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森の守護者フンババはおまえかよ
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オレはギルを引っ張ってレバノン杉の大量にある森に向かった。
この夢の中のお約束なのか、目的地にすぐに着く。
そこに杉森がいた。
「杉森、おまえも川に落ちたのか?」
「何を言っているのだ。オレ様は森の守護者フンババだ。そしておまえはエンキドゥだろう」
マジかよっ?
森の守護者のフンババが杉森!?
フンババこと杉森はギルに向かって言った。
「ギルガメシュよ。おまえは美しいエンキドゥを捕らえて神聖男娼のような扱いをさせているという噂を聞いた。絶対に許せんっ。おまえを殺してやるっ!」
あっ、そっか。
森の守護者のフンババと森にいたエンキドゥは旧知の仲だったな。
「望むところだ、杉森。オレはいつもキイにちょっかいをかけるおまえが大嫌いだったんだ。ちょうどいい。この機会に殺してやるっ!」
なんだこれ。
ギルはフンババのことを杉森と呼び、フンババはギルのことをギルガメシュって呼んでる。
もうめちゃくちゃだ。
取っ組み合いを始めるギルと杉森。
背の高いギルのほうがどう見ても有利だ。
フンババは恐ろしい森の守護者設定なのに、あっという間にギルにこてんぱんにされる。
フンババ、弱すぎぃ。
「二度とキイに近寄るんじゃない、杉森。おまえなんかとっとと死ね!」
「助けてくれ、エンキドゥ!!」
オレにすり寄って来る杉森。
「キイ。こいつを生かしておく必要はない。危険人物だ。主にオレからキイを奪おうとする」
何言ってんだ、ギル。
だが、フンババも負けていない。
「オレだってエンキドゥと昔馴染みなんだ。こんな美男子を独り占めするなんざ、許さねーぞ、ギルガメシュ」
そう言えば、オレは杉森とも幼稚園のすみれ組からの知り合いだったな。
「うるせー、杉森、早く死ねっ!」
「ギルガメシュ、おまえがエンキドゥを囲い者にするのは絶対に許さない。美しい花はみんなで愛でてこそ価値があるっ!」
話がおかしな方向にいってるな。
ボコッ!
ギルが杉森を殴りつけた。
今にも杉森が死にそうだ。
オレは杉森を助けようと駆け寄ったが、ギルに止められた。
ギルがもう一度杉森を殴る。
「ギルガメシュよ。おまえがエンキドゥより長生きできない呪いをかけてやる!」
フンババはそう言い残して消えた。
あれっ?
フンババが呪いをかけるのはギルガメシュじゃなくて、エンキドゥのほうじゃなかったっけ?
この夢の中のお約束なのか、目的地にすぐに着く。
そこに杉森がいた。
「杉森、おまえも川に落ちたのか?」
「何を言っているのだ。オレ様は森の守護者フンババだ。そしておまえはエンキドゥだろう」
マジかよっ?
森の守護者のフンババが杉森!?
フンババこと杉森はギルに向かって言った。
「ギルガメシュよ。おまえは美しいエンキドゥを捕らえて神聖男娼のような扱いをさせているという噂を聞いた。絶対に許せんっ。おまえを殺してやるっ!」
あっ、そっか。
森の守護者のフンババと森にいたエンキドゥは旧知の仲だったな。
「望むところだ、杉森。オレはいつもキイにちょっかいをかけるおまえが大嫌いだったんだ。ちょうどいい。この機会に殺してやるっ!」
なんだこれ。
ギルはフンババのことを杉森と呼び、フンババはギルのことをギルガメシュって呼んでる。
もうめちゃくちゃだ。
取っ組み合いを始めるギルと杉森。
背の高いギルのほうがどう見ても有利だ。
フンババは恐ろしい森の守護者設定なのに、あっという間にギルにこてんぱんにされる。
フンババ、弱すぎぃ。
「二度とキイに近寄るんじゃない、杉森。おまえなんかとっとと死ね!」
「助けてくれ、エンキドゥ!!」
オレにすり寄って来る杉森。
「キイ。こいつを生かしておく必要はない。危険人物だ。主にオレからキイを奪おうとする」
何言ってんだ、ギル。
だが、フンババも負けていない。
「オレだってエンキドゥと昔馴染みなんだ。こんな美男子を独り占めするなんざ、許さねーぞ、ギルガメシュ」
そう言えば、オレは杉森とも幼稚園のすみれ組からの知り合いだったな。
「うるせー、杉森、早く死ねっ!」
「ギルガメシュ、おまえがエンキドゥを囲い者にするのは絶対に許さない。美しい花はみんなで愛でてこそ価値があるっ!」
話がおかしな方向にいってるな。
ボコッ!
ギルが杉森を殴りつけた。
今にも杉森が死にそうだ。
オレは杉森を助けようと駆け寄ったが、ギルに止められた。
ギルがもう一度杉森を殴る。
「ギルガメシュよ。おまえがエンキドゥより長生きできない呪いをかけてやる!」
フンババはそう言い残して消えた。
あれっ?
フンババが呪いをかけるのはギルガメシュじゃなくて、エンキドゥのほうじゃなかったっけ?
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