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【小休憩】先生、歴史って覚える必要あるの?
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大学時代、家庭教師のバイトをしていた私。
英語や数学での依頼はよくあることだが、あるお母様に頼まれたのは古文と歴史だった。
古文も歴史も大嫌いだけど、国立大学を受験するから、なんとかして成績をあげたいという理系の男の子だった。
ちなみに今は知らんが、当時、社会科の暗記と言えば
地理70
日本史100
世界史200
という量であった。
単純に暗記がキライな人は地理に行く人が多いと思うのだが。
彼に「なぜ歴史が嫌いなら地理にしなかったのだ?」と聞いてみた。
すると彼が、地理の先生が学校で一番嫌いな先生だったと……
点が取れるかどうかじゃなくて、教師の好き嫌いで選んだのかいっ!!
まあ地理は暗記する量が少ない分、大学によっては考えさせる問題が出てくることもある(国立の1次の共通は別にあまり関係ないか……)
日本史は受験する大学によってはマニアックな問題が出ることも。
世界史は範囲が膨大な分、とりあえず頑張って覚えときゃ点がわりととりやすい傾向が(私大とか国立2次は各大学で傾向が違うから一概には言えないけど)
「先生、歴史って覚えても意味なくないですか?」と彼。
うん、まあ社会に出たら、日常生活で覚えていてもあんまり使わないかも……
それ、私も高校生のとき、キライな数学の問題を解きながら、担任の先生に
「こんな問題、解けるようになっても大人になったら専門的な職業に就かない限り使わないじゃないですか」って言って
「とりあえず志望校に合格したけりゃ勉強しろ。つべこべ言わずにやれ。それは水泳やってる子に『水泳なんて海や川に行かない限りいらないよね?』とか、算盤やってる子に『いまどき電卓あるからやっても意味なくね?』と言うのと一緒のレベルじゃ!」
……と言われたわ。
個人的には過去の歴史から学べることは多いとは(あくまで自分が歴史が好きだから)思っているけれど……
彼にとって、歴史はただただ苦痛な教科なのだ。
しかし、私には、彼の親から壊滅的に点数の悪い教科の底上げをしてほしいと頼まれ、相場の倍くらいの時給を戴いている恩がある。
どうしたら、やる気になってくれるのか?
考えてる途中、
彼が「先生って彼氏いるの?」と聞いてきた。
「いないよ」
「嘘だぁ。ホントはいるんでしょ?」
ウソじゃねぇ。傷を抉るな。
やたら恋バナが好きらしい。
しかし、ここで、ん? 待てよ。
恋バナなら聞く気になるのか?
それ以来、私は彼にテストに出ない恋バナたっぷりの歴史の説明を展開し、無事成績の上がった彼は一流大学に合格したのであった。
めでだし、めでたし。
私は合格の謝礼にと追加でお小遣いをもらい、彼と二人で喜びあったのであった。
(超どうでもいい話でスミマセンm(__)m)
高校時代、私も彼と同じように、なんで勉強しないといけないのか? とか思ってたなぁとm(__)m
英語や数学での依頼はよくあることだが、あるお母様に頼まれたのは古文と歴史だった。
古文も歴史も大嫌いだけど、国立大学を受験するから、なんとかして成績をあげたいという理系の男の子だった。
ちなみに今は知らんが、当時、社会科の暗記と言えば
地理70
日本史100
世界史200
という量であった。
単純に暗記がキライな人は地理に行く人が多いと思うのだが。
彼に「なぜ歴史が嫌いなら地理にしなかったのだ?」と聞いてみた。
すると彼が、地理の先生が学校で一番嫌いな先生だったと……
点が取れるかどうかじゃなくて、教師の好き嫌いで選んだのかいっ!!
まあ地理は暗記する量が少ない分、大学によっては考えさせる問題が出てくることもある(国立の1次の共通は別にあまり関係ないか……)
日本史は受験する大学によってはマニアックな問題が出ることも。
世界史は範囲が膨大な分、とりあえず頑張って覚えときゃ点がわりととりやすい傾向が(私大とか国立2次は各大学で傾向が違うから一概には言えないけど)
「先生、歴史って覚えても意味なくないですか?」と彼。
うん、まあ社会に出たら、日常生活で覚えていてもあんまり使わないかも……
それ、私も高校生のとき、キライな数学の問題を解きながら、担任の先生に
「こんな問題、解けるようになっても大人になったら専門的な職業に就かない限り使わないじゃないですか」って言って
「とりあえず志望校に合格したけりゃ勉強しろ。つべこべ言わずにやれ。それは水泳やってる子に『水泳なんて海や川に行かない限りいらないよね?』とか、算盤やってる子に『いまどき電卓あるからやっても意味なくね?』と言うのと一緒のレベルじゃ!」
……と言われたわ。
個人的には過去の歴史から学べることは多いとは(あくまで自分が歴史が好きだから)思っているけれど……
彼にとって、歴史はただただ苦痛な教科なのだ。
しかし、私には、彼の親から壊滅的に点数の悪い教科の底上げをしてほしいと頼まれ、相場の倍くらいの時給を戴いている恩がある。
どうしたら、やる気になってくれるのか?
考えてる途中、
彼が「先生って彼氏いるの?」と聞いてきた。
「いないよ」
「嘘だぁ。ホントはいるんでしょ?」
ウソじゃねぇ。傷を抉るな。
やたら恋バナが好きらしい。
しかし、ここで、ん? 待てよ。
恋バナなら聞く気になるのか?
それ以来、私は彼にテストに出ない恋バナたっぷりの歴史の説明を展開し、無事成績の上がった彼は一流大学に合格したのであった。
めでだし、めでたし。
私は合格の謝礼にと追加でお小遣いをもらい、彼と二人で喜びあったのであった。
(超どうでもいい話でスミマセンm(__)m)
高校時代、私も彼と同じように、なんで勉強しないといけないのか? とか思ってたなぁとm(__)m
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