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紅の剣
2話 シャーロックホームズという人-2
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「シャーロック・ホームズ!!??」
あまりの驚きに俺は目が飛び出すかと思うほど目を見開いた。俺の反応はさすがに予想外だったらしく、そう名乗ったシャーロック自身も少しびっくりした様子だ。
「おお、ボクのことを知ってくれているのかい?」
「知ってるも何も、だって、え? 本の中の空想の人物じゃ……」
俺の言葉にシャーロック、そしてスタンフォードも不思議そうな顔を見せた。しかし、シャーロックの方は吹っ切れるように顔を振ってスタンフォードに話しかける。
「スタンフォード、この人は?」
「え? ああ、この人はジオン・ワトムラさん。ついさっきオクステッド森林でのクエスト帰りに出会ったんだ」
「どのようにして?」
「もう始まったか」
スタンフォードはそう言ってはぁ、とため息をついた。俺が何事かと尋ねるとどうやらシャーロックには初対面の人間が何者でどのような仕事をしたりしているのかを推理するのが癖だという。
さすがシャーロック・ホームズの名前を持つだけのことはあるか。
「彼は森の中に倒れていたんだ。声をかけたら目を覚まして自己紹介だよ」
「なるほど、それでギルドに行くも魔力がなく門前払い、金に困っていいた彼にボクを紹介したというわけか」
!? マジかよ。なんでそんなことが分かるんだ?
俺はまたしても目を見開いて驚いた。スタンフォードの話と俺を見てどうやってそんなことが分かるのか。俺には皆目見当もつかない。
「事情は理解した。スタンフォードはもう戻っていいよ。もし彼が同居を拒否したら連絡するからどこかへ行っておいてくれ」
「了解」
そう言うとスタンフォードは階段を下りて建物を後にした。そしてシャーロックは何やら面白そうに笑いながら俺のことを見る。
「少々、散歩でもしながら話さないかい? 君もヨークシャーホッグを少し食べただけでは空腹は満たされないだろう? ええと、ワト、ム、ラ。ううん、ちょっと言いにくいな。何か言い呼び方はないかい?」
こいつはどれだけ俺を驚かせれば気が済むんだ。……とそれにしても呼び方ねえ、ああ、とっておきのがあるじゃん。
「ワト、ソン。そうワトソンって呼んでくれ」
「了解した。それじゃあ僕のこともシャーロックと呼びたまえ」
―――
俺はシャーロックにさっきとは別のサンドウィッチのような食べ物をおごってもらった。これまた元の世界と同じくらいおいしく、この世界で料理無双は無理だなと思うこととなった。
「ムシャ、それで、なんでスタンフォードの話を聞いただけであんなことが分かったんだ?」
「なに、簡単なことさ。ギルドに行ったのは君の手を見ればわかる。その手の痣のようなもの、それは魔力判定を行うときに装置から逆流入してくるエーテルの跡だ。魔力判定装置を使うのなんてギルドぐらいなものさ」
「じゃあ俺に魔力がないのは?」
「ギルドなんてちょっとでも魔力があれば入れるような緩い組織だよ? それにすら入れないということは相当魔力が低い証拠だ」
ああ、耳が痛い聞きたくない。また嫌な現実を突きつけられている! なんでこんな気持ちを味あわなくてはいけないのか。
心の中で文句をたれつつも俺はシャーロックの話に聞き入る。
「金に困っているのはボクとの同居についての話を聞きに来る時点で明らか。口元についた肉片と匂いから食べたものを、腹が減っているのは君のおなかが鳴っているから」
そう言うとタイミングよくおなかが鳴った。俺が少し恥ずかしがっていると今度はかなり興奮した様子で俺の方を見る。
「ただ分からないのはだよ、ワトソン君。君がどこから来たのかということさ!」
そりゃあそうだろ。異世界から転生してきたなんて誰が分かるもんか。
「まあ大方異世界の使者といったところだろうが」
その言葉に俺は奢ってもらったサンドウィッチを吹き出した。
どうなってんのこいつ? もう困難魔法を使ってるとしか思えないんだが、絶対あるだろ、相手の施行を読み取る魔法とか。
そんなことを思いつつも俺は驚きをもってシャーロックに問いかける。
「なんでそんなことがわかるんだよ!?」
「おお、まさか本当に別世界から来たのか」
「当てずっぽう言ったのか!?」
「いや、まあそれくらいしか思いつかなかったのだが。まず君のその服装だよ。灰色一色の上着に、真っ黒なズボン、それに銀色のペンダント。触ってみたところ素材も麻や革ではない。この時点でこの大陸の服装ではないことがわかる」
なるほど、まあこの世界に化学繊維なんてあるわきゃないからなぁ。
「となると別大陸からきたと考えられる訳だがここで1つ思い出したことがあってね。少し前に別大陸から来た文献を読むことがあったんだが言語形態がだいぶ違うらしく解読にかなり時間を要したんだよ。なのに君の喋る言葉はこの大陸のもの」
シャーロックは尚も俺への推理を続ける。
「極めつけは君が魔法に対し全くの無知である点だ。どんな田舎者でも魔法の使い方ぐらいは知っているもんだが君は詠唱も魔法陣も知らなかった。となれば残る選択肢は君が気違いの狂人か魔法など存在しない別世界から来たぐらいしかない」
「やっぱりすごいな。会ってまだ1時間しか経ってないのにもう俺が異世界転生したことを見破るとは」
「異世界転生? ……なるほどつまり君は一度死んでこの世界に来たと?」
「ああ、トラックに撥ねられて異世界に来た」
「それは予想外だ。そしてより君に興味が湧いた。トラックとはなんだい!? 君の世界にはどんなものがあるんだい!?」
グイグイと質問をしてくるシャーロックに今度は口に含んでいたパンを一気に飲み込む。そしてまずは異世界について、そしてシャーロックのことを教えて欲しいと伝えたい。
「おっと、悪いね。つい癖が出てしまった。情報は価値だ。情報を得るためには情報という対価を払わねばね。ちょうどサンドウィッチも食べ終わったようだしボクの家へと戻るとしようか」
―――
先ほどは玄関先だったのであまりよく部屋を見ることはできなかったが今度は部屋の全貌を見ることができた。
部屋に入り、まず俺たちを出迎えたのは部屋の壁に設置された暖炉だった。その前には2つの椅子と丸テーブルが置いてあり、壁にはパンパンに本が敷き詰められた本棚がいくつか並べられている。
左右には2つの扉があり左方の部屋には特に目立った装飾はなく簡素なベッドと木製の勉強机のようなものが置いてある。右方はうって変わってまるで理科の実験室のような雰囲気を持っていた。中央には大きな机がありその上にガラスの瓶や本や得体の知れない薬品が並べられていた。ベッドはないがその代わりとでもいうように長ソファが置かれている。
シャーロックはとりあえず座りたまえ、と言って中央の部屋の椅子に俺を座らせ話を始めた。
「まずは正式に自己紹介しよう。ボクはシャーロック・ホームズ。アルビオン王国の首都、この城壁都市ロンディニウムの郊外ベイカーの街に住んでいる探偵だ。ただ一般市民からの依頼をこなす私立探偵ではない。殺人事件などの捜査を行う王国の警備部門に正式に雇われている顧問探偵だ。雇われたのは1年ほど前だけど」
「歳は?」
「17歳。もともと孤児で数年前まで孤児院で生活していた。自分の観察力と推理力があれば探偵として仕事ができると思って孤児院を出たんだよ」
「なるほどね、子供のシャーロックがどうやって金を稼いでいるのかの謎が解けたよ」
「ワトソン君、子供とは人聞きの悪い! ボクはもう立派な大人だ」
「こっちの世界では18歳以下は未成年っつって子供扱いなんだわ。残念だったな!」
「君は興味深い人物であるが、思慮が浅く性格は褒められたものじゃないようだね!」
俺の煽りに対しそう返すシャーロックの様子はかなり慣れた様子に見える。おそらく他の奴らにも散々、ガキだなんだと馬鹿にされてきたのだろう。
まあ、そういう奴は片っ端から口論でねじ伏せられるハメになるだろうが。
俺は話題を切り替えてなぜ俺を相棒にしようなどと考えたのか質問した。
「……実はね、ボクも魔法を全く使えないんだ」
その言葉に俺は目を点にした。ギルドの受付嬢に魔法を使えない人間はほとんどいないと聞かされたこともあったが、何より道中話を聞く限りシャーロックはこの世界の魔法についてかなりの知識量を有していたからだった。
「もし僕に魔力があれば時代を変える大魔導士になっていただろうにね。残念ながらそれはかなわなかった」
「お前のことはわかった。んで次は俺がやる仕事だ。俺は何をすればいい?」
俺がそう質問するとシャーロックは何やら考えるようなそぶりを見せた。
「ううん。実は前提条件として魔法が使えることがあったんだよ。ボクは魔法が使えない、だから魔力のある人間に助手になってもらって魔法実験がしたかったわけだよ。もちろんラクリマを使えば魔法実験はできるがいかんせんいちいちエーテルをためなおさなければいけないのは面倒だ」
「だとすると俺は無理か」
「いや、異世界人の君を手放すなんて馬鹿な学者もしないだろう。うーん、そうだ! 君にはボクの事件の助手をしてもらおう!」
その提案に俺は心躍った。俺が思っていたワトソンそのままだ。それにもし元の世界に戻ることがあったのなら俺が書こうとしていたことをそのまま体験できるしな。
「よし、じゃあ次は僕が君に質問する番だ」
あまりの驚きに俺は目が飛び出すかと思うほど目を見開いた。俺の反応はさすがに予想外だったらしく、そう名乗ったシャーロック自身も少しびっくりした様子だ。
「おお、ボクのことを知ってくれているのかい?」
「知ってるも何も、だって、え? 本の中の空想の人物じゃ……」
俺の言葉にシャーロック、そしてスタンフォードも不思議そうな顔を見せた。しかし、シャーロックの方は吹っ切れるように顔を振ってスタンフォードに話しかける。
「スタンフォード、この人は?」
「え? ああ、この人はジオン・ワトムラさん。ついさっきオクステッド森林でのクエスト帰りに出会ったんだ」
「どのようにして?」
「もう始まったか」
スタンフォードはそう言ってはぁ、とため息をついた。俺が何事かと尋ねるとどうやらシャーロックには初対面の人間が何者でどのような仕事をしたりしているのかを推理するのが癖だという。
さすがシャーロック・ホームズの名前を持つだけのことはあるか。
「彼は森の中に倒れていたんだ。声をかけたら目を覚まして自己紹介だよ」
「なるほど、それでギルドに行くも魔力がなく門前払い、金に困っていいた彼にボクを紹介したというわけか」
!? マジかよ。なんでそんなことが分かるんだ?
俺はまたしても目を見開いて驚いた。スタンフォードの話と俺を見てどうやってそんなことが分かるのか。俺には皆目見当もつかない。
「事情は理解した。スタンフォードはもう戻っていいよ。もし彼が同居を拒否したら連絡するからどこかへ行っておいてくれ」
「了解」
そう言うとスタンフォードは階段を下りて建物を後にした。そしてシャーロックは何やら面白そうに笑いながら俺のことを見る。
「少々、散歩でもしながら話さないかい? 君もヨークシャーホッグを少し食べただけでは空腹は満たされないだろう? ええと、ワト、ム、ラ。ううん、ちょっと言いにくいな。何か言い呼び方はないかい?」
こいつはどれだけ俺を驚かせれば気が済むんだ。……とそれにしても呼び方ねえ、ああ、とっておきのがあるじゃん。
「ワト、ソン。そうワトソンって呼んでくれ」
「了解した。それじゃあ僕のこともシャーロックと呼びたまえ」
―――
俺はシャーロックにさっきとは別のサンドウィッチのような食べ物をおごってもらった。これまた元の世界と同じくらいおいしく、この世界で料理無双は無理だなと思うこととなった。
「ムシャ、それで、なんでスタンフォードの話を聞いただけであんなことが分かったんだ?」
「なに、簡単なことさ。ギルドに行ったのは君の手を見ればわかる。その手の痣のようなもの、それは魔力判定を行うときに装置から逆流入してくるエーテルの跡だ。魔力判定装置を使うのなんてギルドぐらいなものさ」
「じゃあ俺に魔力がないのは?」
「ギルドなんてちょっとでも魔力があれば入れるような緩い組織だよ? それにすら入れないということは相当魔力が低い証拠だ」
ああ、耳が痛い聞きたくない。また嫌な現実を突きつけられている! なんでこんな気持ちを味あわなくてはいけないのか。
心の中で文句をたれつつも俺はシャーロックの話に聞き入る。
「金に困っているのはボクとの同居についての話を聞きに来る時点で明らか。口元についた肉片と匂いから食べたものを、腹が減っているのは君のおなかが鳴っているから」
そう言うとタイミングよくおなかが鳴った。俺が少し恥ずかしがっていると今度はかなり興奮した様子で俺の方を見る。
「ただ分からないのはだよ、ワトソン君。君がどこから来たのかということさ!」
そりゃあそうだろ。異世界から転生してきたなんて誰が分かるもんか。
「まあ大方異世界の使者といったところだろうが」
その言葉に俺は奢ってもらったサンドウィッチを吹き出した。
どうなってんのこいつ? もう困難魔法を使ってるとしか思えないんだが、絶対あるだろ、相手の施行を読み取る魔法とか。
そんなことを思いつつも俺は驚きをもってシャーロックに問いかける。
「なんでそんなことがわかるんだよ!?」
「おお、まさか本当に別世界から来たのか」
「当てずっぽう言ったのか!?」
「いや、まあそれくらいしか思いつかなかったのだが。まず君のその服装だよ。灰色一色の上着に、真っ黒なズボン、それに銀色のペンダント。触ってみたところ素材も麻や革ではない。この時点でこの大陸の服装ではないことがわかる」
なるほど、まあこの世界に化学繊維なんてあるわきゃないからなぁ。
「となると別大陸からきたと考えられる訳だがここで1つ思い出したことがあってね。少し前に別大陸から来た文献を読むことがあったんだが言語形態がだいぶ違うらしく解読にかなり時間を要したんだよ。なのに君の喋る言葉はこの大陸のもの」
シャーロックは尚も俺への推理を続ける。
「極めつけは君が魔法に対し全くの無知である点だ。どんな田舎者でも魔法の使い方ぐらいは知っているもんだが君は詠唱も魔法陣も知らなかった。となれば残る選択肢は君が気違いの狂人か魔法など存在しない別世界から来たぐらいしかない」
「やっぱりすごいな。会ってまだ1時間しか経ってないのにもう俺が異世界転生したことを見破るとは」
「異世界転生? ……なるほどつまり君は一度死んでこの世界に来たと?」
「ああ、トラックに撥ねられて異世界に来た」
「それは予想外だ。そしてより君に興味が湧いた。トラックとはなんだい!? 君の世界にはどんなものがあるんだい!?」
グイグイと質問をしてくるシャーロックに今度は口に含んでいたパンを一気に飲み込む。そしてまずは異世界について、そしてシャーロックのことを教えて欲しいと伝えたい。
「おっと、悪いね。つい癖が出てしまった。情報は価値だ。情報を得るためには情報という対価を払わねばね。ちょうどサンドウィッチも食べ終わったようだしボクの家へと戻るとしようか」
―――
先ほどは玄関先だったのであまりよく部屋を見ることはできなかったが今度は部屋の全貌を見ることができた。
部屋に入り、まず俺たちを出迎えたのは部屋の壁に設置された暖炉だった。その前には2つの椅子と丸テーブルが置いてあり、壁にはパンパンに本が敷き詰められた本棚がいくつか並べられている。
左右には2つの扉があり左方の部屋には特に目立った装飾はなく簡素なベッドと木製の勉強机のようなものが置いてある。右方はうって変わってまるで理科の実験室のような雰囲気を持っていた。中央には大きな机がありその上にガラスの瓶や本や得体の知れない薬品が並べられていた。ベッドはないがその代わりとでもいうように長ソファが置かれている。
シャーロックはとりあえず座りたまえ、と言って中央の部屋の椅子に俺を座らせ話を始めた。
「まずは正式に自己紹介しよう。ボクはシャーロック・ホームズ。アルビオン王国の首都、この城壁都市ロンディニウムの郊外ベイカーの街に住んでいる探偵だ。ただ一般市民からの依頼をこなす私立探偵ではない。殺人事件などの捜査を行う王国の警備部門に正式に雇われている顧問探偵だ。雇われたのは1年ほど前だけど」
「歳は?」
「17歳。もともと孤児で数年前まで孤児院で生活していた。自分の観察力と推理力があれば探偵として仕事ができると思って孤児院を出たんだよ」
「なるほどね、子供のシャーロックがどうやって金を稼いでいるのかの謎が解けたよ」
「ワトソン君、子供とは人聞きの悪い! ボクはもう立派な大人だ」
「こっちの世界では18歳以下は未成年っつって子供扱いなんだわ。残念だったな!」
「君は興味深い人物であるが、思慮が浅く性格は褒められたものじゃないようだね!」
俺の煽りに対しそう返すシャーロックの様子はかなり慣れた様子に見える。おそらく他の奴らにも散々、ガキだなんだと馬鹿にされてきたのだろう。
まあ、そういう奴は片っ端から口論でねじ伏せられるハメになるだろうが。
俺は話題を切り替えてなぜ俺を相棒にしようなどと考えたのか質問した。
「……実はね、ボクも魔法を全く使えないんだ」
その言葉に俺は目を点にした。ギルドの受付嬢に魔法を使えない人間はほとんどいないと聞かされたこともあったが、何より道中話を聞く限りシャーロックはこの世界の魔法についてかなりの知識量を有していたからだった。
「もし僕に魔力があれば時代を変える大魔導士になっていただろうにね。残念ながらそれはかなわなかった」
「お前のことはわかった。んで次は俺がやる仕事だ。俺は何をすればいい?」
俺がそう質問するとシャーロックは何やら考えるようなそぶりを見せた。
「ううん。実は前提条件として魔法が使えることがあったんだよ。ボクは魔法が使えない、だから魔力のある人間に助手になってもらって魔法実験がしたかったわけだよ。もちろんラクリマを使えば魔法実験はできるがいかんせんいちいちエーテルをためなおさなければいけないのは面倒だ」
「だとすると俺は無理か」
「いや、異世界人の君を手放すなんて馬鹿な学者もしないだろう。うーん、そうだ! 君にはボクの事件の助手をしてもらおう!」
その提案に俺は心躍った。俺が思っていたワトソンそのままだ。それにもし元の世界に戻ることがあったのなら俺が書こうとしていたことをそのまま体験できるしな。
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