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有名なツタンカーメン 本人あんまテストに出ないけど父は出る
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小学生の頃、近所のお姉ちゃんの影響で『王家の紋章』という少女漫画に激ハマりした私。
古代エジプトに美少女がタイムスリップしてエジプトのファラオの花嫁になるストーリー。
この漫画の影響でエジプトの歴史に興味を持った。
エジプト史の中で、最も有名な人物はおそらくツタンカーメンなのではないだろうか。
彼は推定19歳くらいで死んでいて、ファラオとしての功績はあまりない。
どころか古代の王名表から名を消された薄幸な人物である。
にも関わらず、彼が有名になったのは、マイナーすぎて、墓の盗掘に一切あうことなく、古代のままに墓が残され、1922年に発見されたから。
豪華絢爛なエジプトのファラオたちの墓は、墓泥棒たちによって荒らされ、財宝が残っている墓はないと言うのが当時の定説だった。
しかし、考古学者のハワード・カーターは政治の変化により、王名表からは完全に名前が消されているけれど、発掘する出土品からは名前が出てくるツタンカーメンは(みんなは架空の人物だと言ったが)、墓が発見されていないだけで、実在したファラオに違いないと信じていた。
彼はイギリス伯爵家のカーナボン卿の援助を得て、1917年に発掘を開始する。
しかし、5年かかっても見つからない。
「もう援助をやめる」と言うカーナボン卿を説得して、もう一年延長。
6度目の正直で、ツタンカーメンの墓の階段を発見。
ツタンカーメンの墓の入り口は、ラムセス六世(ツタンカーメンの時代から約200年後)の墓作りための作業小屋の下に埋まっていたのだ。
みんな作業小屋の跡地だと思い、深く調査をしていなかった。
ツタンカーメンの墓は古代エジプト時代のまま綺麗に残されていて、世紀の大発見に。
しかし、発見して、カーナボン卿はじめ、王墓の発掘に携わった人が次々と死に、王家の呪いと言われた。
でも、墓を発掘したけれど、その財宝の利益を主張しなかったハワード・カーターだけは死ななかったので、金絡みではないだろうか(考えすぎですか?)
私は、ハワード・カーターが、ツタンカーメンの墓に枯れた花が入っているのを見て、きっとこれは王妃のアンケセナーメンが入れたのではないだろうかと推測し、「どんな黄金よりもその枯れた花が美しく見えた」という感性にキュンとした。
王妃とは政略結婚で、複数の妾妃を持つのが当たり前の時代に、ツタンカーメンはアンケセナーメンしか妻にしていない。
若くして王になり、大人たちの権力闘争に巻き込まれていたのではないかと思うと、彼にとって王妃は心許せる大切な人だったのかもしれない、と二人の仲良さげな壁画(玉座の写真)を見て勝手に思うのだった。
でも、ツタンカーメンって世紀の大発見で有名になっただけで、高校の山川の歴史の用語集(細かい)にすら太字で名前はでてこねーから、覚えてもテストにはマジ役立たない……
ツタンカーメンの父であるアメンホテプ4世のほうがテストじゃ重要である。
アメンホテプ4世がテル=エル=アマルナに都を移して、アトン(太陽神)信仰を推進した。その時代に栄えたのがアマルナ芸術。
アメンホテプ4世、アトン信仰、テル=エル=アマルナ遷都。
この時代はテストでそこを覚えときゃいいのだが、この強行な改革が敵を生み、若きファラオであるツタンカーメンの若すぎる悲しい死につながっていったのかもしれない。
用語集じゃあ、アメンホテプ4世のあとはラメス2世(ラメセス2世)で、ツタンカーメンは華麗にスルー。
【コメント】
この一族は近親婚のやり過ぎで、ボロボロです。
ツタンカーメンも生まれつき足とか、あちこち
問題抱えていた様ですし…。
(白狐姫と白狐隊様)
王族の血を守るために、近親婚をしすぎたんでしょうねm(__)m
体臭の研究を行った研究者が、女性は遺伝的に遠い男性ほど体臭を良い匂いと感じる傾向があるそうで、これは強い子孫を残すためなんだそうですm(__)m
いつも素敵なお話をありがとうございますm(__)m
感謝をこめてm(__)m
古代エジプトに美少女がタイムスリップしてエジプトのファラオの花嫁になるストーリー。
この漫画の影響でエジプトの歴史に興味を持った。
エジプト史の中で、最も有名な人物はおそらくツタンカーメンなのではないだろうか。
彼は推定19歳くらいで死んでいて、ファラオとしての功績はあまりない。
どころか古代の王名表から名を消された薄幸な人物である。
にも関わらず、彼が有名になったのは、マイナーすぎて、墓の盗掘に一切あうことなく、古代のままに墓が残され、1922年に発見されたから。
豪華絢爛なエジプトのファラオたちの墓は、墓泥棒たちによって荒らされ、財宝が残っている墓はないと言うのが当時の定説だった。
しかし、考古学者のハワード・カーターは政治の変化により、王名表からは完全に名前が消されているけれど、発掘する出土品からは名前が出てくるツタンカーメンは(みんなは架空の人物だと言ったが)、墓が発見されていないだけで、実在したファラオに違いないと信じていた。
彼はイギリス伯爵家のカーナボン卿の援助を得て、1917年に発掘を開始する。
しかし、5年かかっても見つからない。
「もう援助をやめる」と言うカーナボン卿を説得して、もう一年延長。
6度目の正直で、ツタンカーメンの墓の階段を発見。
ツタンカーメンの墓の入り口は、ラムセス六世(ツタンカーメンの時代から約200年後)の墓作りための作業小屋の下に埋まっていたのだ。
みんな作業小屋の跡地だと思い、深く調査をしていなかった。
ツタンカーメンの墓は古代エジプト時代のまま綺麗に残されていて、世紀の大発見に。
しかし、発見して、カーナボン卿はじめ、王墓の発掘に携わった人が次々と死に、王家の呪いと言われた。
でも、墓を発掘したけれど、その財宝の利益を主張しなかったハワード・カーターだけは死ななかったので、金絡みではないだろうか(考えすぎですか?)
私は、ハワード・カーターが、ツタンカーメンの墓に枯れた花が入っているのを見て、きっとこれは王妃のアンケセナーメンが入れたのではないだろうかと推測し、「どんな黄金よりもその枯れた花が美しく見えた」という感性にキュンとした。
王妃とは政略結婚で、複数の妾妃を持つのが当たり前の時代に、ツタンカーメンはアンケセナーメンしか妻にしていない。
若くして王になり、大人たちの権力闘争に巻き込まれていたのではないかと思うと、彼にとって王妃は心許せる大切な人だったのかもしれない、と二人の仲良さげな壁画(玉座の写真)を見て勝手に思うのだった。
でも、ツタンカーメンって世紀の大発見で有名になっただけで、高校の山川の歴史の用語集(細かい)にすら太字で名前はでてこねーから、覚えてもテストにはマジ役立たない……
ツタンカーメンの父であるアメンホテプ4世のほうがテストじゃ重要である。
アメンホテプ4世がテル=エル=アマルナに都を移して、アトン(太陽神)信仰を推進した。その時代に栄えたのがアマルナ芸術。
アメンホテプ4世、アトン信仰、テル=エル=アマルナ遷都。
この時代はテストでそこを覚えときゃいいのだが、この強行な改革が敵を生み、若きファラオであるツタンカーメンの若すぎる悲しい死につながっていったのかもしれない。
用語集じゃあ、アメンホテプ4世のあとはラメス2世(ラメセス2世)で、ツタンカーメンは華麗にスルー。
【コメント】
この一族は近親婚のやり過ぎで、ボロボロです。
ツタンカーメンも生まれつき足とか、あちこち
問題抱えていた様ですし…。
(白狐姫と白狐隊様)
王族の血を守るために、近親婚をしすぎたんでしょうねm(__)m
体臭の研究を行った研究者が、女性は遺伝的に遠い男性ほど体臭を良い匂いと感じる傾向があるそうで、これは強い子孫を残すためなんだそうですm(__)m
いつも素敵なお話をありがとうございますm(__)m
感謝をこめてm(__)m
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