23 / 60
シュリーマンの『古代への情熱』の英語勉強法
しおりを挟む
シュリーマン(1822~90)は伝説の都市トロイア(トロヤ)・ミケーネ遺跡を発掘したドイツの考古学者。
江戸時代末期の日本を訪れた旅行記でも知られる。
子どもの頃、ギリシア神話の本をプレゼントされたシュリーマンは、トロイアは架空の都市ではなく、現実に存在したのではないか? と思い、いつか発掘してみたいと思う。
彼はホメロスの詩の歴史性を信じた少年だったのだ。
しかし、彼は貧乏人の子。
貧しかったために学校を退学。
発掘するには財力がいる、そう思った彼は、少しでも給料の良い職業について金を稼ごうと、食品会社の徒弟になり、スキマ時間で語学の勉強することにする。
なんと彼は数ヵ国語を勉強し、高等教育を受けることなく独学でマスター、給料の高い職に転職していく。(※自伝では15ヵ国となっているが、その可能性は低いと指摘する声も)
その後、クリミア戦争で財をなして、発掘成功。
自伝『古代への情熱』では、彼の英語の習得方法が公開されていて、面白い。
1.非常に多く音読すること
2.決して翻訳しないこと
3.毎日1時間をあてること
4.つねに興味のある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること
5.前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦(暗唱)すること
当時、高校生だった私は、ラクして英語の成績が上がらないものかと、超甘いことを考えていたのだが、シュリーマンの『古代への情熱』を読んで、スンマセン、もっと頑張ります……と思ったのであった。
江戸時代末期の日本を訪れた旅行記でも知られる。
子どもの頃、ギリシア神話の本をプレゼントされたシュリーマンは、トロイアは架空の都市ではなく、現実に存在したのではないか? と思い、いつか発掘してみたいと思う。
彼はホメロスの詩の歴史性を信じた少年だったのだ。
しかし、彼は貧乏人の子。
貧しかったために学校を退学。
発掘するには財力がいる、そう思った彼は、少しでも給料の良い職業について金を稼ごうと、食品会社の徒弟になり、スキマ時間で語学の勉強することにする。
なんと彼は数ヵ国語を勉強し、高等教育を受けることなく独学でマスター、給料の高い職に転職していく。(※自伝では15ヵ国となっているが、その可能性は低いと指摘する声も)
その後、クリミア戦争で財をなして、発掘成功。
自伝『古代への情熱』では、彼の英語の習得方法が公開されていて、面白い。
1.非常に多く音読すること
2.決して翻訳しないこと
3.毎日1時間をあてること
4.つねに興味のある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること
5.前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦(暗唱)すること
当時、高校生だった私は、ラクして英語の成績が上がらないものかと、超甘いことを考えていたのだが、シュリーマンの『古代への情熱』を読んで、スンマセン、もっと頑張ります……と思ったのであった。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。




甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる