52 / 60
孝謙天皇→称徳天皇 デキる女から怪しい坊さん(道鏡)に恋する女に
しおりを挟む
孝謙(こうけん)天皇(718~770)は聖武天皇の娘でキャリアウーマン。
2回天皇になった女である。
ちなみに、一度退位した天皇が再び即位することを重祚(ちょうそ)と言う。
高校時代、資料集に重祚って書いていて意味が分からず、「再び天皇になるって書けばいーじゃん! 漢字覚えるのめんどくせーな」って思った私(激しくズボラ)。
【孝謙天皇時代】
和気広虫(わけのひろむし)男みたいな名前だが、女。女性官僚に日本発の孤児院を作らせる。
女性天皇反対派によるクーデター制圧
【淳仁(じゅんにん)天皇時代】
孝謙天皇は上皇になって影で操る。淳仁はその後、謀反の罪で流罪
【称徳(しょうとく)天皇時代】
2度目の即位
病気を看病してくれた男、坊主の道鏡(どうきょう)を寵愛し、政治に参加させるように。
その称徳天皇に気をつかった者が、「宇佐八幡宮より道鏡を皇位につけるべし」という神のお告げがあったと証言。
宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)……大分県にある全国八幡信仰の総本宮
しかし、嘘であることが和気清麻呂(わけのきよまろ・広虫の弟)によって発覚。
激怒した称徳天皇は和気清麻呂と広虫を流罪に。
結局、称徳天皇の死後、道鏡は力を失い、地方に左遷されたのだが、あわや天皇家と全く関係のない人間が天皇になるかもしれなかった大事件であった。
結婚する気の全くなかった独身貴族の男が、結婚したくなるときは「親の病気か、自分の病気」とよく言うが、どうやら仕事ができる女も同じらしい。
普段は何でも一人でできる自負のある人間でも、肉体的ダメージを受けて心が弱っているときにそばで優しくしてくれる異性がいると、この上なく自分の人生にとって必要な人間に見えるらしい……
2回天皇になった女である。
ちなみに、一度退位した天皇が再び即位することを重祚(ちょうそ)と言う。
高校時代、資料集に重祚って書いていて意味が分からず、「再び天皇になるって書けばいーじゃん! 漢字覚えるのめんどくせーな」って思った私(激しくズボラ)。
【孝謙天皇時代】
和気広虫(わけのひろむし)男みたいな名前だが、女。女性官僚に日本発の孤児院を作らせる。
女性天皇反対派によるクーデター制圧
【淳仁(じゅんにん)天皇時代】
孝謙天皇は上皇になって影で操る。淳仁はその後、謀反の罪で流罪
【称徳(しょうとく)天皇時代】
2度目の即位
病気を看病してくれた男、坊主の道鏡(どうきょう)を寵愛し、政治に参加させるように。
その称徳天皇に気をつかった者が、「宇佐八幡宮より道鏡を皇位につけるべし」という神のお告げがあったと証言。
宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)……大分県にある全国八幡信仰の総本宮
しかし、嘘であることが和気清麻呂(わけのきよまろ・広虫の弟)によって発覚。
激怒した称徳天皇は和気清麻呂と広虫を流罪に。
結局、称徳天皇の死後、道鏡は力を失い、地方に左遷されたのだが、あわや天皇家と全く関係のない人間が天皇になるかもしれなかった大事件であった。
結婚する気の全くなかった独身貴族の男が、結婚したくなるときは「親の病気か、自分の病気」とよく言うが、どうやら仕事ができる女も同じらしい。
普段は何でも一人でできる自負のある人間でも、肉体的ダメージを受けて心が弱っているときにそばで優しくしてくれる異性がいると、この上なく自分の人生にとって必要な人間に見えるらしい……
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。




甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる