、聞き込みにおいて最も重要なことはなんだと思う?」
「は? ええと……」
「警戒されないことさ。その点においてスラムの少年たちを使うのは最も効率の良い方法だ。1人たった1シリング、君が使っていた円に換算すればおよそ2000円ほどか、それを渡すだけで数日間もの間働いてくれる。服をこしらえてスラムの住民と悟らせなければただの子供、警戒する大人は少ないだろう」
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